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(短編集)

夜に星を放つ



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜に星を放つ

夜に星を放つの評価: 3.65/5点 レビュー 43件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 1~20 1/3ページ
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No.43:
(4pt)

窪美澄の作品にしては??という感じ

窪美澄は文章の上手さが際立っていて作家のモーツァルトのように淀みがなくお気に入りの作家の一人なので代表的な作品は何冊か読んだが、本書は短編集という事もあってか本来の良さや魅力がイマイチという感じでした。窪美澄の作品ならまだ他にも素晴らしい作品は沢山あると思います。
夜に星を放つAmazon書評・レビュー:夜に星を放つより
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No.42:
(5pt)

良い作品だと思います

もう一度読みたくなる作品だと思います。
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No.41:
(5pt)

ステキな短編集です

文章のスピード感やちりばめられた言葉から浮かんでくる情景など、とても女性的で今っぽい、けど懐かしい気持ちになる作品が描かれています。ステキな一冊です。
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No.40:
(5pt)

どの話もいい話でした

人を成長させるのは喜びよりも悲しみなんでしょうか、どちらにしても色んな経験をしながら人生を歩んでいく。
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No.39:
(4pt)

5編のやるせなく切ない内容

登場する人たちは、それぞれにかけがえのない人間関係を失ってしまった人たちで、とても切なく味わい深い短編集である。

しかし失った人間関係が解決するわけではなく、ドラマチックな展開があるわけでもなく、どれもハッピーエンドでもない。また作者特有の性描写もこの作品では封印である。“これが 直木賞 ? ”という感想をもつ方も多いかもしれない。

印象的だったのは『真珠星スピカ』という作品で主人公はいじめに苦しむ中学生。そんな中母親が交通事故死してしまうという最悪の展開。しかし母親は主人公にしか見えない幽霊になって現れるというかなりシュールな内容。ラストにホッとするというか、あ~良かったと思わせてくれるのだが、5編ともそんなやるせなく切ない内容である。恐らく時を経て再読した際により一層味わいが増すのではないか?

ちなみに現在の直木賞選考委員だが、浅田次郎、桐野夏生、宮部みゆき、林真理子、角田光代、三浦しをん、北方謙三、伊集院静、高村薫という凄い布陣である。“この大先生たちが決めたのなら、そりゃそうだよな”と思わざるおえない。ここ最近の受賞作は『塞翁の楯』『黒籠城』『テスカトリポカ』と派手なのが多いので、真に文学的なものに落ち着いたのかもしれない。
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No.38:
(1pt)

気持ちが上向かない

暗い話が殆ど。ハッピーエンドなものもあるけどマイナスがゼロになったというだけ。
自己中な性格なのに、形だけ気遣ったり人に合わせて、自業自得の結果になる登場人物ばかり。言動が理解できないか、暗い気持ちになるだけ。
おすすめできない。
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No.37:
(4pt)

直木賞受賞の短編集

星座と人の別れをテーマにした短編集。テンポよく容易に読み進めることができる。内容も軽い感じ。
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No.36:
(4pt)

