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(短編集)
ガール
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ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全159件 21~40 2/8ページ
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ストーリー展開が面白く一気に読んでしまう作品。 | ||||
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奥田さんは文章がウマい。 ストーリーもテンポよく進んで読みやすい。 女性心理も的確です。 でも主人公に魅力がない。 『そら、こんなワガママな女、結婚できんわな』と思ってしまう。 | ||||
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会社で働く女性を主人公にした5つのお話。 連作短編集ではないので、どこからでも読めます。 これまで同じ著者の家庭を舞台にした短編集を読んでいたので、少し感じが違うかなと思いました。 シングルマザーだったり、独身だったり、色々な立場の働く女性を描いていたのは面白かったのですが、主人公の女性の性格がどのお話でも似すぎていると感じました。結構勝気で仕事ができる女性。 もっと内気だったり、仕事ができなくて悩んでいたりする女性がいても面白いかなと思ったので星4で。 | ||||
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すべての女性に「これって、私のこと!」と言わしめた爽快ベストセラー 生涯一ガール。結婚しても、仕事してても。 『わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな』 滝川由紀子32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時にブルーになっちゃう(表題作)。 ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。 あなたと彼女のことが、よくわかります。 以上、そんな内容通りの、様々な仕事・様々な生活スタイル(独身・既婚・シングルマザー)の、年齢的にはガール卒業となる30代女性5人が、それぞれ頑張りながら踏ん張って生き抜く様を描いた短編集(^-^*)/ 様々な状況の中で頑張る5人を、微笑ましく見守る気持ちになったり・こっちも元気を貰えたり・あぁ分かるなぁと共感する部分もあり、 気軽に楽しく読めた作品でした! また、改めて心身共に若くあろうとする事は大切だなと痛感した次第でもあります(^^) それには、例えば子供がいると出来ない事もある分、逆を言えば子供に対する責任を背負う事で成長する事があり、そんな責任感を身に付けられた様を見ると敵わないな、凄いなと尊敬します。 後は男性よりも女性の方が、外見的な若さを保つのは大変だなと実感した部分もありました。 ちなみに僕は年齢を言うと、毎回もっと若く見えると驚かれますが、男性の場合は特に金をかけなくても服装など身に付ける物の選び方感覚を誤らなければ、それだけでずいぶん変わります。選ぶ色だけでも。 そして、様々な事への情熱を保ち続ける事も若さの秘訣だなと改めて思ったので、僕も作品の女性たちのように新たな気持ちで頑張っていこうと思いました(^-^*)/ 気軽に読書を楽しみたい時にオススメです(^^) | ||||
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男から見て、働く女性というのは、ときにかっこよく、ときに頼もしく、ときに見せる弱さはたまらなく可愛らしいものである。もっと素直に甘えればいいのに~と読んでいて思ったけど、そんなこと言ったら甘えたいけど、甘えられないのさっ!!と言い返されそう。ま~こういう女性には外野がいくらいっても意味がない。結婚しても子供ができてもそんなの人の勝手、という一文があったが、まさに、自分は自分の人生で良いと思えることほど強いものはない。でも、迷いながらも進む姿はとても人間臭さを感じた。明日も頑張ろうと思えた。 | ||||
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読みやすい短編集。働く女性達の日常が描かれており、筆者が男性とは思えないほどリアルに女性の内面が表現されている。 中でも一番のお気に入りは「ワーキング•マザー」で、小学校一年生の息子を育てながら、仕事に奮闘するシングルマザーの話である。職場で子育て中であることを周囲にアピールすることなく、必死に仕事と子育てを両立させようとさせる主人公に共感を覚えた。 産休中の今、復帰後に同じことができるかは不明だが、この主人公のように育児も仕事も頑張りたいと思った。 | ||||
