■スポンサードリンク
(短編集)
ガール
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全159件 41~60 3/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
仕事は出来るのだがそれが中々評価に繋がらないのは女性ゆえの 事なのか、辛い現実だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり読む速度が速くないため、気分転換に短編集を探していました。 読後感が爽やかで、病院等の待ち時間にもってこいでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥田英朗さん『ガール』は、30代キャリアウーマン(死語?)が主役の短編集だ。 いずれの作品も、大企業に勤め、仕事的に認められ始めている女性たちのちょっとしたつまずきが描かれている。女性目線からの語り口なのだが、男の僕にももどかしさや悔しさが共感できてしまう。女性がどのようにとらえるかは別として、そのあたりは、奥田英朗さんの上手さなのだろう。読後感はあっけらかんとした清々しさに溢れているので、明日への活力源にぴったりの作品集である。40代の男性中間管理職が主役の短編集『マドンナ』とは、対照的だったりする(『マドンナ』は身につまされること多し)。 「ヒロくん」は部下の男性との確執に苦悩する女性が、「マンション」はマンションの購入を巡って人生の岐路を感じる女性が、「ガール」は周囲から女の子と見られなくなってしまった女性が、「ワーキング・マザー」は仕事上のライバルと丁々発止を繰り広げるシングル・マザーが、「ひと回り」はイケメン新入社員のトレーナーとなった女性が登場する。 どの作品もよくある話しだが、頑張っている女性はステキであるとあらためて認識した次第。「ひと回り」は僕のトレーナーのことを思い起こした(もっとも、僕はイケメンではなく、先輩は僕に恋心を抱くはずはないのだが)し、「ワーキング・マザー」は勤め人としてぐっとくるものがある。ノスタルジックな感慨を与えてくれた短編集である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女子の心理を上手に描くなあと感心しきりでした。そして私の知らない女子像(女子といっていい年頃では無いのだが「ガール」なので一応)を垣間見ることもできたし、女性が読んでも面白いんじゃないかなとおもいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者は、1997年『ウランバーナの森』でデビューした奥田秀朗。 (2009/1/15 第1刷発行) 内容は、どれも“ガール”が主人公の全5話が収録されている短編集。 “ガール”といってもその主人公はキャピキャピの中高学生ではなく、どれも20〜30歳半ばで、仕事も軌道に乗ってきている女子たち。 旦那の収入の方が少ない“ガール”(『ヒロくん』)、マンションを購入しようかと悩んでいる“ガール”(『マンション』)、ディスコもそろそろ限界か…と思うが、30代後半マイウェイを行くお光を見て考えが変わりだす20代後半“ガール”(『ガール』)、営業職に復帰したが、子どもを理由に甘く見られたくない“ガール”(『ワーキング・マザー』)、イケメン新米営業の教育役になって、自分の歳では全く釣り合わないと思いつつも心を奪われ、近寄る女子を遠ざけようと画策する“ガール”(『ひと回り』)。 小説を色々読んできて、ここまで心躍ったのは久々だった! どの話も非常に面白く、女子の心にある複雑な部分を繊細に描き出す。 自分のツボは、登場する“ガール”たちはみんな総合職で、仕事もバリバリとこなしつつ、雇用均等法も鼻で笑いそうな強め女子であることだ。 しかし、そんな彼女たちにももちろん仕事やプライベートで悩みがある。 その悩みが、仕事で女子であるからという理由で、生き方の理不尽をシクシク悲しむようではなく、そういった類は脇役程度でしかない。 どの“ガール”も快活で、読んでいてとてもハッピーになれます。 著者が描き出す総合職“ガール”達は、想像がたやすいほどリアルだ。 “ガール”が抱く、知らなかったセンスにたくさん触れることができた。 例えば、一旦制服を脱いで私服になった後に、忘れ物をしたと装って今日の私服をアピール、など読んでいて新鮮な楽しい驚きがたくさんある。 本書の特徴に、登場人物のファッションが詳細であることがある。 日本人が描く小説って、登場人物の容姿描写が薄いと感じることがある。 本書では、そこが非常にクリアになっていてとても世界に入り易い。 女性はもちろんですが、男性に対してもお勧めの一冊です。是非。 著者の女子力にただただ脱帽です。 ───「似合うわぁ。すっごく似合う」お光の明るい声が楽屋に響く。由紀子も似合うと思った。服とメイクで自由に変われる。これだから女商売はやめられないのだ。(p.183) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最終的にはスッキリするので面白かったです。 ただ、伊良部先生シリーズの様な奇人変人の物語が好きなので、ちょっと読むのが辛い瞬間がありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い頃はおばさんだと思っていた30台に自らもなってしまった女性たちの 職場や恋愛面での悩みを書き上げた短編集 とはいえ主人公は気の強い女性ばかりなので暗い雰囲気はあまりなく、 基本的にノリはいい そこまで語る内容があるわけではないが、気楽に読むにはちょうどいい一冊だろう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
年代もののショートストーリーは、やっぱり小説だよね、というものが多いなかで、これは抜群に現実的。 絶対ある、あるという内容ばかりなのに、どこかしっかり小説らしさを持っている。 久しぶりに良い短編集を読んだ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず奥田英郎は面白い。 いつも感心させられるが、物事や社会に対する視点が独特かつ鋭い。 女心まで絶妙。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
