夏日狂想



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    初公開日(参考)2025年05月
    分類

    長編小説

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    夏日狂想

    2025年05月28日 夏日狂想

    僕は人生かけて君に惚れているのだ—— 年下の天才詩人。知的な文壇の寵児。ふたりの男に愛された女は。 ひりつく三角関係の果てに自立を得る女を描く、直木賞受賞第一作。 明治末の広島に生まれた礼子は、自由のない故郷を出奔。女優を目指しながら、年下の詩人、水本と暮らしていた。そして出会った文壇の寵児、片岡。礼子は才能ある二人の男を愛し、求められ、引き裂かれていく。三角関係が終焉を迎え礼子が見つけたのは、自らも「書きたい」という情熱だった——。誰のミューズでもない、自分の言葉を紡ごうとした一人の女を創り上げた、魂を震わせる長編小説。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    大正から戦前、そして戦後の日本の情景まで鮮やかに脳裏に浮かぶ

    窪さんの作品、僕は正直、アタリ・ハズレが大きいんだけど、これは珍しく、大当たりでも、大外れでもなく、淡々と、でもグイグイと読めた。3人のことはもちろん、3人が生きた時代を、改めて見てみたいと思った。
    夏日狂想Amazon書評・レビュー:夏日狂想より
    4101391475
    No.2:
    (5pt)

    著者得意分野の女性の生涯物語

    実際のモデルがいるだけにイメージが沸きやすい点はあるが、それを差し引いても登場人物達のリアルさが迫ってくる。
    特に戦時中の描き方がの心情が訴えかける。

    1代記ということで、1冊にまとめるにはやや一つづつのエピソードが希薄になり物足りない部分もあるが、結末まで終えるという点での満足感はある。

    著者ならではの女性の視点でも描き方で、いつもの作風が好きな人にはぴったし。
    夏日狂想Amazon書評・レビュー:夏日狂想より
    4101391475
    No.1:
    (5pt)

    表現することの意味

    この作品の主人公・礼子が、中原中也・小林秀雄との三角関係で知られる長谷川泰子を
    モデルとしていることは明らかだ。でもそれは、着想のヒントというだけであって、
    完全に作者のオリジナルな人物像へ昇華されている。
    あまりにも自分に正直なため常に誤解や反発を受け、それでも
    自分の信じた道を進むしかなかった礼子。
    「器量よし」として生まれた女性として享受するメリットも
    それゆえの女性が突き当たる壁も真正面から受け止め、
    生涯にわたって自分の心を誰にも譲り渡さなかった礼子。
    その不器用極まる、しかし潔い生き方を、作者は「書くことに魅せられた自らの生き方」に
    重ね合わせて描いているように思えた。
    礼子が好きになった相手は(男に限らず)、例外なく何かを表現するために生きている人たちだ。
    表現することが自分をどう変えていくのか、周囲をどう変えていくのか、
    いつも突き詰めて考え、その重さを認識しているからこそ、
    その執筆活動は挫折と屈折を余儀なくされたのだ。
    女性の一代記として、「ボヴァリー夫人」「テス」「ジェーン・エア」に連なる名作だとさえ思う。
    夏日狂想Amazon書評・レビュー:夏日狂想より
    4101391475



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