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鵼の碑
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鵼の碑の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 1~20 1/7ページ
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| これまで読んだ百鬼夜行シリーズの中で最悪の作品です。事件が起きず、独立した話が淡々と進んで、混乱してきます。 それもそのはず、鵺と言う様々な生物を継ぎ接ぎして出来ている化け物。 小説全体をその鵺に見立て、鵺を形造る生物を各章にあてて複数の人物の話を並列で進行させ、最後に纏める形になっているからです。 その形にこだわるあまり、とにかく読みにくい。誰が誰かわからなくなるし、細かな話など覚えていないまま次の章が始まる。 そして、最後にようやく出てきた京極堂の憑き物落としがあまりに超越的で、この短期間でなぜそんなことまでわかるのかと言いたくなるほど分かりすぎている。 いかにも現代左翼的な「反戦」「核反対」の著者のイデオロギーを随所に織り交ぜられるのも何だか引っかかる。 ましてやこれまでのシリーズを全く読んだことのない人には意味不明だと思うので、お勧めしません。 | ||||
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| 夢中になって読んだ頃、まだ私は高校生でした。もう結婚して子供を育てていますが、読んでいる数日間は「鵼」の世界の中に意識が浮遊していたようです。最後は私の憑き物も一緒に落ちました。 | ||||
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| 3つの点が下向きの三角形に配置されると人の脳は自然にそれを「顔」と認識するそうです。「シミュラクラ現象」と呼ばれています。 1つ1つの点はただの「点」でしかないのに、人はそこに何らかの関連を想像してしまうのです。 この小説を一言で言えば「シミュラクラ現象」に囚われた登場人物たちが、1つ1つの事件?と思しき出来事を「あーかも知れない。こーかも知れない。」という疑念に雁字搦めになって沼にはまってしまうものです。 思えばデビュー作「姑獲鳥の夏」から人間の認識がいかにあやふやなもので、その認識ボタンの掛け違いから「事件」や「謎」が生じ、それを憑き物落としの陰陽師である中禅寺が、蘊蓄たっぷりに「ほどく」のが、百鬼夜行シリーズの醍醐味でした。 しかし、ここにその爽快感は感じられません。終章の中禅寺がスーパーマン過ぎるのです。ある寺から依頼された古文書類を整理していただけの陰陽師が、一体いつどこでそんな裏付け捜査をしていたのか? 700頁過ぎまで、ゆらゆらと不穏な空気の中で進んでいた物語が、終章で一気呵成ターボ全開で理屈付けされていきます。彼の決め台詞「この世には不思議なことなど何もないのだよ。」正しくその通りの物語でした。 百鬼夜行シリーズに通底する「人間の認識のあやふやさ」を描いたと言えばその通り。しかし、何も起きていないし、何も無かったというオチには・・・。 今の京極先生の小説に「新本格ミステリー」を求めるのは魚屋でパンを求めるに近いのでしょう。ただゆらゆらと文章や言葉の選択に酩酊しながら、雰囲気を楽しむのが正解かも知れません。 | ||||
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| 舞台は昭和29年にはホームズシリーズの「バスカビル家の犬」も翻訳刊行されているし、作中でも夜光塗料について語られているので「猿が光ってた」と聞いたら何を塗ったの?って考えるし「石が燃えるなんて事はあり得ない」なんて騒ぐ程の事でもないのでは? チェレンコフ光なんてわざわざ持ち出す必要も全くありませんね。 巧妙な伏線もなく京極堂の「なんでそこまで知ってるの?」って解説で終わってしまって鼻緒だけが赤い装束を着る憑き物落しのクライマックス感も薄い。 姑獲鳥からのファンなので新作なら当然付き合いますが、残念ながらあの頃の様に夢中になれるシリーズではなくなってしまいました。 | ||||
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| 「不思議なものなど~」の決め台詞は作中一回の縛りではなかったか | ||||
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| 姑獲鳥の夏で強く引き込まれ、少ないお小遣いをやりくりして文庫本を買いあさり読んでいた高校~大学生時代。この頃に出ていたタイトルはどれも面白かった。 そこから10年以上「鵺の碑」というタイトルだけでなかなか発売されないもどかしさを抱えていましたが、やっと出たときはうれしかったです。 ですが読み切るのに2年かかりました。さすがにいけないと思い意地で読み切りました。それだけ読むのが苦痛、というか各章の最後の1ページだけ読めばそれで済んでしまう長々とした中身のない話。最後の鵼の章も肩透かしを食らった気分。800ページ超えの読了感は全くありませんでした。鵺を取り扱ったからってこんな哀しさ、空しさはいらなかった。 | ||||
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| 京極夏彦先生、敬愛しています。本書も読めば読むほどハマる、繋がる。読了した時の感覚は独特ですね。 | ||||
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| 前作から15年の時を経ての新作。 ひとでなし も 書楼弔堂 や 豆腐小僧 その他も本当に素晴らしかったが、『なぜ今、京極堂が戻ってきたのか?』 が疑問だった。 しかし、読んでその謎(意図が)が解けた。 直接的なネタバレではなく、読んだ人のみにしか分からないことなのだけど 本作は、歪な”コ〇ナ社会”をなぞらえて、そして猛烈に皮肉り、静かに嗜めている。 本編での、京極堂でさえも落とせない”憑き物”を、私たちも当時(数年前)手を焼き、失意と共に諦めた記憶が蘇る。 本編での”あの人物”は、憑き物と共に彼岸に行ってしまったけど、自分の周囲には本当にあの世に行ってしまった人たちが大勢いる。 加えて京極堂とある登場人物の談話で、『今では”忖度”は下の立場の人が、打算のために上に靡く様を表すという使われ方をしているけど、 本当は”相手の立場になって思い遣る(具体的には何をする訳でもない)”』と、相手の”忖度”の使い方を指摘していた。 