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アルジャーノンに花束を
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アルジャーノンに花束をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全504件 41~60 3/26ページ
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シンプルな設定ながら、人生(成長と衰え)を濃密に圧縮して詰め込んだ作品なので、複雑な味わいがあります。ラブストーリーとして見た場合、刹那こそが永遠であり、何にも代えがたく美しいということが、見事に表現されていて、身震いしました。上り坂の時にうまくいかなかった恋愛を、下り坂で待ち受けて、受け入れたアリスの肝の据わりように惚れました。 とはいえ、美しいラブストーリーでは終わらせずに、急速な衰えに対する怯え、不安から来る自暴自棄やいらだちによって、主人公自らの手で美しい関係を汚し、破壊させたところも、"刹那"がより強調されて効果的だと思いました。最終的には、その不安すらも感知できなくなり、平穏で優しい心を取り戻すというのも、味わい深いです。 初読の時と随分と受けた印象が変わった気がします。初読の時は、素直に悲劇としてとらえ、涙して読んだものですが、今回は、切ないし、苦悶の物語ではあるけれども、悲劇ではないなと思いました。短い期間にギュッと圧縮された人生を経験して、元に戻って、おぼろげなプラスアルファが得られたという希望のある前向きな終わり方なんですよね。訳者小尾芙佐氏のあとがきを真似した感じになってしまいましたが、事実そう感じたので仕方ないです。万人にとって、時期を隔てて再読すると、違う感触を楽しめる作品なのかも知れません。 | ||||
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すぐに発送していただきました。 書店では売り切れていた為、少しお高くなりましたが手に入ったので満足です? | ||||
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私にとってはハッピーエンドとは言えない最後で、むしゃくしゃしてページを破いてしまいそうになった。でも読んでよかった。 | ||||
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以前から気になってたんだけど、なかなか本屋さんに行かないから。 Amazonで何となく買ってみた。 途中まではスラスラ読めたけど、なんかね | ||||
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ゆっくりと結末に向かいながら、沢山の希望と残酷な日常が展開され胸が詰まる想いでした。 | ||||
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小説読んだ後にヨルシカのアルジャーノンを聞くと歌詞がすごい沁みる。 “パン” “迷路”というワードを使い、曲を通してチャーリィの変化が表現されている。一人称が“僕ら”なことからもチャーリィが同じ境遇のアルジャーノンを想う気持ちが伝わってきて泣ける。 | ||||
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あまり小説は読まないのですが、この本は今まで読んだ本の中で過去一面白いです。 | ||||
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アラフィフ世代には氷室京介のアルバム Flowers for Algernon のタイトル引用元としても有名な本書。 過去には日本でドラマ化されたこともあったかと。 約30年前に、こちらの電子書籍ではなく、ハードカバーで読みました。 主人公の中に、どこか自分を重ね合わせられるところが誰しもあり、老いなどを考える切っ掛けにもなりますし、本当に名著だと思います。 英語版も挫折しながら読みましたが、それを読めば尚の事、見事な翻訳だと思えます。 ・・ダニエル・キイスの作品は一通り読みました。 ビリー・ミリガンもノンフィクションとして大変興味深く、読む価値のある本だと思います。解離性障害について、理解を深める一助となります。 個人的には、ダニエル・キイス短篇集「心の鏡」の表題短篇「心の鏡」も、短いですが深く感動できる作品だと思います。 | ||||
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面白いと思う反面、性描写がちょっと強すぎるなー。中2男子に読んでみたいと言われて買ったけど、わたしが先に読んでこれはちょっと読ませていいものか悩むよね | ||||
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知人に勧められて読んでみました。 随分前に書かれたSFということで、物語の根幹をなすテクノロジーについては現実味が余り感じられない印象はあるのですが、そういうことを遙かに超越したヒューマンドラマであり、読後に静かで深い感動を覚えるとともに、幸せって何だろうと考えさせられるものがありました。 また、この作品は主人公の日記という形式をとっており、その日記が主人公の知的レベルの変化に合わせて、変化するのですが、元の作品の言語から翻訳して他の言語で表現することは極めて難易度の高いことであろうと推察され、翻訳者のご努力にも感服しました。 多くの方に読んで欲しい作品と思います。 | ||||
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翻訳の仕方がとにかく素晴らしい(作品の作り自体も)。 主人公の心情にそのまま入り込めました。 | ||||
