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(短編集)
成瀬は天下を取りにいく
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成瀬は天下を取りにいくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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やたらと高評価だし、冒頭の一文に惹かれたから読んだけど、成瀬というキャラにそこまで魅力を感じなかった。 文章は読みやすいし、つまらなくはないんだけど内容は薄っぺらい。 これが本屋大賞はさすがに過大評価だと思う | ||||
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文庫本になったし、読んでみるかと購入。 一話完結型だから、読みやすいですね。成瀬は能力が高く、自分の能力をいかに発揮できるかを模索し挑戦していけるタイプですね。また、けして執着することなく、次にいける人。自分は周囲に何ができるかを気がけられるんだけど、周囲(親しい他者)が自分をどう見ているかには鈍感で弱点があるってのも好印象でした。ただ、主人公のキャラ立ちありきで話の内容が平凡すぎて、ドロドロや事件や衝撃性を求めるおっちゃんには刺さらなかったな‥。思春期に読んでたら違ったでしょう。 | ||||
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つまらなくはない。どんどん読める。 でも、そこまで面白いか?という感じ。 普通の作品。 | ||||
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私、今まであまり本を読んでこなかったのですが、家族に本を読めと言われて、本屋に連れていかれて、表紙の絵からインスピレーションで選んだだけです。 買ってから本屋大賞だったことに気づくくらい。 1章が短めで読みやすい。 ただ、「これ普段から本読んでる人には物足りないだろうな」と感じました。 なにかYouTubeやSNSのショート動画を見てる感覚で読めるので、本を読んだって感覚はありません。 本屋大賞、ほんとにこれでよかったんだろうか... コミカライズもあるみたいなので、やはり若い子向きなのかもしれません。 小学校高学年であれば全然読める本なので、夏休みの読書感想文におすすめ。 | ||||
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解説の森見登美彦さんが書かれているように、「自分らしく生きること」や「自由に生きることによって周りの人にもプラスの効果をもたらす」世界が、この物語では描かれています。 森見登美彦さんが書かなかったことまで踏み込んで書くと、この物語は作者が、描きたい世界を描くために、登場人物を慎重に厳選して、主人公が傷つかないように管理しています。特に男性キャラクターの設定にその傾向が顕著で、読んでいて過保護な作者だなあと感じました。 この作者に管理され守られた世界で「自分らしく」とか「自由に」とか表現されても、ちょっと鼻白むのですが、「本屋大賞」や「ヒット作」などの作品の本質とは関係ない要素を脇に置いて、子ども向けの小説だと思えばこれでいいのかもしれません。 | ||||
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この小説を読みつつ思ったことは、対象年齢が学生向けだと思った次第です。 ただ売れているだけあり、比較的読み易かったです。 成瀬は心臓が強いし・・・でもね、後から諸さもあらわれます。 そして、異端児と言っても差し支えがないような行動も起こします。 いわゆる、バズっている存在ですね。 ん?、でも終盤に完璧ではないな、人間くさいところもあるな、と思ったところもあります。 自分的には、この主人公に似ている人がリアルにいましたから、その輩に「達者でな」などと言いたくなりましたね(笑)。 つまるところ、成瀬というのは、最終的には一皮剝けた存在になりました。 自分にとって多からず少なからず、この小説では強い人もあり、弱い人もあって、この世は収支が取れているのだな、と思わせました。 そこのキミキミ、「ハムエッグの黄身はちゃんと食べること」なぞと、成瀬のSDGsをバッチシ真似しないとイケナイ太陽(笑)。 突然幻聴が囁きます・・・ラ・ムーで、100円のたこ焼きをお買いなさいと・・・。 しかし最後に、成瀬は案外と素直で、家でトモダチコレクションをしそうな存在だと思いました(笑)。 | ||||
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普段本を読まない人にはすらすらと読めて読んでる感があって良いと思う。 普段本を読んでる人には物足りないだろう。 個人的には小学生時代に読んだ「ズッコケ3人組」の中高生版かな?という印象を持った。 | ||||
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本屋大賞でベストセラーだったので読みましたが、若い人向けの感じでした。 | ||||
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普通の本。 成瀬そんなに魅力的か? 全く天下を取りに行く話でもない。 「最高の主人公、現る!」というキャッチコピーと「天下」の言葉は完全に詐欺。 騙されました。 | ||||
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話題作ということで購入。レビューも高評価ばかりで、「爽快な青春小説」「成瀬が最高の主人公」と絶賛されており、かなり期待して読みました。ですが、読後の正直な感想としては、「……で、何だったんだろう?」というモヤモヤだけが残りました。 成瀬という主人公が、閉店する百貨店に毎日通ったり、けん玉や手品、かるたに挑戦したり、M-1に応募したりと、一見すると“何かやってる”ように見えるのですが、それらに特別な意味や変化があるわけでもなく、「だから何?」と感じてしまう。しかもその行動が物語として大きく展開することもない。 さらに違和感が大きかったのは、物語構成。途中からは全く関係のないモブキャラや中年男性視点の話が続き、成瀬本人がほとんど登場しない章もある。タイトルが『成瀬は天下をとりに行く』なのに、そもそも成瀬は主人公なのか?という疑問も湧きました。 最後にようやく成瀬視点の章が出てきますが、それまでのイメージとは違って、内向きで感傷的な一人語り。個人的には、これまで描かれてきた成瀬像とのギャップに戸惑いました。 決して否定したいわけではありません。刺さる人には刺さる作品だと思いますし、ノスタルジーや“意味のないことに意味を見出す”ような感性が響く人もいるでしょう。でも、私は残念ながら共感できませんでした。 SNSや書店レビューで絶賛されている作品だからこそ、読後の温度差が際立ってしまったのかもしれません。 「静かで淡々とした物語」「特に何かが起きるわけではない話」が好みの方なら、合うと思います。 | ||||
