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(短編集)
サンタクロースのせいにしよう
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サンタクロースのせいにしようの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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クリスマスに関するショートミステリー集と思いきや、風変わりなお嬢様銀子さん宅に居候することになった柊子さんの周りで起きるドタバタ・ミステリーの連作短編集。 この二人と共通の友人夏見さんを加えると「プラスマイナスゼロ」の女子高生トリオを彷彿。 ミステリーとしては大味だが、ホラー系のエピソードもあり。とはいえ全体的にあたたかい雰囲気で安心して読むことができた。若竹作品には珍しくちょっぴり恋愛要素もあり。 後に、女子高と結婚式場を舞台に過去と現在が交差する傑作「スクランブル」では柊子さんはチョイ役で、夏見さんは主要人物として登場。ちなみに夏見さんは若竹さんのデビュー作「ぼくのミステリな日常」で話の中で初登場している。 | ||||
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いやなこともたくさんあるけど、何とかなる、行きてればいいこともある、という当たり前がしみる。 | ||||
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1995年の単行本の文庫化。 とにかく嫌な人・ことを書くのが上手。日常のなかにある腹立たしいこと、むしゃくしゃすることを、これでもかというほど描き込んでいる。若い女性の仕事や生活が、実にリアルに再現されている。 まあ、これも一種の「芸」だと思うし、ミステリの基本というのは「悪意」にあるわけだから、評価すべきなのだろうと思う。しかし、読んでいて楽しい気持ちにはなれない。 トリックは生かし方が上手い。小さな謎を違和感なく埋め込んでいる。 | ||||
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いかにも魅力的なタイトルの連作短編集。日常的な謎を扱った小品を束ねている点でも、処女作の「ぼくのミステリな日常」に似ているが、全体で大きな謎を構成するほどの仕掛けはなく、作品ごとの趣向も微妙に異なっている。その結果全体としての印象は弱くなってしまったか。何気なく、無理なく密室トリックを日常に持ち込んだ「子どものけんか」が秀逸。 | ||||
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