私も当時に使われ出した”忖度”という言葉の使われ方が、本来の意味を逸脱し、社会的に”下は上に従っていた方が賢い(無難 身のため)”という思考を大衆に植え付けたかったのだろうと思い、そういった使い方をすることを断固拒否していた。 本編は昭和29年の設定なので、当時馴染みがあった言葉なのかどうかは分からないが、本来であれば間違った使われ方はされてなかったはずなので、これは明らかに意識的に書かれた件なのだろう。 そして心なしか、文学史上屈指の頭脳、京極堂の発言が断定的でなく『~なのではないか?』という疑問形が多く使われていたように感じた。 ただ、天才がもしこういった形で、グラグラした大衆に気付きを与えようとしても、大衆というのは”1”の抽象的な事象を別の形に置き換えて考えることができない。 AはA、BはB、『危険だ!』『打つな!』とその都度直接的な表現をしてやらないと理解が出来ない。 だから少し目を離していた隙に、何度も何度も繰り返しテレビで耳にした情報だけをストレートに受け入れてしまう。 分かっている側は『ああ、こんなシチュエーションあったな』と本編を読みながら邂逅するけど、そうでなければあくまで京極夏彦の新作のストーリーでしかない。 それにしても、”あの社会”が始まったのが2020年初頭で、本作出版が2024年ということは、プロットの立ち上げが恐ろしく早かったことになる。 あの極めて複雑で不可解な現象、伏線やミスリードの設定と組み立て、そして歴史や史実との絡みまで加えて、これほどまでに早く書き切るなんて、天才というより神や妖怪としか言いようがない。 個人的には『魍魎の匣』に匹敵する秀逸さと評したい。(30年も昔の作品で、著者も桁違いに成長しているのだろうけど、やはり作品的なインパクトにおいて圧倒的で、以降の作品をそれと比較しない訳にはいかないだろう。 ミュージシャンのストレートなファーストやセカンドアルバムをファンが忘れられないように) ここ最近は京極氏の作品を読み尽くしてしまったので、実写映画化の多い作家の作品に目を通しているのだけど、それはもう、大人と子供くらいの格の違いがあり、まあこれくらいの方が『読みやすくて(それ自体が価値ではない)』いいのだろうと思わないではない。 もちろん、満足度は期待できないが。 本作を読んで、あらためて京極氏が天才というだけでなく、上手く言えないけど人として優しく真っ当な感覚を持ったお方なのだと感じた。 | ||||
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| 新刊が出てすぐ購入したのに、最初らへんで挫折して長いこと放置してしまった。久住と関口のキャラクターが似ているため、2人のシーンは歯痒い。緑川佳乃が主になると話がわかりやすくなる。「姑獲鳥の夏」の事件が一昨年の夏だという。作品世界ではここ3年の間の出来事なのだ。実際の出版は、29年経っているのに!チョロチョロ過去作の話が出てくるから、それをまた読み返したい気分にさせられる。各章のラストに「あっ!」と思わず声を出してしまいそうになる事実が披露されるのに、次の章に入ると全く違う場所と人物の話に切り替わるのが、作者の狙いだとわかっていてももどかしい。 | ||||
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| 面白いかった | ||||
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| ストーリーが地味で思ったより面白みはなかった。 | ||||
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| 面白い ただ重い | ||||
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| 会話ばかりが淡々と続いて、普通の文庫本を読み終わった位読み進んでも、何も起きやしない。 途中でやめました。この分厚さは必要なのか? | ||||
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| 外出時に読みたいので、分冊文庫版も発売してもらえると有難いです。 | ||||
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| 久しぶりの百鬼夜行を満喫しました | ||||
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| 凶器になりそうです、相変わらず 新書はブロックでしたが(笑) 17年経って、ファンも子どもが成人しましたと 言っておられる方がいて、感慨深かったです 私的にはそんなに経ってる感じがしなかったのは、 コミックの「中禅寺先生物怪講義録 先生謎を解いてしまうから」を 読んでるからかも あれを読んでたら、四人とも相変わらずだなーと思いました | ||||
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| 本当にずっと待っていたシリーズの新作でしたので、中古本で安くなるまで待てずに新品で買いましたが、もう、最初の30ページぐらいでギブアップ寸前に追い込まれている状態です。 絶対に面白くはない雰囲気が最初の数十ページから如実に滲み出てしまっていて、今後は1日に何ページ辛抱して苦行の如くに読み進めるか?との葛藤が待っていますわ…。 絡新婦とか鉄鼠の檻みたいに一瞬で物語に引き込ませる何かはまるで感じられません。 多分、途中で読むのを止める様な予感がします。 | ||||
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| 鵼、私はこういう不思議な話が好きなので色々読んでいるつもりですが、 ぬえをこんなに美しく、哀しく、慈愛をもって書いて下さったのは京極先生だけではないでしょうか。 もう居なくていいのだよ、の言葉にとても感動してしまいました。 文庫本を購入していた時は、京極先生の本は重くて読んでて手首が痛くなるし、持ち歩くことも難しかったですが、その点 電子書籍は良いですね。 | ||||
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| 読み応えあって良かった。 | ||||
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| 17年待ちました‥‥何度も諦めかけましたが、ようやくこの手に!!もうそれだけで感謝と感激で心震えます!そして肝心の内容は‥‥17年ファンを待たせて、なんともこれは‥(ネタバレしたくないのでここまで!)先生!一生着いていきます!! | ||||
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