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(短編集)
成瀬は天下を取りにいく
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成瀬は天下を取りにいくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 1~20 1/8ページ
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本嫌いな子供が珍しく興味を示したので購入しました 楽しんで読んでくれているので良かったです | ||||
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成瀬もやっぱり人だった。 ベストセラーって理由だけで、いまさら手にとってみましたが成瀬史がどんどん気になってしまった。 どこまでも飄々として、ある種ロボットのように目的を遂行していく成瀬の活躍や奇行をついつい応援したくなってしまいました。そんな成瀬の突拍子もない提案に付き合ってくれる親友島崎も愛すべき人物です。島崎は自分を凡人だと思っているようですが、成瀬に付き合ってM−1に出場してくれるのだから度の超えた懐の広さです。 終盤まで成瀬はなにを考えているのかよくわからない人物で、感情もあまりないのかなと思っていたのですが、最終章が成瀬視点で描かれていて大感動。それまでロボのようにルーティンをこなしてきた成瀬が、島崎が引っ越すことを聞いてからショックで全てがうまくいかなくなる様子に、成瀬がいかに島崎のことを大切に思っているのかが伝わり泣いてしまいました。成瀬はその性格から周囲から浮いてしまいよく陰口をたたかれていましたが、同級生の証言で島崎は成瀬がいない場所でも絶対成瀬の敵サイドに立たなかったというエピソードもぐっときます。 成瀬は器用でなんでも出来るのですが、人を思う気持ちに関しては島崎の方が一枚も二枚も上手です。読み終わった後には成瀬のこれからではなくて「ゼゼカラ」2人のこれからを応援したくなる暖かい気持ちになりました。 | ||||
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成瀬の作者の方の講演会があり、(私は所用で参加できなかったが)たくさんの人からおすすめされ、読んでみることにした。およそ30分もあれば読めるし、成瀬が個性的すぎて面白い。私もそんな成瀬に会ってみたくなった。 | ||||
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話題作です。真っ直ぐに生きる主人公。10代の読者には、勇気がもらえる一冊になるかもしません。 | ||||
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娘の影響で読みましたが、ぐいぐい引き込まれました。成瀬のブレない姿勢に元気をもらえる一冊。読後感も爽やか。年齢関係なく楽しめる一冊です。 | ||||
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確かに本作の主人公はかなり変わった人物であり、その只者ではない雰囲気は冒頭の一言から強く印象づけられる。しかし、本作の魅力は彼女の奇行に対する表面的な笑いにあるのではない。登場人物たちが素朴に郷土を愛し、その小さな地域の中でまるでバタフライ効果のように人々の関係が広がり、繋がっていく様子が、この物語の核心であり、最も心に残る点だと思う。 個性豊かな主人公は、その人と人とを結ぶ中心軸として機能しており、彼女の存在が物語全体に一体感を与えている。感情を読み取りにくい人物ではあるが、決して感情が欠如しているわけではなく、内面では多くのことに心を動かしていることが、丁寧に描かれている点にも好感が持てる。 | ||||
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話がシンプルで読みやすく、登場人物にも個性的で引き込まれる 疲れたときに読むのであれば、オススメの1冊! ハートフル(地元愛)に溢れた主人公に憧れる | ||||
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成瀬の不思議な魅力に引き込まれ、どんどん読み進めてしまった。 滋賀に行ってみたいと思う作品だった。 | ||||
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孤高の天才のムーブ、一般人の島崎は理解はできないが【成瀬となら】といった一歩勇気を踏み出していく感じがよい。成瀬も自分を構成している要素を全て理解しているわけではなく、島崎といることでたくさんの気づきを得ていく。無敵だけどバランスしているんだなーと思える。次回作のも読んでみます。 | ||||
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成瀬のキャラが立っていて面白くてさくっと読めました。 読みやすかったですが、長い小説も読んでいる身としたは少し物足りなく感じました。 | ||||
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話題作で短編で、読みやすい。大津市に行きたくなる | ||||
