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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全786件 701~720 36/40ページ
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最後の二行は読まずに最初から読みました。結果的にわかったのは最後の二行だけ読んでもまったく仕掛けはわからないということです。最初から読んで初めてこの仕掛けが効いてくる。目次のside-A,side-Bというのも今はなきレコードを知っている人にはなるほどと思わせる仕掛けだったのが最後の二行でわかるようになっています。もっともside-Aの段階でマユの言動からある程度のことは見通していましたが,それ以上のことは私の場合,最後になって電撃に打たれたような感じで気づかされました。ひょとするとまったく何も気づかず平凡な恋愛小説として読んで終わってしまう人もいるかもしれませんが(おそらく少数派でしょう),世の中には誰にも気づかれない同じような物語はありふれていると思いますので,それはそれでよいのかもしれません。でもその背景にある怖さを読み取れればおもしろさは数倍になります。ごく普通の読者に脱構築を無理矢理させてしまうという仕掛けを作った乾さんに脱帽です。 | ||||
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「最後から2行目で、全く違った物語に変貌する」に魅かれて読みました。 ラスト2行を読み終えたとき、意味がわからず、あとの解説で「なるほど、そういうことか!」とやっと理解できました。やられた〜というほどの驚きはありませんでしたが、読み返してみると「あ〜あれはこういうことだったのね」と仕掛けがわかって、おもしろかったです。 side-Aを読んだときは、ほのぼのとした恋愛小説で、二人がこのまま幸せでいてくれたらいいなあとしみじみ思いましたが、全てわかって読むと・・・一気に感情移入できなくなりました。コワイです。 | ||||
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みなさんおっしゃるように、 帯文はミステリーファンを挑発するような内容だったため、 いろいろ”予想”しながら読もうと読み始めました。 目次もじっくりチェックしてから読み始めたし。 そしたら、2部にはいったところでわかってしまいました。 物語り自体は、80年代の情景満載の話ですがのめり込んで読みました。 ただ、どうしてもこの浮かれ放題の80年代ってすきになれないです。 (すみません、個人的に) また、この作家さんは名前だけで若い女性だと思っていたので ずいぶん、男視点なラブシーン多い。。。と思っていましたが 実際は男性で40代だかってきいて、ああやっぱりと思いました。 | ||||
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噂どおりの小説だった。 噂に乗せられて期待すると、大抵碌なことはないのだが、今回は違った。 気持ちが良いほど思いっきり騙された。 出来の悪い日記のような恋愛小説を読まされていると思ったら大間違いだった。 別にトリックがあるわけではなく、勝手に読者が騙される。 叙述ミステリーの面白さ。 最後の2行で驚く、と聞いていたので警戒しながら読んでいたのだが、 まさしく「最後の2行」で????? 悔しいが、もう一度読み直さざるを得なかった。 最後のたった2行で、出来の悪い恋愛小説が一気にミステリーとなる。 本格派ではないが、これだからミステリーはやめられない。 すごいなぁ、よく出来てるなぁ。 ひとつだけ騙されなかったこと。 女性が書く文体にしては違和感があるな、と思いつつ読んでいたが、調べて見ると、案の定「乾くるみ」は男性だった。 | ||||
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「イニシエーション・ラブ」読みました。 しかし、ストーリー自体は、再読する気にはなれない。 けど、仕掛けは気になる。 作家と同世代の私、気になる、気になる。 も一回読む気になれないけど、気になる。 そんな人への解説はないのでしょうか? | ||||
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気持ちよく騙されました。 レコードを模した目次の意味がわかったとき、 「なるほど」と思わず苦笑を浮かべてしまいましたから。 もっとも、「最後から二行目で本書はまったく違った物語になる」 というコピーを先に目にしていなければ、永遠に気づかなかったこ と思います。つまりあの「ドンデン返し」がなくても、普通の恋愛 小説としてよく出来ているということでしょうね。 自分もこの小説が舞台になっている年代に青春時代を送った ので、そういう意味でも懐かしく、甘酸っぱい気分で読めたことも 幸いでした。これからも期待してます♪ | ||||
