■スポンサードリンク
木洩れ日に泳ぐ魚
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
木洩れ日に泳ぐ魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.05pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家の「夜のピクニック」は良かったですが、正直この本は楽しめませんでした。プロットに無理があり、推測ばかりで展開していくので、説得力が無く、最後は「えっこれで終わり?」と思うほど中途半端な結末。 余分だと思う文章がたくさんあり、全体的に構成が雑な印象を受けました。期待していただけに残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
引っ張っておいて落ちがない。主人公2人の行動に必然性がないため共有出来ない。家具、ナイフなど散りばめたアイテムも回収されないし、後妻と子供が可哀想。ただの過程を描いたとしたら続編は読まないと思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恩田作品の隠れた名作とありましたが、隠れたままでも良かったかもしれません。別れる前日に心理戦をしなくても、事件のあとに二人で考えれば、済んだ話ではないのかと思います。どういう最後なのか、気になって一気に読みましたが、ん~いまいちでした。微妙な作品かも…。個人的満足度は100点満点中58点と言ったところです。(-_-) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大手書店がイチオシしてたので買いました。 一言で言うとゴミです。おすすめしません。 薄っぺらい筋を追っていくのですが、筆者に筆力がなく、全く話についていけません。常人には堪えられないと思います。 短編で二十ページを水でマシマシにして620円。どんだけ金がほしいんだか。 本屋大賞、直木賞ダブル受賞の帯が詐欺。 皆さん、買ってください。そして心底、筆者を見下してやってください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞受賞で増刷されていたので手に取りました。 思ってたより低評価が多いですね・・・ 確かに、ネガティブな要素として、①推理小説というには論理がガバガバ、②主人公2人の心理描写がやや「悲劇のヒロイン」的で嫌いな人は嫌いかも、という所があるような気がします。しかし、シンプルな舞台設定から、じわじわと物語世界を広げていく手腕は見事としかいいようがないですし、小説としても300ページ弱で非常に読みやすいものだと思いました。 ミステリと恋愛小説のちょうど中間といった感じでしょうか。 物語の核となる部分を事前に知ってしまうと面白さ半減なので、先入観は少なく読まれることをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて恩田作品を読んだが、すごくつまらなかった。読者を最後まで引っ張る力はあるけれど、かえってそのせいでガッカリした。何も残らないし、都合良く想像が展開していく流れが不自然。飲み会で話がつまらない人の独白を結局最後まで聞いちゃったよ、っていう気分。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男女の心理合戦がこの小説のウリであったようだが、駆け引きなどはほとんどなく、男女の恋愛感情が絡んでるがために、いかに自分の本能・本心を曝け出さようにするかの我慢比べの印象が強い。そして設定がちょっと複雑でありなかなか感情移入がきなかった。 なにやら不穏な雰囲気を孕んだままの男女が引き払ったアパートの一室で呑むことになるのだが、二人が兄弟であったりとか、二人の父親が登山のインストラクターを務めていて、ツアー中に転落死したりとか、徐々に新しい事実が判明されていくミステリー小説のような展開がされていくが、二人の恋愛感情も絡んでいるため、次元が高尚すぎるのか、恩田陸の世界観が突飛なのかイマイチ共感ができない。 アキが、ヒロとは兄弟ではなく実は従弟だったという仮説が浮かび上がると、ヒロに対しての恋愛感情が雲集霧散する場面があったがそんなものだろうか?恩田陸は女性作家なので、女性優位に展開していきたかったのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恩田陸さんの大ファンですが、初めて恩田さんの本でがっかりしてしまいました。ストーリーはどこか陳腐でありきたり。文章もいつもの恩田さんの文とは思えないような安易な表現ばかり。ミステリーっぽいのにミステリーではない、ストーリーにきれいな終わりがない、ということは他の小説でもありますが、いつも圧倒的な文章の力を味わうだけでも楽しくてストーリーの多少の弱さは認識しても気にはなっていませんでした。 本作の場合は、文章も物足りないので退屈で、何が描きたかったのか全く分かりません。お時間のない中で書かざるを得なかったのだと信じたいです。 恩田さんの本を初めて読まれるかたは、他に素晴らしい作品がたくさんあるので、そちらから是非始めてください... | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物のモノローグには共感できないものばかり。真相は勝手な憶測でしか語られずなんの根拠も可能性の保証もない。こんな駄作が出版までこぎつけているのが理解しがたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めての恩田作品で新聞レビューも相当力入っていたので、読む気になりました。まず、タイトルが良いですね。詩的で私は好きです。が、このタイトルにこの内容はなんだか合わない気がしました途中無理矢理みたいに説明してましたが・・・。。最初なんだろうって好奇心ばりばりで読み始めましたが、途中の展開ではほかのレビュー通り話が転がり過ぎて(これがいいのかもですが)話盛りすぎ感があり、飛ばし読みになりました。あと、お父さんを殺す理由もつかめないし、お母さんたちがなんだか後半うまく出演しすぎで変です。兄妹がこんなふうにいっしょというのも変です。確かにジョン・アービングの小説みたいな感じのほうがぶっとんでていいです。だって小説なんだもん!あと私的にはユーミンとか夏目漱石って必要かなあって。こういうのが文中に入るのって私は嫌いなんで…すいません。書き手の苦労を知らないから言えることなんですけどね。なんでも・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初からとっつきにくい文章だったが、我慢して読み進んだ。しかしイライラは募るばかり。読み終えて理由がはっきりした。結局この2人には共感できる点が1つもない事 ミステリーな要素の答えが全て想像であり事実がないことなどである。少なくとも誰かにお勧めできる作品ではない事はたしか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「夜のピクニック」がすごく良かったので、期待していたのですが……遠く及びませんでした。 一組のカップルが、何故、自分たちが現在の状況にあるのか、一晩語り明かします。 心理描写が巧みで、先が気になり一気に読み上げましたが、後半の展開が今一つ、結末もスッキリしませんでした。 「若ければ、その場その場の感情で、すべてをかなぐり捨てていけた。ぱっさりと関係を断ち切って立ち去ることができた。 けれど、歳をとるとそうはいかなくなってくる。妥協や打算も生まれるし、何より淋しさというものを恐れるようになる。」 というアキの心の中の苦笑には、共感できましたが……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
