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成瀬は天下を取りにいく



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【この小説が収録されている参考書籍】
成瀬は天下を取りにいく

成瀬は天下を取りにいくの評価: 3.94/5点 レビュー 103件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 1~20 1/4ページ
No.70:
(5pt)

成瀬の魅力に引き込まれる!!

こんな人、出会ったことがない。まったく悪意がなく本当に200歳まで生きてほしい。
真っすぐな気持ちになれる傑作!!
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.69:
(5pt)

Audibleでもやはり面白い

小説で読んで面白かったのできっとAudibleでも面白いハズだ。
そう思って99円キャンペーンなので聞いてみたら、やはり面白い。
成瀬を探しに大津に行きたくなった。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.68:
(5pt)

ノスタルジー

西武が出来た時に中坊だった還暦を過ぎたものです。西武百貨店は中高時代学校以外では最も足を運んだ場所でした。階段状の建物は本当に珍しく有名な建築家の設計で、文化を市民の生活の中心に持ち込んだ西武百貨店を象徴する様な建物でした。高校卒業後は滋賀県から離れましたが、実家に帰ると琵琶湖とそのそばの西武百貨店には必ず行ったものです。西武百貨店の閉店には残念ながら立ち会えませんでしたが、膳所駅には成瀬の大看板が目につくところにあり西武百貨店を失った膳所の人々に元気を分けてくれている気がします。出来れば成瀬が膳所、大津、滋賀との繋がりを保ちながら世界に羽ばたく姿を続編で読みたいものです。私個人は地元出身だけあってノスタルジーを感じて楽しく読みましたが、全国的なベストセラーになった事は正直驚くと共に嬉しかったです。バブル前後の記憶の遺構が失われていく時代になってこのような時代を繋いでいく物語が増えていくかも知れませんね。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.67:
(4pt)

若い人にいいとおもう

時々、ハルヒみたいというレビューを見つけましたが、突拍子のないことをするあたりはハルヒっぽい感じはします。
成瀬の突拍子のない考えや行動は身近なことに対してのことですね。

評判がかなり良いので読んでみたものの、そこまで新鮮味というか、面白いと思わなかった。
友達にすれば不思議と目が行きそうな魅力はありそう。

似たような作品を読み慣れているからか、私にはそこそこでした。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.66:
(5pt)

読みやすく前向きになれる本

何かに挑戦してみようという気持ちを抱く、前向き物語で面白かったです。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.65:
(4pt)

誤字発見

“熱にうなされる”と書いてある箇所があったけど、正しくは“うかされる”です。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.64:
(5pt)

元気を貰えた

こんな人たちが、周りに居たら楽しいだろうなー、と思える。脇の方々の感情に移入することもできて、パワーを貰える一冊です。それにしても、滋賀、とくに大津あたりに詳しくなった気がします。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.63:
(5pt)

垣間見る成瀬の弱い部分。

大津市出身、西武大津店を懐かしむ膳所高卒業生で、変わり者が多いので有名な膳所高では実際こういう我が道を突き進む人は多かったので、共感を覚える部分は数多くあった。成瀬は感情を表に出さないので、ともすれば「家政婦のミタ」「家売るオンナ」みたいな鉄面皮なのかと思ったけど、最終話では成瀬本人が他者とのやりとりで生じる微妙な心情の揺れ動きが描かれていて、実は意外とナイーブな面もあるのか、というギャップにやられる。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.62:
(5pt)

誰にでも読みやすい!

読書歴が長い人も浅い人もどちらにもオススメできる本です!
スラスラ読めて面白いですよ
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.61:
(5pt)

読後に主人公も大津も好きになる!

2024年の本屋大賞受賞作。本屋大賞受賞って、どんな感じかなぁ?と思って手に取り、最初は正直そこまででもなかったが、最後まで読んでこれはなかなかの作品だと感心した。

収められている6篇すべてが主人公成瀬あかりに絡んだお話なのだが、最初の「ありがとう西武大津店」は、中学2年生の成瀬が2020年8月31日の閉店の日まで毎日、西武ライオンズのユニフォームを着て地元局びわテレの情報番組ぐるりんワイドの中継に写りに行くお話。この年はコロナ禍で何もやれなくなってしまったことも、このようなことを始めた一つの理由らしい。「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」という成瀬のこの冒頭の一句からして、なかなかインパクトがある。
次の「膳所から来ました」は、同じマンションに住み幼稚園から一緒の島崎みゆきと「ゼゼカラ」というお笑いコンビを結成してM-1グランプリに出るお話で、「島崎、わたしはお笑いの頂点を目指そうと思う」というこれまたインパクトのある一言で始まる。
その後、島崎の視点を離れて、敬太と幼馴染のマサルが西武閉店を惜しみつつ急に転校していったタクローと再会する「階段は走らない」、高校生になり膳所高に進んだ成瀬が入学式に丸坊主で現れ、かるた班に入るのを成瀬とは微妙な関係にある中学からの同級生・大貫かえでの視点で描く「線がつながる」、かるた選手権に出場するため広島から来た男子高校生西浦の目を通して描く「レッツゴーミシガン」と続き、最後は成瀬本人の視点で、これまで出てこなかった成瀬本人の心の中の思いが描かれる「ときめき江州音頭」で締めくくられる。

