■スポンサードリンク
イニシエーション・ラブ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全786件 681~700 35/40ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学4年生のたっくんが合コンでマユと出会い付き合うことになる様子を描いたA面と、就職したたっくんがマユと遠距離恋愛をする様子を描いたB面、恋愛の様子が実にリアルに描かれていて恋愛小説としても十分楽しめたのだが、B面の最後の2行を読んで実はトリックが隠されていることに気付き驚愕した。物語を読んでいて、「あれ?こんなことあったっけ?」と、確かに違和感はあったのだが、特に気にせず最後まで読んだので、再度読み返すことになった。読み返すと同時にネタばれサイトを見て、ようやくイニシエーション・ラブの本当の意味に気が付くことができた。一度読み終わった後でも楽しめる恋愛小説だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は,これもふくめて他のレビューや解説は一切読まずに本文を一気に読んでしまうのが一番いいと思います。 するとどこかで爽快感を獲ることができかもしれません。しかし私の場合は怖いものみたさで何件かレビューをみてしまった後に本文を読んだのでこの本最大の醍醐味であろう体験を味わうことができずに大損をした気持ちになってしまった。この本には素晴らしく感じる部分が随所にあるのですが、しかけが途中でわかってしまったのが残念でならず、今の私はまさに後悔先にたたずという状態でしょう。 ただ解説やレビューを先に見ることが習慣になってたり既に数件のレビューを先に目にしてしまってるからこそこのレビューも目を通して下さっておられる人が多いと思います そうなれば私と同じ不快な印象にならないために本は既に準備しておいて1ヵ月後か2ヵ月後これら先入観が記憶から消えただろう後に本文を読まれることをおすすめします 人によってそれぞれ度合いの違いこそはありますが、私の体験できなかった快感を得れるのではないかと思います せっかく読書、十二分に味わないともったいないです そして以下は個人的な感想文なのでまだ読まれていない人は見てしまうと損をしてしまいます。 主人公が自動車学校へ通い実車訓練や学科教習をするところが描かれています 詳細はかかれてないですが、私たちは自動車学校ではその部分には詳細な説明はありませんが私たちの運転免許の教習では見えている人が消えてしまう”蒸発”やないものが見えてしまう”幻惑”という現象を習いました。つまり人は虚像をつくってしまう習慣があるのです。 1人称だからといっても1人とはかぎりません 時系列も前半が過去で後半が未来もしくは最近という通常の概念ともかぎりません SFでなくてもパラレルワールドがあったりマジックでなくても容易に錯覚しまいます ということは想像力逞しい人はおぼこい純粋な人はDM系の人よりも彼女やフィアンセを将来的にも幸せにし期待感によりハッピィエンドの結末をつくりあげるかも知れません。 ただそれでは「ミステリーは一体どこに・・・」 この小説の発表は2004年はITビジネスを中心とするミニバブルの時期であったと同時に 2009年6月から始まった一般市民の裁判員制度の話題が盛り上がってきた時期でした。推理小説家の作者が作成した「1回目の読後と2回目の読後では善人と悪人が反転」。一般人が極刑クラスの犯罪の判断を下すが、専門知識もなく錯覚癖もある。国民は自分の意思では制御できない殺人という機会に対面するかも知れない。警察も司法も全て完全なものなど存在しない現在でも冤罪も多数存在するがそれも素人が被疑者を裁くという恐怖。事実は小説より奇なりです。いみじくも主人公は偽善者で自身ではしっかりとしたポリシーをもっていると自覚しながら被害者意識のままに浮気や堕胎をすることを最終的肯定化するという恐ろしい狂気が描ゥれています。法律に触れなくても、モラルがこのように破壊していくんだという精神意識が生生しく思いました。そうなればイニシエーションラブというタイトルも「愛の通過儀礼」というよりはむしろ「愛を通じて人間社会を風刺する」というタイトルと考えれば面白いです。それから乾くるみさんは1963年生まれの理科系出身の男性ですが、乾さんの世代はプログレシブロック全盛期に青春時代を過ごしておられるので多少なりともそのプログレシブロックの代表格でもあるピンクフロイドに影響を受けたとも考えらないことはありません。この本のサブタイトルの80年代のJ−POPやボウイのサイコパスをBGMにして軽快に読書を進めるのも一興ですが、ここはひとつアナザーな楽しみかたも感じましたのでよかったら試してみてください。感想の冒頭で虚像が見えたり見えるものが消えたりする人間の裏の部分は「狂気」1人称ゆえに2人を1人と錯覚してしまったりいないはずの人をあれこれ考えてしまうのは「炎 あなたがここにいてほしい」痛烈な社会風刺は「アニマルズ」や「ザウォール」全体的に様々な謎がちりばめられている模様は「エコーズ」そして私が体験できなかった最大のカタストロフィーともいえる小説最終ページに一気に盛り上がるフラッシュバックシーンは超名作の「原始心母」とリンクさせるとこの小説はさらに劇的展開に感じます。本当に素晴らしいです。