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偽のデュー警部
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偽のデュー警部の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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ミステリ界では古典的名作のひとつだろう。 妻の仕事の関係で渡米することになった主人公は、不倫相手の花屋の店員と結ばれることを目指し、米国行きの船の上で妻の殺害をたくらむ。 ところが、その現場で意外な殺人事件が発生し、主人公は妻を殺すどころか、その事件の解決を託されるはめになる。 まずトリック、事件ありきで人間が描けていないミステリも多いなか、これは事件とまったく関係ない序盤の描写からよく作りこまれています。後半、ただの歯科医なのに名刑部役を演じることになる主人公の迷推理ぶりもかなり面白い。 意外な結末のサービスもあって、最後の最後まできっちりと楽しめます。 | ||||
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ラストのどんでん返しが秀逸!読後の健やかさは近年に無い作品だと思います。最近はトリックも手の込んだものが多いし科学捜査といった派手な印象の作品が人気ですがたまにこんな素敵なミステリーに出会うとなんだかホッとします。 | ||||
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この本が、推理小説のジャンルに入ることは当然ではあろうが、少し納得できないような気もする。確かに人が殺され、それを解決する警部がいる。しかし、しかしである。その舞台が、大西洋を横断する豪華客船であり、その警部も実は偽者で本業は歯医者であるとしたらどうだろう?そしてその歯医者が、警部の役割をしなくてはならなくなったことの背景には、彼自身の壮大な決意のもとの恋物語があったとしたらどうだろう? ピーター・ラブゼイは、この殺人事件を非常にユーモラスに、且つロマンチックに描いている。であればあるこそ、私はこれを単なる推理小説として捉えることはどうしても出来ない。これは、もっとスケールの大きな冒険小説、または恋愛小説であるような気がしてならないのである。 | ||||
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