■スポンサードリンク
(短編集)
ララピポ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ララピポの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 1~20 1/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ読んでいる、途中なんですけどね 4人分終わったかな? Dr伊良部が面白かったので(4冊読み終えています) 他の奥田氏の数冊セットを 某ヤフオクで手に入れ 「ウランバーナの森」に続いて(これも 便秘が終始続いて・・・ 正直微妙だった) この ララピポ カバー後ろに 「格差社会をも笑い飛ばす6人の・・・」 なんて書いていたので 楽しい、笑える部類かと思いきや ・・・ 闇が深いというか 世間の底辺層の話というか 正直、現在の自分の状況とも合わせて(苦笑) 気分の重くなる話ばかり 正直面白くないです 上記の通り ウランバーナ も微妙でしたので Dr伊良部だけなのかな? 奥田氏の面白いのは? って思っているところ まとめて入手したので 他も読むつもりですけど ララピポ は 星 1つ です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容はポルノ描写多めだが、主題としては人間の弱さを示している。色々なところに色々な問題を抱えて人は生きており、まあそれが社会というものか。 気軽に読めるが、深読みもできる。そういう作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ララピポ、A lot of peopleががそのように聞こえるのだそうだ。 連載短編小説形式で各話の主人公が人生の破綻を迎える官能小説。 作品レベルとしては奥田作品の中でも下のランク。どんな破綻かわそれなりに面白かった。 読書後、この作品の映画をみたが全く面白くなり30分くらいで視聴をやめました。 一般文学通算2537作品目の感想。2021/06/24 19:40 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず軽い文体と心地よいテンポで読ませる。展開がゲスい。なので小説に重みや道徳性を求める方には不向き。しかし、人間の本質は利己的で快楽主義的だと考える自分にとっては、面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読む人の生活レベルによって感想が大きく変わるかもしれない。今の生活に満足できてない人は読むのが辛くなってくるかも。最後の章の小百合の独白がきつい『才能は無く、容姿にも恵まれず、自慢できることは何も無い。それでも人生は続く。この不公平にみんなはどうやって耐えているのだろう。』 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同作者の他作品が好きなので買いましたが、期待はずれでした… ほとんど下ネタしかありませんし、嘔吐恐怖症なのでカラオケボックスのくだりは読み飛ばしてしまいました。 セールになっていたのでいいですが、定価なら★1をつけていたかも。好き嫌いが分かれる作品ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
[ルーザーの祭典」。一般には負け組としか言われないような人たちを集めた連作短編。各短編のラストも決して普通の意味での「いい結末」ではなく、むしろ悲惨な終わり方をしたりもするんですが、なんていうか、ある意味ホッとします。「人生なんてこんなもの」ー決して素晴らしくはないんですけどね。でも清々しい。名作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の事はしらなかったけど「生きることに疲れ始めたあなたに響く、傑作群像劇!!」 という帯がついていて、人生に疲れ始めていたので本屋で手に取りました 登場人物はクズしかいません。生きていても何の価値もないかもしれない。 でも誰にでも明日はやって来る。 最終章で全て上手く纏まるのはお見事としか言いようがありません。 ラストのページの締めで涙がでそうになりました。 その章で出ていた脇役が次の章で主人公なので、飽きずに読み進められます。 人生希望もないけど、とりあえず明日も生きてみようかと思えるこの一冊。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
という映画と同じ構成だったのでとても面白かったです。 それぞれの登場人物の考えてることとやってることがあまりにも 滑稽で情けなくてひと時も退屈することはありませんでした。 ララピポの意味も全然想像してなかっただけヘェ〜と興味深かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの回もオナニーとセックスばかりの闇を抱えてる人間のお話でした。 もしかしたら闇ではなく、人間味溢れているのかもしれません。 みんな孤独でした。 孤独とかには共感出来る部分ありました。 こんな風にタカが外れたような人間になれたら楽だろーなーって思いながら読みました。 お金って何だろう、少しこわいものにも感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Kindleを買ったので、余りの面白さに繰り返して読んでいるこれを、文庫から電子書籍に変えました 作品は☆5つ 値段が高いので☆マイナス2つ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人に勧められて読みました。 私も読書は大好きですが、友人のほうがずっとたくさんの本を読んでいるので間違いないのでは!? と思いました。 それに奥田英朗さんの作品は好きなものばかりだったので。 ですが、ララピポは私の今まで読んだ本の中でワースト3に入ることに…。 とにかく生々しい性的描写が多すぎる。 気分が悪くなりました。 最後まで頑張って読みきれば何か変わるかもしれないと思い、我慢したのですが…。 正直、読まなければよかったと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
