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(短編集)
ガール
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ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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30、40代の働く女性のあるあるネタを題材にした作品。歳上の男性部下をもつ女性課長、マンションを買うのか悩む女性、バブルを知ってる女性、シングルマザーの会社復帰、新人男性社員の面倒を見る女性。どれもとても読みやすくて、興味深い内容です。 | ||||
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わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。 | ||||
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当方男ですが、男から見ても男性目線の女性のテンプレみたいな感じの内容です。よみやすいです。ま、新幹線に乗っている間に読むには良いと思います。 | ||||
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男から見て、働く女性というのは、ときにかっこよく、ときに頼もしく、ときに見せる弱さはたまらなく可愛らしいものである。もっと素直に甘えればいいのに~と読んでいて思ったけど、そんなこと言ったら甘えたいけど、甘えられないのさっ!!と言い返されそう。ま~こういう女性には外野がいくらいっても意味がない。結婚しても子供ができてもそんなの人の勝手、という一文があったが、まさに、自分は自分の人生で良いと思えることほど強いものはない。でも、迷いながらも進む姿はとても人間臭さを感じた。明日も頑張ろうと思えた。 | ||||
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友人に勧められて読んでみた。 三十代半ば女性の自分にとって、まさに同世代の主人公たちだが、女性としての葛藤云々、共感できるかどうかは別として(個人的にはあまりリアリティは感じられなかった)、通勤時間や待ち時間の軽い読み物として非常に良かった。すべてハッピーエンドの短編集で、痛快娯楽時代劇、と同じ後味。 | ||||
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率直な感想は、何処にでもある、ありきたりな話でした。 奥田先生の作品は、インザプール、空中ブランコ、町長選挙と読ませていただき凄くよかったので 期待していましたが、なんというか他の作者さんも大勢書いていそうな内容の話しで普通でした。 | ||||
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最終的にはスッキリするので面白かったです。 ただ、伊良部先生シリーズの様な奇人変人の物語が好きなので、ちょっと読むのが辛い瞬間がありました。 | ||||
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5人の主人公は30代前半〜中盤で、昇進やシングルマザー、年齢など様々な問題にぶつかるが前向きに強く立ち向かっていく。 私は20代男性なので、感情移入はしにくかったがどの女性もかっこよく気持ちよいくらい潔く応援したくなる存在である。 話の展開としては似たような感じであるが、どのエピソードも読みやすく次はどんな女性が見れるのだろうかと期待しながら一気に読んでしまった。 女性を描くためとはいえ、男性は威厳や慣習を気にする存在や、若いイケメンなどちょっと型にハマりすぎなくらいにしか描かれてないのは気になった。 | ||||
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OLではないので共感できる部分は少ないけど、女性特有の意地悪な部分や見栄、嫉妬心、弱さを描いてると思いました。 しかしラストの「ひと回り」はイタい・・イタすぎる。周囲に目を光らせすぎて、自分がどう見られてるか気づかないものなのか?? 10年後は男32歳、女44歳・・。ないな。 | ||||
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私は30全般の男性ですが、読み終えた感想は よくここまで女性心理が描写できるな。という関心と併せて 女性の魅力=若さ至上主義に翻弄されたりと、人生そんな浅薄ではないだろ。と非常に空虚に感じられる作品でした。 きっと作者は女性脳を持った男性なのでしょうね。 人生哲学やアイデンティティーを持った読者には共感は得られない感じの作品です。 | ||||
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映画に引き続き原作も読んでみた。 林真理子から毒を抜いたカンジの作風だが 作者はナント50代男性作家! 私は原作より映画の三女優(主役の香里奈を除く) の方がキラキラしてたと評価するっ!(^^)! | ||||
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働く女性を主人公にした短篇集。 女心が見事に描写されています。女性から見た男性社会の理不尽さや非合理さは、とても勉強になりました。 | ||||
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可愛い、だけじゃない30代の働く女性をテーマにした短編集。 課長になって年上の男性の部下を持った聖子「ヒロくん」 友人に触発されてマンションを買おうかなと思い始めたゆかり「マンション」 ガールでいることに限界を感じ始めた由紀子「ガール」 営業部に復帰したバツイチ、子持ち孝子「ワーキング・マザー」 イケメンの新入社員の指導役として胸がときめく容子「ひと回り」 どの作品も、可愛くて、痛々しくて、愛らしい。 色んなことに悩んで、色んなことを決めるのは男性も女性も同じ。 軽いユーモアも交えて、陰湿にならずにさらっと物語を締めるので読み口の良い短編小説でした。 | ||||
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表題の「ガール」が面白く、38歳の光山さんがサイコーだった。 何時までもガールで居たいが、何時までガールを続けられるのか? 同年代としては、考えさせられる。着られるスタイルを維持 してるだけ、光山さんは凄いと思ってしまった。 全体的に、面白いが、残念なことが、登場女性全員が、高学歴・高収入で美人なのだ。 実際は、年収300万円台の女性が大半なので、普通の女性の悩みや苦しみを ユーモアで、吹き飛ばしてもらいたいなと思った。 | ||||
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よく女心を上手に描けるなぁ。感心しちゃいます。 何でこんな心理描写を描けるのか、是非聞いてみたいです。 でも、私は、登場人物のような大人の女性にはなりなくですけどね。。 | ||||
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この作者さんは、ミステリー作家さんなのでしょうか? 女性の心理描写は凄くうまいと思いますし、 特に30代の女性には共感出来る所が多いと思います。 ここまで突っ込んで複雑な女性心理を描いているのも珍しい気がしました。 こういう小説ばかり書けば良いと思うのですが… | ||||
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ひと回り下の新人君に恋をする「中堅」OLを描いた「ひと回り」が一番面白かったかな。30半ば〜40代の中高年一歩手前くらいの世代を描くのが得意な作家ですが、ヒマつぶしには丁度よい短編×5。 | ||||
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奥田英朗は、本当に文章のうまい作家だと思う。 それだけで読む価値がある、と思えてしまう。 「ガール」は30代の女性会社員を描いた短編集だけど、もうこれ完全に「マドンナ」と対をなしてますね。 「マドンナ」が40代男性会社員の本音を描いた短編集とするならば、「ガール」は30代女性会社員の夢を描いた短編集かな。 「マドンナ」が大傑作だと思っているので、対がこれかと思うと少し残念。 ここに出てくる人々の描写はとてもきめ細かく、実在感があるけど、お話の流れ自体はおとぎ話。 本当の会社が30代女性に対して、こんなに暖かいと思ったら大間違いですわよ。 出てくる女性は全員、出世できません。 最後に爽快感を残すのが、最近の奥田英朗の手法のようなので、読んだ後、気分はよくなります。 現実逃避型の本、だと思った。 | ||||
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「マドンナ」の大ファンだしカバーもかわいいしってことで読む前から期待しすぎたかも。どれも単純すぎるストーリーに思えてしまった。30半ばで独身だってみんなが社内でキャリア築いてバリバリ働けてるわけじゃないし、マンション買えるほどの経済力を持ててるわけじゃない。結婚、仕事、経済力、すべてがパッとしないことに苦しんでるんじゃないかなぁ。にしてもOLさんのことさすがによく調べてますね。「いい男いないよねー」「ホント。どこにもぐってんだろーねー」って会話の場面には思わず笑ってしまった。 | ||||
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