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(短編集)
ララピポ
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ララピポの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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まだ読んでいる、途中なんですけどね 4人分終わったかな? Dr伊良部が面白かったので(4冊読み終えています) 他の奥田氏の数冊セットを 某ヤフオクで手に入れ 「ウランバーナの森」に続いて(これも 便秘が終始続いて・・・ 正直微妙だった) この ララピポ カバー後ろに 「格差社会をも笑い飛ばす6人の・・・」 なんて書いていたので 楽しい、笑える部類かと思いきや ・・・ 闇が深いというか 世間の底辺層の話というか 正直、現在の自分の状況とも合わせて(苦笑) 気分の重くなる話ばかり 正直面白くないです 上記の通り ウランバーナ も微妙でしたので Dr伊良部だけなのかな? 奥田氏の面白いのは? って思っているところ まとめて入手したので 他も読むつもりですけど ララピポ は 星 1つ です | ||||
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ララピポ、A lot of peopleががそのように聞こえるのだそうだ。 連載短編小説形式で各話の主人公が人生の破綻を迎える官能小説。 作品レベルとしては奥田作品の中でも下のランク。どんな破綻かわそれなりに面白かった。 読書後、この作品の映画をみたが全く面白くなり30分くらいで視聴をやめました。 一般文学通算2537作品目の感想。2021/06/24 19:40 | ||||
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読む人の生活レベルによって感想が大きく変わるかもしれない。今の生活に満足できてない人は読むのが辛くなってくるかも。最後の章の小百合の独白がきつい『才能は無く、容姿にも恵まれず、自慢できることは何も無い。それでも人生は続く。この不公平にみんなはどうやって耐えているのだろう。』 | ||||
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同作者の他作品が好きなので買いましたが、期待はずれでした… ほとんど下ネタしかありませんし、嘔吐恐怖症なのでカラオケボックスのくだりは読み飛ばしてしまいました。 セールになっていたのでいいですが、定価なら★1をつけていたかも。好き嫌いが分かれる作品ですね。 | ||||
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みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。格差社会をも笑い飛ばすダメ人間たちの日常を活写する、悲喜交々の傑作群像長篇。 | ||||
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友人に勧められて読みました。 私も読書は大好きですが、友人のほうがずっとたくさんの本を読んでいるので間違いないのでは!? と思いました。 それに奥田英朗さんの作品は好きなものばかりだったので。 ですが、ララピポは私の今まで読んだ本の中でワースト3に入ることに…。 とにかく生々しい性的描写が多すぎる。 気分が悪くなりました。 最後まで頑張って読みきれば何か変わるかもしれないと思い、我慢したのですが…。 正直、読まなければよかったと思いました。 | ||||
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奥田英朗さんは好きで時々読みますが、この作品は私には合いませんでした。 『インザプール』と『空中ブランコ』に出てくる伊良部は好きなので、読み始めは「伊良部に通ずる下品さ炸裂?」と期待したものの、下品の度合いがだいぶ過ぎる。 この本の登場人物はみんな揃いも揃って犯罪者レベルの性癖の持ち主。流石に笑えませんでした。しかも、それぞれ不幸な結末。 強いて言えば、登場人物は一応誰も死んではいないらしい事と、『ララピポ』のタイトル由来が面白かった以外、ハマる部分はありませんでした。 それでも苦手な文章ではないので最後までは読めましたが、もうちょっと哀愁漂う味のある内容を期待していたので☆は低めになってしまいました。 | ||||
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伊良部先生シリーズが好きなので買いました。でも思ったより、主人公たちに好感がもてなかった。何かきたないものを、見た感じ。 | ||||
