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アルジャーノンに花束を
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アルジャーノンに花束をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全504件 141~160 8/26ページ
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物語の展開の仕方が本当に秀逸でした。深く考えさせられる作品です。 | ||||
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中古を購入したら表紙のデザインがAmazonの写真と違いました。ダニエル・キイス文庫ではあるので古いバージョンなのかなと思います。Amazonの写真の表紙が好きだったので星4に。 | ||||
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当初はありきたりな感動本かと思い手に取ったが、結果として自分の愚かさを恥じることになった。 読後、心に浮かんだ最初の感想はタイトルの通り。恐ろしいとさえ思えた。 本書は括りとしてはSFになるらしいが、同時に文学でありミステリーでありホラーであり童話であり…と様々な要素を含んでいる。 人によってこれほど捉え方が異なる作品もそう無いのではないだろうか。 また、翻訳も素晴らしい。本書の持つ迫力を犠牲にすることなく、滑らかな日本語に変換している。翻訳者による後書きからも、その熱量を感じ取ることが出来る。 小説の持つ力を感じさせる、紛うことなき傑作。 | ||||
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懐かしくなり、また読みたくなり、購入しました。 | ||||
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賢くなることを願い続け、わずかな間でもそれを叶えることができたチャーリィが、膨大な知識を手に入れた後「何もかも指の間から零れていってしまう」のが自分で分かる辛さ、やりきれなさにこちらも読んでいて苦しくなりました。終わりに向けてどんどん文章がたどたどしくなっていくのを見ながら、胸が締め付けられました。友達だと思っていた人からの悪意に気付いた描写もつらかったけれど、やはり最後が一番つらかった。でもこの本を読むことが出来て良かったと思ったし、今後何度も読み返したいなあ。 | ||||
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外国小説は、時として翻訳に問題があったりするのですが、この翻訳は良かったと思います。考えさせられる部分がおかったです。 | ||||
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知的障害者の主人公が書いた日記が物語のため、最初は平仮名や誤字脱字ばかりでとても読み難い文章です。 その後の実験により急激に知能が発達して「天才」になるものの、その変化に戸惑い、最後は涙なしでは読めない結末となります。 頭脳が明晰であれば人生全てが上手くいくわけでもなく、本当の豊かさとはなんだろう、と考えさせられる小説です。 | ||||
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大事なネタバレはしないつもりですが、中身について記述しますので気になる方は読まないで下さい。 前書きにて、キイス氏のもとに世界各国の老若男女より「私はチャーリィ・ゴードンだ」との手紙が届いたとの記述があった。もちろん日本からも。 読み終えた今感じるのは、確かに私もチャーリィかもしれないということだ。 そして、それが一部の熱心な読者の感想ではないとも感じている。 主人公のチャーリィは知的障碍者で、自分でもかしこくなりたいと思い大学付属のセンターで簡単な読み書きを習っている。 その一生懸命なところを見込まれて、ただの実験用マウスであったアルジャーノンを天才に変えた世紀の実験のモニターに推薦されるところから物語が始まる。 この物語はチャーリィの書いた日々のレポートとして綴られ、彼曰く「ばか」なチャーリィから、「かしこく」なったチャーリィに至るまでの思考と感情の変遷が辿れるようになっている。 その技巧(とその翻訳)も秀逸ながら、多くの人の共感を得たのはその変化と苦悩であるように思う。 多くの人が勉強や部活、仕事において、できない状態から出来る状態に変遷し、その中で出来なかった時代には見えなかったものに困惑した経験があるだろう。 例えばそれは、偉そうな先輩が大したことないとわかったり、上司が万能でないことを知ったり、あるいはそのときにあなたが新入りをどう思うかだったり。 そういったある種普遍的なテーマを重ねることができるのが、この物語の共感を集める点の1つだと思う。 この点において多くの人が、チャーリィのようにひたむきでなくても、チャーリィのように鋭敏な才能を手に入れることはなくても、チャーリィに心を重ねられるのではなかろうか。 きっと変化に翻弄されるチャーリィとともにあなたも過去の変化に翻弄された日々を思い出すはず。 そのとき、あなたが愛し愛される力を持っていたか、今持っているか考えさせられるのではないだろうか。 案外、普段は小説に心動かされないような自我の強い、プライド高い人ほど感動するかも。 | ||||
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新しいことを学び、それが人との関わりにどう影響するのか、そして新しいことを知った私はどんな未来を描けばいいのか?と思っていて、この本のことを思い出しました。このタイミングで読み返せてよかった。また読みます。 | ||||
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とても気に入りました | ||||
