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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全786件 621~640 32/40ページ
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すらすら読めてしまいます。 最後の2行で確かにしてやられてしまいます。 A面とB面がヒントになっていますが、まさかの・・・・ もうこれ以上は書けません。 二度読むのは忙しい人には酷です。 ネットで調べられますので。 平凡な女性ほど怖いのだ、と作者は言いたかったのかもしれません。 トリックの全容を知ると、女性の怖さが浮き彫りに なってきます。 あなたの身近にもこんな女性はいないでしょうか。 でもいろいろな物議をかもした点で、筆者は あっぱれだと思いました。映像化は不可能な作品ですね。 そこがまたいいです。他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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えー、まあ、そんな人もいないとは思うけど、とにかくもアマゾンとかのレビューを読んではダメです。 予備知識なしで取りあえず読んで、それからこのレビューに戻ってきてください。 結果的には 「Aサイドが回っている裏で Bサイドも回っている、レコードだって、カセットテープだってそれは同じ」 うーん、このネタに気づいたとき「おもしろーい」と思いました。 舞台がバブル期なのもいいですね。 逢いたくても逢えない、あのころだから成り立つストーリーです。 今だとケイタイつなぎホーダイなわけで、こうゆうストーリーが成り立たない。 うん、本当によく練りこまれてます。 水着とか、曜日を決めたデートとか、アダナとか、指輪とか、本の貸しっことか、ホテルの予約とか。 読んでる時は「どこぞのバカが書いたブログか!」とか思ってましたけど、全て読み終わった後にどれも意味のある描写だったんだなあと気づかされました。 なによりもユウキくんとマユちゃんが不幸になってないってわかったので、ものすごく安心しました。 めでたし、めでたし?? | ||||
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登場人物同様、バブル期に青春を過ごしてきた拙私にとって、 「くだらないけど、こんな感じだったわ」って身につまされる 実にぬるい話の展開。 事前情報をもってしても、脇を甘くさせる軽い表現。 「タック」「男女七人」「国鉄とJR」「新しい水着」「便秘?」・・・。 何か違和感があるけど、そのままスルー。 そもそも「薄くてすぐに読み終わっちゃうじゃん」という 安易な思い込み。 この作品を読もうと思った時点で、取り組み方が負けを 決定づけていたなぁ。 他の方も書いている通り、話の内容が希薄であればあるほど、 最後の2行で仰天するわけです。 最後の2行の真意を理解できずに、読み終わる人の方も多いのでは ないかとも思った。 拙私は、幸いながら?仰天した方の読者だったので、読み返すわ、 サイトで調べまくるわ、他の奴に聞くわ・・・。 テーマはただ「女って怖いな」なんだけど、逆に 「男って単純」って言われているんだろうな。 この作品を読ませて、すぐにトリックに気付く女子には 注意しないとヤラレますぜ! | ||||
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裏の「最後の2行は絶対に読まないで!」に、かなり吸引された。 すごいレビューの数に驚きながら、未読の時はあえて読まなかった。 正解ですね。 もし、読んでたら 面白みが100%無くなってました。 この最後の2行を読んでも、すぐにはピンとこなかった鈍い私ですが じわじわと、え??一体、何??どういうこと?? そこで、拾い読みをもう一度。 1回目に読んでる途中所々に、ひっかかる部分があったのは確か。 恋愛小説にしては、あまりにも ありふれていますし そこが賛否両論があるんだと思いますが やはりこの小説の醍醐味は、最後の2行。 正直に言えば”騙された”…というより ズルイ!…って言う感想を最初に感じましたが 人間の思い込みを上手く利用してくれました。 未読の方もいると思うので、細かなことは伏せますが とにかく、色々なものが全てミス・リードに繋がっているのには 正直、驚きました。 後になれば成る程この細かなミス・リードに気がつき その度に「あぁ…」と唸らせてくれるので ストーリー性よりも、そちらの方がインパクトが強すぎますが。 この小説を時系列を説明してくれている、親切なサイトもあり その細かな付箋の貼り方に脱帽です。 | ||||
