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象と耳鳴り
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象と耳鳴りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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恩田陸氏は優れた現代作家の一人だと思いますが、12冊目に読んだ本書は「あとがき」で著者自身が述べているように、小説としてもミステリとしてもとても未熟な内容で正直がっかりしました。小説やミステリを余り読んでない人には良いと思いますが、小説好きな方には著者の著書であればライオンハート等の他著をお薦めします。 〜あとがきより抜粋〜 読者の皆さんに楽しんで頂けるかどうか考えると一抹の不安が残る。立派な本格推理小説作家への道のりは遠い。ゲラ刷りを読み返す度、全部書き直したくなってとても困った。(1999年) 今読み返してみても全部書き直したくなってしまうという心境は変わらないが、、、「若かったのう」という境地になったのも確かである。(2003年文庫版) 只、「海にいるのは人魚ではない」の章で、詩人中原中也について(恐らく)著者の思いを主人公に「あの時代の詩人たちの、西洋と東洋の狭間−または、近代と現代の狭間の日本語がいちばんなまめかしかった時代の詩はもう二度と現われないだろう」と語らせたシーンは強く印象に残りました。 | ||||
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恩田陸氏は優れた現代作家の一人だと思いますが、12冊目に読んだ本書は「あとがき」で著者自身が述べているように、小説としてもミステリとしてもとても未熟な内容で正直がっかりしました。小説やミステリを余り読んでない人には良いと思いますが、小説好きな方には著者の著書であればライオンハート等の他著をお薦めします。 〜あとがきより抜粋〜 読者の皆さんに楽しんで頂けるかどうか考えると一抹の不安が残る。立派な本格推理小説作家への道のりは遠い。ゲラ刷りを読み返す度、全部書き直したくなってとても困った。(1999年) 今読み返してみても全部書き直したくなってしまうという心境は変わらないが、、、「若かったのう」という境地になったのも確かである。(2003年文庫版) 只、「海にいるのは人魚ではない」の章で、詩人中原中也について(恐らく)著者の思いを主人公に「あの時代の詩人たちの、西洋と東洋の狭間−または、近代と現代の狭間の日本語がいちばんなまめかしかった時代の詩はもう二度と現われないだろう」と語らせたシーンは強く印象に残りました。 | ||||
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何気ない日常の中に潜むさまざまな謎。見落とされがちなその謎を見つけ、 鋭い観察力で解いていく。その鮮やかさは見事!こういう作品を読むと、 いつも会っている人のいつもの行動の中にも、何か謎があるのではないかと 思ってしまう。ここに収められているどの作品も、さすが恩田陸!と思わせる ものばかりだ。私たちの日常生活も、目を凝らして見れば謎に満ちた面白い ものが見えてくるかもしれない。 | ||||
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何気ない日常の中に潜むさまざまな謎。見落とされがちなその謎を見つけ、 鋭い観察力で解いていく。その鮮やかさは見事!こういう作品を読むと、 いつも会っている人のいつもの行動の中にも、何か謎があるのではないかと 思ってしまう。ここに収められているどの作品も、さすが恩田陸!と思わせる ものばかりだ。私たちの日常生活も、目を凝らして見れば謎に満ちた面白い ものが見えてくるかもしれない。 | ||||
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元判事の関根多佳雄、その長男で検事の春、長女で弁護士の夏、関根の妻、彼らがかわるがわる探偵となって、日常の些細な会話などから、事件を解決していく。ただ会話を進めていくうちに、解決に至ってしまう。できすぎの感は否めませんが、それもありかな。個人的には、身近なところに存在する小さな謎ゆえに、できすぎた設定の家族が解決するのではなく、当たり前にいる人達が解決しても良かったのでは。 | ||||
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