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チョコレートコスモス
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チョコレートコスモスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 1~20 1/5ページ
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恩田陸さんは、詰将棋創作で言えば、典型的な「正算」型だと思う。初めからラストを想定し、そこに収れんするよう書くのでなく、まず自分の書きたい事を書いてしまう感じ。 この作品が正にそうで、オーディションを舞台に、才能ある女たちのバトルを書きたかったんだろうと思う。実際、オーディション場面の、演技対決は迫真で臨場感があり、興味のある読者にはたまらない面白さだと思う。後先考えず、全力投球してるのは、恩田さんらしい。ラストが決まらないのも。こじんまりと、綺麗にまとめるより、よっぽど魅力的。 | ||||
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グイグイと恩田陸の説得力のある世界に自然に引き込まれるます。役者を見る目が変ります。 | ||||
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夢中になって読みました。あっという間に読んじゃった!それぞれの個性や感覚が面白かった。 | ||||
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もし、あなたが1人の演技の天才を目の当たりにしたら、おそらく戦慄が足元から脳天に走りその人だけにスポットライトがあたり他には何も見えなくなるだろう。そんな体験をこの本ですることになる。 主人公は演劇一家に生まれてきたサラブレッドの響子と演技経験ゼロの飛鳥。しかし観察眼はするどく見たままその人になりきれる。真似をするのではなくなりきれるのだ。この2人が超有名な演出家の最終オーディションで出会う。 息が詰まるような緊張感。相手の反応に瞬時にあわせて演技を返さないといけない。完璧な響子に演出家もスタッフも誰もが意表を突く演技で返す飛鳥。そんな表現が可能なのか。なりきって演技するだけでなく演出までこなす彼女。震えた。戦慄した。 | ||||
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いつもきれいな状態で購入でき、ありがとうございます。 | ||||
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登場人物が細々と出てくる割に特に何の役割も果たさない ほとんどが天才の引き立て役 人物描写が驚くほど薄っぺら、誰にも感情移入できない たいしたエピソードもなく場面があちこちに飛んで消化不良なまま終わる こんな駄作が高評価で心底驚いた | ||||
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気になることは特になし、むやみにレビューを書かせることが気に入らない。しつこい!! | ||||
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人生で舞台演劇を見たこと、小学生の頃の社会科見学で行った1度だけだと思う。 舞台のことを何も知らない。それでも、華やかな虚構に目が離せなかった。 〝佐々木飛鳥〟の存在も同じ。恩田陸の描く天才はしなやかで、素朴で、何故だか目の離せない魅力があるように思う。 うまくいえないや。すごくよかったな。 | ||||
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私自身はそうではありませんが、演劇好きの人にはたまらない作品でしょう。演劇の世界の面白さ、怖さがよく伝わってきます。緊張感あり。ただ、オーディション場面は同じセリフが何度も繰り返されるので、せっかくの緊張感が途切れてしまうことも度々。もう少し短くまとめた方が良かったかと思います。作者の熱が伝わる本です。 | ||||
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ピアノのコンクールを舞台にした『蜜蜂と遠雷』が 出版されたのは2016年。 演劇のオーディションを舞台にした本作が 出版されたのは2006年。 10年前に本作で直木賞を受賞してもおかしくない。 それほどの作品だった。 物語の構造は『蜜蜂と遠雷』に似ている。 オーディションが中心に据えられ、 オーディションが始まる前に、 オーディションに関わる人のそれまでの経緯が 細やかに描かれている。 芸能一家に生まれ幼い頃から名声を得続けている響子。 大学から演劇を始めた飛鳥。 脚本家の神谷。 他にも魅力的な人がたくさん出てくる。 丁寧な仕込みにより、オーディションが始まると、 登場人物同士が絡み合い、あちこちで化学反応が生じる。 そして、やがて爆発する。 「あんな世界があるなんて あんな、空恐ろしい、どこまでも続く宇宙のようなところが。 なんて恐ろしい」(p.487) これはどういう意味なのか、何が起きているのか。 この前後が最高潮で、最高に面白い。 どう面白いかは読んでのお楽しみだ。 『蜜蜂と遠雷』のファンの人にも、 これから恩田作品にはまっていく人にも、 本書を激推しする。 但し、続編が待ち遠しい。 中断しているのが残念でならない。 恩田先生、是非続編をお願いします。 | ||||