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本作は乾くるみ氏による一風変わったミステリー。 最初は何の変哲も無い恋愛モノだと思って読み始めた。 どこがミステリー? と思いながら最後までたどり着く。 マユの行動に不可解さがあるものの、とにかく読み進める。 そして……後は皆と同じ感想。 どうせ読むなら、「見破ってやるぜ!」的な意気込みは排除して読みましょう。もったいないから。 少し甘い恋愛小説として楽しみましょう。 恋愛小説として楽しみましょう。 そしてどうせ読むなら、素直にだまされましょう。 言いたいことはそれだけです。 きっと楽しめるはず。 | ||||
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なかなか手の込んだトリックで楽しませてもらいました。 ネタばれになるのであまり多くは語れませんが、よく考えられています。 しかしながら、「で、何?」って感じです。トリックに全神経を集中しすぎたためか、ストーリーは極めて平凡。一言で言うならばおもちゃのようなもの。 帯には2度読み必至みたいな事が書いてありましたが、トリックさえわかれば二度と本書を手に取る事は無いでしょう。残るもんも無いでしょう。 トリックのための道具としてのストーリー展開。中身が無く新鮮さも無い中学生の妄想作文が残念。 | ||||
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読むなら文庫よりもこっちのハードカバーの方をお勧めする。読者は表紙・表紙裏・目次から既に試されています。 ちなみに文庫には後ろの方に解説がついているが、ネット上でとても丁寧に解説しているサイトがあるので、結局どういうことなの? と思った人も大丈夫。 あと、「必ず二回読みたくなる」って煽り文句があるけど、「全貌を理解するための確認のために二回」読みたくなるのであって、「話自体が面白いから」二回読みたくなるというわけではない、ということも注意すべき点であろう。 恋愛小説としてみるとどうであろうか。 あまりにも普通すぎるし、じゃあミステリーとしてはどうかというと殺人とかトリックとか探偵が解決とかもないし、結論は「仕掛け本」というところで落ち着きそう。 でもこんな恋愛も読む分には嫌いじゃない。むしろ好き。リアルっぽくて良いじゃない(いつも恋愛アドベンチャーゲームばかりやっている俺には新鮮だった)。でも可愛い顔している分マユは怖いよ。 | ||||
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裏表紙のコメントに惹かれ手に取りました。著者も静岡県生まれだからでしょうか、作品内に静岡県の地名が出てきて親近感を覚えながら読み進めました。終盤から違和感を感じながら「最後から二行目」に達した時、本書の帯にも書いてあるとおりすぐに読み直してしまいました。ただ「仕掛け」を確認しながらの2度読みは、少々疲れますね。 | ||||
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読んでいる途中、ときどき何か不自然なものを感じるのですが、結局最後までそれが何なのか分かりませんでした。 最後のページで「え?え??」と、なり、解説のあとに用意されている用語辞典を読んでもまだピンと来ず、二度目を読んで、「おお。」とうなってしまいました・・・ 不自然なものを感じたところが、見事に伏線になっていました。 | ||||
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前半は、マユとたっくんの純愛物語で、後半は、マユとたっくんに美弥子を加えた三角関係の恋愛模様になっていく、、という恋愛小説。男ってやつぁよぉ、なんて感想を抱く。最後の章までは。そして、最後のページをめくった後は、女は怖い、という感想に早変わりの叙述トリックが仕掛けられているミステリ小説でもある。 伏線の張り方もなかなか上手であり、思い出す場面場面で、なーる、と思う。もう一度見直してもいいかも、なんて思った。ちょっと読み直して「タック」の話が出たときなんか、「おおーここでっ」とか思うのである。章の分割がSIDE-AとSIDE-Bに分かれているところも、「そういうことっ」なのである。 近ごろ流行っている純愛小説のようで、実はまるでそうではなく、逆に生々しささえ感じられる秀作。まぁ、自分が叙述トリック好きというのもある。最後に「なにーーー」と驚きがあると、こう、読んだなー、っていう気にもなるし。 | ||||
