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イニシエーション・ラブ



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イニシエーション・ラブの評価: 3.14/5点 レビュー 786件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全786件 761~780 39/40ページ
No.26:
(4pt)

二度読まされます。

中出ししなければ妊娠しないと思ってるバカ男とでき婚の世間体を気にして堕胎するアホ女の腐った三流恋愛小説だと思って読んでいたら最後の最後でやられました。(絶対最後をチラッとでも見てから読んじゃダメですよ。)もう本当に衝撃。最後の数行でガラリと色が変わる。微妙に違和感は感じていたんだけどなあ…整合取れていないなあと思ってる部分もあったんだけど、そこは全部作者が読者に向けて提示してくれたヒントだったんだなあと。驚いた。面白いです。絶対読み終わったあとに前の方のページを読み返しだします。
頭がキレるひとは分かっちゃうかもしれないけど、この本の醍醐味は「最後の衝撃」を受けることだと思うので、軽い気持ちで読んでください。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
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No.25:
(3pt)

おもしろくはないけれど驚けるか?

話としては、単純なラヴストーリで、どうってことはないんです。
ま、正直言えば、ミステリ作家の書いた恋愛話しですからね、というレベル。
最後の最後で、驚きが!!
というのが最大のうりなのはもちろんわかりますが。
その点だけに、評価が集中、というのも私にはやっぱり苦しかった。
本格ミステリのマニア系じゃない人には、おそらく、え?
で終わる人も多いのではないだろうか、そういう印象。
読む人選びます、心してかかってください。
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No.24:
(4pt)

途中で気づくかもしれませんが

それでも引き込まれます
どうトリックを使っているかはあえていいません
二度読み返すほどの作品ではありませんが
一度目を読んでいる間は十分に楽しませてくれる作品です
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No.23:
(4pt)

驚愕のミステリー!作者にやられた!

友人から合コンのピンチヒッターを頼まれた夕樹は、その席で繭子という女性と知り合った。やがて二人はつき合いはじめる。夕樹が来春大学を卒業したら東京の会社に就職する予定だと聞いた繭子は表情を曇らせるが・・・。 知りあってから愛し合うまでに、それほど時間はかからなかった。お互いを思う気持ちは遠距離恋愛になっても変わらなかったはずなのに、微妙なすれ違いが生じ始める・・・。どこにでもあるような話だと思い、読み進めていった。そしてラスト!最後の最後まで、この本に隠された仕掛けに気づかなかった。読了直後にまた最初から1時間以上かけて読み直した。読んですぐまた読み直した本はおそらく初めてではないだろうか。作者の罠にまんまとはまってしまった。作品のあちこちに張りめぐらされた伏線。「どこがミステリーなのだろう?」そういう疑問を吹き飛ばすラスト2行。驚愕のミステリーだった。
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No.22:
(4pt)

最後に…

 最後の1ページを読んで、「え?!何っ???」と始めから読み返してしまいました。びっくり。 何となくおかしい気もしたけど、よくある話だなぁ、と深く考えずに読み進めていたので、まんまとひっかかり気分がよかったです。
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No.21:
(5pt)

素晴らしい

 五ページくらいまえでオチがわかったのだが、それでもめちゃくちゃに面白かった。 Jの神話のときは引いてしまったんだけど、この作品、めちゃくちゃ面白いです。 伏線の張り方が異常なぐらい上手く、読み終わったあと戻ってぺらぺらめくり続けてしまった。
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No.20:
(4pt)

やられた!!!

事前に最後でひっくり返るとは聞いていたのですが、まさかこう来るとは・・・。
久しぶりに最後の最後でそれまで読んできた世界が全てが反転する物語を読んだ気がします。
(電車の中で読んでいて思わず「えっ!」て声あげてしまいました。)
それと全てわかった後で読む2回目の登場人物の・・・う〜言いたい!!! 読んで損なし!!
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No.19:
(5pt)

ラブ・ミステリー

衝撃の作品。まさにラブ・ミステリー。読者がピュアであればあるほど、作者のひっかけにまんまとだまされてしまう。途中、数々の矛盾に気づいていながらも、すっかりひっかかってしまいました。最後のページを、読み終える前に見てしまうと、つまらない作品になってしまうので気をつけてください。ストーリー自体はなんてことはないものなのだが、読んだ瞬間2周目に突入させる力は、ミステリー作品の鑑でしょう。
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No.18:
(3pt)