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500ページ超えの小説を一気読みしたのは中学生以来!ページをめぐる手が止まらなかったです。 ジェイクスピア作品、欲望という名の電車、読んでみようかな。 佐々木飛鳥ちゃんのキャラは蜜蜂と遠雷の栄伝亜夜ちゃんと風間塵混ざったみたい | ||||
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本を読むことは、心のわくわくと同様、次はどうなるか、自身の思いと重なったり外れたりでストーリーが新鮮な形、表現する作品として最高だった。 | ||||
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なかなか読み始める時間が無く、やっと通院時に読み始めました。待合時間も気にならず、帰りの電車では夢中で読んでるうちに、気づいたら一駅乗り過ごしてました。先が楽しみ! | ||||
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文章が読みやすく、印象的で理解しやすく心に残りました。 | ||||
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一気に読んでしまった。どの登場人物も個性がはっきり描かれていて好感を持ちながら筋を追いかけた。是非続編を書いてほしいと思う。 | ||||
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スポーツ選手が試合中に最高の集中力を発揮してしまう現象「ゾーン」を、オーディションパートで感じざるをえません。 格闘技の試合に置き換えてもおかしくないほど、登場人物達の舞台に対する激しい情熱がぶつかり合って迫力があります。 特に二人の天才女優が共演するパートがまさしくゾーンです。極限の集中のなかなので、彼女らの心理描写はありません。単なるオーディションを戯曲の世界に創り変えてしまうほどの天才。 最後には芹澤さん視点のまとめがあるので、私を置き去りにせず、読破まで導いてくれました。 | ||||
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『ガラスの仮面』の面白さに、北島マヤがぶつぶつ言いながら台詞をすぐ暗記してしまう特徴的なシーンがある。 このチョコレートコスモスの佐々木飛鳥も、暗記する能力が桁違いで、集中力が桁外れの演技の天才。 『ガラスの仮面』の片鱗を楽しめる本。 片鱗と感じてしまうのは、オーディションの課題【影】にしている所。残念『ガラスの仮面』に出きたカードは使わないでほしかった。 | ||||
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舞台オーディションが描かれており、そこには北島と姫川がいた。押しの俳優さんにぜひ読んで貰いたいと思った。 | ||||
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演劇のオーディションを舞台にした迫真の描写が感動的な小説だ。演劇界のサラブレット東響子(古めかしい名前だ)、それに対するは演劇を始めたばかりという無名の佐々木飛鳥という設定から、すぐにあの「ガラスの仮面」を思い起こしてしまう。しかし、そんな思いは吹っ飛んでしまう程、この小説は面白かった。よくこれだけの臨場感あふれるオーディションの場面を描けたものだ。この二人けでなく、他の女優、脚本家、新進劇団のメンバー、様々な人々の千路に乱れる思いが伝わって来る。演じる人物を分析する、入り込む、それを演じる自分を客観視する、それらをすべて俯瞰する第3の目を持つ。そこに自分の個性も溶かし込んでいかないといけない。そして、舞台の奥にある何かに達する。なんてことだ! 生きるということは何かを演じていること、そして小説という虚構を作り上げることも作者自身何かを演じることなのだろう。 こんな文章も心に残った。「ショックを受けて打ちのめされることが、次のステップへの原動力となる。」 | ||||
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物語が終盤に進むにつれ、その後の展開が気になってしまい、読むのをやめられなくなった。最近の小説では、ここまでグイグイ引っ張られる経験がなかったので、いい意味で期待を裏切られてしまった。続編があるみたいなので、すぐに読みたい。 | ||||
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