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方向は全然違いますが、映画「シックス・センス」を思い出しました。 ひとつの「仕掛け」があって、それが作品のキモ。その仕掛けにうまいこと騙されれば、「やられた!」と気持ちよさを感じることができるけど、気づいてしまえば、アウト。 そしてこの作品の「仕掛け」は正直…ごめんなさい、正直、気づかない方が不思議でしょうがない!! 不自然、あまりに不自然すぎるんだよ〜。小説を読み慣れている人にとっては不愉快なんじゃないかと思うくらいに、文章が、描写が、稚拙すぎて。「仕掛け」以外は何も残らない。だったらせめて、上手に騙してくれれば、ここまで低評価にはならなかったんですが…。 高評価につられて読んでしまった自分に腹が立つぐらいです(笑)。失礼ながら「一発ネタ」として読む分にはまぁ悪くないと思うので、暇つぶしに読まれる場合は、何も考えずに一気に読むことをお勧めします。 | ||||
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帯の「必ず二回読みたくなる小説など そうそうあるものじゃない。」に 惹かれて購入しましたが、確かに再読したくなります。(と言うか再読します!) 帯でここまで謳っている以上、ミステリー的な要素があるのだろうと 読み進めましたが、そんなことはすっかり忘れ、初めて彼女ができた時の ことを思い出し、時に懐かしく、時に恥ずかしくなりました。。。 また、恋人が全てという夢から覚めてしまった後のことも描かれており、 ある年齢以上の方であれば、誰しもが甘酸っぱい気持ちになると思います。 ”最後から二行目”という部分には触れませんが、いわゆる”オチ”が 無くても十分に楽しめる作品です。もちろん、強烈な”オチ”が 待っていますので、それは読んで確認してください! 今考えると、携帯電話が無かった頃の方が、恋愛は楽しかったと思います。 そして、いつの時代も男より女の方が一枚も二枚も上手です。。。 | ||||
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普通の恋愛小説のような感じだけど、最後にどんでん返し!! 確かにもう一度読みたくなりました◎好き嫌いはあるかもしれないけど、女性は結構好きな人が多いんじゃないかなと思います。 | ||||
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「2回読みたくなる」っていう煽り文句が気になって購入。 ■1度目 普通に恋愛小説として読みました。イニシエーションラブの意味ってそうなんだ、へえ〜。ぐらいの感覚です。 読み終わって、最後のところで「んん??」ってなり、「あれ?ちょっとまって!え?どこから?」って気になって、2度目へ。 ■2度目 1回目に読んだときと、まるで読んでるときの感情が異なります。 登場人物に対する思いが、1度目とは全然違うので、まるで別の話を読んでるような感覚に。 この不思議な感覚が、個人的にはとても面白かったので、オススメです。 ネタバレする前に、素直な気持ちで読んでみてください。 私は友達にも薦めて、友達も面白かったと言っていました。 ただ、3度読みたくなるものではないかなぁ・・・ | ||||
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最後まで読み終えたあと、解説を読んで愕然とするミステリーです。 途中から違和感を覚え始めるのですが、それはあなたが読者だからでしょう。 もしも、現実であなたが主人公だったなら、切なく美しいラブストーリーの思い出となるのでしょうが、 人の心ほどミステリーなことはありませんね。 振り返ると、実はあなたの人生にも「SIDE−B」が存在しているのでは? 真実を知らないほうが、幸せなのかも知れませんね... | ||||
