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(短編集)
儚い羊たちの祝宴
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儚い羊たちの祝宴の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全156件 101~120 6/8ページ
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| 一番最後の短編の中でこの物語でやりたかったことがわかるが、翌々考えてみるとディティールの甘さが目立って、できていないことがわかってしまう。 無理やり締めた感じ。 この作者の短編をいくつか読んだが、どれも勢いで書いた感じが全面に出ていてつまらない。 直木賞候補だったみたいだが、丁寧に話を構築する技量を身につけないと今後の飛躍は難しいと思う。 | ||||
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| 「バベルの会」を共通点として綴られる短編集だが,「バベルの会」自体はそんなに重要ではない と思わせておいて,最後の短編でそれを裏切られる衝撃がすさまじい。 作者 米澤さんの知識もすごいなぁと思います。 | ||||
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| ふと目にした「玉野五十鈴の誉れ」が気になり、全編を読むために購入しました。 感想は「おしい」です。前半の短編よりも後半の短編の方が、よくできていると感じましたが、「バベルの会」を軸とする内容に構成されていれば、より、おもしろい作品に仕上がったのではないかと感じます。また、設定に若干の無理があるようにも感じるとともに、心に描けない風景をどのように表現するのかという課題があるように感じています。 もう一手間かけてあると、本当におもしろい作品になったように感じ、おしいと思いました。 | ||||
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| 話題を呼んだ「満願」を読んだ後に、こちらを購入しました。「満願」がそれぞれ完全に異なる短編集であるのに比べて、こちらは「バベルの会」という一見今でいう「ソーシャライト」の集まりがすべての話に出てきます。最初の4話においてはそれほどの存在感はないものの、、最後の「儚い羊たちの晩餐」において謎のベールがはがされます。 どの話も最後の1ページを読んだ後の怖さというか、後味というか、何ともいえないぞっとくるものがあり、それでいてオチがわかっていても、ついついリピートして読んでしまうほどの面白さがこの本にはあります。 | ||||
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| こどもが気に入っている。ハマっちゃっている状態である。 いいらしい。 | ||||
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| 四作目、玉野五十鈴の誉れが非常に素晴らしかった。 巻末の解説にも書いてありますがラストのインパクトが凄まじく、声を出して笑ってしまいました。 なるほど伏線とはこうやって使うのかと。たかが物語の文章でこんなに人の心に衝撃を叩きつけられるのかと。 他の短編も気に入りましたし、買って良かったととても満足しています。 | ||||
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| ショートショートなので一話ずつ長くたのしめます。 最後の返しが飽きさせません。 | ||||
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| んーーーー、普通? 特に目新しさの無い小説。 お嬢様がいっぱい出てくるくらい。 入会したいと思いました。 | ||||
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| 試験で出て来たので買ったけど、まぁまぁ面白い。また米澤さんの本を買いたいです。 | ||||
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| 知人の奥様に勧められて購入。 自分では買わないカテゴリーなので新鮮でした。 内容は結構シュール! でも、意外と楽しめました | ||||
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| まずは、前時代的な世界観が心をくすぐる。昭和中期が舞台設定だろうか。 物語は「バベルの会」という大学の読書サークルに所属する各会員を中心に展開される。 それは、会員たちが上流階級の令嬢であって、そのような階級にしか存在しないような生活様式から、物語の条件が決まっていく。使用人、別荘、厨娘、血胤…。 興味を引き付けるのが、突然降って湧いてくる異常。 上流階級の世界にしか降りてこない異常が、犯罪の匂いをまとって急展開をする。 本当に恐ろしいのは人の異常だということを再確認できる話ばかりだ。 例えば、冷徹に主人の言い付けを遂行する使用人。 その言動が、どれだけ常軌を逸していようと淡々とやってのける。時にはわらべ歌の韻律に乗せて。 また、同じ場面でも異なる胸中によって、がらりと変わる物語の色。これも本作の見事な技法だ。 清廉潔白で忠心に溢れた使用人と、これを従える手の汚れた令嬢。 古典風の類稀な狂気を感じさせる良作だ。 | ||||