ミステリーじゃないミステリー

ミステリーと言えばミステリーになるのかな。でも、世間一般にいわれているミステリー小説とは、ちょっと違うんじゃなかろうか。最後の4行ぐらいで、女性というものが、何を考えているのか、よく分かります。
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No.17:
(3pt)

恋愛小説とミステリー小説との融合作品としては成功しているとは言い難い

 静岡の大学の4年生である「僕」は合コンで繭子と知り合う。彼女とはマユ、たっくんと呼び合う相思相愛の仲だ。 マユのために静岡の会社に就職したたっくんは東京勤務を命じられ、遠距離恋愛を強いられる。そのたっくんに同僚の石丸さんが思いを寄せ始め、彼の心は二人の女性の間で揺れ動く…。 恋愛小説としては凡作。文章に深みはないし、登場人物の中には誰一人として私が感情移入できるような人がいません。手前勝手な言い分で自らの不明を正当化するような言動に、げんなりしてしまいます。「イニシエーション・ラブ」という言葉にしたところで、236頁に書かれている説明に私はしっくりしませんでした。この言葉は、失った初恋を自分に納得させるための方便でしかない気がします。 「誰でも、この愛は絶対だって思い込む。(中略)でもこの世の中には、絶対なんてことはないんだよって、いつかわかるときがくる。それがわかるようになって初めて大人になるっていうのかな」(236頁)。 石丸さんのこの言葉にしても老成感が強すぎて、私の心に添うところがありません。皆が皆、恋愛にどことなく疲れを感じているようで、読んでいて気分が乗らないのです。 それもこれも、これがミステリー小説であって、純然たる恋愛小説ではないからでしょう。20代の男女の心の機微をじっくりと描きこむことに、十分な手間が割かれていないという印象を持ちます。 そしてミステリーとしての出来はといえば、確かに最後の2行が登場するに至って驚かされはしますが、こういう仕掛けもあるのね、というぐらいなものです。騙されたという思いはしても、この驚きを味わうためにえんえんと失恋日記ブログ風の文章を我慢して読み続けるのは楽しいことではありませんでした。 恋愛小説とミステリー小説との融合作品としては、北村薫の「円紫さんと私」シリーズや佐藤正午の「ジャンプ」の方がお薦めです。
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No.16:
(3pt)

あら?

ミステリーは普段読まないのですが、恋愛系かな?と思って読んでみました。普通に、深く考えず読んでいた私は最後のひとことに「あれ?」と思いました。確かに、途中でも不思議に思った箇所はあったものの深く考えてなかった私は「ああ!そういうことだったのね!」とやっとわかった感じ。たしかに、二度読まないと私には理解できませんでした。でも、それが必ずしも二度読みたくなる!という意味ではないと思います。勘のいい人ならすぐに気づくかもしれないし、私のように理解できなかった人でももう一度読みたいと思うかは読者の性格しだいだと思います。
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No.15:
(5pt)

先入観無しで読むのが面白いですよ。

 ミステリーに必ずしも事件などが必要ない事を表したことは凄いと思います。 ミステリーリーグというシリーズでなければ、80年代の懐かしい雰囲気の中の恋愛小説としか思えない前半部(A面)。そして恋の終わりを描いた後半部(B面)と、作りも昔懐かしいLPレコードを思わせるような、レトロチックな作りでミステリーには程遠い構成。 しかし最後の2行で見事に読者の脳天を叩きのめします。ちなみに私は一瞬何事が起こったのか、わけがわからなくなりました。 そして再度読み始めて、見事なくらいに伏線や罠が随所に仕掛けられているのに2度びっくり。「やられた」というのがピッタリのミステリー小説です。 下手に構えて(ミステリーを見破ろうとする)読むよりは、白紙の状態で恋愛小説として読み始める事をおすすめします。それがこの小説を楽しむ一番の読み方だと思いますよ。
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No.14:
(4pt)

ミステリー的通過儀礼

見方によっては100%恋愛小説とも、100%ミステリーとも言える作品です。
普段から殺人だの謀略だの血なまぐさい話を片っ端から読んでいる私としては非常
に新鮮な作品でしたが、恋愛小説として面白かったので、ラスト2行が無くても私
は満足でした。逆にインパクトが相当なものですから、そういう意味では、謎らしい謎
はなくともやはりミステリーと言うべきでしょうか。
ミステリー初読の方ならば、通過儀礼(イニシエーション)としてどうぞ。
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No.13:
(5pt)

ヤラレマシタ。

久々に”読んだあと人に話したくなる本”です。どうせ”アレ系”なんだろうな、と疑って読んではいたのですが、見事に騙されました。(作中、時々引っかかる箇所はあったのに...)殺人もアクションもサスペンスもないけど、見事なミステリー小説です。
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No.12:
(5pt)

才能です!