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最後まで読んで、「なんだ、やっぱり」というか、まあまだ救いがある事実だったなという程度の感慨でした。 少し見返してはみたけれど、「もう一度読みたい!」のその中身が、「あの感動をもう一度なぞりたい」とか「あのシーンをもう一回味わいたい」と思ってバカみたいに何度でもジーンとさせられる力を持った小説なりなんなりは確かに実在しているので、それらの重みと比べるとその価値は羽のように軽い。 ・・というのも登場人物に魅力がないからだと思う・・別に登場人物全てが賢かったり善良である必要はないし「フツーの人ってこうなのよ」という見方もあるだろうが、それでは本=他者の考えを知る意味がない。共感できるだけではダメで、この人のこういうふうに言えるところがいいなとか、こういう行動を見習いたいとか、せめてそれくらいの「自戒」を促されるものがないと、「得るものがないな・・」と再読の必要性が感じられない。 海藤くんの言葉を成岡さんに聞かせてやりたいね。 でも何とも思わなさそうだけど。 | ||||
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読み終わった時点で「どんでん返し」の真の意味に殆ど気づかなかったにも関わらず、全くと言っていい程に「もう一度読み返したい」という気持ちにはなれませんでした(笑)。「真相もわかってないくせに偉そうなレビューを書くな!!」 などと言われないように、いちおう再読……するのは非常に面倒くさかったので、ネットの考察サイトを熟読してはみたんですけど……やっぱり、元々、人物描写が浅いうえに大した事件も起こらない話であるため(結局、浮気しただの二股かけただの、ってだけですからねぇ・苦笑)後になってから「女の怖さはどうだ」とか「実はアレはあーだった」とか言われても……「だから何??」 としか言いようがありません。 (身も蓋もない言い方かもしれませんが)はっきり言って「単なる説明不足」というか「ただ切って貼ってズラしただけ」というか……。「叙述トリックどんでん返しモノ」の作品としては、それこそ本作中でその名が挙げられている「十角館の殺人」と比べただけでも、個人的には雲泥の差、あるいは月とスッポン、ってぐらい、相当に「劣っている」のではないかと思います。 | ||||
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一通り読みました。が… とにかく平凡な恋愛話がダラダラと続き途中で眠くなります。 そのため斜め読みしている部分がかなり多くなりました。 また伏線として何度も登場するドラマや音楽、時事ネタですが 80年代当時小学生だった自分には時系列の違和感をあまり感じらません。 Side-AとBの主人公の雰囲気の違いも 「彼女できて急にイヤな奴になったなぁ」としか思っていませんでした。 そのため、肝心のラストは作者の意図とは違う解釈をしていました。 美弥子に浮気されている→でも俺もマユに同じことをした→ 恋愛ってこんなもんだよな→気が付かないフリでそのまま付き合う 結局「なんで2回読みたくなるんだ?!」と謎に包まれました。 あとがきと用語辞典を読んでも意味がわからず (紙に年表とか書き出すのもメンドクサイ) ネットの解説サイトを見て「あぁ、そういうことなんだ〜」 この作品のファンの方は再読して楽しむ所なんでしょうが またこの眠たい話をイチから再読する気になりません。 やっぱりどんでん返しモノってタイトにまとまってこそだと思うな… | ||||
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研究室に誰にも省みられずに置いてあった1冊の本. たいした動機も無く(当然予備知識は0)暇つぶしにと読んでみたらひどく凡庸な恋愛小説. 途中で読むのを止めようかとは思ったが,まあせっかくだしと最後まで読んでみてひとつの疑問が生じる. それに関しては面白いのだが,もう一度読み返したいかと聞かれると・・・ 要するにクイズの問題を長々と小説仕立てで出された様な本だった. 1/10の分量ならもう少し好きになれたかもしれない. | ||||
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ラストに近づくにつれ、あれ??と思う個所がいくつか出てくるんですが、最後の2行でえっ!?と頭の中大混乱ができました。 確かに2回、きちんとではないですがAとBを何度も行ったり来たりしました。 知り合いにもすすめて読んでもらって、「どうやった!?」と感想を言い合いたくなる作品です!! 一見よくある?二股恋愛小説がですが、いかにAからBへ平行に見せるか、叙述トリックさすがでした!! そして、これで「叙述トリック」なるものを初めて知りました。 また、80年代とゆう時代背景も新鮮でした。 | ||||
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