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新宿鮫
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新宿鮫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 21~40 2/6ページ
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長期入院を余儀なくされ、Ⅰ~ⅩⅠまで一気に読破しました。 途中、本が届くまで『漂砂の塔』を挟みましたが、読むペースが明らかに違いました。 頁を捲る手が止まらない。一日一冊ペースでした。 物語の緊迫感は同等なのですが、主人公の差ですね。 鮫島警部、どの巻もブレずに自分の正義を貫いて本当に惚れ惚れします。 読んだ後は、何とも言えない心地よい余韻に浸れました。 長編小説の読了後に感嘆の溜息が漏れる作品は、なかなか見付けられないと思います。 大沢先生、新宿鮫を世に出してくれてありがとうという気持ちです。 これから産まれてくる我が子にも是非読んで貰いたい作品です。 鮫島警部のようにブレない男になって欲しい…無理かなぁ。 | ||||
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今読むと、どうしても古めかしい感があって、色んな警察用語や略語はリアルだが、ちょっと鼻につくところもある。 しかし、ストーリー運びといいキャラの造形といい文句なしの出来。特にキャラの掘方が深いのでじっくりと物語を楽しめる。 ただなぜか鮫島と晶のシーンになると退屈に感じるのは好みの問題かな? | ||||
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警察小説は組織の物語と思いきや、巧みな設定で一匹狼を成立させてしまう。だからこそ起こる摩擦、ピンチに最後まで手に汗握らせられる。 | ||||
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20年ぶり位の再読。やっぱり大沢在昌は面白い! | ||||
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28年目の咆哮、ここに懐かしい新宿の街がある 大沢在昌の傑作シリーズはここから始まった。 今となっては懐かしい1980年代の新宿の喧騒がよみがえる。 宿命のライバル香田が憎々しい。 | ||||
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大昔に読んだ時は孤高の鮫島が日本のダーティハリーのように思えたが、いまならどうなんだろう?実写の真田広之は良かった。晶は違った。真木よう子を始めてみた時は「この人がもっと若ければ絶対、晶に最適」と思った。私の地元は中野坂上で、職場が木場だったので、私の生活を走る鮫島に感動したものである。ちなみに「俺はディープ・パープルだ」と言うセリフが好きだ(笑) | ||||
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日本のハードボイルドと言うのは、警官小説なのかもしれない。日本の探偵では拳銃もないし、捜査権もない。成り立たないのだろう。本格的推理小説で言うトリックも謎も無い。時間と空間を移動して真実が明かされて行く。ここではどちらかと言うとキャラクターの造形が一番の醍醐味に思われる。文章は癖が無く簡明な文体だ。そしてキャラクター造形で会話の使い方が上手い。14歳歳下のボーカルの晶、ゲイの男の子たち、どちらかと言うとやや作りすぎな感じがするが、嫌味では無い。そこがやはり人気作家なのだろう。 | ||||
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実は、新宿鮫はこの1以外は全て読んでいて、この1を最後に読んだのだ。なんてグチャグチャな順番かと自分でも思う。 しかし、実際読んでみると、歳後に読んでも全然問題ないというか、楽しめた。 寧ろ今までの分からなかった点等を最後に収集した感覚だ。 これを書いたのが30代前半というから驚きだ。こんな完成度の高いものを若い頃から書き続けられる大沢さんに感服。 | ||||
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ネタバレ無しでレビューします。 タイトルからしてカッコ良く 設定や恋人などすべてがカッコ良すぎ。 キャリアの刑事で一匹狼(多分イケメン) 14歳年下の恋人はロックボーカリスト(ロケットおっぱい) ここまでキメ過ぎると 現実感がなくて陳腐になりがちなのだが 作者の力量なのか、中央突破しているところが凄まじい。 デビュー後、11年間 初版作家と呼ばれ売れずに 下積みしていたことで力をつけていたのかと思います。 内容については作品を読んでもらうこととして これから読む人のために 作品をより楽しむための情報を2つばかり書きます。 1つは社会の変化に関して 1990年の作品なので今から28年も前の新宿の話です。 当然、携帯電話もインターネットもないのですが それ以上に読んでいて気になったのが 「個人情報保護」の点です。 現在の感覚からすると ”そんなこと、するのか?!” とビックリすることがいくつかありました。 それは警察の捜査もそうですし 情報提供してくれる一般市民に関してもです。 ただ、個人情報保護法の成立が2003年頃ですし いまほどITが盛んでない1990年頃の社会は 作品世界で描かれている感じで、 別段、問題がなかったのかも知れないです。 2つ目はヒロインの晶について 歌手であった川村カオリさんをイメージされて 執筆されたそうです。 作中の晶は22歳ですが 1990年時点で川村カオリさんはで19-20歳 そのころの川村カオリさんのビジュアルが 晶のイメージかと思います。 気になる方は写真をネット検索するのも 良いかと思います。 | ||||
