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(短編集)

ガール



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【この小説が収録されている参考書籍】
ガール
ガール (講談社文庫)

ガールの評価: 3.96/5点 レビュー 159件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全159件 141~159 8/8ページ
No.19:
(5pt)

職場の女性の姿が少し異なって見えてくる。

 僕はまだ25歳。一方ここに出てくるキャリアウーマン達は皆30代。彼女らの心情がとても絶妙に描かれているのだろうな。読みながら自分の職場のお姉さん方を思い浮かべた。あの時はこういう心情だったのかな。。。と。職場の女性陣が少し今までとは異なって見えてくる。
 中身は短編小説集で、どのタイトルも個性があっておもしろいが、もう一度読みたいのは、「ガール」。30歳後半のいい歳をした「お光」のキャラがいい。ストーリーも、話の流れから途中まで「結局皆歳相応の生き方・振る舞い・格好をした方がいいんだよ」というものかと思ったが、やはり違った。
 「結局あなたの好きな生き方・振る舞い・格好がベスト!」
このスタイルがこの作者の本のいいところであり、僕が好きなところ。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.18:
(5pt)

生涯一ガール

どの物語も面白かったけど、表題のガールが一番好き。
30代前半の女性って若く見られる人結構しるし、本人もまだまだ若い
気持ちはある。でも、周囲の評価が微妙に変わってきたりして、ブルーになったり・・・。そんな30代の乙女心を奥田さんはなんで知ってるの?わたしも、お光みたいに若い気持ちをずっと失わない生涯一ガールでいたいな。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.17:
(5pt)

ワーキングマザー

いま、育児休業中ですが、会社の先輩に薦められて読みました。
一番最初の主人公、女管理職のあまりの男前さに心をわしずかみにされ、
なんなんだ、この作者は?男なのに、すげーわかってるって思いました。
読み進んでも、どの主人公も最高。
なかでも、ワーキングマザー(ちなみにシングルマザーの設定)の主人公
自分が仕事へ復帰するときには、ああこうありたいなと思わせてくれました。
いろんなことに疲れ、でも、折れそうになりながら頑張って働く女性達に、
是非とも読んでもらいたいです。
そして、元気になって、また頑張って、働こうぜ!
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.16:
(5pt)

明日も元気にはたらくぞう!

奥田さんはどうしてこんなに働く女性のことがわかるのでしょう?まるで実体験してきたかのようで、読みながら話の中にすっかり入りこんで「そうそうそうなのよお!」といいながらあっと言う間に読み終えてしまいました。内容はちがえど サウス・バウンドの時と同じくすっきり気分で元気になります。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.15:
(4pt)

痛快!

若くはない30代OLの焦り、やりがい、男性が書いたとは思えないほど、女性の心理をついた短編集でした。同じ会社ものを扱った「マドンナ」よりこちらのほうが私は好きです。登場人物すべてが「いい人」だからかな?
それにしても奥田氏の文章は読みやすい!2時間で読破できます。
最後の「ひと回り」、爆笑でした。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.14:
(5pt)

魅力的な5人の女性が登場する短編集!

若いといわれる年齢を過ぎたタイプの
違う女性たちが、人生に悩みながら、
それでいて前向きに自分の生き方を模索
していく過程を描いた作品です。
女性管理職、自分のマンションを買う人、
働くシングルマザー、年下の男性に惹か
れる女性等を主人公として物語は展開
してきますが、男性作家であるのに、
具体的な女性の悩み等を描ききっている
のは、さすがに直木賞作家と思わせられ
ます。
表題の「ガール」もそうですが、最後は
自分らしく生きるワーキングガール達に
エールを送る作品なので、働く女性と、
女性と働く男性達にも是非読んで欲しい
作品です。
特に一番魅力的に思えた主人公は、2作
目「マンション」に出てくる女性で、
読み終えたらスカットした気分になりま
した。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.13:
(4pt)

マドンナ=ガール

30代・キャリアガールの日々を綴った短編集・・・読み始めた瞬間「そうそう、そんな感じ」とちょっと苦笑いできる一冊。自分の実体験として、やっぱり30代女性は難しいですね!?しっかりしながら、甘え上手なヒトにはやっぱりデレェとしちゃう自分が行間に見え隠れします。
「マドンナ」と読み比べると良くわかる。
男の40代、女の30代。ある意味で同じかも。やっぱり女は男より、10才オトナだ。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.12:
(5pt)

女心

30代の女は微妙な年代。悩み多き年頃です。もう、少女でもないし、もうオバサン?の部類に入るのかな・・微妙な女心を捉えていて最高におもしろかったです。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.11:
(2pt)

奥田秀朗のヒネリが30女からはない

30代の女5人
市場価値として変化してきてるのを肌で感じている様子の女5人だが
奥田秀朗が描いた女は女じゃない
その甘さは作品のキレの悪さにも繋がる
打ち上げ花火のように終美を飾る30女5人
5人ともしょぼい散りかただった
奥田秀朗がおじさんを主人公にした作品と比較するとあまりにも価値が下がる
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.10:
(5pt)

