(短編集)

儚い羊たちの祝宴

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評判

儚い羊たちの祝宴の評価:

3.96/5点 レビュー 160件。 A ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全294件 1〜20 1/15ページ
No.294
(3pt)

米澤穂信は真面目な小説家だと思う

『満願』や『Iの悲劇』を読んだときも思ったんだけど「米澤穂信って真面目な小説家だなあ」という感想がまずある。
 本書もその一冊。「身内に不幸がありまして」を読んで(ああ、夢に関する小説をたくさん読んだのだなあ)と思い、「北の館の罪人」を読んで「絵画の素材について調べたのだなあ」と思い、「山荘秘聞」を読み、(山岳救助についてよく調べたのだなあ)と思い、「玉野五十鈴の誉れ」を読んで「漢籍についてよくこんなに調べたなあ」と思い、「儚い羊たちの晩餐」を読んで「料理と料理に関するミステリを読みこんだのだなあ」と思う。いずれも数十ページの短篇小説にかける調査量ではなく、「ハイカロリー」で「タイパがすこぶる悪い」はずだ。しかし米澤穂信は手を抜かない。

「真面目だな」と思うのは調査だけではない。この連作短篇集は「良家」「旧家」「富豪」「子女」「使用人」「座敷牢」など、現在の日本ではもはや存在が消えかけている身分や場所、モチーフを扱っている。そしてそのことに愚直なほどこだわっている。これによって「この短篇集がとことん虚構であり、徹頭徹尾作り事であることを示している。また、全て独白体で書かれているためいわゆる「信頼のおけない語り手」ばかりであることもこだわりだ。

 さらに「真面目だ」と思うのは、この短篇集が全体的に、過去の小説群に則って書かれている点。過去作のオマージュになっている場合もあれば、タイトルがパロディになっている場合も、小説の題名がトリックのヒントそのものになっている場合もある。過去のミステリ作品のみに立脚しているのではなく、ロード・ダンセイニ「二壜のソース」」スタンリイ・エリン「特別料理」など〈奇妙な味〉としてくくられる作家への言及も多く、キングの『ミザリー』を底本にしている一篇もあり、結末がブラックに感じる短篇ばかりであることもやはりこだわりなのだろう。

 正直ミステリとしては心理や展開、結末が強引であり、ある2つの短篇の「最後の一行」に声を上げて笑ってしまったくらい。だが上記の真面目さによる世界観の構築力がすごい。「努力賞」をあげたい短編集。あと読後、「これはきっと再読するな」と感じさせる一冊だった。ぼくにとっては珍しい。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.293
(4pt)

短編すきならいいね

満願と比較すると満願の方が好みでした。
しかし好みの問題でもあるし内容も面白いのでよかったです
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4101287821
No.292
(3pt)

ネタバレナシです

独特の言葉遣いが難しくて読みにくかったです。

先が読める話しもありましたが、衝撃を受けた話しもありました。

全てはラストに繋がっている......

最後の話しが気持ち悪かったです。キモキモのキモでした。
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4101287821
No.291
(1pt)

本の状態が悪い

本の状態が悪い。全ページ日焼けしたような薄茶色。本の管理が悪いのか、間違って中古を送ったのかわからないが、最悪です。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.290
(5pt)

怖いけれど、読むのが止まらない

ちょっと不思議な内容の短編集でした。
でも、どこかで全部に共通点があったり。
読み始めたら止まらなくて、一晩で読んでしまいました。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.289
(5pt)

怖いけれど、読むのが止まらない

ちょっと不思議な内容の短編集でした。
でも、どこかで全部に共通点があったり。
読み始めたら止まらなくて、一晩で読んでしまいました。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.288
(3pt)