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| 全ての話で人が死に、犯人もあらわされています(もっとも憶測的な場合もありますが)。しかし推理小説とは違い、心理サスペンスと言うか、ホラー仕立てというか、そんな感じです。故に幻想による恐怖を求める人には良いかもしれませんが、論理の集束による恐怖を実感したい人にとっては、薄っぺらな話になると考えます。 では、以下、感想。 *********** ○ 色々な意味で感情移入がしづらいです。恐怖は感情移入しないと感じづらいので少しマイナス。 主人公自身が犯人の場合は、短編の集まりゆえか、心が段々と歪んでいく様子が描かれておらず、元々そういう人だった、という感じなので感情移入が難しいですね。 また主人公が傍観者の場合は、実際の殺人とは結構はなれた立場(犯人と疑われたりはしない)であるし、親しい人が殺されるわけでもないので切実感がなく、これまた感情移入しづらいです。 ○ 推理モノとして読むと本当に穴だらけであり、納得のいくものではありません。まぁ、作者もそれは承知の上でしょう。そして、オドロオドロシイ描写があるわけでもなく、論理的な切迫した心理描写もないので、雰囲気を楽しむにもいささか物足りない印象です。 ○ もちろん個人的な好みなのですが、これは私が最も嫌いなタイプの小説です。例えて言うのならば「物凄く小さい海老に、衣をメチャクチャつけて大きく見せているエビフライ」のような感じでしょうか。 読んだ後「これを言うためだけに、これだけ読ませたの?」というイメージです。衣(途中の描写)も、美味しければ問題ありませんが、ただ油っぽいだけという風で、単なる説明以上のものではない只の描写に思えます。 ストーリーの進行自体もノッペリしており、読まされている感が非常に強くありました。まぁ、短編であるのが、唯一の救いでしょうか。放り出したくなる前に、一つの話が終わるので。 ○ 人間の暗い一面を表しているのでしょうが、この短編集はそれがメインだと思います。手に汗握る展開もなければ、あっと驚くトリックもないのですからね。しかしメインとしては、かなり弱いと考えます。 何か通り一遍の出がらしのような心理のように思えます。ショートショートならば、ストーリーを工夫すればドキッとするかも知れませんが、短編とはいえショートショートよりはかなり長いので、浅薄な感じが否めません。描写もストーリー展開も設定も、全て淡白なので恐怖が伝わってこないのです。 たとえ在り来たりの心の闇であっても、それを丁寧に描写すれば、いい大人なのに、夜中に一人でトイレに行くのがはばかられるほどの恐怖を与える事は可能だと考えます。しかしこの作品にはそれがありません。 *********** 何か作者が頭の中だけで考え、ステレオタイプな旧家や富豪といったイメージに頼りすぎた物語に感じました。ゆえにかなり中途半端な印象です。 | ||||
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| 米澤氏の小説は『古典部シリーズ』の概算まで読み、次に何を読もうか考えた末、 短編集のこちらをチョイス。(ちなみに問題のオビですが、自分が手に取った際には 『 発表!今、読みたい新潮文庫 2013 』に差し替えられてました) 五つの短編の中に共通するキーワードとして、登場人物の口から「バベルの会」 が必ず挙げられます。読書会の名称ですが・・・・これも曰く付きです。 「身内に不幸がありまして」は名家の令嬢とそれに仕える使用人との物語。 過程から結末に至るまでの結び方が、非常に綺麗だと感じました。 一番気に入ったのは「玉野五十鈴の誉れ」です。結末も恐かったのですが、 純花が五十鈴にした何気ない問いに対する返答。ここで既にゾクッと来ました。 純花視点でしか語られていないので、推測ですが玉野五十鈴。別の理由で行動 していたのでは?とさえ思えました(完全版があれば読んでみたいです) 「北の館の罪人」「山荘秘聞」もおぞましさが丁寧に淡々と語られていきます。 そして「儚い羊たちの晩餐」。この物語だけ他の話とは色んな意味で差がつけてあり (読めば解ります)フィルタをかけたようにぼやけていて、『顛末に何が起きたのか?』 一回読んだだけで解らなかったのが残念(これは作者のせいで無く自分の失念が原因) 読む順番としては『さよなら妖精』を先にすべきなのかもしれませんが、米澤氏の ”別の一面”を知りたいなら本書でも十分だと思います。(コメント欄にお節介ですが 顛末が良く解らなかった方へ、アドバイス的な物を書きましたので宜しければ どうぞ) | ||||
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| 自分が手にした時の帯の煽り文句は「最後の一文ですべてが覆される」とかなんとか、そういう系統のものだった。 そう言われてしまうとミステリー好きとしては、さてどうトリックを仕組んでくるか、これは伏線か、叙述か、などと穿ちながら読んでしまう。 結論的に、これはそういう楽しみ方をするべき本ではなかった。 最後の一文で覆されるか? と問われれば、うぅんと首をひねるところがある。 大どんでん返しが待っているわけではない。(そういう展開のものもあったが) これにジャンルをつけるとすると、なんだろう。ミステリーホラーなのだろうか? 人間の薄暗い感情を、派手ではなく、そっと照らし出すような何とも不気味な一冊だった。 不気味な、というのは無論褒め言葉である。 良い意味で理解出来ない犯行動機があるのだ。 まったくものの考え方や価値観の違う輩がいるのだと、 本書の犯人の意志は、そのぞっとする感じを常に突きつけてくる。 派手に狂っているわけではない、しかし確かに狂っている者が多い。 これは米澤氏の描き出すほの暗い世界観を、短編という形でありながらもしっかりと楽しめる作品。 大どんでん返しを期待するのではなく、この作者にしか出せない静かな気味の悪さに浸るものだと思う。 | ||||