対人恐怖症のフリーライター、杉山博(32歳)。NO!と言えないカラオケBOX店員、青柳光一(26歳)。AV・風俗専門のスカウトマン、栗野健治(23歳)。文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎(52歳)。専業主婦にして一応AV女優、佐藤良枝(43歳)。デブ専裏DVD女優のテープリライター、玉木小百合(28歳)。選りすぐりの負け犬たち、ここに集合。最新爆笑小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「情欲」に溺れる人々。そういう人間を相手にすることを生業とする人々の行動を可笑しく、そして滑稽に描き出しています。さて、それらの登場人物の行動を、吹き出すのを堪えながら読み進めることとなります。 しかし、登場人物の行動は滑稽でありながら、どこか寂しく空虚です。作者は登場人物の小百合を通して、こう述べています。 「帰りに渋谷の街を歩いた。なんとはなしに、行き交う人を観察する。《略》大半はその他大勢で、二割程度は華やかな景色を壊す異物が混ざっている。それは単純な美醜ではなく、全体から醸し出される雰囲気がさえないのだ。《略》世の中には成功体験のない人間がいる。何かを達成したこともなければ、人から羨まれたこともない。才能はなく、容姿には恵まれず、自慢できることは何もない。それでも、人生は続く。この不公平に、みんなはどうやって耐えているのだろう。」 さらに、「神はどの様な役割をこの人たちに与えたのだろうか。」という趣旨のことも書いています。 タイトルである「ララピポ」は、「軽薄な人々」とでもいう意味なのかと思いきや、物語の終盤でその意味が明かされています。 読み手の私も含めて、社会にはさして有用ではない人がほとんどです。その人たちを滑稽に描く一方で、どこかその人たちを応援している様にも読み取れる小説です。 普通に「情欲に溺れる愚かな人々『ララピポ』」の滑稽さを笑い飛ばせばいい小説なのかもしれませんが、それでも余韻を残すところが、奥田さんのすごい所かもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥田英朗さんは好きで時々読みますが、この作品は私には合いませんでした。 『インザプール』と『空中ブランコ』に出てくる伊良部は好きなので、読み始めは「伊良部に通ずる下品さ炸裂?」と期待したものの、下品の度合いがだいぶ過ぎる。 この本の登場人物はみんな揃いも揃って犯罪者レベルの性癖の持ち主。流石に笑えませんでした。しかも、それぞれ不幸な結末。 強いて言えば、登場人物は一応誰も死んではいないらしい事と、『ララピポ』のタイトル由来が面白かった以外、ハマる部分はありませんでした。 それでも苦手な文章ではないので最後までは読めましたが、もうちょっと哀愁漂う味のある内容を期待していたので☆は低めになってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々の奥田英朗。 『無理』や『最悪』辺りが好きな人ならツボだと思う。 天井知らずの浅ましさがループする。 無限に拡大するカオス。 どうやって〆るんだ?と思いながら読み進めて辿り着いたラストエピソードは見事。 そう来たか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥田先生の意欲作。 異欲作? 欲に溺れた人間がこれでもかというほど出てきます。 みんなクズで、みんないい。 可笑しさと哀しさは紙一重なのだと気づかされます。 あと少し狡賢ければ違うステージへ行けるのに、そんな優しい馬鹿とだらしなさに溢れた良作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊良部先生シリーズが好きなので買いました。でも思ったより、主人公たちに好感がもてなかった。何かきたないものを、見た感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集ですが全編に渡って共通するのは性とダメ人間という二点。この辺りがテーマなんでしょうか。 別の話では脇役だった人物が次の話では主役を張ったりと、バトン形式の群像劇スタイルで物語が展開していくので、様々な視点から一人の人物を知ることができる作りになっています。 感想を率直に言うと、いやーーーほんっと面白かったです。 全編に渡り性表現がけっこう露骨にあるので大声でおすすめ!とは言いにくい作品ですが、この作者の既読済み小説の中では正直一番面白い。 一話目はいまいち薄いなぁという感想でしたが二話目からはもうノンストップ。夢中でラストまで読んでしまいました。そしてラストの話を読むと初見では薄いと思った一話目までもが急激に輝き出すからすごい。 最初に書いた通り本作にはダメ人間しか出てこず、ダメ人間なので主役脇役モブ含めみんなまともなことはしません。まともなことをしない人たちがまともな最後を迎えられるわけはなく、各章の結末はいずれも後味の悪い形で終わっています。 面白いけど読後感悪いなぁと少し重い気持ちで読んだ最終話。この最終話ですべての話のその後がちょっとだけわかるため、私は少し泣きそうになってしまいました。 ハッピーエンドには程遠いけどなんだか人間捨てたものじゃないなと思わせてくれるような摩訶不思議な読後感を味わわせてくれます。 文句なしの☆5。えげつないエロに抵抗がなければ是非読んでみてほしい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どなたが書かれていましたが、私もこれが奥田英朗の最高傑作だと思います。 エロいので一般受けはしないのでしょうが 私はツボにはいりました。 家族日和などよりよっぽど面白い。 この人の作品に感動とか感銘とかあまり関係ありません。 読んで面白い。 それでいいんじゃないの。 伊良部のキャラもいいけどここに出てくる人達って… 裏ビデオ屋の店主じゃないけど もし本当にノンフィクションでこんなDVDが存在したらすごいと思う。 「私のために喧嘩なんてしないで!」 www 小百合最高です! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!