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三体0 球状閃電
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三体0 球状閃電の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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●劉老師久しぶりの長編です。首を長くして待ってました。本書は大がかりなSFガジェットを盛り込 んだ「三体」3部作に比べ、テーマを「球電」一つに絞っています。また「三体0」の表題に、訳者の 意気込みが感じられます。直接著者に連絡し許可を得たとの事。 練り上げられた構想と詳細な筋立てにより本格ハードSFに仕上がっており、一言で言えば球電に魅 せられた者たちの挫折と挑戦のプロジェクトXというところ。球電の現代物理学の範疇を超えた奇異 な現象に、震えるほどのセンスオブワンダーを覚えました。 「球電」で幕を開けた壮絶な物語も「青い薔薇」で幕を閉じる。著者は量子の不確定性関係を鮮や かな色彩とほのかな香りで詩情豊かに描写。心穏やかながらも切ないエンドロールでした。 | ||||
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三体と直接関わるかどうかは別にして、理論の考え方は非常に面白い。 観察者がいるかどうかということは、ストーリーの随所に関わりを持つことなのだ。 装丁の紫が少しくどいかなという感想です。 | ||||
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三体、三体X、全て読みました。 三体は大スペクタクルでめちゃくちゃ面白かったのですが、この作品の方が好きです。 ひたひたと満ちる切ない思いに満たされました。 林雲と三体のトマス•ウェイドは似たパーソナリティのような… | ||||
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主人公の親が雷の球で亡くなり、その研究に従事するが・・・というお話。 題名で「三体」となっておりますが、「三体」前に書かれた作品という事で、厳密に言えばあまり関係ないらしいですが、登場人物が重なっていたり、SF小説という事で、「三体」とも連動している感じの作品でした。 雷の事を研究して、軍事に転用し、兵器にして使うというコンセプトはSFらしいアイデアでなかなか面白いし、この著者の方らしく娯楽小説としても一級品になっていると思いました。英語圏のSFも読みますが、最新の物理学を使った難解で高等的な感じの作品が多いので、この様に若い頃に学校の図書室で読んだジュブナイルのSF小説を読んだ際のワクワク感を感じさせるのも個人的には良かったです(中年になってもそういう感情を持てたのも意外でした)。 中国とは今現在(2022年頃)あまりいい関係でないのが残念ですが、この著者の方の様にいい人もいるというは判るので、いずれ問題を乗り越えて関係修復して、もっと色々な小説が翻訳去れる事を願って止みません。 「三体」前日譚にあたるSF小説。是非ご一読を。 | ||||
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