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オリンピックの身代金から奥田氏のファンになりました。 精神科医伊良部シリーズは、自分には合いませんでしたが、この作品では全く違ったタッチで描かれていて、奥田氏の幅の広さを感じました。 5つの短編からなっている短編集です。どれも働く若い女性が主人公になっています。 いかにも女性の好きな、おしゃれファッションを随所にちりばめながら、優しい夫、シングルマザー、年下といった話題をうまくミックスしています。 ガールと題うっているのには、うーんと最後は納得させられました。 女流作家ではなく、自分の大好きなミステリーであるオリンピックの身代金と同じ作者であることは驚きです。長編が好きな自分ですが、繋がってはいないものの、それぞれの話がガールという点で繋がっていてなかなか面白かったです。 奥田氏のプランナー、コピーライター、構成作家という経歴が生かされた作品だと思います。 30代の若い女性にオススメです。 | ||||
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ありのままの自分をさらけだせない知られたくない弱くて脆い一面のある女性たちのお話。 どの作品も読んだ後に頑張ろうって思える前向きな作品。 定期的に読みたくなります。 | ||||
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それぞれの短編の主人公が、みんなガールを卒業しかけの女性達。作者の女性心理描写がとても男性とは思えない程、するどく捉えているように思える。短編ならではの小気味よい終わり方に、胸がスッとする反面、もっと読みたいと思わせる歯がゆさが同居する、とても爽やかな読後感がある名編が揃っている。 | ||||
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わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。 | ||||
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友人に勧められて読んでみた。 三十代半ば女性の自分にとって、まさに同世代の主人公たちだが、女性としての葛藤云々、共感できるかどうかは別として(個人的にはあまりリアリティは感じられなかった)、通勤時間や待ち時間の軽い読み物として非常に良かった。すべてハッピーエンドの短編集で、痛快娯楽時代劇、と同じ後味。 | ||||
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ガールというタイトルは、いろいろと深くて、ガールのまま大人になったバターンや、ガールの気持ちを失わない女性など、ある程度、年齢を重ねた女性たちの境遇や立場などが描かれています。 女性上司だから男性社員から軽く見られる話や、気が付くと時代に取り残されていた女性。新入社員の教育指導役を命じられた先輩女性社員の ほのかな恋心など。 企業という中での女性の立場が切実に描かれています。まだ、こんな男がいるのと?憤慨したり、ライバル視する女性同士の闘いなどすべてバターンの 違う話が満載です。いずれも短編なので、移動中や就寝前にお勧め。 | ||||
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「男性なのにどうしてこんなに女性の心理が分かるの?」 「共感した」「まさに私のためにある本」 「細かい所まで、まるで自分が描かれているかのようにリアル」 寄せられた書評はおおむね好評だった。当然だろう。英朗はにやりとする。 こういう声が聞きたくて書いている。リアルと言われるのは最大の賛辞だ。 ペンネームこそ男性名だけど、本当は女性なんじゃない? そんな勘ぐりまで出てくれば、もう最高だ。口元が緩むのを止められない。 してやった。ぞくぞくするほど快感だった。 そのために、いつだって取材を怠らない。細部まで丹念に、徹底して調べ上げる。 ディテールにこそ真実は宿る。それが英朗の信念だからだ。 女性にテーマを絞ったのも、情報収拾の見込みがつき、手応えを感じたからだった。 心理面についてはむしろ簡単でさえあった。情報発信が盛んな昨今、ソースには事欠かない。 頼まずとも向こうから必要な知識を投げかけてくれさえする。 おい、俺に書かせるためか? そんなわけはないのに、思わずそんな風にさえ思えて英朗ははしゃぐように苦笑した。 新聞の投書や雑誌の特集はもちろん、ネットの悩み相談や知恵袋などに到っては、英朗のためにあると言っても良い。 どうしたら良いですか。みなさんどう思いますか。私がおかしいんでしょうか。 彼女たちが何を考え、何に問題意識を持っているか。まさに情報の宝庫だ。 あとはファッション。彼女たちにとってのステータス。これは外せない。 それに、雑誌も重要だ。 凡百の作家はこの辺の重要性に気付いていない。だから二流なんだよ。英朗は同情半分に笑う。 同世代はもちろん、一回り若い同性作家でさえ、雑誌? と怪訝そうにするだろう。考えさえ及ばないのだ。 彼らはリアリティの作り方を知らない。派手な演出、流行をなぞった脚本。 考えているのはその程度だ。物語は人間にあり、人間の本質は日常に潜む影にこそある。なんで分からないんだ? そんな中、英朗はただ一人、女性たちが読む雑誌にまでこだわる。購読書の違いはタイプの違いだ。 同調意識が高い女性の意識を掴むためには、そこをくすぐるのが最優先。 特に、今回のターゲットは職を持つ女性だ。自意識が大きくプライドが高い。 生半可な知識をひけらかせば逆に反感を買う。敵と思われれば叩かれる。 だが、一度味方につけてしまえばこっちのものだ。放っておいても自分から援護射撃してくれる。 だからこそのディテールなのだ。女性の視線に合わせて、自分が味方である証拠をちりばめる。 もちろん、彼女たちは男性作家がそんな攻め方をしてくるとは思ってない。