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(短編集)
成瀬は天下を取りにいく
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成瀬は天下を取りにいくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全225件 81~100 5/12ページ
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中国製の電化製品ですか? 3000件の★★★★★なのにコメントは10件 ★はコメントいっぱい。 本当は★★ですが バランスとるために★にしておきますね。 | ||||
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主人公が、一般に魅力的とされている人物像とは違うのに、魅力的。 個人的にも、こんな女性がいたら惹かれてしまうとおもう。 タイトルに惹かれ買って大正解。続編も買います! | ||||
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ラノベのような軽さで私には何も残らなかった(笑) | ||||
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あまり速読ができない自分ですが、4時間ほどで読了しました。難しい熟語などもないためか、全く疲れずに清々しい読後感です。成瀬のファンになりました。 | ||||
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海外出張の帰りの飛行機で時間を忘れ一気に読み上げました。人と違っていい、成瀬みたいに行きたいと心から思えました。 | ||||
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滋賀県に4年住んだ身としては、読んでおかないといけないなと思い手にしました。とても読みやすかったです。私は成瀬より島崎が好きです。島崎もかなり変わってるけど、より親近感が湧きました。淡々と、飄々としている成瀬だけど、最後、感情がぐっと前に出てくるところ、成瀬も普通の女の子だし、島崎の事をちゃんと大切に思っているところが知れて良かったです。 | ||||
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主人公と同じ高校出身で西武大津にも思い入れがある私なので、かなり期待しましたが、本当にがっかりでした。関西弁を話すのはごくごく一部の大人だけ、特にわくわくする話でもなく、ちょっと変わった子の代わり映えしない日常のお話で結末も毎回予想できる。大津出身の私でさえ、面白いと思えなかったし、これを読んで大津へ行こうと思う人もいないだろう。Audibleで聴き放題だったからいいけれど、買っていたらかなり後悔していたと。星二つと一つ足したのは、西武大津のことを思い出させてくれたから。なぜこんなに高評価なのか不明です。 | ||||
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主人公の成瀬あかりが「わたしはスマホを持っていないんだ」と言う場面がある。 この発言の真偽は明らかにされていない。 成瀬のように学校内外でアクティブに活動する高校生が連絡ツールとしてのスマホを持っていないというのは想像できないが、別の話で記念写真を撮影するのにスマホではなくデジカメを使う場面が出てくるし、相棒の島崎と相談をするのもLINEではなく直接対話なので、おそらく事実なのだろう。 成績優秀で達筆、歯磨きを欠かさず虫歯はゼロ、けん玉、シャボン玉、手品、百人一首に優れた才能を発揮する成瀬あかりは、どこか昭和の香りを漂わせる。彼女ならスマホを持たないでも生活できるだろうな…と納得してしまう。 それほど成瀬は「ありえないことだけど、彼女ならありえるかも知れない」と思わせる不思議な子だ。 彼女が周りの女子から浮いた存在になるのは、令和の時代に昭和のアナログな雰囲気が合わないことも影響しているだろう。 成瀬あかりとそれに関わる人たちの物語は、twitterやyoutube、LINEといったSNSとそのプラットホーム上に展開されるデジタルコンテンツが重要な役割を果たす(成瀬あかりの視点で語られる最終話にそのような要素がまったく登場しないのも興味深い)。そして、それらが結びついて、彼女がいなければあり得なかった出会いと交流が成立する。みんな成瀬あかりに振り回されながら、血の通った「実体」を持つ人との出会いを経験し、変わっていく。 全6編の話は、いろいろな登場人物の視点で記述される。作者はその一人一人に寄り添い、心の機微を丁寧に描いている。頭が柔らかく感受性の豊かな中高校生にお勧めしたい作品である。 残念なのは、滋賀県が舞台で、他県の人物が主人公になる話もあるのに、ほとんどの会話が標準語になっていること。成瀬あかりの「地元愛」がテーマであるわりに、「地域性」のバロメーターとも言える方言が大切に扱われていないという印象を受けた。評価が低いレビューに「人物描写が薄い」「地名に頼りきった情況描写」という批判があるが、この点については私も同感である。 いい作品だと思うが、ここの部分が大きな欠点なので、星3つとした。 | ||||
