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春期限定いちごタルト事件
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春期限定いちごタルト事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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ここまで他人を自分が意図したとおりに操れるかなあ 架空の話としても無理を感じました。 | ||||
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「氷菓シリーズ」(以下、氷菓)がなかなかよかったので、こちらも面白いのではと買ってみたのですが、かなり期待外れでした。 まず1つ目の理由として、氷菓と比較しつつですが、 氷菓は物語の構成として、起承転転結が採用されていました。つまり、謎を解いたと思ったら、さらなる真相が秘められていた、という形。『氷菓』という第一作目のタイトルがそのまま重要な謎かけ(2番目の転)になっていたのは、読んだ方ならご存知の通りと思います。(なお、今でこそ起承転転結の物語構造はありふれていますが、当時はまだ多くはなく、かつ明確に書けている作品は稀有でした) また、その2番目の転においては、作者の「世の中ってこんな冷たいものだよね」的なひねくれた世界観が色濃く出ており、(読者によって好き嫌いは分かれると思いますし、私自身も好きじゃない方ではあったものの)作者と作品の持ち味として高ポイントだったと感じています。 転転の構造で、かつ後者にひねた世界観があることによって、トリックで驚かせた後で世の中の風刺によるオチが付いているような感じでもあったと言うこともできそうです。この2つの要素はとてもうまく作用しあっていました。 一方、こちらの「小市民シリーズ」は起承転転結にはなっていません。ストレートに起承転結となっており、そして転の部分にはやっぱり作者のひねた世界観が表れています。氷菓のようなオチ的な印象はなく、ただただ登場人物ならびに作者がひねくれている、という感想にしかなりません。実際、主人公もヒロインもひねくれていますが、狙ってやったことではなく、そうとしかならなかったのだと思われます。 なお、起承転転結の構造になっているものもあり、このあとの『夏期限定~』がそうなのですが……ダメなところに2点目にこのまま話を移します。 それは、ミステリとしてのひねりのなさ、です。 『夏期~』の2番目の転は、実はヒロインが色々企んでいた、という内容となるのですが、これはネタバレでも何でもなく、序盤から文中にたびたび書かれていることです。 そのため、ヒロインが悪だくみしていたと明かされても、『え、ずっとそう書いてあったじゃん』としか思えず、しかもトリックとしても浅い内容なので、主人公が謎を解くより先に読者の方が早く答えを思いつけてしまいます。 ミステリとしてのひねりが足りない結果、起承転転結とはなっておらず、下手をしたら起承結くらいにしか感じられないかもしれません。 他のレビューの中に「日常系」と記されている方がおられますが、起伏がないからそういう評価になってしまうのでしょう。 3つ目として、作者の決めつけ、もっと言ってしまえばご都合主義がたくさんあります。 SOSを知らせるメールにURLが貼りつけられているのに、それを開かない主人公とか。ガラケー時代には容量の大きい添付ファイルなど、画像としては表示せずに、リンクで示すことがあったわけですが、主人公はケータイ持ちつつも古い機種なので知らなかったと言ってのけます。……いや、さすがにわかるし、譲歩しまくって知らなかったとしても、数少ない情報を得るためにリンクを開けよと。 これはストーリーの根幹にも関わるし、わかりやすい例ですが、細かなところまで数えるとキリがないほど決めつけが溢れています。読者としては「いや、そうとは限らんやろ」とツッコミつつも、文章が続いてしまっているので、仕方なしに『この登場人物にとってはそうなんだろう、そう思ってあげよう』と無理矢理納得していかないと読み進めることができません。 結果として、登場人物ら(ならびに作者)が勝手に謎をつくって、自ら首を突っ込んで、大騒ぎ(にもならない日常系な事件)を繰り広げているという印象にとどまってしまいます。詐欺とか誘拐とか薬とか、本当なら社会的に大事件なはずなのに、決めつけで話ができてるので無理矢理感どころか冤罪臭すらするほどです。 短編集っぽく細かな事件が起こりつつ、最終的には全体が結びつくという構成は、まあ高ポイント。隙間時間に1話ずつよめますし。 とはいえ、全体のミステリにひねりが足りないので、激甘評価で星2がせいぜいだと思います。甘党のヒロインに免じて。 | ||||
