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(短編集)

ララピポ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ララピポ
ララピポ (幻冬舎文庫)

ララピポの評価: 3.73/5点 レビュー 128件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全128件 41~60 3/7ページ
No.88:
(4pt)

これぞ!大衆文学、終盤が真骨頂、最後まで読んで下さい

大衆文学中の大衆文学。
一見短編集に見えますが、全体が有機的につながっています。
それぞれの登場人物の境遇は、かなり歪んでいます。
ただ、こういう生き方も有りだとは思いますが、外聞は良くないです。
それぞれの登場人物の行動は、何となくバカバカしく、当人達も強く自覚しています。
しかし食うにはこうするしかなく、結局は、自分または他人の性欲を弄び、それを商売道具にしています。
しかし、それぞれの章の終わりの部分は、大変悲しい終わり方をします。
こんな悲劇的結末はあんまりだろう、と思ったりしますが、終盤部分を読むと、続編が記載されており、ほっとさせられます。
この作品、全体としては、なかなか良いと思います。
大衆小説雑誌にこの作品が掲載されている状況を想像すると、きっと光輝いて見えると思います。
何故なら、大衆心理がぐっと把握されており、それが、独特の建前と本音を交互に語る形で表現されます。
この作品の全容はなかなか見えてきませんが、そのエッセンスは終盤にあります。
それぞれの人々が、歪みをかかえながらも、うごめき、のたうちまわっています。
高尚な部分はかけらもありません。
これぞ!大衆文学です。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.87:
(2pt)

描写がきつい

格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。
群像劇と言うより、短編を群像劇風にまとめた感じか。
スタイルは「陰日向に咲く」に近いでしょうか。
下流文学、とにかくエロい。
ちょっと描写がきついというか、しつこすぎて私には駄目だった。
そんな中に他の要素が散りばめられているのだろうが、それに浸る余裕がなかった。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.86:
(3pt)

救われない人も いるんだよ。

どうしようもない人たちの
どうしようもない物語。
世の中には救われない人も
いるんだよ。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.85:
(3pt)

異色作

奥田氏の小説の中ではかなり特異なもの。
性衝動をテーマに本当にしょーもない人たちがしょーものない言動をしながら
負の連鎖を繰り返していく連作短編集。
負の連鎖というと悲劇的な感じがするが、そこは奥田氏の軽妙なタッチで
喜劇として描かれ、非常に読みやすい。
性衝動がテーマなだけに性描写はかなり過激。過激というより単にエロいw
その辺が苦手な人は避けておいた方がよいだろう。
また、最終的にも結論が書かれているわけでもないので、
しょーもない人たちの人生はしょーもないままである。
エロい喜劇を手軽に読みたい人には面白いと思う。
しかし奥田氏は作品ごとに見事に作風が変わる。
氏の他の小説にはほとんど性描写は出てこないので、
この一冊で氏の小説を避けてしまう人がいないかと余計な心配w
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.84:
(4pt)

バカばっかり…でも面白い!

登場人物がとにかくバカばっかりで、内容もエッチな描写満載!
知らずに手に取った人は、最初の数ページで赤面するかもしれません。
が、それでも携帯小説ではなく、
きちんとした「小説」になっているところは
さすが奥田作品という感じでしょうか。
バカだなぁ〜ヤらしいなぁ〜と思いながら、
いつの間にか最後まで読まされます。
「邪魔」「最悪」でも思いましたが、
この人は、底辺にいる人達の生活をよく描きますね。
特にこの「ララピポ」では、底辺に生きているからこそ
理性で押さえられない「欲求」を最大限に引き出してます。
大人の娯楽としてはこんな本もアリかな?と思いました。
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.83:
(3pt)

心に残らない

堅苦しくなくレビューも好評で軽く読めそうだったからあらすじをザッとみて面白そう!と確信して1日で読んでみた。イケてない。負け組男女の連鎖ストーリー(登場人物に作家や女にモテる男もいて別の面から見れば恵まれていて決して負け組とは思えないが)に悲惨なんだが作者の軽快なコメディタッチの文章でそこまで悲壮感がなくサクサクと読み進められた。何ていうんだろう?教訓めいたこともなく(言うならば沢山の人が居て人と人は繋がっているという感傷もない表題)主役が各章で代わるので視点も代わり当たり前だが見えなかった側面も見えて面白かった。読んだからと言って特にどうとは思わない。一年後にも心に残らない消費小説だと思った。しかしどうせ視点が代わるならゴミ屋敷の旦那と娘や脅迫状を受け取った豪邸の人の心理も読みたかったな。
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4344411668
No.82:
(5pt)