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| この短編集は ただの殺人や猟奇的殺人でなく、 究極まで歪みきった思想による 殺人が描かれています。 読み切って、最後の文章で 鳥肌が立つような そういった芸術性を感じます。 | ||||
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| ホラー風味のミステリ。と聞いて読んでみました。 短編ながらそれぞれの物語が「バベルの会」でつながっており(内容は繋がってはいませんが) 全部良作!読み応えたっぷりで、あの話なんだっけ?ってなるようなものは無く全て濃い。 でもその分怖いです。気分が明るい時に読まないと、とことん沈みそうなので要注意☆ 何が怖いかって、無関心。ということでしょうかね。 好きの反対は無関心というのはよくありますが、まさにそんな感じ。 憎しみや恨みの殺人ではなく、無関心な殺人についての描写が異常にうまいですね作者は。 最後の一文で落とす!というより、伏線はいたる処に貼られておりますし、 あっとビックリどんでん返し!というようなトリックは無いです。 (そういう小説って、どんでん返しにコダワリすぎちゃうのが往々にして欠点ですよね。本著はそれが無いので良作ですね) それでも最後まで読むと斬新さと、不気味さが纏わりついて離れない。 おそらく、読みながら予想してた結末に「なってほしくない」と思いながら読んでいるのかもしれないです。 それでも作者は残酷にも結末を書いてくれますからね。 いちばんのお気に入り?は「玉野五十鈴の誉れ」ですねー。 これこそ最後の一文に「んぉぉ!」ってなりましたが、なぜかホッとするような不思議な感覚に陥りました。 | ||||
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| さて、どう評価したら良いのだろうか。 確かに著者にはブラックな面があって、本書は「ボトルネック」に似た著者の暗黒面を前面に出した短編集だと言えるだろう。 まあ、古典部シリーズや小市民シリーズにもブラックな部分は間違いなくあるんだけど、あっちはさりげなくオブラートでくるまれているからね。 だからあっちしか著者の作品を知らない人がいきなり本書を読んだら、けっこうびっくりしちゃうだろう。 そんな作品集である。 個々の作品については論評を控えるが、共通しているのが「バベルの会」というどうやら大学の読書サークルの存在らしい。 ただし、これが作品のキーになるというわけではない。 そしてもうひとつ共通しているのが、主人公がいずれも女性というか少女といっても良い年齢のものだということだ。 「山荘秘聞」の彼女だって、別荘の管理を任されてはいても、若い女性である。 そして若い女性の何というかネチネチとした、ある場合には悪意ともいえる描写がなかなかにエグい。 しかし、ラストの一行で、という惹句は、もっともっとオチが決まるものなのかと期待していたのだが・・・・ どうやら著者の作品では、あっと驚くどんでん返しはあまり期待しないほうが良いのかもしれない。 ただし、作品の面白さは抜群である。 「奇妙な味」とでもいうのだろうか。 早川書房の「異色作家短編集」もかくやという感じなのだ。 とにかく、ブラックな読後感にも動じないひとなら、読んでも損はないと思うよ。 ただ、私には合わなかったので星はふたつとしたい。 | ||||
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| 。「バベルの会」つながりの5篇の連作短編集ですね。ラスト一行の衝撃というように、ラストのどんでん返しを売りにしているみたいだが、客観的にうまいなあという感じがするだけですね。見事なんだけど、面白いなあという感じはしなかった。ブラックミステリーみたいなものなんでしょうね。 身内に不幸がありまして 北の館の罪人 山荘秘聞 玉野五十鈴の誉れ 儚い羊たちの晩餐 | ||||
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| 最初に頁を開いた時は最後まで読めるかな?と不安に思いましたが おもしろくて一気に読んでしまいました。 文章がとても知的で上品でした。読みづらいかなぁと思ったけれど スラスラ読んでしまいました。 上品な文章なのに酷な内容のギャップが良かったです。 短編集ですがそれぞれがちょっとずつ絡んでいます。 私は特に「身内に不幸がありまして」が好きです。 「世にも奇妙な物語」のような、そんなお話です。 うまく全部はわからないんだけど怖い・・・こんな感じの本です。 | ||||
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| 米澤穂信氏は軽いタッチの学園ミステリーですらマニアも納得させられる本格推理作家(本格には様々な定義がありますが)ですが、この作品はそんな彼の真価を堪能出来る作品です。 どの短編も伏線、動機、意外性が十分であり、最後のオチについては謎解きのようで、読者が色々な所で解釈を広げる話題性まであります。ただ短編のため、ページ制限の中で少しひねり過ぎてる感があるように思いましたが、読後まで達すると統一感の方が勝ります。 内容は他の方が書いて下さっているので割愛しますが、昭和初期の独特な世界観とどんでん返しミステリーが好きな方にはお薦めします。とにかく購入して読むに値する本です | ||||
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