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レビュータイトルは、登場人物の言葉から頂きました。 まさに負け組の狂騒。なんか面白おかしく読んだ後、、、救いのなさに切なくなります。 ”勝ち組”、”負け組”という言葉が流行った数年前、 その後者をすくい取り、エロというテーマで繋げ合わせたオムニバス短編集でした。 本当に肉体関係で繋がり合っている登場人部たちは、 ダメっぷりを包み隠さず披露してくれます。そしてとにかくエロ。 醜い姿を見て笑えるというのも、なかなか下衆な感じですが、 読者が自らの立ち位置を何処に置くかが、結構試されているかもしれません。 彼らと同じ、負け組とするのか。 売れっ子小説家や、容姿端麗で裕福な学生といった形で登場する、勝ち組なのか。 はたまた、アダルトショップ店長のような、どちらとも言えない第三者的立ち位置か。 自分が負け組であるとすれば、全く楽しめないと思います。 勝ち組であれば、下らなく、取るに足らない小説であり、やっぱり楽しめない。 唯一、楽しめる立ち位置は、アダルトショップ店長です。 とはいえ、酸いも甘いも知り尽くしたような達観は、 まだまだ自分には備わってなかったかな。そういった意味で星2つ。 好き嫌い分かれる小説ですね。 最終章の主人公、小百合は、渋谷を行き交う人々を見て <成功体験もなく、才能もなく、容姿にも恵まれない人々が、 どうやってこの不公平に耐えて生きているのか> と物想います。その他大勢のまま、人生を生きてゆくってことは、相当に虚しいなあ。 | ||||
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格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。 群像劇と言うより、短編を群像劇風にまとめた感じか。 スタイルは「陰日向に咲く」に近いでしょうか。 下流文学、とにかくエロい。 ちょっと描写がきついというか、しつこすぎて私には駄目だった。 そんな中に他の要素が散りばめられているのだろうが、それに浸る余裕がなかった。 | ||||
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正直、つまらなかった。 むかし、こういう風に繋がってる映画をフランスの監督が撮ってた。名前を思い出せないんだけど、フレンチコネクションの悪役で、髭のフランス人の俳優がいつも出ていた。ブルニエ? こういう、設定で、読ませようとするのなら、下層ものは不要ではないか? というより、読んでいて、救われない。 下層問題を提起しているわけでもないし、素直にそう言う人たちを特別扱いすることもなく書こうとした形跡はあるけれど、でも、必然性が感じられないし、なにより、登場人物がみんな自己認識していない人ばかりというのは、 病的だ。 重たくて、救いがない。読まなければ良かったなぁと、つくづく思った。 | ||||
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社会に少し取り残されたと感じている人たちが主人公となっています。 6章からなる短編集のようですが、それぞれの登場人物が少しずつからみあって、複雑な社会を象徴しているかのようです。 格差社会に目をつけた作品であるかと思いますが、読んでいてブルーな気分になりました。 あまりにも救いがない話の展開であったので、読むのがちょっと辛かったです。 (最後に少しだけ救われる場面はありますが・・・) | ||||
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インザプール、空中ブランコが面白かったので読んでみました。 これは何?官能小説? 読んでいて気持ちが悪くなりました。。 | ||||
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んー、どのように評価していいのか 非常に辛い作品である。 奥田ファンとして単純に言うなら、 落胆、失望。してやられた。こんなはずじゃなかったのにな。 ではないかな? 04年直木賞受賞「空中ブランコ」、05年「イン・ザ・プール」「サウスバウンド」等々、 奥田作品をほとんど読んできたが、この作品はイタダケナイ。 ただし、直木賞受賞前からこれを別のところで掲載しており、本での発売が後になっただけの話しなので、 まあ、それが救いようといえば、救いよう。 ちなみに、私、お下劣な内容の本は好きではない (人間としては低俗ですが)。 やはり同じく直木賞作家、山本文緒さんの「眠れぬプランツェル」でもそうであったが、 このての内容は非常に不快なのである。 ただ、最初から「官能小説」というジャンルなら、それはそれでOK。 でも、奥田さん、山本さんの、所謂 直木賞作家はそれじゃ駄目でしょ? そりゃ、単純に笑いをとれますよ、面白おかしく、でも読者が許さない! それを求めてこのお二方の本を買うわけじゃないから。 ただ、お下劣内容とは言え、そこはやはり「奥田英朗」。 途中から、 「お?」、「いやいや、なかなか、さすがジャン?」、とね、関心はする。 最後は「技」を見せられたかな? と。 最終的には、「してやられた!」だな。 ■お薦め度:★★☆☆☆(難しいなー、このお薦めは) | ||||
