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(短編集)
支那そば館の謎
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支那そば館の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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きれいな本て楽しく読みました。 | ||||
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北森鴻氏はベテラン有名作家ですが、実は初めて著書を手に取りました。なので、この裏京都シリーズについては、本流の作品とはだいぶ作風が違うらしいという、漠然とした前知識しかありませんでした。 重厚さや鮮烈さといったものはないので、本格ミステリとは言えないと思います。その代わり、なんとものどかで飄々とした味わいがあります。 著者は山口県出身だそうですが、登場人物たちの京都弁は完璧です。ただ、話のかけあいの雰囲気はどちらかというと大阪に近いような気がします。どの短編を取っても、2時間の京都ミステリにぴったりではないでしょうか。どこかの局がドラマ化してくれないかと思うほどです。寝る前に一編、ベッドで読むのが至福の時になりそうな気軽で楽しいミステリです。物語の中に登場する、決して華美でも豪華でもないけれど、滋味豊かでシンプルな京料理もおいしそうです。京都好きな人や京都人にはとても楽しめると思います。 北森氏はつい先日、48歳の若さで亡くなってしまわれましたが、このシリーズが気に入っただけに、新作をもう読めないのかと思うととても残念です。ご冥福をお祈りいたします。 | ||||
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とてもよかったです。 とてもよかったです。 とてもよかったです。 | ||||
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事件そのものはちょっと重苦しいものもあったりしながら、登場人物の軽妙な掛け合い漫才のような会話で救われる。主人公はかつて裏の世界で生きていた、しかし今は一介の寺男として暮らす有馬次郎、通称アルマジロ。ここに新聞記者の折原けいと、京都府警の税金泥棒といわれる警部が絡み、結局謎解きに至るヒントを出すのは大悲閣のご住職、という流れになっている。それしきのヒントでなぞが解けちゃうんだ・・・と思わなくもないけれど、さすが、北森鴻は「おいしい」小説を書いてくれる。有馬次郎と折原けいがいつも”捜査会議”を開くのが、寿司割烹・十兵衛。京都だけあって、素材を生かしたシンプルかつ繊細な料理の数々。読んでるだけで、垂涎もの。香菜里屋シリーズとはまた違った”おいしさ”を味わえる小説。 | ||||
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事件そのものはちょっと重苦しいものもあったりしながら、登場人物の軽妙な掛け合い漫才のような会話で救われる。主人公はかつて裏の世界で生きていた、しかし今は一介の寺男として暮らす有馬次郎、通称アルマジロ。ここに新聞記者の折原けいと、京都府警の税金泥棒といわれる警部が絡み、結局謎解きに至るヒントを出すのは大悲閣のご住職、という流れになっている。それしきのヒントでなぞが解けちゃうんだ・・・と思わなくもないけれど、さすが、北森鴻は「おいしい」小説を書いてくれる。有馬次郎と折原けいがいつも”捜査会議”を開くのが、寿司割烹・十兵衛。京都だけあって、素材を生かしたシンプルかつ繊細な料理の数々。読んでるだけで、垂涎もの。香菜里屋シリーズとはまた違った”おいしさ”を味わえる小説。 | ||||
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面白いです。 短編集ということで、一つ一つの個性が際立っているし、謎もかなり面白い。 ただ、話の最後の展開はワンパターンで、もうちょっと捻りが欲しかった。 短編なのに凝った謎なので、1回読んだだけでは理解出来なかった点もあり、残念だったが、全体的に見て面白いので星四つ。 シリーズ物になるのでしょうか? | ||||
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面白いです。 短編集ということで、一つ一つの個性が際立っているし、謎もかなり面白い。 ただ、話の最後の展開はワンパターンで、もうちょっと捻りが欲しかった。 短編なのに凝った謎なので、1回読んだだけでは理解出来なかった点もあり、残念だったが、全体的に見て面白いので星四つ。 シリーズ物になるのでしょうか? | ||||
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「メインディッシュ」などにも通じる、軽妙でおいしそうな連作短編集です。元泥棒のアルマジロこと有馬次郎が探偵役で、新聞記者折原けいが狂言回し、大悲閣の住職が、陰の指南役というところか。毎回登場する十兵衛の料理が、彩りを添えます。 内容的には小気味いいコージーミステリーだが、そこはこの作者のことだから、人情も添えてあります。途中から登場するバカミス作家水森の、厚かましい厚顔無恥ぶりも、笑いを誘う。 北森鴻の蓮丈那智シリーズ、冬狐堂シリーズなどがお好きな方も、絶対に楽しめます。京都の四季とおいしそうな料理を味わいながら、ドタバタ喜劇に本格ミステリー的味わいも楽しめる、お買い得な作品ですよ。 | ||||
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