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自転車を盗まれた事件について、盗んだ相手の学校名と名字が分かっているのですから、警察に届けたり、捜査してもらうことはできたのではないでしょうか。 被害者の少女が学校からも責められるというのは、とても不愉快でした。 | ||||
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小賢しく内心冷笑的、曰く普通の小市民を装おい 過去それで苦い目にあった「ある癖」を封印しようとしている男子高校生 ただしその尊大で持って回ったような芝居がかった口調といい、更には読者には示されるやれやれ系な内心の動きといい いやいやいや「ある癖」そのものじゃなく そういうところが鬱陶しがられ浮いているんだよ気付こうよ 賢いならもっと一般的な口調とか装えるでしょ …と思わずツッコミを入れたくなる造型の主人公君の主人公君なりのあがきとある意味での成長を微笑ましく見守れる方であれば、 うわー微笑まし痒い!と楽しめるかと思います。 | ||||
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古典部シリーズとこの小市民シリーズ通しての感想。 イライラする。読んでて。 主人公がナヨナヨでヤレヤレ系で読んでいて苦痛。 古典部の主人公は「省エネ主義省エネ主義」と冒頭から人生哲学を語ってるくせに 結局ヤレヤレとヒロインに急かされて謎解きまくっちゃう。 小市民の主人公も「僕は小市民でありたい、目立ちたくない」と冒頭から人生哲学語ってるくせに 結局ヤレヤレとヒロインに急かされて謎解きまくっちゃう。 しかも省エネとか目立ちたくないとか言ってる割に「何故か」親友にも恵まれ ヒロインとイチャつきまくり。現実ではこんな人間何の魅力も無いのに…。 何がイライラするのかと考えると、主人公の言動不一致。 まるで「僕は殺したくなんかないのに~!」って虐殺しまくる某有名作品の主人公のよう。 中2病を卒業し、高2病ど真ん中のキッズが好きそうな作品。 今の子供はこう言うの好きなんでしょうかね。 | ||||
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小市民にこだわりが強すぎる高校生二人組、寒い。小さな探偵さんが謎って言っていいのか分からないレベルの厄介事をクイズを解くがごとくに正解を導いている。どこが小市民なのか。西尾作品を無駄がなく、文字も少なく読みやすくしたって感じか。推理作品としても学園ものとしても面白い要素が少なくて物足りない。 | ||||
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なんか世界観もキャラクターもミステリーまでもがふわふわしている。 | ||||
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この作品は〈小市民〉シリーズのいわば前座なので、キャラクターの表面的な部分しか扱っていなく内容的にはたいしたことないです。 むしろつまらないとさえ思うでしょう。キャラクター紹介とでも思ってさらっと流してください。 このシリーズの本番は夏季、秋季です。 ここで切ってしまうのはもったいないと思います。 騙されたと思ってとりあえず、続きを買ってみてください。 ただ本格的な推理小説を求めている人には合わないと思います。このシリーズはキャラクターあってのものなので。 | ||||
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すみません、58歳のおっさんが、アマゾンの評価をみて買ってしまいました。最近の「謎解きはディナーのあとで」とか、なんでこんなものが面白いと言われるのか不思議に思っていましたが、これもその一つです。 ただ、自分が高校生のころに赤川次郎の小説が流行っていて、それにかぶるものがあり、中高生が本を読むきっかけになればそれもいいかな、と思いました。 | ||||
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わたしはあまり面白いとは感じませんでした。 登場人物を好きになれなかった、 ミステリ部分に引き込まれなかった、 というのが大きいかなあ。 あらすじとか帯の文句とかで期待して読んだのですが、 インテリちゃんズの嫌な面ばっかりが見えてしまっていたような。 評価の高いレビューも多数ありますので、 当文書のタイトル通り、好みの問題なのかもしれません。 表紙は好きです。 | ||||
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「自分は賢くてお前ら小市民より優秀だけどわざわざお前らのレベルまで落としてやるよ、自分は賢いからそれも苦労するよ」みたいな主人公二人にイラついてしょうがない。ミステリ的にも弱いし、続編も買ったが…読みたくない。 | ||||
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