■スポンサードリンク
架空犯
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
架空犯の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 81~83 5/5ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 3連休を控えて、近所の書店に立ち寄って、ミステリー書を探した。店の入口に本書が平積みされていた。書籍の前に、「『架空犯』の舞台、主な登場人物」を詳細に記した四つ折りの資料が置いてあった。幻冬社の新しい工夫で、これで、買い求めた。登場人物の多いミステリーは途中で、登場人物や人間関係がわからなくなることが多く、しばらく、ミステリーから遠ざかっていた。この資料を頼りに読み進むと実に全体像が把握しやすく助かった。 「容疑者xの献身』が東野作品では、大好きな作品で、書籍、映画、英語版でも読んだ。人生において、東大で数学を学んだ二人が、一人は教授となり、一人は高校の教師となるのだが、単に、事件をめぐる謎解きでは終わらずに、事件の動機の捉え方で、東野作品はとても深い。この作品でも犯罪を犯した犯人を、愛ゆえに、身代わりを買って出るという筋書きである。 主人公の五代努警視庁捜査一課巡査部長は魅力あるキャラクターで、直感力が鋭い。著者は、ガリレオシリーズの湯川教授の創造でもそうであった、魅力あるキャラクターをいつも生み出してくれる。ドラマ化や映画化されるのはそれゆえである。 アガサ・クリスティが『アクロイド殺人事件」でナレーターの医師を登場させ、実は、彼が犯人とした時に、英国ではブーイングが起きた。本作品においても、五代と共に、捜査にあたった所轄の安全課警部補の山尾陽介が事件に関与しているとされる展開である。エンディングを触れることは避けるが、違和感は全く感じない。 2024年11月1日に発行された本書は、昨年『小説幻冬』に連載された作品を加筆修正した作品である。情報化時代の作品らしく、スマホ、ノート・パソコン、タブレットなどが、犯罪の道具として用いられ、闇バイトなどの現代風の犯罪者の動向も反映されている。GP,Wi-Fiなど現代の情報環境についても本書を通して理解できた。昭島高校への聞き取りに際して、作者はスマホを自由に携帯する生徒を見た五代の言葉として「若者たちが抱える心の闇も、時代と共にアップグレードされているはずだ」と言わせているが、情報技術の進歩普及に対する作者の見識を示している。 何よりも本作品では、人が愛のために、身代わりを買って出ることの切ない心情がよく描かれている。壮年期から、私は、英国ミステリーのアガサ・クリスティや最近では、ホロビッツの作品を愛好してきた。東野氏の作品を貫く愛と嫉妬というテーマは、シェークスピアの作品同様に時代を超えた普遍的な課題である。英訳さえすれば、世界のミステリーファンにも楽しんでもらえるミステリー作家東野圭吾氏の存在は日本の誇りである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 政治家である夫を自宅で殺害し、自らは首を吊って自殺したとみられる妻。その後自宅は火事となるが、捜査後、実は心中などではなく、第三者による殺人&放火である可能性が判明。 と、なんだかミステリ小説にはよくありそうな場面設定から始まります。 でもここからがぜん面白くなるのが、やはり東野圭吾さんの作家としてのすばらしさなのでしょうね。 その後ストーリーは、2種類の脅迫へと発展、その間、五代刑事の勘の良さと努力が功を奏していきます。地道な聞き込みにより点と点がうまくつながり、事件の真相へと近づいていくのが分かります。 最後まで息をつかせぬ展開となっており、この魅きこまれ感は尋常ではありません! 特に後半は、人間関係も複雑化し、解決へ向けて一気に話が進んでいきます。 中盤まではともかく、後半はあまり時間をおかず一気に読み進めていかれることをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 発売日に購入、一気に読み終えた。高校時代の様々な人々との繋がりが、思わぬ事件に繋がっていく。殺人事件を巡る推理小説ではあるが、青春時代を思い出させてくれる少しほろ苦いラブストーリーでもある。東野圭吾の新たな傑作である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