「成瀬あかり」は極めてユニークな人物造形。幼稚園の頃から運動もお絵かきも歌も勉強も群を抜いた存在で目立っているが、本人はそれを鼻にかけるでもなく飄々としている。他人を寄せ付けないところがあるため孤立していて、島崎とだけは仲がいい。話す言葉が女の子ことばでなく男の子ことばっぽくて、話しことばでなく書きことばっぽいところからして、なんだか変わっている。200歳まで生きると公言していて、ほかにも期末テストで500点満点を取るとか(結果は490点だったけど)日頃からスケールの大きいことを言って、そのうち1つでも実現すればいいと考えている。

私は大津には昨年、66歳にして初めて行って、滋賀県って今は目立たない県だが、昔は織田信長とか豊臣秀吉とか明智光秀とかが拠点を置いて覇を争った、考えてみれば興味深い土地だし、大津は京都の隣の隣の駅なのに繁華街らしい繫華街はないけれど、なんだか雰囲気の良い静かな街のところがとても気に入った。京阪電車が道路を走っているところも面白い。琵琶湖湖畔にはリゾートマンションらしきマンション群も建っていて、琵琶湖ホテルやプリンスホテルとともにおしゃれな景観を形づくっている。
本書には、そんな大津や滋賀の西武大津店、琵琶湖観光船のミシガン号、スーパーの平和堂、きらめき坂、膳所高校などの地元ネタがふんだんに出てきて、それもストーリィの雰囲気づくりに一役買っている。

本書の印象を決定づけた最後の「ときめき江州音頭」は、「成瀬本人の視点でこれまで出てこなかった成瀬本人の心の中の思いが描かれる」と書いたが、親友島崎が東京に引っ越すことになって揺れ動く成瀬の心情が温かい目で描かれている。地域の小学校で開かれる「ときめき夏祭り」の手伝いをするする中で、地域の人たちとの関わりにも一つ一つ心が動く。

たとえば、…
・成瀬は受験生なのに、突然数学の問題が解けなくなる。「島崎が引っ越すと聞いただけでこれほどの不調である。…島崎のことを思うとどうも感傷的になってしまう。」
・卒業式まで髪を切らないと大見得を切った成瀬に島崎が言う。「『成瀬の言いたいことはわかるけど、なんかモヤモヤするんだよね。こっちは最後まで見届ける覚悟があるのに、勝手にやめちゃうから』成瀬は背中に汗が伝うのを感じた。振り返ると心当たりがありすぎる。成瀬が途中で諦めた種でも、島崎は花が咲くのを期待していたのかもしれない。これでは愛想を尽かされても無理はない。…どうしていいかわからなくなった成瀬は、階段を駆け下りて家に帰った。」
・「その後もきらめき中学校の吹奏楽部や、公民館のコーラスグループ、有志の三味線やジャグリングなど、バラエティに富んだ人々が舞台に立った。この人たちだって、来年もここにいるかどうかはわからない。同じメンバーが揃うときめき夏祭りは二度と開催できない。そんなことを考えていたら目の奥が厚くなってきて、成瀬はあわてて頭を左右に振った。」

ここまでの5篇はすべて成瀬以外の視点で描かれていて、成瀬は必要以上のことは口にしない性格で、なんだか無表情だし、何を考えているかよく分からないところがあるが、ここにきて(当然のことなのだが)成瀬もいろいろと思うところがあることが伝わってきて、急に親近感が湧いてくる。これにご当地ネタも加わって、なんだか大津という街まで好きになり、愛着が湧いてくる、という不思議な効果がある。ここまで来て、そういう、しみじみとした良い作品だと思うに至った。作者の緻密な設計図に乗せられた、ということだろうか。おススメの作品です。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.60:
(5pt)

成瀬の言動が

次に成瀬は何を言うんだろうか、何をするんだろうか、考えても予想しないことをする。
それが何ともジワジワときてクスクス笑ってしまう。
しかし、成瀬の言動には芯があるように感じて応援したくなる不思議な魅力がありました。
また続きを読みたいです。
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No.59:
(5pt)

噂通りでした

読んでいて楽しい。もっといろんなことに挑戦して欲しいと感じさせるほど成瀬のファンになりました。
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No.58:
(4pt)