痛い30代女性を、あなたは間違ってないよ!と後押しするような本。 特にワーキングマザーの章では、主人公が楽しく生きるために子供に多少我慢させたっていいでしょ!って感じで。 別にワーキングマザー自体は否定しないけど、これ読んだら母親としてどうなの?と感じてしまう。 現在20代後半だけど、30代になってもこの本に共感するようにはなりたくないと思いました…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代の働く女性が主人公の5話の短編集。 そして、映画の原作本でもある。 結婚にそれぞれの悩みを抱えながらも、強く生きる女性を描く。 どの話も最終的にはスッキリとした終わり方にになるが、 その課程に至る主人公の心理描写は実に面白く、楽しく読める小説。 個人的には「マンション」がお薦め。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても爽やかなお仕事小説でした。 女性のイヤな面もちゃんと描かれていますが、どの短編も読み終わったあとにイヤな気持ちになることはありません。 「仕事に対するモチベーションが下がったかな」と思う時に読むと再び元気になれるのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
5人の主人公は30代前半〜中盤で、昇進やシングルマザー、年齢など様々な問題にぶつかるが前向きに強く立ち向かっていく。 私は20代男性なので、感情移入はしにくかったがどの女性もかっこよく気持ちよいくらい潔く応援したくなる存在である。 話の展開としては似たような感じであるが、どのエピソードも読みやすく次はどんな女性が見れるのだろうかと期待しながら一気に読んでしまった。 女性を描くためとはいえ、男性は威厳や慣習を気にする存在や、若いイケメンなどちょっと型にハマりすぎなくらいにしか描かれてないのは気になった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
OLではないので共感できる部分は少ないけど、女性特有の意地悪な部分や見栄、嫉妬心、弱さを描いてると思いました。 しかしラストの「ひと回り」はイタい・・イタすぎる。周囲に目を光らせすぎて、自分がどう見られてるか気づかないものなのか?? 10年後は男32歳、女44歳・・。ないな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は30全般の男性ですが、読み終えた感想は よくここまで女性心理が描写できるな。という関心と併せて 女性の魅力=若さ至上主義に翻弄されたりと、人生そんな浅薄ではないだろ。と非常に空虚に感じられる作品でした。 きっと作者は女性脳を持った男性なのでしょうね。 人生哲学やアイデンティティーを持った読者には共感は得られない感じの作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代の女性の心理をよく表現できていると感じた。 仕事はできるようになったが何か物足りないものを感じている様子がよく分かった。 非常に読み進めやすく一気に読むことができた。 読んだあとはすっきりとした気分になれる一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白くて続きが気になってあっという間に読んでしましました! 働く30代の姿を、爽快にシンプルに描いています。 女性部下とのかけあい、同僚男性とのやりとりの 複雑さ、デリケートな部分、悩みはとても共感できました。 気になったのは大企業のみのOLの主人公がほとんどで 話の舞台や、彼女たちの土俵が 大企業ならではのイメージに凝り固まってしまったこと。 最近の会社員は大企業から転職する人、 独立する人、勉強しながら2足のわらじを履く人、 安定を辞めて夢を追う人、副職をする人、 もっと頑張る人はいるし、いろんな人がいるんですよ。 一見彼女たちの頑張りは私からすると 「普通」いや「恵まれているけど羨ましくない」 と思うのでした。 その普通さがいいのかもしれませんね。 本当の女性の心理はもっとドロドロとしておどろおどろしい感じが しますのでそのあたりは他の本でも味わえるでしょう。 この本はなんといっても読後の清涼感がありました。 同じように頑張っている会社員の友人にも 読んでもらいたいと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男が「女は本当にバカなんだな」と刷り込むためにはもってこいの本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画に引き続き原作も読んでみた。 林真理子から毒を抜いたカンジの作風だが 作者はナント50代男性作家! 私は原作より映画の三女優(主役の香里奈を除く) の方がキラキラしてたと評価するっ!(^^)! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひょっとしたらこれ、これから30代になる人が読んだほうがいいのかもしれない。 正直、1話読み進めるごとにクオリティが下がっていったように思います。だんだん痛々しくなってきたというか・・・。最後の「一回り」の途中で本を閉じました。 自分も30代後半になったけど、ここまで卑屈になったりしないけどなあ、なんて思いました。 同年代の独身東京一人暮らしのコはもう少し大人で分別ありますよ…。 若さ至上主義?の人は、この本に共感することが多いのかしら。ガールであることがテーマだからそこにスポットを当ててるんでしょうけど、浮つき過ぎじゃないですかね(笑) そして表現がいちいち古臭い。ストーリー的に、最後に何かあるのかとワクワクしたけど何もない。 登場人物にだれ一人共感できず残念でした。 ただ、映画にはしやすいだろうなぁと思いました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!