さらに1作で終わらず「リピート」という名作も発行してくださっているので80年代に青春を駆け抜けた人のノスタルジックだけでなく現代の青少年にもエイテイーズファッションの恋愛を堪能できるのではないかと思います。そしてこの小説は平易な文章で読みやすく親しみ易いですが、以上以外でもバブル崩壊や空白の10年である90年に突入する前夜の若者が抱いていたあるいは当時の人たちは全く感じていなかったかもしれない「虚無感」「ぼんやりとした不安」を見事に描いた現代社会に対する立派な警笛ではないかと思っています | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーはほとんど読まない私ですが(だから?)、 これはかなりハマりました。 合コンから始まって、トントン拍子に話が進んでいった…と思ったら、 まさかの展開! 「ラスト2行で大逆転」とのふれこみだったからダマされないぞ〜と思って読んでましたが、 見事にダマされました。新幹線の中で一気に読みました。 恋愛ストーリーについて「浅い」とか批判多いですが、 私はリアルで面白いと思いました。 主人公カップルと自分を重ねて、自身のイニシエーションラブを振り返ったり…。 いつ裏切られる!?というドキドキ感と、 恋愛初期特有のドキドキ感の両方を味わえる良い小説でした。 ミステリー好きにはわかりませんが、初心者には面白いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の感想だと、ミステリーではない。懐古的青春日記?とも言えるような内容である。 どなたかのレビューにもあったように、男性目線のイニシエーションラブでしかない。それが女性受けを狙ったような(男性が買うのでは気恥ずかしいような)表紙の雰囲気とタイトルで、誰に読ませたいのかもわからない。落ちとあったが、目次だけであの年代ならわかってしまうようなヒネリというしかない。文章も会話も、作者は未だ醒めぬ夢見る夢男君なのか?と感じる台詞があちらこちらに。まずは中古で買うか、借りるかして読むことをおすすめする。もし気に入ったならば、新しいものを自分の為に買えばいいのだ。私は買わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯に引かれて読んでみた。 2度読みたくなる、ではなく、ところどころ、読みかえさないと、いけない、だと思う。ものがたりが、特別に面白いからではなく、時間軸にそって、出来事を振りかえらないと、なるほどね とならない。Finishing Stroke であることは分かるのだが、確かめなければならないのは、どうも面倒。巻末の覚書が、作品の理解を助けるというのもいかがなものか。 同じ世代で、80年代後半を過ごしたものとして、社会的な背景を含め、確かにこんな時代だったかも、と個人的には懐かしくはあった。恋愛小説としての良し悪しわからないが、ミステリとしては、評価は甘くなってしまったかも。 2次会カラオケボックスで盛り上がりって、この頃からあったんだなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクサク読めます。 速読のできない私も、3、4日間の通勤中で読み切りました。 そんな意味ではケータイ小説のように読みやすい本だと思います。 ただ、トリックを除いた恋愛模様の描写に関しては、 ケータイ小説のような刺激もないし、瑞々しさを通り越して、・・・なんか素人っぽい。 でも作者はそれを狙って書いているようです。それに付き合う読者は少し我慢が必要かもしれません。 トリック自体は素晴らしいものですが、至る所にヒントがあり、 ミステリー好きな読者の方には簡単でしょう。 確かに、2度読み直してみると(私の場合は解説サイトを見てから、2度目は飛ばし読み) パズルが解けていくような爽快感があります。 恋愛物と、ミステリーが混ざるとこんな作品になるんでしょうか。 私は独立してる方が好みなのかもしれません。なので星2つ。 騙し切るってのは、いいことなんかもしれないですね〜。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ぬるい恋愛小説、とか大きな仕掛け以外に読ませる力が無い とかおっしゃってる方もいるようですが。 チープで詰まらなくてぬるいからこそ、 精緻な読みを拒絶するテキストに仕上がっていて ミスリードを誘うのであって 陳腐でどーーでもいい恋愛小説の体裁だからこそ この作品における叙述が成功するのでしょう。 つまり、 わざとだよ? ってことです。 そういった意味では、読めないほどにまずくはなく 細かく読ませるほど良くない、そのバランスが 仕掛けを補強するつくりになっていて 全体として、実によく出来た計算された作品だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分がいかにいいかげんに本を読んでいるか思い知らされた。 そして、そこを踏まえたうえでこの人は書いているのだ。 わからない漢字を飛ばして読むように地雷を踏めずにスルーする人がたくさんいることを知っているのだ。 アインシュタインは、時間や空間が変形することを証明した。 ミステリー作家も、たった2行で、時間や空間を変形させる。 『アヒルと鴨のコインロッカー』は映像化されたが、これは映像化できないだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