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なかなか面白い発想の本でした。 最後まで読んだあと、読み返すまではしませんでしたが、 違和感を感じた箇所を拾い読みすると「なるほどなあ」と感心しました。 またこの本を分析しているサイトなどを見ると驚くほど多くの伏線があります。 確かに恋愛小説としてはありきたりな話ですし、ミステリーというほど凝った仕掛けが あるわけではありません。 つまらなく感じた人は人物に共感したり、文脈に感動したり、トリックに驚いたり、 つまり普通の本を読む愉しみを求めてた人たちだと思います。 ある種のクイズ本、パズル本に近い感覚で読むことが正解であるように思います。 | ||||
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読後、皆さんのレビューを見ても、なかなかトリックがわからず、ネタばれブログをチェックしてようやく意味がわかってきました。 物語自体は、この年代の恋愛を丁寧に描いてあって、はじめての交際、つらい遠距離恋愛等「うんうん、わかるわかる」という気持ちで、熱中して楽しみました。 著者は男性と聞き、納得した人物描写で、どちらかというと、男性側からの気持ちがよく表現してあります。 トリックについては、わかってからは、なんだ、そういうことか・・・という感じで、帯にかいてあるほど「仰天」はしなかったものの、比較的穏やかな気持ちで楽しめる恋愛ミステリーという感じで、面白かったです。 | ||||
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当然、作品に関して賛否両論でしょう。 でも、素直に面白いかったと思います。 細かな仕掛けを読み直すと、何にもない所からこの作品を作り上げる作者はすごい才能だなあと思いました。 決して王道ではないけど、存在意義を否定するのは大間違い。 読んでおいて損はないと思います。 | ||||
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夫の「びっくりするよ!」につられて読みました。 夫の台詞や、帯の文から「どんでん返しもの」とわかって読んでいたくせに 鈍い私には最後までトリックがわかりませんでした。 っていうか、最後まで読んでも「???」で夫に教えてもらいました。情けない。。。 でも、トリック自体はとっても良く出来てます。 「やられた!」って感じ。確かに帯の文どおりもう一回よみたくなるなる。 「ええっ?そんなのあり?」です。流石。 しかし!そこに到達するまでは「ぬるい恋愛小説」なんだよね。 もう、読んでるとかゆくなる。 本当に力量があるならフィニッシュに至るまでの過程も 「読ませる」ものにして欲しいな。 これでどんでん返しが納得いかないものだったら怒ってたと思う。 | ||||
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説明過多な文章。面白みのない会話。 日記?感想文?なんじゃこりゃ。 トリックっていうけれど、たいしたことじゃない。 ばればれの伏線だらけ。そのばればれさが伏線かも、と我慢して 読み通したけど。結局落ちはそのまんま。ていうか落ちてもいない。 これで、いいのか? | ||||
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最後のどんでん返しがとにかく有名。会社の後輩が先に読んで、本当に普通の遠距離恋愛話だったのに、最後の2行ですごいどんでん返しにやられた、と聞いて、2行で全てが変わるなんてどんな話だろう、と思って、読む前に、実は、相手は女性じゃなくて男性同士だった、という仮説を立てたが、出会いからして合コンで、あっさり外れた。 けど、真ん中あたりから、つじつまのあわなさを感じてたし、答えが出ても、ああ、そうね、だからつじつまがあわなかったのね、という感じだったかな。二度読み返す小説、と言われるが、ヒロインの繭が最初から彼を改造しようとするところも嫌いだし、登場人物が魅力が無い、恋愛小説としても後味が悪い、ということで、まあ読みたくないな。 でも、乾くるみはもっと何冊も読んでみたい作家です。 | ||||
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後ろ表紙に書かれていた「最後から二行目を絶対に先に読まないでください。」というフレーズに惹かれて買いました。途中までレトロな恋愛話しで後半はイラツキ気味で読んだのですが、最後の二行がほんとに意味不明で、最初から読み返しました。謎がわかった瞬間キャ〜って思わず声が出てしまうほど驚きました。そのあとは読み返すほど発見があって面白かったです♪♪ | ||||
