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【浦賀和宏】
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記号を喰う魔女 FOOD CHAINの評価:
8.00/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
記号を喰う魔女 FOOD CHAINの感想
ここのところ、浦賀和宏の安藤直樹シリーズを一から精読している。本書はシリーズ作品の中でも一線を画す毒気とタブーとに満ちた内容であり、あまりの凄惨且つ陰鬱な描写は読んでいて気分が悪くなる程である。その点において賛否は分かれる内容であることは間違いないが、安藤直樹シリーズとして読めば、ある種平常運転であるとして割り切れると思う。また、本書は安藤直樹シリーズと言いつつも、実は安藤直樹の姉・裕子の物語であり、同じく裕子の物語である『時の鳥籠』がシリーズ内で最も好きな作品である私にとって、最後まで高揚したまま読み進めることができた。本書は、カニバリズムとクローズドサークルとを包含したホラーミステリであるが、その体裁は青春小説の体裁を取っている。また、本シリーズはミッシングリンクしているため、以前のシリーズ作品から通読している読者にとっては、本書に散りばめられた様々な要点に嬉々とすること間違いないだろう。そして、食人文化についての民俗学的知識が衒学的すぎるほどに盛りだくさんなので、ある種その方面の研究書のような側面もあり為になった。
安藤シリーズ第5弾。凄絶すぎる展開に吐き気を催す程。しかし、そこが浦賀の良さ。
ここのところ、浦賀和宏の安藤直樹シリーズを一から精読している。
本書はシリーズ作品の中でも一線を画す毒気とタブーとに満ちた内容であり、
あまりの凄惨且つ陰鬱な描写は読んでいて気分が悪くなる程である。
その点において賛否は分かれる内容であることは間違いないが、
安藤直樹シリーズとして読めば、ある種平常運転であるとして割り切れると思う。
また、本書は安藤直樹シリーズと言いつつも、実は安藤直樹の姉・裕子の物語であり、
同じく裕子の物語である『時の鳥籠』がシリーズ内で最も好きな作品である私にとって、
最後まで高揚したまま読み進めることができた。
本書は、カニバリズムとクローズドサークルとを包含したホラーミステリであるが、
その体裁は青春小説の体裁を取っている。
また、本シリーズはミッシングリンクしているため、
以前のシリーズ作品から通読している読者にとっては、
本書に散りばめられた様々な要点に嬉々とすること間違いないだろう。
そして、食人文化についての民俗学的知識が衒学的すぎるほどに盛りだくさんなので、
ある種その方面の研究書のような側面もあり為になった。