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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全799件 701~720 36/40ページ
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| 自分がいかにいいかげんに本を読んでいるか思い知らされた。 そして、そこを踏まえたうえでこの人は書いているのだ。 わからない漢字を飛ばして読むように地雷を踏めずにスルーする人がたくさんいることを知っているのだ。 アインシュタインは、時間や空間が変形することを証明した。 ミステリー作家も、たった2行で、時間や空間を変形させる。 『アヒルと鴨のコインロッカー』は映像化されたが、これは映像化できないだろう。 | ||||
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| 合コンから始まって遠距離恋愛、そして・・。 読んでいくと、ただの若い男女の恋物語・・という感じなのだけれど。 ところが読んでいくうちに、???と不思議に思う部分が多々登場。 それでも、それ程気にもせずに読み続けていくけれど。 最後の解説を読んだ瞬間、やっぱり!って。 解説を読んで、もう一度読み返す人もいるそうだけれど、私はそこまではしませんでした。 へー!こんな子もいるんだ、たいしたものだ・・と、最終的な感想は、そんな感じでしょうか。 | ||||
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| 「2回読みたくなる・・」などの評判を全く知らずに普通の恋愛小説だと思って読みはじめました。最初は少年漫画のようなストーリーで「失敗したかな」と思ったが、テンポが良いのでスラスラと読んでしまった。そしてラストで愕然とし、当然再読しましたが、2回目はじっくり読んでまた怖くなりました。なんというか、今までに経験したことの無い新しい面白さでいっぱいです。 | ||||
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| 裏表紙に「最後から2行目で、本書は全く違った物語に変貌する」と書いてあり、この2行は「絶対に先に読まないで!」とも注釈がある。まあ、いきなりラスト2行を読んでも意味はわからないと思うけど。 しかし、この「全く違った物語に変貌する」には同意しかねる。確かに、この2行はミステリーの手法を用いた見事なヒネリであり、オチだと思う。だからと言って、全く違った物語へと変貌はしない。むしろタイトルにもなっている「イニシエーション・ラブ」のテーマそのものの皮肉な結末であり、主人公・鈴木を待っていた運命として当然の結末でもあるからだ。 人は誰でも多少は自己中であって、相手の立場に立って思いやれる人は案外少ない。この物語は鈴木の1人称で展開するが、読み手が鈴木に感情移入し、彼の行動と期待に共鳴して読み進めば、まさにラスト2行で足元をすくわれる。つまり鈴木の側だけに立っていて、客観性を見失っているからだ。多少なりともマユの側に立つことができれば、この顛末は当然あってしかるべき結末であると思う。 人(つまり読者も主人公も)は誰でも多少は自己中であるがゆえに、このラストでどん底に突き落とされる。その人間性を巧みに利用し、読者の気持ちを鈴木に同調させることで読ませるのが本書であり、その手法はまさにミステリーだと思う。 そして「全く違った物語に変貌する」のではなく、「イニシエーション・ラブ」の意味こそがラストそのものであって、この小説は違った物語に変貌することなく、表題通りのテーマをもって幕を閉じることになる。 物語はまあラブ・ストーリーだが、物語の構成と展開はりっぱにミステリー、それもかなりハイレベルのミステリーだと思う。 | ||||
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| 「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー とまで紹介文に書いてあるくらいだから、 平凡な人間の平凡な恋愛、に見せかけた、非凡な人間の非凡な事件 という展開を予想していたのですが、悪い意味で「想定内」のストーリーになっていたのは残念でした。 小説自体は面白いのですが、「絶賛」や「傑作ミステリー」という宣伝文句には負けているような気がします。 そういう文句は、「十角館の殺人」や「ロートレック荘事件」のような作品に対して使われるものなのではないでしょうか。 | ||||
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| この物語はあくまでラブストーリィ。 ミステリでは断じてない。 ただこの作品に使われているギミックはミステリのそれを 凌駕するほど、アグレッシブで緻密なものだった。 このアイデアに触れるだけで値段分の価値は十分にある。 この本の再読へのモチベーションは、面白いから伏線を 読み返したい、という動機から生まれるものではない。 再読が必須なのだ。 この作品は一度最後まで読み、そしてもう一度読み返すことでようやく完結する。 星5つはラブストーリィの出来にではなく、このシステムに対する評価。 蛇足だが、ラストの2行目、ここで驚けなかった人はもう一度A-sideを読み返してみるべきだ。 このトリックに気付かずこの本を閉じてしまうのはあまりにもったいない。 | ||||