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成瀬のキャラクターは、まさに風見鶏のような知的冒険者だ。 好奇心という風が吹けば、その方向へ迷いなく舵を切り、全力で突き進む。 だが、彼女はただ流されるのではない。芯は一貫し、合理的思考に裏打ちされた行動をとる。 その姿は、変幻自在でありながら、決して揺るがない矛盾を内包している。 時に、成瀬の突拍子もない行動は、周囲の人々の目に奇異に映る。 多様性が尊重される現代においても、「普通」であることに安心を求める心理は根強い。 そのため、人々は本能的に、成瀬のような”規格外の存在”に対して一定の距離を置こうとする。 しかし、彼女はそんな反応を気にも留めない。むしろ、他者の評価という軛(くびき)を振り払うかのように、自由奔放に駆け抜ける。 だが、成瀬は単なる孤高の存在ではない。 彼女の大胆で豪快な選択と行動は、まるで台風の目のように周囲を巻き込み、影響を及ぼす。 彼女に引き寄せられる者は、無理やり巻き込まれたのではなく、彼女の強烈な意志に共鳴し、自ら足を踏み入れた者たちだ。 台風は進むべき方向を定めず、風の流れに従うものだが、成瀬は違う。 彼女は知的好奇心という不滅のエネルギーを原動力に、自らの意思で進むべき道を選び取る。 この世界には、成瀬の歩みを止められるような自然現象など存在しない。 彼女の自由奔放な生き方は、まさに青春の特権のように見える。 もし私も、周囲の目を気にせず、成瀬のように”やりたいことを、やりたいままに”できたなら—— きっと、人生はより鮮やかに、より躍動感をもって彩られるだろう。 私は、成瀬に対して、ある種の憧憬(しょうけい)と羨望の念を抱かずにはいられなかった。 | ||||
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すぅーと空き時間にスラスラ読めました。電子書籍で小説初めてでしたが、途中になっても栞が付けられ読みやすかったです。 | ||||
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他者の評価を気にせず自分のやりたいと思ったことをやってみよう!と素直に思える。 今がこの一瞬が一番大切であることを感じさせてくれる。少しにやけながら楽しみに読ませていただきました。 | ||||
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成瀬スゴイ。友達になりたい。 我が道をゆくスタイルながら常に自分と対話しながら環境や出来事を素直に受け止めて成長していく姿に魅力を感じました。 | ||||
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オススメ31。"『成瀬さんの目標は?』『わたしは二百歳まで生きようと思っている』かるたにおける目標を訊いたつもりだったのに、壮大な目標を聞かされて面食らう。"2023年発刊の本書は2024年『本屋大賞』受賞作。我が道を突き進む主人公、成瀬あかりと見守る人たちの物語、第一弾。 個人的に周囲の評判が高かったこと、また作品舞台である滋賀県近くに住む事から本書を手に取りました。 さて、そんな本書は主人公・成瀬あかりの中学2年生の夏から高校3年生の夏までの間の出来事を描く5編、コロナ禍で閉店間際の百貨店に通い続ける『ありがとう西武大津店』漫才コンビ「ゼゼカラ」を結成してM1に挑む『膳所から来ました』東大の様子を見に上京する『線がつながる』全国高校かるた大会に出場した男子生徒とデート?する『レッツゴーミシガン』高校3年、幼馴染の島崎の転居に心揺れる『ときめき江州音頭』。そして外伝的作品、小学校時代の同級生たちが西武大津店の閉店を機に同窓会を企画しようとする『階段は走らない』の全6編から構成されているのですが。 人気も納得というべきか、とにかく主人公の成瀬あかり。無表情で口調も堅苦しく、しかし周囲からどう思われても、結果にこだわらずに自分のやりたい事に次々とまっすぐに突き進む姿がとても魅力的で、個人的にも共感しました。 また、主人公の成瀬視点で物語や心境を語る一人称ではなく、漫才コンビ「ゼゼカラ」の相方の島崎、東大を目指すも成瀬が嫌いな大貫、成瀬に心惹かれる西浦と、それぞれの視線から成瀬の様子が描かれる形式も作品構成上、とても巧みだと感じました。 滋賀県に縁ある方はもちろん、清涼感ある作品を探す方にもオススメ。 | ||||