才能です!国文科出身(中退・・。)の、僕からすれば恋愛小説。本格ミステリー。・・で、ある前に、しっかとりとした『小説』であるこが素晴らしいと、思いますよ。時事、風俗も、もちろん、しっかり書けてますし。佐藤正午と山本文緒と貫井徳郎を同時に読んだような、と云えば言い過ぎでしょうか?作者の、最後の一行を書き終えた時の『してやったり!』の、会心の笑みが目に浮かびます。蛇足ですが、あまりに過剰な『2度読むことを・・・』で、ネタは、ばれちゃいましたが・・。それを、差し引いても10年に一度の、優秀作には間違いありません。保障します!!
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No.11:
(3pt)

ネタバレをちょっとだけ。

おかしい。「この人」はなんかおかしい・・・。と、本の冒頭から疑っていた。それが最後の1ページで正解だったとわかる。だてに今までたくさん本を読んできたわけじゃぁなかった。自分で自分に感心する。と、おそらくそう思った人はたくさんいらっしゃることだろうと思います。ただのラブストーリーで終らせるか、ミステリーにするかはあなたしだい。頭の中の雑念を払ってからお読みになることをオススメします。
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No.10:
(4pt)

内股すかし

いい意味で、アイディア一発勝負。その心意気、良し。ミステリを読みなれている人は途中でネタが分かるだろうけど(後半冒頭で分かる人は分かるのでは?)、シンプルな構成は好感度、大。柔道やったことないけど、内股すかし、って感じ。 表紙カバー折り返しの「あらすじ」はフェアぢゃない?いえいえ、よーく読めばオッケー牧場。○○詞ついてないもん。本の構成そのままぢゃん。 マユに対しての感想で、男の器量が問われるか? 
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No.9:
(4pt)

流し読み注意?

ミステリなんですが、
読み終わってもミステリと気付かない人も居るとか(本当か)。
それだと、つまり恋愛小説的に読んでも面白いのかな?ちょっと判りませんが。
取り敢えず。
底意地の悪さで綴られた、紛う方無きミステリです。
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No.8:
(5pt)

だまされる爽快感!

乾さんの作品は初めて読みました。帯に「2度読まれることをお勧めします」とあったがこの本を読み終わってから読み返さない人がいるのだろうか?私なんて続けざまに3回読みました。読み終わってすぐ読み返すなんて東野圭吾の「秘密」以来?いやいや「秘密」でも最後の方をもう一回読み返しただけだ。筒井康隆の「ロートレック荘事件」以来かな。アンフェアな作品ではなくここまですっかりだまされたのは久しぶりです。内容的には後味が良いものではないかもしれないがだまされた爽快感が残りました。
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No.7:
(4pt)

最初に戻って読み返すと、別の風景が見えてくるミステリー

若い男女の恋愛小説として読んでも、主人公に感情移入させられたりしてなかなか楽しめたんだけど、この作品が忘れられない一冊になったのは、よく出来たミステリーの「えっ?」という驚きを感じさせてくれたから。最後の頁を読み終えて、いまいちピンとこなかった私は、もう一度、前半のA面の話を読み返して、「なるほどなあ。いや、やられましたっ!」と、ようやく話の全貌が見えて腑に落ちたのでした。本書の帯の惹句に、「ぜひ、2度読まれることをお勧めします」と書いてあるのですが、それがなかったら、本書のミステリーとしての伏線や仕掛けの巧さに気づかずに、素通りしてしまったかもしれません。恋愛小説の顔して、仮面の裏側には別の素顔が潜んでいた、とでもいった感触。さっきまで、大胆な仕掛けと巧みな伏線にやられた国内ミステリーのことを思い出していたのですが(本書ととてもよく似た味わいがあるので)、作品名は書かないほうがいいんでしょうね。本書の中に出てくるデュ・モーリアの小説でも繋がっているかなという、女流作家のミステリーなんですが。恋愛小説だけで終わってしまっていたら、「そこそこ面白かったかな」という作品だったでしょう。それが、全編に仕掛けられた大胆にして巧みな話の妙に、「おっ!」となりました。寝転んで読んでいたところがむくりと起き上がって、もういっぺん最初から読み返さずにはいられなかった、私にとって、本書はそんなミステリー。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
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