米澤穂信は短編が良い。がしかし…

米澤穂信の長編はそんなに好きではないが、短編は密度が高くコスパが高い。本作はミステリ度は低いがどんでん返しはきちんと含んでおりリーダビリティは高い。

他方、舞台建てを共有する結果、どの短編も個性がなく読んでいて新味が薄いのは頂けない。また、舞台は共有するが連作短編というわけではないので、全体を通した一体感みたいなものがないのも気になる。最後の一編でそれまでの短編をゆるく繋ぐような仕掛けがあれば良かったか。

まとめると、米澤穂信らしい読みやすさと気持ち悪さが楽しめる作品であるが、あえてこれを優先してというほどではないと感じた。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.287
(3pt)

米澤穂信は短編が良い。がしかし…

米澤穂信の長編はそんなに好きではないが、短編は密度が高くコスパが高い。本作はミステリ度は低いがどんでん返しはきちんと含んでおりリーダビリティは高い。

他方、舞台建てを共有する結果、どの短編も個性がなく読んでいて新味が薄いのは頂けない。また、舞台は共有するが連作短編というわけではないので、全体を通した一体感みたいなものがないのも気になる。最後の一編でそれまでの短編をゆるく繋ぐような仕掛けがあれば良かったか。

まとめると、米澤穂信らしい読みやすさと気持ち悪さが楽しめる作品であるが、あえてこれを優先してというほどではないと感じた。
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4101287821
No.286
(3pt)

ちょっとした息抜きにぴったりな連作短編集(ネタバレなし)

カジュアルにさらっと読めてそれなりに楽しめる短編集でした。ただ謎解き要素
みたいなものはほとんどありませんし、最後の話に「残酷なまでの真実」と言え
るような衝撃はありませんので、そういう期待感で読むのは避けた方が良いです。

文章は読みやすく、全体的に「奇妙な味」と称される短編小説を彷彿とさせる雰
囲気があって、なんとも言えない読後感を狙って書かれていたのも好みです。流
石にロアルド・ダールらの作品と比べると切れ味は鈍いものの、悪くはないです。

個人的に微妙だったところは「バベルの会」がそこまで深く各話に関係していな
いという点です。それまでは名前が出てくる程度だったものが、最終話で急にク
ローズアップされるような感じがして、正直なところ唐突に感じてしまいました。

私の中で、こういったタイプの小説には良い意味での底意地の悪さが必要だと思
うのですが、本書にはそれが少し足りなかったという印象です。性格の良い人が
無理して意地悪をしてるような、そんなギクシャク感があったように思いました。
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4101287821
No.285
(5pt)

アミルスタン羊って、ひいぃ・・・

名手・米澤によるミステリ短編集である。全5編を収録。
裏表紙の説明に「暗黒ミステリーの真骨頂」などとある。解説氏も、毒々しい、残酷、などと評する。どんなものかと興味津々に手に取った。

冒頭「身内に不幸がありまして」、読書に魅せられた人々の日常が淡々と描かれていく。引用されるマニアックな文学作品名からして、少し昔の時代の話なんだなと読み進めていくと、ええ~・・・・・。なんなんだこの暗黒面みたいな話は。

そして表題作。アミルスタン羊ってなんだっけ聞いたことあるぞ、と思ったら、アシモフが編んだアンソロジーで20年以上前に読んだ、エリン「特別料理」じゃあないですか。ひいぃ~、これ暗黒面というよりホラーじゃないのか。

青春ミステリのイメージがつよい米澤ですが、こんなキツいミステリも書くんですね。作家としてネタの引き出しはたくさんあるということなんでしょう。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.284
(4pt)

内容

短編作品ですが、最後のオチが。。。
是非一読くださいませ。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.283
(4pt)

内容

短編作品ですが、最後のオチが。。。
是非一読くださいませ。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.282
(4pt)