合コンから始まって遠距離恋愛、そして・・。 読んでいくと、ただの若い男女の恋物語・・という感じなのだけれど。 ところが読んでいくうちに、???と不思議に思う部分が多々登場。 それでも、それ程気にもせずに読み続けていくけれど。 最後の解説を読んだ瞬間、やっぱり!って。 解説を読んで、もう一度読み返す人もいるそうだけれど、私はそこまではしませんでした。 へー!こんな子もいるんだ、たいしたものだ・・と、最終的な感想は、そんな感じでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「2回読みたくなる・・」などの評判を全く知らずに普通の恋愛小説だと思って読みはじめました。最初は少年漫画のようなストーリーで「失敗したかな」と思ったが、テンポが良いのでスラスラと読んでしまった。そしてラストで愕然とし、当然再読しましたが、2回目はじっくり読んでまた怖くなりました。なんというか、今までに経験したことの無い新しい面白さでいっぱいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
裏表紙に「最後から2行目で、本書は全く違った物語に変貌する」と書いてあり、この2行は「絶対に先に読まないで!」とも注釈がある。まあ、いきなりラスト2行を読んでも意味はわからないと思うけど。 しかし、この「全く違った物語に変貌する」には同意しかねる。確かに、この2行はミステリーの手法を用いた見事なヒネリであり、オチだと思う。だからと言って、全く違った物語へと変貌はしない。むしろタイトルにもなっている「イニシエーション・ラブ」のテーマそのものの皮肉な結末であり、主人公・鈴木を待っていた運命として当然の結末でもあるからだ。 人は誰でも多少は自己中であって、相手の立場に立って思いやれる人は案外少ない。この物語は鈴木の1人称で展開するが、読み手が鈴木に感情移入し、彼の行動と期待に共鳴して読み進めば、まさにラスト2行で足元をすくわれる。つまり鈴木の側だけに立っていて、客観性を見失っているからだ。多少なりともマユの側に立つことができれば、この顛末は当然あってしかるべき結末であると思う。 人(つまり読者も主人公も)は誰でも多少は自己中であるがゆえに、このラストでどん底に突き落とされる。その人間性を巧みに利用し、読者の気持ちを鈴木に同調させることで読ませるのが本書であり、その手法はまさにミステリーだと思う。 そして「全く違った物語に変貌する」のではなく、「イニシエーション・ラブ」の意味こそがラストそのものであって、この小説は違った物語に変貌することなく、表題通りのテーマをもって幕を閉じることになる。 物語はまあラブ・ストーリーだが、物語の構成と展開はりっぱにミステリー、それもかなりハイレベルのミステリーだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー とまで紹介文に書いてあるくらいだから、 平凡な人間の平凡な恋愛、に見せかけた、非凡な人間の非凡な事件 という展開を予想していたのですが、悪い意味で「想定内」のストーリーになっていたのは残念でした。 小説自体は面白いのですが、「絶賛」や「傑作ミステリー」という宣伝文句には負けているような気がします。 そういう文句は、「十角館の殺人」や「ロートレック荘事件」のような作品に対して使われるものなのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語はあくまでラブストーリィ。 ミステリでは断じてない。 ただこの作品に使われているギミックはミステリのそれを 凌駕するほど、アグレッシブで緻密なものだった。 このアイデアに触れるだけで値段分の価値は十分にある。 この本の再読へのモチベーションは、面白いから伏線を 読み返したい、という動機から生まれるものではない。 再読が必須なのだ。 この作品は一度最後まで読み、そしてもう一度読み返すことでようやく完結する。 星5つはラブストーリィの出来にではなく、このシステムに対する評価。 蛇足だが、ラストの2行目、ここで驚けなかった人はもう一度A-sideを読み返してみるべきだ。 このトリックに気付かずこの本を閉じてしまうのはあまりにもったいない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ラスト2行で、物語がひっくり返る」というキャッチコピーに釣られて、手に取った一冊である。確かに、キャッチコピー通り、ラストの2行で、物語がひっくり返り、それなりの衝撃を味わうことができる作品である。 ただ、個人的には、高評価はできない作品であった。なぜならば、「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という部分を抜きに考えた場合、本作品の面白さがどこにあるか全くわからないからである。私には、ラスト2行で、物語をひっくり返すためにだけに、物語が進んでいるようにすら思えてしまう。 純粋に物語として評価した場合、星二つ。それに「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という創意工夫が加味されて、プラス星一つ。そんでもって、全体評価としては星三つ。