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最初から引き込まれました。 面白かった。 【成瀬は信じた道をいく】 も早く読みたい。 | ||||
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本屋大賞に選ばれていたので読んでみました。読みやすく面白いのでさらっと読めます。 | ||||
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久々に小説を見ました。最近はもっぱら実用書ばかりで。成瀬天下、存在は知ってたけどたまたま。本当にタマタマまとめ買いセールだったんで買って読んだらあっちゅう間。小説読む時間増やしていいなと思えた1冊でした。作者ありがとう感謝。2作目これから読めるのが楽しみ | ||||
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変わり者は沢山いても、ここまでの強キャラは特に女性ではなかなか拝見しない。そんな自分にとっては、こんな人が近くにいたらもしかしたら面白いのかもなと思わせてくれる作品。 | ||||
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、軽く扱う方は14年前の大津の事件を念頭に置いて読み返していただきたい。何故、成瀬が大津に出現しなければいけなかったかがわかるはずだ。単に作者の地元だからではない。あれがあったから作者が世に送り出したと考える方が妥当だろう。成瀬の超人ぶりに目がいくが彼女が住んでいるのは、シカト、いじめ、クラス内カースト、またそれによる自殺が起こっている世界だ。線をつなぐ、の大貫の感じる恐怖は上述の事件を念頭におけば、リアリティをもって迫ってくる。同調圧力が全て悪とは言わないがこれは大人の世界でも苦しむ人は沢山いて、故にいい年こいたおっさん(私のことだ)もそれに屈しない成瀬に心を鷲掴みにされるのだ。 あと成瀬は他人を理解出来ないわけでも(=気遣が出来ないわけでも)、理解しようとしてないわけでも、空気が読めないわけでもない。それは本人視点の最終章で、特に島崎に不用意に放った言葉をすぐに後悔するという描写に鮮明に描かれている。レッツゴーミシガンでも彼女は誰に対しても、その辺に居たおっさんにさえも誠実だ。ただ自分がしたい事を実行しているに過ぎない。そして、その行為の多くは自己完結で基本的に他人に迷惑をかけてない(島崎を除く)。自分にも他人にも誠実に、人に迷惑かけず自分がしたいことをして生きる。ただそんな当たり前な生き様を貫くのに成瀬並のハイスペックが必要で、やったらやったで「変」とか「普通じゃない」と呼ばれる。考えたら怖くないか?我々が住む社会は。なんだかハマりすぎて成瀬っぽい文章になってるがこれでおしまい。 | ||||
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成瀬って浮いてて空気の読めない変な奴だなと思って読み進めてたら、いつの間にか印象が変わり、読者である自分自身も成瀬あかり史を最前線で見たいという気持ちになってた。 成瀬みたいに生きれてたら今の自分史はもっと誇らしく自信にあふれるものになっていたのかもとちょっとだけセンチメンタルな気分になっちゃった。 今は、成瀬は信じた道をいくを大事に大事に見ています。 | ||||
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成瀬のバイタリティーがとにかく強烈。西武大津店閉店の話以外にも、お笑い賞レースM-1グランプリへの挑戦、高校生活でどのくらい髪が伸びるかのチャレンジで入学式前にスキンヘッドにしていまう、などなどそれ以外にも成瀬の行動力は底知れず。この強烈キャラクターにぐっと引き込まれます。 とにかく強烈キャラクターの成瀬に引っ張られる同級生や地元の人たち。奇抜な行動に巻き込まれる人々はそれぞれどこか楽しそう。描かれるそれぞれのキャラクターも魅力的で全ての登場人物を好きになってしまいました。 オススメの方 1.楽しい小説を読みたい方。 2.小説を読みなれていない方。 3.強烈キャラクターをのぞいてみたい方。 | ||||
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