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闇色のソプラノ



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇色のソプラノ
闇色のソプラノ (文春文庫)

闇色のソプラノの評価: 3.75/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

山口と東京

 1998年に立風書房から出た単行本の文庫化。
 金子みすずをモデルにした女性童謡詩人にまつわる事件。非常に入り組んだプロットで、その部分を楽しめれば、満足できる一冊だろう。複雑な人間関係が最大の読みどころ。登場人物たちは、それぞれに秘密を持ち、悪意を秘め、謎の行動をとる。それが次第に解明され、意外な結末へとつながっていく。
 まあ、面白い話だと思う。あまりにも人工的な世界であり、ご都合主義的な点は不満だが。
 相変わらず、嫌なエピソードに満ちている。
闇色のソプラノ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:闇色のソプラノ (文春文庫)より
4167656434
No.1:
(3pt)

おもしろいことはおもしろいんだけど。。。。

 北森氏の作品はあったかくて、おいしくて、そして推理の面白さが魅力です。手の込んだトリックよりも登場人物の魅力とか、文章の味わいなど、ぜんぶひっくるめた面白さがあるのですが。。。 しかし。 この作品も、なかなか犯人の目星が付かないし、これらの殺人が、過去の事件とどうかかわっていくか、という面白さがあるのに、読んだあとにすっきりしない。どうしてだろう、面白かったはずなのに、といろいろ考えた結果、結末に救いがないからかなあと思いました。 私はどうやらハッピーエンドが好きなようです。たくさん人が殺されても、どこかに希望の見える終わり方。ああ面白かった!という気分にはどうもなれなかったな、この作品は。
闇色のソプラノ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:闇色のソプラノ (文春文庫)より
4167656434

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