別れる前にアパートの部屋で最後の夜を過ごす男女。といってもセックスするわけではない。二人に男女の関係は無い。血が繋がっているからだ。コンビニで買ったサラダにビール。それだけで差し向かいで話す。そして、会話は数年前の事件の話になる。お互いに殺害したのは相手だと思っている。微妙な会話の先に驚くべき事実を知ることになった女は……。 舞台を見ているような息が詰まる会話の重なり。そして最後に訪れる解放感(女のほうだけに)。非常に巧に書かれた良質の物語。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男女二人が酒を飲みながら、二人の関係について話し続けるだけの物語。結局ハッキリした結論は知ることはできずに、読み手にゆだねられるような形で終る。 人の気持ちのあやふやさを皮肉った二人芝居を見ているようだった。恋心ってのはこういうことかもなと考えさせられた。でも愛はこうじゃないって信じたいな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、 抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。 本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、 私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。 冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、 それぞれが中途半端なように見えました。 最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、 「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。 欲求不満に陥ってしまいます。 何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、 あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。 雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。 欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。 あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、 抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。 本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、 私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。 冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、 それぞれが中途半端なように見えました。 最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、 「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。 欲求不満に陥ってしまいます。 何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、 あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。 雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。 欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。 あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、もしかすると恩田陸さんの 自虐の込められたものなのかもしれない。 読み終わったあとそんなふうに思った。 主人公のアキとヒロに、たやすく感情移入が出来てしまう人には、 よくも悪くも忘れられない一冊になるかもしれません。 研がれていない、じわじわと痛みを与える刃で切られた痛みより、 切れ味のよい刃でスパッと切られたような痛さが妙に痛快。 そのせいか、読後感は意外と爽やかでした。 この方の感性や考え方は相変わらず鋭くて、 話の構成や結末よりもそちらのほうが記憶に残りました。 私にとって、特別な一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あらすじは、単行本の同作品に寄せられた数々のレビューに譲るとする。確かに帯のコピーからも察しがつく通り、どうしても恋愛小説色が濃いため、主人公の男女の心境の変化に目が行ってしまうのはやむを得ない。しかし、その点については嫌というほど他のレビュアーの方々が言及しているので、僕はあえてこの作品のほかの魅力に触れたいと思う。 前書きが長く、そしてたいそう大げさなものになってしまったが、伝えたいのはあっけないほどシンプルなものである。 それは、登場人物の男女が記憶していること、会話の中から蘇って来た記憶の断片、そしてそれらに基づいた論理的な推理、これらをもって、一つの筋の通った仮設を紡ぎだしていくところである。素直にお見事だと思った。 非常にわかりやすい内容で、かつ結論ありきで無理矢理こじつけたような展開でもないので、読後感もすっきりした仕上がりになっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白くなかった…(*_*) 内容が意味分からない上、薄い。 「夜ピク」の素晴らしさと比較的しちゃうと、同じ作家とは思えなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語は2転3転4転5転...くらいします。 ただしそれだけ期待して読むと、最後が物足りなく感じます。 なぜならこの本は、スリリングなミステリーのふりをした?・・・だからです。 後半3分の1くらいは一気読みしました。 といっても、面白くってやめられない、というのではなく、 この本に時間をかけるのは勿体無いので、早く読み終わってしまいたい、 という感じ。 もう一転ほしかったな。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!