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キャリア組とノンキャリア組の確執といった警察組織の構造的な問題点や、歌舞伎町を管轄する新宿署の特殊性とまちの息づかい、キャリア組でありながら出世コースから外れてしまったアウトサイダー鮫島の生き様等が描かれた警察小説であり、ハードボイルド小説。 拳銃密造犯の木津や警官連続襲撃犯を追いつめる場面はスリリングだし、鮫島と恋人のロックシンガーとの間の話や、警察マニアのオタクによるイタズラが最後に見事につながっていく展開の妙もすばらしい。 | ||||
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歌舞伎町が今よりもずっと危険な街だった頃の話。歌舞伎町という街だからこそ鮫島という人物造形が読者に リアリティを感じさせる。10年以上ぶりに読んでみても古さが感じない。いまの警察小説がちょっと面白くない と感じている分 この作品の面白さが際立つ。 | ||||
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ページをめくる手が止まらない、というほどではないが各主要キャラが生き生きとしている。 ただ、今時の若い人が好むキャラではないかもしれない。 なんとなく、中高年の男性には受けそうな気がする。 | ||||
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やはり面白いですね。ゆっくり読もうと思ってもついつい一気に読んでしまいます。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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面白い。 面白い。 読み応えあり! 読み応えあり。 さすが、大沢在昌氏 | ||||
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ありそうでなさそうな内容。 太陽に吠えろ、Gメン、西武警察、、、新宿鮫かな? | ||||
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鮫島は新宿署に所属する一匹狼的の警部。ロック・バンドのヴォーカリストの晶(しょう)という22歳の恋人がいる。 警官殺しが多発するが、それとは別に鮫島は銃の密造犯・木津を追っている。木津は、2回、懲役を食らっているので行動は慎重。木津はゲイであり、喧嘩して家から飛び出した愛人・カズオが改造銃を持ち出したのかもしれない。そして、この改造銃が警官殺しの凶器なのかもしれない。 鮫島は木津の工房を突き止めて飛び込むのだが、待ち構えていた木津に縛り上げられてしまう。木津は鮫島を犯そうとしたが、ここにふだんはしょぼくれの桃井警部が飛び込んできて木津を射殺。 警官殺しの犯人・砂上は、カズオ経由で改造銃を手に入れたらしい。砂上は新宿の路上でチンピラに絡まれたときに警官に助けてもらえなかったことを恨んでいる。実際には、このときには鮫島に助けられたのだが、鮫島は警部とは名乗っていない。砂上は、恨みの起点となったライブ会場で、晶を殺して自殺しようと計画している。携帯電話(当時はショルダー・フォン)が改造銃になっていることに気づいた鮫島は砂上を撃つ。 新宿というアンダーグラウンドな舞台装置で繰り広げられる暗闘。 | ||||
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大沢氏の他の作品はよく読みますが、新宿鮫シリーズには手を出していませんでした。最近、9 から始め、10 - 8 - 7 - と遡ったあたりで、1 にすすみました。遡っていく読み方は面白いですが、がまんできずに、"1" に進みました。今から新宿鮫を始めようとする方への参考意見です。 | ||||
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炎蛹(5)、氷舞(6)、灰夜(7)、風化水脈(8) と読みつないで、やっと 第1話 をよみはじめる。 これで、5冊読んだことになるのか。 鮫島という 不器用な オトコの生き方の 原型が しっかりと 組み立てられる。 この主人公の ポリシーというか 哲学が 鮫島を 新宿鮫と呼ばれる所以となる。 鮫島の長い髪の理由。 模造の日本刀で、首を切られた。 鮫島と晶との出会い。 晶が巨乳で、ロケットおっぱいとは。 鮫島が作詞する。 鮫島が新宿防犯課のひとり 刑事をしている 理由などが わかってきた。 警察官と ロックバンドのヴォーカルの組み合わせが 場違いで おもしろい。 今回のストーリーは おかまと 天才的な 模造銃を作る男の対決。 その模造銃で、次々と警察官が 殺されていく。 それに、からむように 愉快犯が。 そして、最終的な舞台が 晶のステージだった。 はじまりと、終わりをうまく つながった編集力が 何とも言えず よいのだ。 | ||||
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大沢在昌、新宿鮫 時々耳にする言葉だった。 魔女シリーズを読み、思い切って注文した新宿鮫1。 最初の読後感はなんと言ってよいかわからなかった。 大沢在昌氏は真面目な人なんだな。風俗小説? 扱っている題材が古い? 読み返し「会話」が好みだった。 こうして、2、3……と順に読んでいった。 風俗やキャラクターの変遷を知りたいため、解説も読まず、待ちきれずに本屋を回って1冊ずつ購入、読んでいった。 緊張感がすみずみまでめぐらされ「直木賞を受賞するってこういうことか」と舌をまいた4、 多方面に展開する5、まるで別れのようにこれまでのシーン・人物像がよぎる10 そしてまた新宿鮫1に戻り読んだ。良かった。振り返ると幸せな時間だった。ありがとう。 | ||||
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