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普通ってところ。話自体はあんまり面白くない。ヒントのちりばめ方はうまいけど、途中から「あれ?」と違和感を感じラストの2行で「ははーん、そういうことね」、解説を読んで「ああやっぱりそうだったか」で終わった……。なんかちょっと残念'`私は二度読み返す必要はなかったです。ストーリーの内容がもう少し面白かったらなあ……、何度も読み返すのに。ヒントのちりばめ方がうまいだけにすっげえ悔しい感じ。読むのであれば恋愛小説としてではなく軽めのミステリー小説として読むのがオススメ! | ||||
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2回読みたくなる本!と銘打ってあったので、ものすごいどんでん返しを期待していたのですが中盤には仕掛けに気付いてしまいました。 なにかあるんだろうな〜と意識して探ってしまったからだと思いますが、気付いてしまうと後はかなり普通の本ですね。。 最初から何も知らずに読んで、最後に事実に気付いたらそれなりに楽しめる作品にはなると思うのですが「ラスト2行ですべてが変わる」なんて銘打たれてしまうと楽しみが半減するのではないでしょうか。 なんとなく読後感も良いものではありませんでしたし、ミステリーと呼べるものではないと思います。 | ||||
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基本的に小説とかは一回読んだら本棚で眠ってしまうんやけど、これは「あとがき」を読んで即読み返した。はじめは「?」でいっぱいやったけど理解してからウワ〜ッてなった。 あっさりと騙されました。 男ってこんなもんって読み進めてたけど違ったね! すごいな-乾くるみ。これ以上書いたらネタバレするから、この辺で☆ | ||||
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みなさん悪気なく書き込んでいると思いますが、作品の性質上、ちょっとしたヒントでもネタバレの危険をはらんでいます。 ほとんど「内容に触れたら即ネタバレ」……に近い微妙さがあります。 私も「レビューは読んじゃダメ」というご忠告に従って正解でした。 売り物の最後の2行を読んで、最初、「えっ???」でしたが、あとがきなどの助けを得て、やっと理解。 そこからは、自分で謎を解いてゆくセルフ謎解きミステリーです。 著者の手並みは、まことに鮮やかでした。 とはいうものの、そこにたどり着くまでは、けっこう苦戦。 ふだん青春小説とか読まないので……。 でも、「最後の2行」というニンジンにつられ、トコトコ読み進めました。 読んでいる途中より読み終わった後の方が楽しめるという、不思議な小説でした。 ですから、類似の作品をすでに知っている人にとっては、何にもおもしろくないでしょうね。 | ||||
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書店のポップにそそられて買いました。ラスト2行は最後まで読まないで!とあったので、わくわくしながら読みました。途中、というか、最後の2行目までは正直面白くはなく、かなり頑張って読みました。そして、最後の2行・・・でも、インパクト弱っ!解説サイトで説明を読みましたが、そんなミステリーというほどスリリングではなく、「あ、そうだったのね」程度・・・。この設定を生かして、もっといろいろ面白くできたのになぁ。こんな面白い発想なのに、この程度の出来事で、勿体無い。と思いました。 | ||||
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噂は聞いていましたが、確かに読み終わったあと頭の中が?で埋め尽くされました。 本書は前後半でAパートとBパートの2つに分けられています。 この時点でなにやらあやしい感じがしていますが、 つつがなく主人公である鈴木の物語は進行していきます。 そして辿りつく不思議な結末... 当然、随所にしかけの伏線がちりばめられているのですが、 果たしてどれだけそれに気づけるでしょうか... 個人的には、巻末の“再読のお供”が楽しかったです。 あれを読んで急いで読み返したくなりました。 作者の本はそれぞれに独特のギミックが用意されているため、 一味違った小説を読みたい方にオススメです。 | ||||
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何か仕掛けがある、という先入観を持って読んだのでかろうじて最後まで読み進めることができたが、そうでなければ設定も古く感情移入もできない苦痛なただの恋愛小説。 二部に分かれている時点でピンとくる人も少なくないだろうし、なんだか期待はずれ。 | ||||
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