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「ララピポ」という意味不明なタイトル、いかにも秘密めいたできの良い訳ありな装丁、「いや〜ん、お下劣」の帯。店頭で立ち読みというわけにはいかないけれど、結局読んでみたくて図書館で予約して読了。 性といわゆる「負け組」かもしれない人たちを描いた連作短編集。作品の登場人物が順番に次の作品の主人公になる構成は決して珍しいものではないが、性を素材にしているだけにあけすけでいて、一方で外から「のぞき見」したくなる微妙なスタンスで読み進めたくなる良作。 でも、「おもしろい!」とか逆に「負け組の悲哀を感じる」とか、「奥田英朗さんの最高傑作!」というのは違う気がします。「インザプール」などの伊良部先生の方が小説としては好きかなぁ。 あ、「ララピポ」の意味、分かってすっきりしました。 | ||||
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題名がおもしろそうで読んでみたんですけど 終盤の方は気分悪くなりました。 始めは「ただのエロ話か?!」と思ったけど だんだん「ああ、いるいるこうゆう人」って感じで 最後まで興味を持って一気に読めちゃいました。 あと私が一番気分悪いなぁと思った部分は 終盤に出てきた女子高生の言動&行動とか妙に強引な新聞の勧誘の人、 それとトモコのお母さんの生活&行動、中年作家の淫行・・ なんか悲しくなりました。世の中こんなもんなのかなぁって。 それに私はこの高校生達と同世代で 実際こんな事平気でしてる人達がいるんだよな・・と思って妙に情けなくなったというか。 まぁ最後の〆もなんかスッキリしなかったし 全体的にもやもやした感じです。でも興味をそそるしおもしろい(途中まで って事で星ふたつです。 あと、自分は小百合の本性が意外でした・・・; | ||||
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ジャケ買いに近いかな。 中身は・・・ 登場人物が少しづつ絡むところは、「あれ??」と楽しませられた。 話は・・・気持ちの良いものではないかな・・・ どれか1作品でもスカッとする内容の話があれば・・・と思った。 | ||||
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身体が反応してしまう性欲 お金のためのセックスなど 1人の人間を発端に連鎖してゆく6人 セックスを滑稽な部分だけ凝縮させたエロパロ。 6人のセックスが滑稽だけで軽くなってるのは、哀愁が全くない作品にある。 6人ともセックスに逃げている姿だけで書ききったため味わいは無い。 一度読めば充分の作品で、人に奨めないけど、読む人がいたら止めもしない。 | ||||
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「笑える」部分はひとつもなかったが、登場人物が 少しづつ関わっていることや、タイトルの意味などは 「おもしろい」と感じた。 性を商売とする、自分にとっては未知の世界のことで、 希望は無いが、絶望も無い話。すべての登場人物の 生死の結果が、おもしろかった。 ずっと難しい顔をして読み終えた。 | ||||
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高齢になって旅行の楽しみもなくなった母にせめて家の中で笑ってもらおうとインザプール、空中ブランコをプレゼント。久々大声で笑い、気分がすっかり明るくなったとのうれしい返事。新聞で「最高傑作」の見だしをみつけ即、購入。数日後、反応を聞くと「これは読みたくない」との意外な返事。エロ本かと思うほどえぐい内容で、表紙もいやっちいとか。責任上本屋に走り見てみると、うーん。確かに前作とは全然ちがう。あのとぼけたユーモアはなく、なにやらグロい。作家には作家の考えがあるのだから、別に同じトーンでまとめてとはいわない。でも読者の予想を裏切るにも、いろんな裏切り方があるんだなと思った次第です。 | ||||
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