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檜垣澤家の炎上
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檜垣澤家の炎上の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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かなり長い物語です。登場人物も一人ずつ丁寧に描かれています。また、その人物の心情(悩み)なども描かれています。 物語はどんどん進んでいきます。次から次へと起っていきます。 関東大震災で物語は終わります。 これだけの物語があるのに、結末を震災というご都合を用いてほしくなかった。震災なしの結末を書いてほしかった。 また、これからの主人公の物語も読んでみたい。 「風と共に去りぬ」の最後を思い出しました。 | ||||
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とにかく、読めば面白い。 映画化してほしい。 | ||||
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ミステリーのわりには、ハラハラ・ドキドキ感じられず、朝ドラのコンテンツのようにダラダラと長く結末もお粗末。 | ||||
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. 日露戦争開戦時の1904(明治37)年に生を受けた高木かな子は、橫濱の富豪である檜垣澤(ひがきざわ)洋吉が元芸者との間にもうけた妾腹の娘だ。母が火事で亡くなったのちに檜垣澤家に引き取られるが、父は卒中で病床についていて、家業である貿易事業は洋吉の本妻スヱが一手に切り盛りしている。 ある日、檜垣澤家の婿養子・辰市が蔵のボヤで命を落とす。果たして本当に火災死だったのか。かな子は不審を抱く……。 --------------- 昨2024年末に出た『 | ||||
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長めの話ですが、次々とページをめくる手が止まらなくなる。結果、一気読みでした。 | ||||
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山の手や元町の風景、中華街の旧正月など読んで楽しいです。ただ、しばしば割って入る主人公の回想や説明がとても長く、そのため話が分断されてしまいます。流れに乗れず、楽しく読めませんでした。 | ||||
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ほぼ800頁。文庫でこのボリュームは読み応えあります。一人の少女の成長譚ですが、それ以上に一種の大河小説と言って良いでしょう。最後まで堪能したのは無論、読み終えるのが惜しいほどのお話はそうはお目にかかれません。 明治、大正という時代背景もお話に間違いなく彩りと深みを添えており、最後はやはりあの事件でした。運命に翻弄されながらも、強い意志で自分の人生を自ら切り開いていく主人公。心から応援出来ました。 他方、この小説は2024年の週刊文春ミステリーベストテンにも選ばれています。確かに色んな謎が提示され、最後にそれらが一挙に解き明かされていく様は痛快なのですが、だからと言って本作をミステリー小説と呼ぶのはどこか違うような気がします。 | ||||
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したたかな女たちのバトルがおもしろかったです。ラストは意外でしたが、最後まで飽きずに夢中で読むことができました。 | ||||
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読みやすいし、読み始めたら止まらなくなった。 ただ、最後が中途半端な終わり方なので、続編が出たら また読みたいです。 | ||||
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ラジオでオススメしてました | ||||
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800ページ近くある大作だが、実に面白い。ミステリ仕立ての主人公かな子の闘いを成長する時代背景(大正)と複雑なプロットで組み立てた傑作である。時間かけて読み堪能した。 | ||||
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主人公の女性・かな子が、徐々に真相の核心へと迫っていく展開がスリリングで、ぞくぞくしながら読み進めていきました。 底知れない恐さを持つ大奥様こと檜垣澤(ひがきざわ)スエとの暗闘、のるかそるかの企みをめぐらすかな子の心理と行動にも、わくわくしましたね。 そして、今まで脳裏に描いていた絵柄が、さあああっと草木が風になびくかのように変化する最終盤のサプライズに、あっ‼️ と言わされました。 この驚きは、随分前に読んでいたく魅了された短篇、あの泡坂妻夫の「椛山訪雪図(かざんほうせつず)」を彷彿とさせるもの、と言ったら言い過ぎか。いや、しかし、この、それまで見ていた景色が一変、がらりと変化する様は魔法のように見事なもの。心から魅せられました。 | ||||
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庶民と貴族、時代背景は全く違いますが礼儀正しく敬語で話しかけながら腹の中は底意地の悪いたくらみに満ちているところがそっくりだと思いました。 つねに相手を観察して弱みをつかんでおいてここぞとばかりに「さりげなく」要求を呑ませてゆく姿はけして卑屈なものではなく、賢くて肝がすわっておりむしろ共感さえ覚えていきます。 もちろん「ミステリ」というほどの筋書きではありませんし、あまりにも饒舌でくどい感じもありますが「自分が動かないかぎり、何一つ物事が進まない」と熟考して行動に移す主人公のたくましさがなによりもの読みどころでした。 火事、流行病をじょうずに使いながら最後は関東大震災で幕を閉じます。まだまだこれから軍国主義の世の中に突き進み、大空襲に襲われてすべてが灰燼に帰した後で主人公がどう再生するのかがぜひ読みたいです。 | ||||
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とても良かったです。 | ||||
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ワクワクしながら読みました。でも、終章からが主人公のこれからを期待して読み進めてただけに、消化不良。この続き読みたいような読みたくないような。かなりガッカリな終わりかたでした。 | ||||
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一応上流社会の話ですがそれぞれ皆事情があるし、いい人だけでなく酸いも悪いも持ち合わせる人間と言うものを描き切っています。大震災を体験した身としては単なるお話、とは流せず、なるほど、あるかも、と納得する自分がいました。登場人物、皆、努力してますね | ||||
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読み易く、ページをめくる手が止められない程だったが、巻末の膨大な参考文献の数々を見ていたら、涙が滲みそうになった。 すばらしい作品をありがとうございました。 | ||||
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おもしろい。一言一句練りぬかれ本当におもしろい。 解説では谷崎潤一郎「細雪」、山崎豊子「華麗なる一族」の影響を受けたのだろうと 説明しています。さらに言えば鈴木商店を題材にした玉岡かおる「お家さん」もおおいにヒントとなったと思われる。実際参考文献に「遥かなる海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」があげられています。まあそんな詮索はどうでもいい。 主人公以下(悪)知恵のはたらく人達が次々に登場し、文庫本で800ページもあるのにあきさせない。とにかく興味深くおもしろいエンターテインメントである。 あえて贅沢をいえば主人公かな子の心象、判断、思いが逐一説明されている。ふくみのある表現で行間から読者の想像力をかきたてるということが無いのでちょっともの足りない。 | ||||
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炎のミステリー、800Pは凄まじく。 明治末期から大正にかけての横濱。 ここは火の見櫓の如く丸屋根の塔屋が見下ろしている洋館。 才ある妾の子。 様々な思惑と打算のなかで真実を求めて。 巨大な壁に闘志は消えゆくことはなく。 そして、フェニックスとなるのか。 | ||||
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時代の空気が濃密で、最初から最後まで一気読みでした。何とか上手く生き抜こうとする主人公のしたたかさと父の正妻であるスエとの心理戦、二重・三重の展開があり引き込まれました。最後にまた大きな転換があり、ぜひ続きを読みたいと思いました。 | ||||
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