総じておもしろかった

この本は、こういうタイトルを冠した1篇の中長編小説かと思っていたのだが、手にとってみて初めて、5篇からなる短編小説集であることに気づいた。
 やや拍子抜けしたが、読んでみて、各短編がそれぞれ星を象徴として組み立てたものであること、また、いずれも離婚や恋人との別離を描いていて、同じ主題の小説を集めたものであるのだと合点した(5篇ともオール讀物が初出)。
<真夜中のアボカド>
 双子の姉妹の恋愛模様。双子の姉の視点で物語は展開するが、ライトノベルのようなタッチに感じられ、重厚なエンタメ小説を期待していた私は少しがっかりした。こういうのがイマドキの若い人(と言っても30代前半)のスタンダードな恋愛の形なのかもしれないと思った。
<銀紙色のアンタレス>
 16歳の男子高校性の夏休みの出来事。体力が有り余っている少年の姿がよく描かれている。ただ、果たしてこの少年がああいう女性に好意を抱き、しかもああいう挙に出るものだろうかと疑問に思った。リアルではないのではないかと感じた。
<真珠星スピカ>
 女子中学生が主人公のSFチックな物語。彼女はワケアリな事情をいくつか抱えている。こっくりさんが話に出てくるが、小中高生の間で流行したのが1970年代なので、これは当時の著者の経験を元にしたものなのだろうか(最近の学校で流行っているのかどうか情報を持っていない)。彼女の学校における姿が陰であるのに対し、家庭における姿(親に見せる態度)が陽に近いこととが果たして両立しうるものなのかどうか、やや疑問に感じた。
<湿りの海>
 30代後半のバツイチ1人暮らしの男性サラリーマンの話。彼の身の上は不幸だが、その後訪れる出来事はうらやましいと言うか、ドラマにありがちな設定のように感じられた。そんなにうまいことが現実に起きるだろうか(起きるはずがない)、とモテない私は不毛な嫉妬を抱いたりした。
 でも、スケベ心も手伝ってか、その後の展開が気になって、ページをめくる手が止まらなくなった。重厚なエンタメ小説を期待していたはずの私は、すっかりこの物語にはまってしまい、著者のストーリーテラーとしての力量に感心させられた。
<星の随に>
 中学受験を控えた男子小学生の話。両親が離婚し、父と、父と再婚した継母、それに父と継母との間に生まれた腹違いの弟との4人暮らし。両親の不仲は、幼い子供にとって胸が縮まるように辛い出来事であるのは経験者の私にはよく分かる。生みの母が恋しい気持ちも切なさを誘う。少年への継母の仕打ちが不可解に感じられたりはしたが、継母を母として受け入れることは、幼い少年にとって大きな試練と言えのかもしれない。
<総評>
 最初の3篇を読んだときは、私が求めているものと違うジャンルかと思ったが、総じておもしろかった。気合いを入れ、肩肘張って読むようなものばかりが小説ではなく、(上から目線ながら)こういうのも悪くない、と思った。
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No.35:
(5pt)

コロナの世界で生きる人々の心情

星座をモチーフとした短編集。コロナの世界で生きる人々の心情を繊細に描いている。エモーショナルな成分が強くて過剰摂取気味になったが、こういう体験が小説を読むということなのかもしれない。収録作の中では「湿りの海」が好き。
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No.34:
(4pt)

読みやすく心に響く恋バナ

●直木賞受賞作との事なので購読しました。小説(だけに限らないと思うけど)に求めるものに女性
と男性に大きな違いがありそうです。
 本書は文句なく女性のための、それもJK~婚活期の女性のためのもの。恋バナは栄養ドリンクです。
いいところは、人生経験豊富な恋愛哲学者の言葉なのではなく、今まさに悩んでいる人の目線で描か
れている点です。難しい表現など用いていないのでダイレクトに伝わってきます。同時に、自分なり
の心の整理の仕方も心得ているようです。
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No.33:
(3pt)

読みやすかった

全体的に読みやすかったですが、あまり好みの文ではなかったです。直木賞受賞した作品と聞き期待値が上がりましたが、内容は薄かったです。老若男女楽しめるというよりは、女性や学生層をターゲットにしているのかなと思いました。
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No.32:
(5pt)

温かくていいんじゃないかな。

こどもが主人公の話が特にいいですね。
一言でいうと、とても健気だと思います。
こんな子いるかなとも思いますが、現実の子供たちの感覚と6-7割は重なるんじゃないかな。
3人の子供たちにはみーんな幸せになってほしいです。
幽霊を登場させる話には、幽霊作家の名手!?、浅田次郎の作品群を思い出します。
映画「異人たちとの夏」1988年松竹、監督:大林宣彦、原作:山田太一もまた幽霊ものの傑作でした。
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No.31:
(3pt)

嘘と誠と小説と

全般的に読みやすく、退屈しない。読み切るまでに飽きてしまうことが多いのに、この本は最後まで読めた点でまずは作者に感謝したい。ただ、一抹のむなしさというか、なんともいえない寂寥感を感じる。というもの結局は嘘物語であり、人間の本質をとことん突き詰めた作品ではないからだ。どの登場人物も「人の持つそこはかとない黒さ」に欠け、みな「結局はいい人」の範囲に踏みとどまっている。人はここまで単純で感情をショートカットはしていない。もちろん、それをこの作者にだけ求めるのは酷というものだろう。こうした嘘物語を作家は書き続けるわけで、それでも賞などももらってしまえる。しかし、だからこそ芥川龍之介も川端康成も自身の人生に強いむなしさを感じて旅立ってしまったのではないか、と気付かされる。反発や嫌悪を覚えるような人物が登場しないままでどこまで書き続けられるのか。作家はいつかはそのことと向き合わなくてはならない因果な商売の一つだと思う。道半ばという点で★3つにした。頑張って煮ても焼いても食えない作家になりおおせてほしい。
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No.30:
(3pt)

直木賞受賞作と言うことでしたので期待して買ったのですが…

自分がわからない分野の新しい発見がほしくて買いましたが、内容を読んでもやはりと言うか、僕にとってはやはりあまり理解(と言うか共感)の進まない内容でしたので、この評価にさせていただきました。

女性や20才以上30才未満の方とかが、ターゲットなのかなと、思いました。
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No.29:
(3pt)

読みやすいけど直木賞?