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最高に面白かった。 | ||||
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色々書こうとした。 結構な量の感想文を書いて、これは違うと思い消した。 違うものをまた書いて、これも違うと思い消した。 自分がここに書いてる感想文は、殆ど思ったまま打ち込んで そのままエンター押してる。 けど、これに限って言えば、それが出来なかった。 何を書いても、この本の事を伝えられる気がしない。 一言で書いてしまえば、人間が自分自身に望む欲望とか 他人に対して思う喜怒哀楽とか、そんなものが全て この本に詰まってる。 でも、なんかもっとこう、伝えたいものが溢れてるけれど それを上手く文字に表す事が、今の自分には出来ない。 こんな本に出逢えた事に、感謝。 | ||||
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昨日から夢中になって読んでしまった。 大学生くらいの時に母親にプレゼントのしたことのある本だけど、その時は読んでいませんでした。あの時に読んでおけば良かったなぁ、と思うくらい印象深い内容でした。 もしかしたら、それは仕事を通じて色んなことを感じた今だからこそかもしれません。一定期間ごとに繰り返して読むと感じ方が変わるかもしれない。 携帯電話やインターネットの普及以前の世界が舞台ですが、それらのワードが出てこないので、現在でも違和感なく読めると思います。今後のテクノロジーや社会の仕組みがどのように変わるかは分かりませんが、あまり色褪せない物語だと思います。 | ||||
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序盤は白痴の少年の言葉を読み取るのが難しくてストレスになる。 | ||||
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外国の本なのでもちろん言葉が違うわけで、序盤から中盤にかけての拙く誤字脱字が多い文章を上手く日本語に落とし込んでいる。タイトルもしっかり小説内で回収しているしとても面白い。これもSFに含まれるのか、と驚いた。ストーリーで少し過激な部分があったので苦手な方は少し構えた方が良いかも。 | ||||
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中学の教科書に読者案内として載っていた本。自分は30代なのでチャーリーの思いもチャーリーの母親の苦悩も理解しやすかったが、中学時代に読んでいたら理解できなかった。これを読んでいる中学生って、賢い。 | ||||
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迅速な対応ありがとうございました!古書だったですが綺麗でした!また機会があればよろしくお願いいたします! | ||||
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「アルジャーノンに花束を」は昔読んで感動した本であり、子供にも読ませたくて購入しました。 始まりからすぐに文章ではなく文字に度肝を抜かれ、それがチャーリーの脳の発達とともに変異していく様を違和感なく翻訳した翻訳家さんに大きな拍手を贈りたいです。英語ではどうなっているんだろう?とおのずから英語でも読みたくなる一冊で、実際に私が昔、日本語版を読んだ後に最初に購入した英語のペーパーバックでした。 ストーリーはもとより、文字による表現のおもしろさと醍醐味が味わえる本です。 | ||||
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何十回読んでも、天才の作品だと思う。 発想も凄いが、これを主人公の手記という形式で仕上げた手法が秀逸すぎる。 主人公チャーリイ・ゴードンの芸術的に印象的な人生が、実在の人物に思えるような鮮やかな立体感をもって描き出される。 ひとが生きるということ、ひとがひとであるということを問いかける小説です。 | ||||
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大人になっても幼児なみの知能しかないチャーリィ。彼はある手術を受けたことによって、飛躍的に知能が向上していく。頭が良くなれば人ともっと仲良くなれるはずだと考えていた彼が直面した憎しみや孤独。 ひらがなだらけで拙い報告書から始まるという構成の妙と、あのラストであることを変えなかったというところが素晴らしい。チャーリィの生き方を読むことで、自分の中のチャーリィに気づかされるような一冊。 「人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです」 この一言が印象深い。知能が人を助けるのではなく傷つけてしまうこと。現実でもそれが毎日のようにおこなわれている社会だよね。笑われ疎外されたことを自覚したチャーリィが、自分自身もその立場になってしまっていたというのが考えさせられる。 母や妹との再会も心に残るシーン。身に刻み込まれた幼い頃の仕打ちのその先で、 「真実がどうであれ、ノーマを守ったローズを憎んではならない。彼女の見方を理解してやらなければならない。私が彼女を許さなければ、私が得るものはなにもないだろう。」 こう考えたチャーリィの思慮こそ、手に入れた尊い真実なのだと。 ウォレンの寮母の話も好き。こういう考え方はなかったので読めてよかった。これも愛の形なのかなって感じた。 「正常な子供はすぐに成長してしまって、わたしたちを必要としなくなります……自力でやるようになって……彼らを愛していた人間、世話をしてくれた人間のことなんか忘れてしまいます。でもこの子たちは、わたしたちが与えることのできるものをすべて必要としているんですよ── 一生涯ね」 手に入れたものは、いつかは失っていく。それはチャーリィに限らず、どんな人間も同じ。今あるものに笑みを、失いゆくものに花束を。そんな風に生きていけたらいいな。 | ||||
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