かつて出会ったことがないからだ。 そんなところへ英朗が誌名まで具体的に持ち出した日には、口を開けて驚くこと請け合いだ。 そして事実そうなった。 なんで男がそんなこともまで知ってるのよ。カレや旦那とは大違い。この人は女性の裏側を知っている。 書いている途中から、もうそんな賞賛の声が聞こえるようで、たまらなかった。 いける。自分から吸い寄せられるように使えるネタが集まってくる。そう感じ始めたとき、英朗は早くも成功を確信していた。 結果はご覧の通り。当然のごとく増版に次ぐ増版。発行部数はたちまち40万を超えた。 ついには映画化の話まで舞い込んできた。超豪華キャスト陣に加え、メガホンを取るのは俊英・深川栄洋。 直木賞作家作品の映像化に相応しい人々だ。 思い描いていたことは現実になった。それ以上かもしれない。 だが最近ではもう、それもこれも珍しいことではなかった。 英朗は大物に相応しく事実として自分の出した結果に満足すると、また机に戻った。 次の原稿が待っているのだ。 ……とまあ、こんなところでしょうか。 もうヒロインの造形からしてもう、あざとく狙いに来てますよね。 「読んでる雑誌はCanCam」とかでキャラを語り出したときには、「はい来ましたw」と。 とどめとばかり、解説の女性にはファッションやその辺のディテール褒めて貰ってるし。 作者としては笑いが止らなかったことでしょう。 基本的に女性達を気持ち良く接待して賞賛してもらうための小説なので、なんやかんやと彼女たちは上手くいきます。 リアルじゃこんなにとんとん拍子にゃいかねえよと思う所ですが、いくんです。 ハッピーエンドが必要ですから。その辺のリアリティは逆にどうでも良い。 伊良部シリーズが似たようなつくりですが、あれで好評を得ているから問題ないと分かっている。 日常の中に潜む色々な悩みや問題を丹念に掘り起こし、リアルに描きさえすれば、ストーリー性方面のリアリティにはそれほどこだわらなくても問題ない。そこはあくまで物語でいい。 それが奥田式みたいですね。 流石。手慣れてるな。相変わらず読みやすくテンポの良い文章だ。よっ、奥田節。 そうは思いますが、じゃあ小説として創作物として自分の特別になり得る作品であったかというと… 正直、あざとさが透けてみえて鼻に付く感覚の方が強かったと言わざるを得ないです。 | ||||
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お金を出して買ったのに、レビューを強制されるのは、実際鬱陶しすぎるよね。この仕様は是非、しゅうせいしていただきたい。 | ||||
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10年位前の作品だそうで、そのせいか今の時代の30代女性には全く合ってない。 今の30代女性ってもっと悲観的で自分に自信がない。 バブルの浮かれた空気を引きずっている人なんて世代的に違うから一人もいない。 ジャンルは違いますが、30代独身女性を描いた漫画「タラレバ娘」の方が世相を反映しています。 書かれた時代が違うから仕方がないのかな。今読むと違和感がすごくあります。 | ||||
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率直な感想は、何処にでもある、ありきたりな話でした。 奥田先生の作品は、インザプール、空中ブランコ、町長選挙と読ませていただき凄くよかったので 期待していましたが、なんというか他の作者さんも大勢書いていそうな内容の話しで普通でした。 | ||||
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タイトルの「ガール」という作品を含めて、女性ばかりが主人公の短編集です。 作者は男性なので、どこまで女性心理が描けているのか、男性の私にはよくわかりませんが、とりあえず、読み物としては面白かったです。 | ||||
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おじさんの空想。 マンションを買う話ひとつとっても具体的な数字や段取りが何ひとつなく、ぼんやりと話は進んでいく。 出てくる女性の話し方、身振り手振りの表現がいちい古臭い。 痛々しい。 | ||||
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他の方も書かれていますが、表現がやっぱりおじさん臭い。 書かれたのが2006年だからちょっと一昔前の安いドラマを見ているようでした。 短編ですがどれもおじさんが頑張って女性誌を読んでイメージした30代女性って感じです。 私は地方住みの30代後半の女ですが、都会の30代女性ってこんなガツガツしてるの?って読んでて疲れました。 現実の中年女性ってもっと落ち着いてますよ。 なんか終始イタイ勘違い女が出てきて、読むのを何度もやめようかと思いました。 | ||||
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そんなリアリティのある30代女子の短編集 女性管理職・独身女性のマンション購入問題・仕事と育児・年下イケメンくんへのときめき など、どれか一つくらいは当てはまってしまう 自分には当てはまらない話でも、妙なリアリティがあって 「奥田さんて、怖い・・・」と感心してしまいます アラサー女子にお勧めの1冊です | ||||
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