成瀬が魅力的

他の方も書いていますが、期待しすぎてしまった感じがありますが、
さらっと読めて、2冊目の方も続けて読ませるくらいの魅力が、成瀬のキャラクターにはあります。
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No.57:
(5pt)

成瀬、男前すぎる

面白かったです
この本にもっと早く出会いたかったです
成瀬が色々なことに挑戦してる様子に感情移入しました 読んでいて楽しくなる本でした
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.56:
(4pt)

なるぴょん

成瀬あかりが次第に好きになります!
さっぱりとしていて可愛らしさも垣間見えてくる。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.55:
(5pt)

キャラ立ちとは、成瀬あかりの後に在り

大変、独自の自我を持ったヒロイン様であり、作品構成も巧み(逸話の日付の打ち方も上手)。
剣玉や漫才の才覚、髪型の変化にも注目を集める天才。
しがない作家のぼやきを書けば、実名で商標を出せるのはうらやましい。
西部大津デパート、ミシガン号、近江牛コロッケ、西川貴教さん、溶けかけのガリガリ君……
REALとREALITYはだいぶ違うし
それぞれに良さはあれど、個人的にはREALで押したい。
成瀬あかりよ、迷わず天下を取りにいけ!
君にそんな助言が要らないことは、重々承知だが……。
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No.54:
(5pt)

ご当地話と友情

気に入ったこと、僕は地元民ではありませんが、ここに登場する西武大津店、確かにあったと懐かしく思い出しながら、そこにまつわる登場人物の友情に胸熱くなりました。また主人公の突飛なところと、普通の女子なところが自然に表現されていて、読んでいてホッとさせられました。あっと言う間に読み上げてしまったので再読します。
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No.53:
(5pt)

成瀬の飄々とした性格に一目惚れ

他人の評価に執着せず、自分の道を淡々と歩んでいる性格が魅力的で、始めの1ページで成瀬のとりこになった。特にでかい事件があるわけでもなかったが、成瀬の普通ではない行動にクスッと笑いながらスラスラ読めた。島崎と成瀬の実際の性格とお互いから見た印象がちょっと違っていたのを読んで他人からの見られ方や、相手の心を探ろうとしすぎるのはあまり意味がないように思えた。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
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No.52:
(5pt)

私も成瀬を見届ける

爽やかに読めそう!と思い読んだが、期待を裏切らない爽やかさ、それに加えて少しの感動と、なんとも言えない懐かしさを感じることが出来た。この読了感は、本屋大賞にふさわしいものだと思う。

成瀬はフィクションとも言い切れないリアルさと、でもやはりこういう人現実にいたら面白いなと思わせる破天荒さがある。読み進める中で、成瀬の人間らしい魅力も分かってきて、これは200歳まで見届けたいわと思えちゃう。そのキャラを生かしつつ、登場人物人気投票をしたらもしかしたら成瀬を抑えて一位かな?と思わせる島崎の存在が、成瀬と僕らを近づけてくれる。この辺りの魅せ方はうまいなーと思いながら満足して読めた。

個人的には、成瀬があまり出てこない「階段は〜」の章は、読んでてちょっと違和感があった。本のタイトルが「西武大津店」とかなら、阪急電車のようにオムニバス形式でアリかもしれないが、成瀬が天下取るのになんでこのおじさん?と思ってしまった。(ちなみに成瀬は島崎いわくホラ吹きらしいので、天下取るかは分からないし、本人は天下取るとも言ってない。デパートは建てる。)一応その後の章で関わりもあるけどいなくても支障はないような…

巻末に、「ありがとう西武大津店」と、「階段は走らない」以外は書き下ろし、とあるのをみて、なるほど、当初は西武大津店に関わる話で書いてたけど、成瀬中心にうつったのか、と違和感の謎が解けた。

ここ数年の本屋大賞は、悪い意味ではなくテーマが重めだったり、キャラクターに何かしら暗い部分があったりして、満足感とともに胸に残るモヤモヤがあった。それらは全部好きな本なのだが、コロナ禍が開けたと言って良いタイミングで、颯爽とこの本が本屋大賞を受賞したことは、今という社会の新たな変化を表しているのだろう。
一方で、読みやすさ≒内容の軽さになっている感もある。ライトノベル味が出ており、これはレーエンデ国物語の時も感じたが、塩梅が難しい点である。本屋大賞受賞作は中高生もよく読むと聞いたことがあるし、学校に配架されやすい賞だとも思うので、読書離れしがちな人には最適な、オススメしやすい本である。

いろいろ書いたが、読みやすさ、爽やかさが魅力の本作。みなさんも成瀬さんとともに、爽やかな夏を味わおう。
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
4103549513
No.51:
(5pt)

面白さ

人気の本だし読んで評判通り中々面白かった
成瀬は天下を取りにいくAmazon書評・レビュー:成瀬は天下を取りにいくより
4103549513

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