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| 「ラスト2行で、物語がひっくり返る」というキャッチコピーに釣られて、手に取った一冊である。確かに、キャッチコピー通り、ラストの2行で、物語がひっくり返り、それなりの衝撃を味わうことができる作品である。 ただ、個人的には、高評価はできない作品であった。なぜならば、「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という部分を抜きに考えた場合、本作品の面白さがどこにあるか全くわからないからである。私には、ラスト2行で、物語をひっくり返すためにだけに、物語が進んでいるようにすら思えてしまう。 純粋に物語として評価した場合、星二つ。それに「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という創意工夫が加味されて、プラス星一つ。そんでもって、全体評価としては星三つ。これくらいの評価が妥当な作品だと思う。 | ||||
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| いやあ〜、やられました! ミステリーと言うことで読み始めましたが、いつまで経ってもミステリー展開 しない。 もどかしくなり、「最後から2行は決して先に読まないで」を無視し、途中で 最後の2行を読んでしまいました。 ラストがわかったところで読み進めましたが、最後まで読んでも仕掛けがわか りませんでした。 必ず2度読みたくなると評判ですが、このままでは読み返してみても仕掛けに 気づかないんじゃないか?と、ネタバレを読み、ようやくわかりました。 いやあ〜!驚きました☆まんまと、やられた! まさか、こんなトリックが仕組まれていたとは。 今までのミステリーとは全く違う、初めて出会ったミステリーに感動です! 時代背景も私の青春とリンクし、胸キュンしながら読みました。 就寝前に読んでいたものですから、元カレを思い出し、眠れなくなったり・・・ そして迎えたラスト。 一読目は、なんて切ないんだろう・・・マユが可哀想なんてね。 ところが二読目は、全く違い、めちゃめちゃハッピーエンド。めでたし、めでたし。 1冊で2度楽しめる、こんな小説、初めてです。 絶対オススメ。 | ||||
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| sideA・Bどちらの話も中途半端に感じました。 盛り上げるだけ盛り上げといて、あとはポイ。 結局作者は最後のあの仕掛けを使いたかっただけなのかな。 発想は良かったと思う。 だけどせっかくなら中身をもっと二転三転させるように練ってほしかった。 必ず二回読みたくなる って帯にはあったけど・・・ 話の途中から“ん?”って思いながら読んで、最後に“ああそーゆうこと” とは思った。ただ、伏線がわざとらしすぎるのと、恋愛小説としての中身が薄いので、 キチンと色々確かめたい人は二回読むかもしれないけど・・・ はっきり言って特に読み返したいと思える内容ではなかった。 ちなみに本の後ろに“傑作ミステリー”って書いてあったけど、 そこに一番びっくりしたかもw | ||||
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| 友人に勧められて読んでみました。ベッドインのシーンは、あまりにもリアルで驚きましたが、終わってみれば、リアルに書く必要があったと納得。最後から2行目を読みたくて読みたくて、うずうずしていましたが、確かにお見事な結末です。ネットでもいろいろな関連サイトを検索してしまいました。でも、2度読みたくはならないかな? | ||||
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| うん、うまいね。と思います。 何故、A面、B面構成の目次立てなのか。何度も出てくる車のカセットデッキのくだりとの関係。作中、ところどころに散りばめている「違和感」。あえて執拗に書いた情事表現の作者の意図。静岡という地方都市を舞台にしてリアリティを醸す手法。読み手に生じる微妙なズレの読後の嵌め込み方(パズルみたい)。で、やっぱり女性は怖いよね、と一人で唸らされる読後感。 小説として、もしくは恋愛表現としては決して上手な作品ではないんだけど、「仕掛け」を効かせたい分、登場人物のセリフやシチュエーションに少し窮屈さを寄せて「素直さ」を前面に出しているので、A面の途中でだれてくるのは仕方ないかな。 「二回読みたくなる」というよりは「後書きを読んで、いろいろ気付きます」の方が正しい気がしますが、でも、作者の今回の「仕掛け」を思いついたときのほくそえんでいる顔が浮かんできて、悔しいけど逆に心地よかったです。 共感できるのは、誰にでもあるから(あったから)でしょうね、イニシエーション・ラブが。 | ||||
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| こんなにビックリした本は初めて!! しかも私はナゾが解けず、友人に聞いて喫茶店で絶叫しました。 ナゾがわかってから3回くらい読んでます。 会社でいろんな人に貸して楽しみました。 超オススメです。 | ||||
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| この小説の正当な評価が自分の中で星いくつに値するものなのか正直分からないでいます。「必ず二回読みたくなる」「最後の二行で全く別の物語に変貌する」という紹介に興味をそそられて購入しました合コンで出会ったマユコとたっくんの物語。サイドAサイドBと分かれているので、最初のAはたっくん視点から、Bはマユコ視点からに変わるのかな?と思っていたのですが、どうやらサイドBも話はたっくん視点で進みます最後の二行、仰天とか言うより自分は???って感じで意味がよくわかりませんでしたそしてネットで解説など読んでやっと理解という感じでした確かに意味を全て理解すると、最初に読んだ時とは違った話になりますそして本当に二回目読んでみたくなりましたでも残念なのは、二回読みたくさせる要素というのが話の面白いさやキャラクター、文自体の魅力などではなかったということですこの発想やトリック。自分は凄いなぁと思いましたが人によっては、そういうことねだから?って感じかもしれません(笑) | ||||