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チャーリーの純粋な言葉に心が締め付けられます。手術はチャーリーを幸せにしたのでしょうか。また元のチャーリーに戻っていく怖さ。最後は幸せになれたのか。もう一度読み返そうと思う。 | ||||
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チャーリーが他の本の例えで出てきたため読みました。 チャーリー本人が書いているような心の動きに感動せずにはいられませんでした。 本当に欲しかったものを手に入れた時に人は幸せになれるのかを考えさせられる良書でした。 また、自分は内科医なので当時は不治の病だったフェニルケトン尿症が今は治療により正常に発達出来ることに医療の進歩を感じました。 賢くなったチャーリーのように世界中の方を助けるような研究に貢献は出来ておりませんが、少しでも医療の進歩に貢献していけるように精進しようと感じさせる一冊でした。 | ||||
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僕には、映画でも小説でも「すごい感動作だよ」と言われると、なんとなく避けてしまうようなところがある。『アルジャーノンに花束を』はまさにそんな1冊だった。しかしこれだけの世評を無視するほうが難しい。というわけで遂に読み始めたところ…あっという間に読了してしまった。 面白かった。もっと甘ったるいものを想像していたのだが、よい意味で裏切られた。涙、涙、というようなことはなかったが、父親・母親・妹との再会シーンはさすがにグッときた。知性を持ったチャーリイが、世間と向き合う家族の心情を理解しようとする、その姿勢に胸を打たれた。 印象的なキャラクターとしては、フェイという自由奔放な女性画家を挙げたい。こんなふうに魅力的な人物を造形・描写できるというだけで、ダニエル・キイスという作家を尊敬してしまう。またギンピイというパン屋の仕事仲間の存在も、本作を味わい深くしていると思う。 本作は、映画・ドラマ・演劇と、何度も繰り返し映像化・舞台化されている。しかし不思議とそれらに決定的な成功例を聞かないのは、活字に勝るものはないからだろう。2000年にマシュー・モディン主演でテレビ映画になっているのは、機会があれば見てみたい。 | ||||
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友達にも紹介しました。 大!、大!大!感動しました!! 現在の大好きな書籍No.1です!! | ||||
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のめり込んでしまい、一気に読み終えてしまいました。 | ||||
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ダニエル・キース「アルジャーノンの花束を」読了。SFのジャンルで紹介される事があり試しに読んでみた。知能が急変する中で様々な気づきや苦悩を経験するチャーリィ。そんな彼を通じて人間の心の尊さに大きな感銘を受けた。さらに、彼からアシモフのロボットやシェリーのフランケンシュタインが想起され生成AIの発展の先にある事に想像が膨らんだ。良書。 | ||||
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最初の方にIQが低いことを伝える日記があり、ひどい文章とひらがなの文章の連続。 はっきり言って地獄です。そこで読むのをやめました。 | ||||
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本を読み終えた後、悲しい気持ちになったが、この感情が正解なのかはわからない。 必要性があって読んだが、終始引き込まれた。最初の稚拙な文章(翻訳にどれほど苦心したことだろう…!)は読みづらかったが、知能の向上とともに読みやすくなった。 子育てをしている身だからだろうか、子どものチャーリィにも心が痛むが、母親(一見毒親)の気持ちもわからんでもなく、胸が締め付けられた。障がい者への差別や、障がい者をとりまく環境についても考えさせられた。ダニエル・キイスはよく取材したり調べたりしたんだなぁと思う。 (ただ、これが発表された時代と比べて、障がい者を取り巻く環境が変わってきているかというとそんなに変わっていない気がする) 知識を得ることは楽しい。しかし、肝心なのは知識を得ることではなくて、どう使うかなのだ。そして、知識は書物のみで学ぶのではなく、世間という大きな書物に学ぶことが大切なのだ。 読み勧めながら、「泣くほどではないな…」と思ったが、最後にチャーリィの社会的な死を感じたら、急に悲しくなってしまった。純粋なチャーリィも人間でありほんとうのチャーリィなのに、インテリのチャーリィが「ほんとう」であると思ってしまうのが、私自身に潜むバイアスなのかもしれない。 | ||||
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主人公のような人間が本当に実在しているかのようなリアリティです。友達だと思っていた人が、実は自分を馬鹿にしていたこと。博士が実は自分のことを人間扱いしていなかったこと。頭がいいからこそ、気づいてしまい、苦悩する。周りの人と打ち解けられず、以前のような人当たりの良さが失われてしまうこと。一方で、ネズミに対する慈しみの心は相変わらず。1人の青年の苦悩をここまでリアルに描けるなんて、素晴らしいです。学生の頃に一読しましたが、社会人になってから読み返すと、違う感想を抱きました。もう少し歳をとってから読むと、また違う感想が出てくるでしょう。非常に中身の濃い、傑作です。 | ||||
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