これくらいの評価が妥当な作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやあ〜、やられました! ミステリーと言うことで読み始めましたが、いつまで経ってもミステリー展開 しない。 もどかしくなり、「最後から2行は決して先に読まないで」を無視し、途中で 最後の2行を読んでしまいました。 ラストがわかったところで読み進めましたが、最後まで読んでも仕掛けがわか りませんでした。 必ず2度読みたくなると評判ですが、このままでは読み返してみても仕掛けに 気づかないんじゃないか?と、ネタバレを読み、ようやくわかりました。 いやあ〜!驚きました☆まんまと、やられた! まさか、こんなトリックが仕組まれていたとは。 今までのミステリーとは全く違う、初めて出会ったミステリーに感動です! 時代背景も私の青春とリンクし、胸キュンしながら読みました。 就寝前に読んでいたものですから、元カレを思い出し、眠れなくなったり・・・ そして迎えたラスト。 一読目は、なんて切ないんだろう・・・マユが可哀想なんてね。 ところが二読目は、全く違い、めちゃめちゃハッピーエンド。めでたし、めでたし。 1冊で2度楽しめる、こんな小説、初めてです。 絶対オススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
sideA・Bどちらの話も中途半端に感じました。 盛り上げるだけ盛り上げといて、あとはポイ。 結局作者は最後のあの仕掛けを使いたかっただけなのかな。 発想は良かったと思う。 だけどせっかくなら中身をもっと二転三転させるように練ってほしかった。 必ず二回読みたくなる って帯にはあったけど・・・ 話の途中から“ん?”って思いながら読んで、最後に“ああそーゆうこと” とは思った。ただ、伏線がわざとらしすぎるのと、恋愛小説としての中身が薄いので、 キチンと色々確かめたい人は二回読むかもしれないけど・・・ はっきり言って特に読み返したいと思える内容ではなかった。 ちなみに本の後ろに“傑作ミステリー”って書いてあったけど、 そこに一番びっくりしたかもw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人に勧められて読んでみました。ベッドインのシーンは、あまりにもリアルで驚きましたが、終わってみれば、リアルに書く必要があったと納得。最後から2行目を読みたくて読みたくて、うずうずしていましたが、確かにお見事な結末です。ネットでもいろいろな関連サイトを検索してしまいました。でも、2度読みたくはならないかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うん、うまいね。と思います。 何故、A面、B面構成の目次立てなのか。何度も出てくる車のカセットデッキのくだりとの関係。作中、ところどころに散りばめている「違和感」。あえて執拗に書いた情事表現の作者の意図。静岡という地方都市を舞台にしてリアリティを醸す手法。読み手に生じる微妙なズレの読後の嵌め込み方(パズルみたい)。で、やっぱり女性は怖いよね、と一人で唸らされる読後感。 小説として、もしくは恋愛表現としては決して上手な作品ではないんだけど、「仕掛け」を効かせたい分、登場人物のセリフやシチュエーションに少し窮屈さを寄せて「素直さ」を前面に出しているので、A面の途中でだれてくるのは仕方ないかな。 「二回読みたくなる」というよりは「後書きを読んで、いろいろ気付きます」の方が正しい気がしますが、でも、作者の今回の「仕掛け」を思いついたときのほくそえんでいる顔が浮かんできて、悔しいけど逆に心地よかったです。 共感できるのは、誰にでもあるから(あったから)でしょうね、イニシエーション・ラブが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなにビックリした本は初めて!! しかも私はナゾが解けず、友人に聞いて喫茶店で絶叫しました。 ナゾがわかってから3回くらい読んでます。 会社でいろんな人に貸して楽しみました。 超オススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説の正当な評価が自分の中で星いくつに値するものなのか正直分からないでいます。「必ず二回読みたくなる」「最後の二行で全く別の物語に変貌する」という紹介に興味をそそられて購入しました合コンで出会ったマユコとたっくんの物語。サイドAサイドBと分かれているので、最初のAはたっくん視点から、Bはマユコ視点からに変わるのかな?と思っていたのですが、どうやらサイドBも話はたっくん視点で進みます最後の二行、仰天とか言うより自分は???って感じで意味がよくわかりませんでしたそしてネットで解説など読んでやっと理解という感じでした確かに意味を全て理解すると、最初に読んだ時とは違った話になりますそして本当に二回目読んでみたくなりましたでも残念なのは、二回読みたくさせる要素というのが話の面白いさやキャラクター、文自体の魅力などではなかったということですこの発想やトリック。自分は凄いなぁと思いましたが人によっては、そういうことねだから?って感じかもしれません(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!