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ドミノ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ドミノ (文芸シリーズ)
ドミノ (角川文庫)

ドミノの評価: 3.91/5点 レビュー 139件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全97件 81~97 5/5ページ
No.17:
(5pt)

超絶技巧に舌を巻く

これだけの登場人物を出しておいてすっきりまとめる荒技は、ある意味で本格推理を超える超絶技巧かも。大笑いしながら、目眩く大混乱にどっぷりつかる快感を楽しみましょう。
ちなみに米原万里の解説には、ひどい勘違いによる(というか、とばし読みによる?)ミスリーディング(P381の後ろから2行目)があるので、本編読了後に読んだ方がよろしいかと。
ドミノ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドミノ (角川文庫)より
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No.16:
(4pt)

ドタバタアニメ風コメディー

まずは、冒頭に掲載の東京駅の地図を頭に入れましょう。そして、登場人物の紹介のところをよーく読み、それぞれのキャラのイメージをつかみましょう。いいですか、用意できましたか?ではスタート!
冒頭で繰り広げられる登場人物それぞれの視点からの物語。キャラはみんな個性的で印象に残ります。やがて、彼らは偶然に引き寄せられて東京駅に集結。ドタバタな事件のスタートです!
息をつかせぬノンストップアクション。次々と人物の視点を切り替えつつ、フルスピードでお話を進めつつも、読者を混乱させない描写力はさすが。「こち亀」のようなギャグアニメの映像が頭の中に浮かんできます。
普通に考えると「ありえねー!」という展開の数々ですが、ジェットコースターのような本作ではなんでもありでしょう。
最後まで一気に駆け抜ける爽快感。そしてエンディングロールの直前に残された最後のおまけ。映像的な効果を100%発揮した本作は、小説というよりも映画のような読後感です。
なにも考えずにスッキリしたいとき、おすすめ。
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No.15:
(5pt)

映像化不可能な作品(多分・・・)

多くの登場人物、それぞれの人生・エピソード。それらをうまく書き分けているのは作者の力量でしょう。しかも、登場人物同士が出会ってもそれぞれの個性を殺さずに、より強めていい伽羅に仕立て上げている。一度読んでみて、ドミノというタイトルにも納得できる。作中にはドミノ(ドミノ倒しや、ゲームでのドミノ)は全く出てこない。では、なぜドミノなのか・・・これは是非とも読んでドミノというタイトルを実感してもらいたい。昨今、若者の小説離れが叫ばれているが、この作品を小説離れ卒業の第一歩として、若い人たちにも勧めたい。
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No.14:
(5pt)

楽しかった!

楽しかった!それぞれのストーリーが一本に繋がったとき、すごく気分がよかったです。もう、ハチャメチャ(笑)。
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No.13:
(5pt)

絡み合うのにこんがらがらない

たくさんの登場人物が出てくるのに一人一人の個性が輝いていて誰が誰だったっけ?なんて思わずにというよりそんな暇なくどんどんどんどんお話が進んでいく。とっても楽しかった。ある意味すっとする。
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No.12:
(5pt)

楽しかった~

感想を一言で述べるなら「楽しかった~」という感じ。総勢20人を超える人々が登場し、それぞれが少しずつ絡み合って行く。ドミノ倒しがそうであるように、他人のちょっとした行動が他の人の行動に影響を与える。そして、ストーリーそのものが加速度的に大きくなっていく。そんな過程が凄く楽しい。ある意味では現実離れした話、とも言えるのだけれども、この抜群のスピード感を背景にしたドタバタ劇で、ジェットコースターなどから降りた直後のようなそんな爽快感が残った。もう1回言う。楽しかった~~~!!!!
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No.11:
(4pt)

とにかく笑える!

笑える。ドタバタ劇も、ここまで徹底して描き込まれると、読んでいて爽快だ。まさにドミノ倒し。次から次へと予期せぬことが起きてくる。そこに巻き込まれた人たちは右往左往するばかり。登場人物は大勢いるが、どの人も個性豊かにしっかりと描かれていて、より深くこの作品を楽しむことができる。さて、行き着く先はどこなのか?最後まで目が離せない。ラストは・・・えっ!ここで終わり?それはないでしょう・・。
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No.10:
(4pt)

何か 読みたいけど 何かない? という時に 

 何かちょっと読みたいんだよね、でもそう本格は疲れそう、真剣に考えるというのもちょっと…。そんな時にドミノ倒しは おすすめですね。 ひとつのドミノが倒れる。それが最初に一気に沢山のドミノが倒れはじめます。そしてそれがからみあい、からみあい。時々、リプレイして「おお、こうきてたのか」と確認するのがまた楽しい。 軽く、そして、東京駅の地図みながら、読み進む。ひゅーと読めます。
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No.9:
(4pt)