わかるわかるその気持ち

短編集だと何か一つくらいツマラナイものが混じるものですが、この作品集はすべてが面白い。30代後半までOL経験のある私には登場人物の気持ちがよくわかった。20代は笑う時に手で口をおさえるけれど、30代は手をたたく。時に足も踏み鳴らすというのは大いに笑えました。今の私は耳の横でこぶしを振って笑っています。女もこうなるとおしまいだ。マドンナもそうですが、奥田さんはオフィス小説が上手ですね。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.9:
(4pt)

可もなく不可もなしという「並」の作品

奥田氏の作品の中では、「東京物語」「マドンナ」と同系統の作品で、30代のOL達を主人公にすえた連作短編集。
奥田節健在というところで、十分に楽しめる作品ではあるが、残念ながら、他の作品でもよく取り上げられるシチュエーションを書いた作品であり「新規性」にはかける。主人公と同世代の人たちが読むと感想も違ってくるとは思うが、氏の作品としては可もなく不可もなしという「並」の作品だとおもう。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.8:
(3pt)

おもしろいですが少し辛口めで・・・

「マドンナ」の大ファンだしカバーもかわいいしってことで読む前から期待しすぎたかも。どれも単純すぎるストーリーに思えてしまった。30半ばで独身だってみんなが社内でキャリア築いてバリバリ働けてるわけじゃないし、マンション買えるほどの経済力を持ててるわけじゃない。結婚、仕事、経済力、すべてがパッとしないことに苦しんでるんじゃないかなぁ。にしてもOLさんのことさすがによく調べてますね。「いい男いないよねー」「ホント。どこにもぐってんだろーねー」って会話の場面には思わず笑ってしまった。
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4062132893
No.7:
(4pt)

いそうでいない。

奥田作品なので買いました。
僕の身近には作品に出てくるタイプの女性もガールもいません。
だから新鮮だったとも言えるし、違和感があったとも言えるし。
知り合いの女性たちも読んだらしいですが、「いそう」でも実際にはこういう人って「いないよね」でした。
小説なんだしそれくらいがいいと思います。
楽しく読めました。
楽しく読めるはずですよ。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.6:
(4pt)

奥田英朗版、負け犬の遠吠え

「奥田さん、いま30代OLの負け犬が流行っているらしいですよ」
「ほう、そうかい」
「ええ、だから本誌連載もそれで。。。」
という会話が、2003年当時、編集者とあったかどうか知りませんが、
いま負け犬ブームが去ったあと、本書を読んでみると、
負け犬から先を描かなければいけないと思うのに、
これでいいの? という疑問符は常に浮かんでいました。
そして、なんかあやふやなエンディングも多く、
いまいち、突っ込みが足りない気もしました。
男が思い描く、仕事がし易い理想のOLという気もします。
だから正直、当事者の30代OLがこれを読んで、
どう思うかは興味は持ちました。
でも、面白かったので、大甘の★4つ
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.5:
(2pt)

ありきたりな話のきがしました。

30代女性のことを書いているのですが、杓子定規な30代女性(男性が思う30代女性?)という気がしました。実際私も30代前半既婚ですが、未婚の女性に優越感を感じたこともないし、逆に綺麗にしていていいなあと思ったこともありません。働いている人のほうがお洒落にしていなかったり、専業主婦で子供が2人いる友達はすごく素敵だったり、最近の30代女性は著者の描く女性像とはかなり隔たりがあるのでは・・と違和感をもちました。ただお話は軽いので、最後まで一気によめます。暇つぶしにはいいかと思いました。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.4:
(5pt)

男性にもお勧め

奥田英朗さんの作品が好きなので読みましたが、女性じゃなくてもこの本は楽しめるし勇気付けられると思います。ちなみに、あわせて「マドンナ」を読むと男と女の微妙な差がわかって面白いんじゃないかな。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.3:
(4pt)

痛快!

この本のメインキャラクター達(女性)は皆パワーがある。
悩んでても、壁(人?)にぶつかっても、突進していく。
そんな姿に、元気をもらった。
明日からも頑張って仕事に行けそうな気がした。
個人的には安西さんがメイクされてキラキラするところが好き。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.2:
(5pt)

爽快!

どの話も心がすーっと晴れやかにさせてくれる。奥田氏はなぜ30代女性の気持ちをここまで描けるんだろう・・・。奥田氏の本はどれも好きなんだけど、これが一番好きかも・・・と思う。
どの話も大好きだけど、「マンション」が一番心にしみた。秘書室のオンナノコと広報の女との戦い。自分の身の丈を知った時に、人に対しても背伸びせず、自分の気持ちにうそをつかない生き方ができるのかなと思った。私も自分にうそをつかず、自分のできる範囲で楽しく人生を送りたいと思った。どの話の主人公も”がんばれ〜”と応援したくなる。そんな私もがんばろうと思えた。へこんで、腐りそうになった私を前向きな気持ちにしてくれた1冊。男性の方にもおススメです(30代の方限定かも)。
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893
No.1:
(5pt)

痛快

奥田氏は女性の気持ちをどうしてこうまでとらえて表現することができるのか。マンションを買おうと決心する広報の30代女性、会社を辞めてはローンを支払えない。秘書室への対応が微妙に変化するくだりは最高。CanCanを読む30代後半先輩を見て「もうガールではない」とつぶやく展開。共感、おもわずにやり。奥田氏は本当にうまい!
ガールAmazon書評・レビュー:ガールより
4062132893

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