初めての作家の作品を読了。かつ、直木賞作品だったので、比較的に早い時期に期待して読みました。短編集それぞれ読みやすく、200ページくらいで薄いのですぐに読めます。ただし、内容も薄いから、これが直木賞かぁという印象です。
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No.28:
(1pt)

どれだけ名誉な賞でも、本屋大賞の方が評価を信頼できる

今年の直木賞も芥川賞も、選考委員達の質を本気で疑います。どちらの賞も日本では名誉な賞なのかもしれませんが、今年選ばれた作品はどちらも酷いです。まず、全ページを読ませる気力を削り取ってくる人物描写ばかり。芥川賞受賞の「おいしいごはんが食べられますように」はほんわかとした表紙に反して、社会人として働く人間の狡猾さと醜悪さが出ていて、読む気力を数ページでなくし、飛ばし飛ばしで読みました。だから期待して直木賞受賞のこの本を手に取りました。短編集であった事は最初に意外に感じつつも、長編より短編の方がまとめるのが難しい事、また小川洋子さんのように生々しいけどミルキーに抑えた表現で読者の琴線に触れる優れた作家もいらっしゃる為、最初の婚活アプリで男性と付き合う女性の話を読みました。
が、読み終えて確信できました。芥川賞も直木賞もあてにならないと。
アボガドを育てる女性は過去に肉親を亡くした過去を持つし、婚活アプリで出会った男性との結果は被害者とも言えます。でも、その死んだ肉親の恋人の男性に対する接し方が本当に酷い。どれだけ生前に愛を交わした相手でももうこの世にいないとなれば、想うだけ無為な時間を過ごしている、と感じる人はいるかもしれません。だとしても、死んだ相手を想う事は悼む事であり、大事な存在を亡くした人にとって必要な時間です。だとういうのに、主人公の言動はその男性の心を土足で踏みつけ、蹴り付けています。百歩譲って良かれと思った行動が前半にはあったとしても、後半はただの八つ当たりです。
コロナとかLINEというワードもでてきますが、ただでさえ世の中息苦しさを覚える事が多いものを題材に扱うなら、作者なりの前向きな見解を示してみてほしかったです。
はっきり言って、小説家や漫画家など何らかの表現者志望の人間が自分の心の暗い部分を描き出しただけの処女作にしか思えません。
「どこかでよく聞く話」をありふれた表現で賞を受賞できるなら、もう直木賞も芥川賞もいりません。国内でも小説に絞らす、絵本やエッセイなど多才なジャンルも選考対象にしたり、小説に限るとしても洋書に視野も入れるなど新しい風を取り入れられない日本国内の賞に一切価値を見出せません。

名も地位もある著名人が選考委員を務めるそれらの賞より、消費者によって選ばれる本屋大賞の方が遥かに評価として信頼できます。
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No.27:
(3pt)

最初はそれほどにも感じませんでしたが、

中盤から最後まで良かったと思います。
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No.26:
(2pt)

暇なときに読むならおすすめな本

感情移入したり、共感したり、学びのある話が私には見つけられなかった。
短編で一つ一つがまとまっていても感情に響くものを見つけられなかった。
アニメでも漫画でも見たことあるような展開やストーリー構成のせいなのか。
先が想像つく話が多く、文章で心に来る言葉などが見つけられなかった。
直木賞とは何か知りたくて今回買いましたが、
そうした理由で、この手の本は読まない方がよいということが一つ学べました。

何もすることがなくなって、残りの余生を穏やかに過ごす
暇なときになら、読むのもよいかと思いました。
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No.25:
(5pt)

評価

品物も納入時期も問題なし。
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No.24:
(5pt)

優しい気持ちになれる。

短編が幾つか、どれも読後は優しい気持ちになり、涙が滲んだ。日々追われている、そんな時すこし、人に
優しくなれるような。
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