ちょっと路線が違うけど

 最初にページをめくって驚くのは、なんといっても登場人物の多さでしょう。普通は、脇役は別として話の核となる人物の数は一桁。それがこんなにいたんじゃ、名前を覚えるだけでも大変!だから、新しい人がでてくるたんびに巻頭の人物紹介を見返して・・・という具合に読みすすめました。 しばらく読んで、ようやく『ドミノ』というタイトルと巻頭の東京駅の地図の意味が分かりました。はっは~ん、そういう趣向なのか。なんとなく今まで読んだ恩田作品とはちょっとカラーが違う感じがします。が、さすがですね、これだけの登場人物の多さでも、しっかりとキャラクターが描けている。だから、飽きることはない。 ただ、小説というより脚本のようなものとして楽しんだ方がいいのかなあと思いました。それぞれの場面はリアリティーがあっておもしろく、東京駅を知っているだけに簡単に思い描くことが出来ます。だから、いい演出家や監督がいたら、ドタバタコメディー風に映像化したら、さぞかしおもしろいだろうなあ、なんて思いました。
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No.8:
(5pt)

最高のエンターテイメント

ラヴェルの名曲「ボレロ」をBGMとして、ぜひ映像化してほしい。
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No.7:
(4pt)

ジョーズ

読んでる間中、映画「ジョーズ」のテーマソングが頭の中を流れっぱなしでした。例えるなら、ホラー映画の主人公がテレビを見てるその後ろを殺人鬼が通ってくのを見てるような気分。本の最初にある登場人物からの一言コメントがその人の性格を如実に表しているので、あまりの登場人物の多さに戸惑っても大丈夫。むしろ登場人物に翻弄されながら読むのが楽しいかも。スピード感・緊張感がある本を読みたい人におすすめ。
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No.6:
(5pt)

おもしろいいい

展開の早さと笑いのネタ満載に脱帽。東京駅に行きたくなること必至。現場再確認でまた含み笑い。
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No.5:
(5pt)

誰もが読みやすいと感じる作品

バラバラのパーツで出来た物語を組み合わせ、摺り合わせ、縫い合わせ、縁って、手繰ってひとつに紡いでいった物語。全ての人が東京駅に集まり、「え、何が起こったの?」状態。「2つの紙袋が入れ違った」たったそれだけのことからこんな大きなことになるなんて誰が想像したでしょうか。ミステリーでもホラーでもファンタジーでもないけれど、ドキドキは間違いなし。気持ちのいい読了感を味わえました。
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No.4:
(5pt)

まず冒頭の登場人物表をじっくり眺めてから

この膨大な登場人物がいったいどのように一つの話のなかで関わっていくのかを、まず想像してみてください。おそらく、名前と顔を一致させるのさえ困難でしょう。それから読み進みます。ひとりひとり浮かびあがってくるような生き生きとした軽妙な描写に感心しつつ読み進んでいるうちに全ての登場人物が頭のなかに叩きこまれてしまいます!(嗚呼、こんな受験勉強の参考書があったらいいのに!)その登場人物たちが作中で起こす些細な出来事(これがどう結びついていくのか、もうさっぱり見えないのですが)がガツガツと結びあわさって、一本の流れになってしまったときの爽快さときたら! なんつーかすげー気持ち良かったです。個人的にはOLが無事におやつを持ちかえれるかどうかにハラハラしてしまいました。なので、最後の大団円にも大満足。とても楽しめました。
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No.3:
(4pt)

ジェットコースター小説

巻頭の登場人物紹介を見て、あまりの人数の多さに、ストーリーについていけるかどうか不安を感じたが、案の定非常に助けられた。そして、生保営業の世界にいたことのある私としては、冒頭から、あまりのリアルさにぐいぐい引き込まれてしまった。奇しくも時は7月。セールスレディー時代をまざまざと思い出させられ苦々しくさえなった。締切日に書類を無理無理間に合わせようとするチームワーク・執念・手段を選ばない様etcは、業界を知らない人から見れば笑い話かもしれないけど、決して大げさじゃない!!今まで読んだ、著者の小説とはかなり違う路線だったが、正直言って、こんなにすいすい読めた(読み切れた)小説は今まで無かったと言っても過言ではない。
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No.2:
(4pt)

小さな事件がやがて…

 契約受付最終日であるその日、関東生命八重洲支社では、社員揃って最後の大口契約の到着をひたすら待ちわびていた。同じ頃、子どもミュージカルのオーディション会場では、子役とその親の間で火花が散っていた。ミステリ研のメンバーは次期幹事長選出に忙しく、俳句仲間とのオフ会のため上京した老人は、東京駅構内ですでに迷い途方にくれていた。 7月下旬のとある一日、東京駅とその周辺を舞台に、一見関係なく思える人々や出来事が別の事件へと繋がってゆく・・・。まるでドミノ倒しのように、日常生活にありがちな出来事は、加速するに従いどんどん規模のデカイ事件へと発展していくのだ――! 著者初のコメディ小説という点でも注目作。
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No.1:
(4pt)

東京駅で迷ってしまう人のために

あなたがもし東京駅に行く度に迷い、思い通りの出口に出ることができず、待ち合わせに遅れ、信用をなくし、JRを恨み、E電はどこへ行ったのだとストレスを溜め込んでいるのなら、この本を読まなくてはいけません。かく言う私も、大きなスーツケースを抱え成田エクスプレスを降り、タクシー乗り場に行こうと焦ったばかりに、結局はすべてを階段で行かねばならなくなった者です。(聞けばいいのに)最終章へとドミノが倒れていく様は目に見えるようです。体面を慮る方は公共の場でお読みにならないよう御忠告申し上げます。
ドミノ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドミノ (角川文庫)より
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