爽快感は最後に。

短編の主人公以外の登場人物が本書に収められている他の短編の主人公になっているといった、ちょっと変わった短編集。
この世界にはたくさんの人がいるけど、どっかで繋がってるかもしれないんだよ、
突然、ちょっとしたことで、見たこともない世界の人と繋がるかもしれないんだよってことが楽しく、ちょっぴり下品に(つまりエッチな感じ)描かれている。
普通、どんな話にも「結末」があり、その終わり方がとても重要だったりする。
ただ、この本の短編には「結末」がない。いや・・・あるのだけれど、よくわからない。
よくわからないまま読み進めていくと、最後の最後にすべてがトントン拍子に片付いていく。
「あぁ、こういうことだったんだ」と鎖がすべてつながったような感覚になる。
長編小説ではできない遊び、文章のおもしろさもさることながら、そんな遊びの世界がとても面白いと思う。
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4344411668
No.81:
(4pt)

食わず嫌いはダメ

本屋で悩んだ挙句購入。1頁読んでから先が進まず、本棚に半年以上放置していた。
理由は、表紙が映画化バージョンのもので、その意味不明なタイトルと、表紙の成宮何とかという役者が入ったデザインから、
「ああ、これは色ものなんだ」と早合点して敬遠してしまったのだ。
しかし、この度イザ読み始めたら、3時間程で読破してしまった。
小気味が良い展開に飽きず楽しめました。
この著者の作品読んだのはこれが最初ですが、肩を張らずに読める同作品には好感が持てたので、他作品もチェックしたくなりました。
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4344411668
No.80:
(4pt)

ドタバタ感がいい。

各登場人物の個性が面白く、読んでて飽きない。
「誰と誰がどんな風に繋がっていくのか?」と考えだしたら読むのを止められない。
「映画化されたら面白そう」と思っていたらされたので、やはりこう思った人が多いんだな〜と納得。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.79:
(3pt)

どうしようもない人間たちの話

本当にどうしようもない人たちばかりの短編集。
自分のことは省みず、世の中に対してばかり文句を言っているような・・。
各々の人が安易な道に逃げて、それみたことかと転落していきます。
すがすがしいほどに。
今の世の中ってこういう人がいっぱいいるのかなあ。
自分もまあ、世の中に対して言い訳とか、文句とか
不公平だーとか、いっぱい言いたいことあるけど、
この人たちほどひどくない。
読んだ後、どうしようもない気持ちになりました。
でもなんとなく彼らに対する作者の視線に優しさみたいな
ものを感じるのはなぜでしょう。
その感じが全体の味を深めてくれているような気がします・・・。
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4344010515
No.78:
(5pt)

笑った瞬間、涙がとまらない

笑った瞬間、涙がとまらない
なぜか明日の太陽をみたくない気分だ
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4344010515
No.77:
(4pt)

お見事!

 文章は無類に上手い! 
一見脈絡もないような話が、徐々に関連性を帯びてきて、最後に「ララピポ」の意味が明かされ、それがテーマとも言えるような運びはまったく見事としか言いようがない。
 もし難点を挙げるとすれば…… 個人的意見だが、惚れ惚れする様なキャラが登場しないことだろうか。
 誰もかれも、本質的には憎めないキャラなのだが、あまり友達になりたくない人間ばかりである。
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.76:
(4pt)

エロくて、面白い。

エロいから面白いのではなく、面白いからエロさが爽快に表現された作品です。ララピポはオムニバス形式で関係者が順に主人公になっていきます。そして人間の裏側をエロスで表現していて非常に笑っちゃいます。みんなどこかに問題を抱え、壊れる寸前ってのがまた後を引きますね。読んでるとドキドキな場面がたくさん有るので楽しく過ごせること間違いなしです。ただ電車内で読んでると回りの眼が気になります...後ろから覗かれない様に気を付けましょう。
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.75:
(4pt)

実際に後に残るのはこういう作品

 Drイラブのシリーズとか「最悪」、「邪魔」の評価に比べるとシモネタを柱に据えてるだけあって好みが分かれているようですが、底辺を這い蹲る人間を何の美化もせずに丹念に、ちょっと物悲しく、かつコミカルに描いた作品としてかなりのレベルにあると思います。 雑誌のインタビューで著者が「僕が死んで数十年かした後も残るのはこの作品だと思う」と言っていましたが、正にそういう味わいのある内容ですね。
 しっかし、セックスシーンがこれだけ色気のない作品も珍しいのでは(笑)
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.74:
(4pt)

連鎖するおもしろさ

性に溺れる登場人物たちの物語が、
次々と連鎖し、交差しあうのが、
実におもしろいです。
登場人物の視点が変わると、
それぞれの思惑が違って、
それもまたおもしろい。
それぞれがコンプレックスや悩みを抱えながら、
目先の快楽に溺れ人生をダメにしていく・・・。
でもそれを他人事とは片づけがたい、
日常の延長線上にある物語がある意味恐い。
性的なものだけに極端に傾斜しているとはいえ、
今の日本の社会の一面を映し出した鏡ともいえる作品。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515
No.73:
(4pt)

