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地底獣国の殺人
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地底獣国の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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講談社ノベルスの担当者も当時「とんでもないものを書いてきましたね」と言わしめた芦辺氏の異色作中の異色作。 1930年代を舞台にした地底にある恐竜やモンスターが生息するロストワールドに迷い込んだ探検隊のアドベンチャーと同時に起こる殺人事件を現代の探偵が話を聞きながら解決するという、SFとミステリーを強引に融合したような作品。 正直、ロストワールドものとして読むと、ありふれた展開であるし、大半がこの地底世界でのアドベンチャーを主体にしていて、やはり読んでいて長すぎると感じてしまう。最期に本格推理的趣向があり、なかなかこのアイデア自体は秀挽なのだが、ネタふりの部分と化してしまっているロストワールド部分はもう少しタイトにまとめても良かったのではないかと思う。 | ||||
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1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 ドイルの『失われた世界』とヴェルヌの『地底探検』を混ぜ合わせたような作品。冒険小説だが、きちんとした推理小説にもなっている。恐竜が出てきたり、ノアの箱舟を探しに行ったり、謎の連続殺人が起こったり。こういうのが好きな読者にはたまらないだろう。 芦辺氏のすごいところは、荒唐無稽な物語に納得できる結末を与えられる点だ。いや、本当は収拾がついていないのかも知れないが、あっと驚くどんでん返しがあり、意外な犯人が判明することで、ストンとまとまっている。 | ||||
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