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文章的に読みやすいのだが、これといったクライマックスはない。 少し変わった天才児の日常を綴った内容。 話題の割には少し物足りなさを感じた。 | ||||
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良くも悪くも普通の本。 面白いし主人公のキャラも立ってる。 ただ、このレベルの小説が本屋大賞?? なぜ絶賛されているのか全くわからない。 これより数段階おもしろかったり、示唆に富んでいたり、キャラクターの魅力があったり、展開が素晴らしいライトノベルやマンガはたくさんある。 才能のある人はすべてサブカルに行ってて、文学の世界は書く方も読む方もめっちゃ狭い世界になっちゃったんだなと感じる。 | ||||
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先月69歳となった私。 「圧巻の青春小説!」という謳い文句につられて「俺の青春の記憶を・・・」と思い、世代を超えて楽しもうと読み始めたが、20ページで終~了。他の方がレビューされていたが、滋賀県舞台のお話なのに関西弁(滋賀弁?)が出てこない。お話に没入できず、世代間交流を諦めた。 20ページで評価するな!って声が聞こえてきそうだが、私には時間がないのだ。 | ||||
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作者の滋賀県に対する愛が客観的で冷静である点が、評価を低くする。没理性的な愛が、欠けている。作者自身は、滋賀県生まれではないようだから、厳しい注文かもしれないが、明るい作風は最大の長所の一つである。その点を発展させた新しい作品を希望する。 | ||||
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面白いとは思うけど、本屋大賞とか評価高すぎない?? って思う。あと滋賀、特に膳所を大きく出して滋賀愛をアピールしている割に登場人物のほとんどが関西弁じゃないってのもめちゃくちゃ違和感。 膳所に住んでる人たち、漏れなく関西弁です(笑) | ||||
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滋賀県に4年住んだ身としては、読んでおかないといけないなと思い手にしました。とても読みやすかったです。私は成瀬より島崎が好きです。島崎もかなり変わってるけど、より親近感が湧きました。淡々と、飄々としている成瀬だけど、最後、感情がぐっと前に出てくるところ、成瀬も普通の女の子だし、島崎の事をちゃんと大切に思っているところが知れて良かったです。 | ||||
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主人公の成瀬あかりが「わたしはスマホを持っていないんだ」と言う場面がある。 この発言の真偽は明らかにされていない。 成瀬のように学校内外でアクティブに活動する高校生が連絡ツールとしてのスマホを持っていないというのは想像できないが、別の話で記念写真を撮影するのにスマホではなくデジカメを使う場面が出てくるし、相棒の島崎と相談をするのもLINEではなく直接対話なので、おそらく事実なのだろう。 成績優秀で達筆、歯磨きを欠かさず虫歯はゼロ、けん玉、シャボン玉、手品、百人一首に優れた才能を発揮する成瀬あかりは、どこか昭和の香りを漂わせる。彼女ならスマホを持たないでも生活できるだろうな…と納得してしまう。 それほど成瀬は「ありえないことだけど、彼女ならありえるかも知れない」と思わせる不思議な子だ。 彼女が周りの女子から浮いた存在になるのは、令和の時代に昭和のアナログな雰囲気が合わないことも影響しているだろう。 成瀬あかりとそれに関わる人たちの物語は、twitterやyoutube、LINEといったSNSとそのプラットホーム上に展開されるデジタルコンテンツが重要な役割を果たす(成瀬あかりの視点で語られる最終話にそのような要素がまったく登場しないのも興味深い)。そして、それらが結びついて、彼女がいなければあり得なかった出会いと交流が成立する。みんな成瀬あかりに振り回されながら、血の通った「実体」を持つ人との出会いを経験し、変わっていく。 全6編の話は、いろいろな登場人物の視点で記述される。作者はその一人一人に寄り添い、心の機微を丁寧に描いている。頭が柔らかく感受性の豊かな中高校生にお勧めしたい作品である。 残念なのは、滋賀県が舞台で、他県の人物が主人公になる話もあるのに、ほとんどの会話が標準語になっていること。成瀬あかりの「地元愛」がテーマであるわりに、「地域性」のバロメーターとも言える方言が大切に扱われていないという印象を受けた。評価が低いレビューに「人物描写が薄い」「地名に頼りきった情況描写」という批判があるが、この点については私も同感である。 いい作品だと思うが、ここの部分が大きな欠点なので、星3つとした。 | ||||
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多くの人が高評価しているが言われているほどのインパクトはなかった。物語はテンポがよく読みやすい。二人の会話のやり取りは笑えるところはあった。 | ||||
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読みやすかったけど 頭に引っかかりが少ない 今の時代ならではか | ||||
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前情報なくレビューの高さで読み始めました。 1章を読んでみて、個性的な成瀬に島崎が振舞わされる展開が毎章続くだけのハズレ本を予感したけど、章が進むにつれて学生特有の人間関係やら成瀬とニアミスする周囲の人々の視点の膳所や成瀬を眺めることができて思ったより楽しめました。 正直もう少し青春コメディを期待していた自分にとっては物足りない淡々とした一冊に感じて続編はもういいかなという気持ちです。が、最終章を読んでこの2人をもう少し見ていたいという気持ちも起きました。 | ||||
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