ある、底辺の文学

さすがです。
なんというか、
底辺の文学、と言えばよいのでしょうか?
連作短編集。
それぞれが、
社会の端っ子で生きている。
そして、そのことを自覚している人たち。
引きこもりのフリーライター、
キャバクラのスカウトマン、
ゴミ屋敷の主婦、
嫌と言えないカラオケボックスのバイト、
官能小説家、
テープリライターの女。
他者との距離感をうまくつかむことができず、
自らの世界で、物事を丸く収めようとしてしまう。
そのやり方もまた、
独りよがりであり、
孤独の要因も、自身にあったりする・・・。
そして、
何よりも共通なのが、
あきらめている、ということ。
生きる力が湧いてこない、
なんとも、苦笑してしまう小説。
だいたいみんな、
いよいよの瞬間に、
「ま、いっか、
そんなに大した人生じゃないし、
これから楽しいことが待っているわけじゃないしな」
と、思っちゃう。
肩肘張らず、
楽しめるし、
何より、
“この人たちよりは、まし”
と思えてしまい、なぜか励まされる。
人間とは、不思議な生き物ですね。
奥田英朗らしい、
緻密な布石や仕掛けが、
最後まで飽きさせません。
そして、
なんとも愛すべき、適当な人々。
タイトルもまた、適当な意味だったり・・・。
おススメです。
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4344411668
No.72:
(4pt)

サイコー!に下品です

でも、すっごくおもしろい。
迷いがない。キレ、抜群。
書いてて、楽しかったんだろうな〜、きっと、筆者も。
こういう題材は、下手するとどうしようもない作品に仕上がると思うけれど、
さすが、奥田英朗。職人芸的巧さ。
悲痛な時代、こういうの読んで笑い飛ばそうぜ。
でも、読んだ後、この登場人物達を心底バカに出来る人ってどのくらいいるんだろう・・・ってくらい、人間の、隠し持つ、下品さを思いっきり表層に浮き立たせている。
だから、逆に笑ってすまされないところも持っている作品。
浅くて、深い。
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.71:
(4pt)

万人にお勧めとは言い難いけれど

いわゆる「イケてない」6人の日常を描いた物語。カバーの紹介文には「群像長篇」とあるが、章ごとに視点が変わり6人が一巡する連作作品集の趣。一話目、対人恐怖症のフリーライターの話を読んだときは「伊良部の出てこない『イン・ザ・プール』か?」という感触だったが、二話目からぐいぐい読んでしまった。彼らの人生が重なり合うとき、停滞していた日常が動き始め、ことごとくカタストロフへと向かっていく・・・と見えて、ラストには妙な明るさと救済感が漂う実に奥田英朗らしい作品だ。ライトな『最悪』という印象、と書いたら叱られるだろうか。性的な方面に偏っているし、けっこうグロテスクで身も蓋もないので万人にお勧めとは言い難いけれど(確かに「ゲゲッ」となる箇所は少なからずある)。
ところでこうした章ごとに視点の変わる物語の愉しみは、A男視点で語られた物語をB子視点の物語で読むと、まったく違う真実が見えてきたりすること。そのギャップに思わず失笑したり、種明かし的愉しみがあったり・・・本作も面白かった。
6人のどうしようもない日常、やるせない内面描写はなかなかに容赦ない。そのくせ登場人物への愛が感じられて、悪くない読後感を醸すあたり、まさに奥田イズムであると思う。「愛」とか「イズム」とか恥ずかしいけど。
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.70:
(5pt)

吸い込まれるように読み終わりました。

ここ10年ほどに読んだ小説の中で一番面白かったです。
しかし、読んで怒り出す人がいるのも分かります。
ここ10年ほどで読んだ小説に、あまり面白いものがなかった人には、是非おすすめです!!
ララピポ (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ララピポ (幻冬舎文庫)より
4344411668
No.69:
(5pt)

ららぴぽ

今はそう人が多くない場所に住んでいるんだけれども、都会はほんとうに多くの人が住んでるものだとしみじみ思い知ったことがある。知り合う人が人に言えない職業についていたりはザラ。田舎育ちを思い知ったけれども、本人達はなぜか明るい。まっとうな生き方の裏にはまっとうでない生き方が当然ある。生きてる限り悪意や欺きには当然あうけれど、その反対にも当然出会える。だから生きていること自体がいいじゃないか、と、いうのがこの本を読んだ感想でした。
いまだに東京駅に降り立ったときは"ららぴぽ"と唱えて落ち着くようにしている。
たぶん作者は人が好きなんだと思う。
お気に入りが、映画にもなってひそかに嬉しい。
ララピポAmazon書評・レビュー:ララピポより
4344010515

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