こういう雰囲気好みです

幻想と現実の境が曖昧な我々読書中毒者の想像を掻き立てる短編集。旧家名家のお嬢様たちが避暑地の湖畔で読書会って設定好きですね。

でも同時代の話じゃなそう。山荘秘聞はバブル景気あたり、五十鈴の誉は戦後復興期っぽい。ヒマラヤ登山に日本人女性が初めて成功したのは1974年だし、五十鈴の誉は出兵世代が30代40代の時代だから
時系列は、身内に不幸がありまして→北の館の罪人、五十鈴の誉→儚い羊たちの晩餐→山荘秘聞だと思う
米澤さんは黒牢城など時代考証は詰める方なので、日本人の海外渡航自由化と同時期にネパールが外国人の登山を禁じたことは知っているはず
山荘秘聞は復活したバベルの会の時代の話と推察しました
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.281
(5pt)

人死にの群像劇

とある地方のいくつかの名家を舞台に、かつての貴族はこうだったのかと不思議な気分になる内容だった。各家がとりたてて絡むことはないが、バベルの会という一点で繋がりあう。個人的には四章の玉野の誉れが好きだ。他はじめっと暗い結末が続く。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.280
(5pt)

人死にの群像劇

とある地方のいくつかの名家を舞台に、かつての貴族はこうだったのかと不思議な気分になる内容だった。各家がとりたてて絡むことはないが、バベルの会という一点で繋がりあう。個人的には四章の玉野の誉れが好きだ。他はじめっと暗い結末が続く。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.279
(2pt)

結論ありきの物語

この作者は2冊目ですが相変わらず、書きたい結論や展開ありきで読者を置いてけぼりにしている。
最終話の「被害規模が大きくなる“事実が不意に発覚して”〇〇が壊滅してしまった」を持ってきたいが為に、使用人の腑に落ちない浪費を雇用主が長期間、問い質しもせず放置する。など話の筋に無理が多い。

まず、バベルの会をめぐる、と裏表紙にあるが、めぐるどころか関係がなく、短編集の登場人物近辺がたまたまその会に入っている、もしくは関わりがあるというだけなのも設定が薄い。

ミステリーというのも相違がある。事件はあるが、後に犯人が語り口で犯行と自身の性の悪さを回想するのみで、ミステリーにおける推理や捜査と言う展開は無い。

作中にあふれる著名作家の名前や作品、引用も出すだけ出して使ってやった感が否めない。
これだけ本を読んでいて、これだけ知識がある、という見栄のような使い方。

バベルの会が読書会なので雰囲気を出したかったのかもしれないが、単語や一部の展開だけを使い、引用も情報も感想や情緒的な語りも一切無いため、読者好きという印象は受けない。小中学生が難しい単語を覚えて自慢気に使いたがっている印象。

登場人物も相変わらずリアリティに乏しいというか、一介の十代の女子がそういう経緯だからと普通に殺人や暗殺の腕を持っていたり、殺しに抵抗のないサイコであるのに表面の取り繕いや立ち振る舞いが完璧の超人であるのはなんなのか。
前提でそう作られているので、これをミステリーとするとこの世界では最早どうにも出来ないだろう。展開は楽だろうが、そうなった経緯の方が余程内容があると思える。

あと、作者は『兄』に対して何か特別な恨みでもあるのだろうか?
大抵ろくでなしや、恥さらし、猟奇行動をとらされている。

人間の悪意を見たい中学生には刺さるかもしれない。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.278
(5pt)

良い

良い状態でした。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.277
(5pt)

良い

良い状態でした。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.276
(1pt)

新本購入なのに雨で湿り

オーダーし翌日夜21:09すぎに大雨の日に届き、翌朝郵便受けで受け取りましたが、新品の本を買ったのに少し湿っていました。ラップくらいはしてほしかった。新本なのにがっかり。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.275
(1pt)

新本購入なのに雨で湿り

オーダーし翌日夜21:09すぎに大雨の日に届き、翌朝郵便受けで受け取りましたが、新品の本を買ったのに少し湿っていました。ラップくらいはしてほしかった。新本なのにがっかり。
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4103014725