■スポンサードリンク
(短編集)
夜に星を放つ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夜に星を放つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体的に読みやすかったですが、あまり好みの文ではなかったです。直木賞受賞した作品と聞き期待値が上がりましたが、内容は薄かったです。老若男女楽しめるというよりは、女性や学生層をターゲットにしているのかなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全般的に読みやすく、退屈しない。読み切るまでに飽きてしまうことが多いのに、この本は最後まで読めた点でまずは作者に感謝したい。ただ、一抹のむなしさというか、なんともいえない寂寥感を感じる。というもの結局は嘘物語であり、人間の本質をとことん突き詰めた作品ではないからだ。どの登場人物も「人の持つそこはかとない黒さ」に欠け、みな「結局はいい人」の範囲に踏みとどまっている。人はここまで単純で感情をショートカットはしていない。もちろん、それをこの作者にだけ求めるのは酷というものだろう。こうした嘘物語を作家は書き続けるわけで、それでも賞などももらってしまえる。しかし、だからこそ芥川龍之介も川端康成も自身の人生に強いむなしさを感じて旅立ってしまったのではないか、と気付かされる。反発や嫌悪を覚えるような人物が登場しないままでどこまで書き続けられるのか。作家はいつかはそのことと向き合わなくてはならない因果な商売の一つだと思う。道半ばという点で★3つにした。頑張って煮ても焼いても食えない作家になりおおせてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分がわからない分野の新しい発見がほしくて買いましたが、内容を読んでもやはりと言うか、僕にとってはやはりあまり理解(と言うか共感)の進まない内容でしたので、この評価にさせていただきました。 女性や20才以上30才未満の方とかが、ターゲットなのかなと、思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めての作家の作品を読了。かつ、直木賞作品だったので、比較的に早い時期に期待して読みました。短編集それぞれ読みやすく、200ページくらいで薄いのですぐに読めます。ただし、内容も薄いから、これが直木賞かぁという印象です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中盤から最後まで良かったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星に隠し事はできません、かな。長編で読んでみたいかも。いや、短編だから、良いのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞を受賞した作品として読むとイマイチでした。後味が悪い作品が多かった印象。駄目な大人が目についてなんともスッキリしません。ターゲット層や、どんなことを目指して書かれた本なのでしょうか。 読みやすく物語に引き込まれますし、そういった点では良作なのだと思います。でも再読したいとは私は思いませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか面白い作品集でした。女流作家らしい気取らない、それでいて、美しい文章と決して難しい漢字を使う事なく心理描写、情景描写を巧みに表現していて、一作品毎に感動があって直木賞受賞も、ま~納得です。 けど、しかし、私はきっと、この本の内容を来年には忘れてしまうんだろうなあ。 それほど、良い意味でも悪い意味でも題材が普通だった。『文芸作品とはこういったものだ。』と言ってしまえばその通りなんだが、その普通を磨き上げるのが売れている小説家ではないだろうか?と、偉そうに批評したり・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これが直木賞をとるのだからもう小説に希望はないなとうっすら感じさせてくれる淋しい作品でした。 普通という意味をこめて星3です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の展開や構成は直木賞候補に選出された感じはありました。 わずかな頁で登場人物の存在感も全篇に渡り秀逸だった。 が、読後感の悪さとは違うが、物語の途中から結びが、 いつも好転したりせず、虚無感の顛末に舵を切るのは、 失礼ながら、作者の容姿や性格のそれから辿ってきた人生観に起因するんだろう・・ との感想が1話目からずっと思考の隅で燻り続けていた。きっと架空の人物だとしても、 この作者は、思い通りの理想的な展開を許さないのだろうな。との感想が残ったのは残念でした。 このような雰囲気の作品が好きな人もいるのだろうが、私の求める嗜好とは違いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この女性の文体はとても読みやすく、本当にあっという間に読み終わってしまう。 たとえば、「私より二歳上、三十四歳の麻生さん。実際に会ったときには、プロフィール写真とずいぶん顔が違うなー、とは思ったけれど、それは私も同じかもしれないし、食事の仕方も綺麗だったし、服装も決しておしゃれではないが、こざっぱりしているし、妙に女慣れしていない感じもとてもよかった。身長も誤魔化していないみたいだったし、眼鏡もよく似合っていた。ほかの人みたいに、食事のあと、すぐにホテルに行こうとも言わなかったし」 このような部分に象徴されるように、スーと溶け込んで、あまり否定したい気持ちにならないのがいいのかもしれない。小難しいことは抜きにして、自分の気持ちをバカ正直なくらい表現していて、何か昔の小説を読んでいるようで、懐かしかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!