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| 最後の二行は読まずに最初から読みました。結果的にわかったのは最後の二行だけ読んでもまったく仕掛けはわからないということです。最初から読んで初めてこの仕掛けが効いてくる。目次のside-A,side-Bというのも今はなきレコードを知っている人にはなるほどと思わせる仕掛けだったのが最後の二行でわかるようになっています。もっともside-Aの段階でマユの言動からある程度のことは見通していましたが,それ以上のことは私の場合,最後になって電撃に打たれたような感じで気づかされました。ひょとするとまったく何も気づかず平凡な恋愛小説として読んで終わってしまう人もいるかもしれませんが(おそらく少数派でしょう),世の中には誰にも気づかれない同じような物語はありふれていると思いますので,それはそれでよいのかもしれません。でもその背景にある怖さを読み取れればおもしろさは数倍になります。ごく普通の読者に脱構築を無理矢理させてしまうという仕掛けを作った乾さんに脱帽です。 | ||||
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| 「最後から2行目で、全く違った物語に変貌する」に魅かれて読みました。 ラスト2行を読み終えたとき、意味がわからず、あとの解説で「なるほど、そういうことか!」とやっと理解できました。やられた〜というほどの驚きはありませんでしたが、読み返してみると「あ〜あれはこういうことだったのね」と仕掛けがわかって、おもしろかったです。 side-Aを読んだときは、ほのぼのとした恋愛小説で、二人がこのまま幸せでいてくれたらいいなあとしみじみ思いましたが、全てわかって読むと・・・一気に感情移入できなくなりました。コワイです。 | ||||
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| みなさんおっしゃるように、 帯文はミステリーファンを挑発するような内容だったため、 いろいろ”予想”しながら読もうと読み始めました。 目次もじっくりチェックしてから読み始めたし。 そしたら、2部にはいったところでわかってしまいました。 物語り自体は、80年代の情景満載の話ですがのめり込んで読みました。 ただ、どうしてもこの浮かれ放題の80年代ってすきになれないです。 (すみません、個人的に) また、この作家さんは名前だけで若い女性だと思っていたので ずいぶん、男視点なラブシーン多い。。。と思っていましたが 実際は男性で40代だかってきいて、ああやっぱりと思いました。 | ||||
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| 噂どおりの小説だった。 噂に乗せられて期待すると、大抵碌なことはないのだが、今回は違った。 気持ちが良いほど思いっきり騙された。 出来の悪い日記のような恋愛小説を読まされていると思ったら大間違いだった。 別にトリックがあるわけではなく、勝手に読者が騙される。 叙述ミステリーの面白さ。 最後の2行で驚く、と聞いていたので警戒しながら読んでいたのだが、 まさしく「最後の2行」で????? 悔しいが、もう一度読み直さざるを得なかった。 最後のたった2行で、出来の悪い恋愛小説が一気にミステリーとなる。 本格派ではないが、これだからミステリーはやめられない。 すごいなぁ、よく出来てるなぁ。 ひとつだけ騙されなかったこと。 女性が書く文体にしては違和感があるな、と思いつつ読んでいたが、調べて見ると、案の定「乾くるみ」は男性だった。 | ||||
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| 「イニシエーション・ラブ」読みました。 しかし、ストーリー自体は、再読する気にはなれない。 けど、仕掛けは気になる。 作家と同世代の私、気になる、気になる。 も一回読む気になれないけど、気になる。 そんな人への解説はないのでしょうか? | ||||
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| 気持ちよく騙されました。 レコードを模した目次の意味がわかったとき、 「なるほど」と思わず苦笑を浮かべてしまいましたから。 もっとも、「最後から二行目で本書はまったく違った物語になる」 というコピーを先に目にしていなければ、永遠に気づかなかったこ と思います。つまりあの「ドンデン返し」がなくても、普通の恋愛 小説としてよく出来ているということでしょうね。 自分もこの小説が舞台になっている年代に青春時代を送った ので、そういう意味でも懐かしく、甘酸っぱい気分で読めたことも 幸いでした。これからも期待してます♪ | ||||
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| なかなか面白い発想の本でした。 最後まで読んだあと、読み返すまではしませんでしたが、 違和感を感じた箇所を拾い読みすると「なるほどなあ」と感心しました。 またこの本を分析しているサイトなどを見ると驚くほど多くの伏線があります。 確かに恋愛小説としてはありきたりな話ですし、ミステリーというほど凝った仕掛けが あるわけではありません。 つまらなく感じた人は人物に共感したり、文脈に感動したり、トリックに驚いたり、 つまり普通の本を読む愉しみを求めてた人たちだと思います。 ある種のクイズ本、パズル本に近い感覚で読むことが正解であるように思います。 | ||||
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