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とにかく面白かった。成瀬の行動力や芯の強さだけでなく、強くて自由に突き進みながらも成瀬なりの葛藤や抜けている部分もあり、とにかく成瀬あかりが大好きになった。 島崎や大貫の気持ちにも共感できた。中学から高校という多感な女の子達が、友人から影響を受け自分と向き合い、お互いに尊重し合いながらそれぞれの道を切り拓いていくのだなととても清々しい読後感です。 大人になると自分で面白いことを作るという発想が薄れてしまうが、なんでも面白がってやってみることを思い出させてくれた。不思議なエモーショナルな気持ちに浸っております。 | ||||
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まったく知らない土地の情景がありありと浮かんでくる。軽快な文章が気持ち良い。もっとすごいところに流れ着くだろうな、という期待をさらりと流してしみじみと終わる。と思ったら続編があるのか、早速読みに行こう | ||||
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正直上手な小説とは言えないと思う。が、わけのわからぬノリで読まされ、気が付けば読了していた。 冒頭からローカルネタがこんこもり。失礼ながら「滋賀」と言うマイナーな兼なのが絶妙。この郷土愛には拍手拍手であった。 このヒロインは、何をやっても優秀な「涼宮ハルヒ」系かな? でも読むだけで元気が出る、とホメておこう。 | ||||
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面白い!読んでいて気持ちいいし晴れやかな気分になります。 滋賀県大津市という大抵の人は名前位しか知らないであろう町をこれでもかと前面に押し出した地元愛をくすぐる内容です。 主人公は一人でなんでも完結させられる完璧人間のように見えますが、人としての弱さも当然あり、主人公にはない長所を持った友人達に助けられながら成長していく姿はとても微笑ましいです。 夏にピッタリな爽快な本なのでぜひ読んでみてください! | ||||
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前から気になっていた本が文庫化になり購入。 主人公や友人、かかわった人達が生き生きと描かれていて面白かった。 個性的な成瀬に振り回されてしまう人たちの様子も 読んでいて目に映るようだった。 関連作品を読んでみようと思った。 | ||||
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面白いのに、なぜ面白いのかが今一つ分からない。芥川賞をネタにした漫画「響」を思わせるところもある主人公で、サムライ言葉でしゃべる。しかし先へ行くと、クラスの中で浮いていて、島崎というのは唯一の理解者だという、ちょっと悲しい側面も浮かび上がってくるのだが、そこが純文学みたいで、私小説みたいでいいのである。途中で、成瀬が出てこない章もあり、そこ単体では面白くないのに、読ませる。あとはご当地ものというのが意外性である。きっとこれは独特の才能で、作者はすごく頭のいい人なのだと思う。 | ||||
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デビュー作としては大したヒットだと思う。冒頭から引きが強く、軽妙な一人称で読みやすい。 ただ、小説としての魅力は薄い。まず、冒頭の地の文で成瀬のキャラクタを説明してしまっている点がいただけない。これはエピソードを綴る中で読者が認識していくべきもので、いわゆる「説明ではなく描写を」という原則に反する作法で、正直私はそこが気になって早々に離脱を考えてしまった。 もう一点、最後にようやく成瀬視点で描かれるのだが、ここに及んでも成瀬あかりという変人の奇行について納得の行く描写がなかった。 フィクションだから変人でもいい、と思われるかもしれないが、フィクションであるからこそ文字で納得させなくてはならない。読者の成瀬への関心が上がっていき、ついに視点人物に据えられた。そこでいままでの奇行の動機が明かされる絶好機なのだが、作者は最後まで成瀬を奇人として終わらせてしまった。実にもったいない。これがライトノベルであってもこの読後感は変わらないだろう。 面白いが心に全く響かない。そういう作品だ。新人への応援の意味で☆5にしたが、デビュー作でなければ☆3だろう。 | ||||
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主人公成瀬あかりのなんでもできる天才肌と天然の思いつきにチャレンジが面白い。 幼なじみの島崎みゆきとコンビを組んでM-1に挑戦する話が特に面白い。(膳所から来ました) 面白くて何度も読み返してしまう。 | ||||
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言動や行動が大胆だが、抑制が効いていて、他人を思いやる優しさもある。学校の中でグループには入らなくても、考えや学力、体力に優れ、決してイジメの対象にならず、むしろ達観していて大人。他人の基準や世間の評判も、自分が目指す目標に関係なければ無視する無敵感がいい。こんな生き方に憧れる。 | ||||
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