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悪いうさぎ
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悪いうさぎの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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電子書籍では最初の作品はないので読んでいませんので、本作が最初の長編なのかな?? 30代前半でも体力以外はやはり葉村晶ですね。 最初の方からとんでもない人格の人間が登場してきます。 どんどん登場します。むしろ最多なくらい不快な人々が。 この人は安心だという方が少ないような。 真相には拍子抜けしました。そんな感じであろうとは思っていても共感できるわけがなく、滑稽でもあります。 父親は最初から分かってたのか。その後知ったのか。 多分その後であろうとは思いますし、そうであって欲しい。 他作品でも登場してる葉村さんの親友がまた登場します。 逆上っぷりが彼女らしい。その後の作品には出てこないので疎遠になったのかと思うと哀しい。 葉村さんにも一人くらい10代の時からの親友がいて欲しいですね。時代などもありますが、「さよならの手口」「静かな炎天」「錆びた滑車」はミステリ古書店でのバイトと探偵稼業の設定も面白く好きかな。 | ||||
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葉村昌シリーズの短編は、軽妙かつ乾いていて良作ばかり。 ならば長編も、と期待して手に取ったが、長編ならではの腹にずっしり残る重たさがなかった。 葉村が危機に陥ったときの描写などには短編にない迫力があったが、 全体としては"長い短編"を読んでいるような感じでスルスルと読めてしまった。 悪くはない。悪くはないが、若竹七海はきっと同じ物語を5分の1の長さで、しかも同じクオリティーで書けるだろう。 できれば、そちらを読んでみたかった。 | ||||
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すごい乱雑な事件で最終章前まで来て、「こんな残り数ページで、今までの事柄を回収できるのだろうか?」って思っていたら案の定、終わり方が・・・ ストーリー展開の豪華さに対し、事件解決展開で沈下してしまったようなあっけなさ・・・ なにげない文章が伏線になっていたりするのがすきだったのですが、お友だちやストーカーといった件、伏線どころかどうでもいいものが多かったです。無駄がなく楽しめるのが、若竹さんのいいとこだったのですが。 葉月さんの別シリーズに比べて、読み終えた後の余韻がありませんでした。 | ||||
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女探偵:葉村晶シリーズの初長編である。 帯紙は「仕事はできるが 不運すぎる 女探偵葉村晶」なる文言。 冒頭、家出した女子高生を連れ戻すという依頼の対応中、いきなりハードボイルド調全開である(いやこの展開は女性でないと書けないかも)。 さらに行方不明になった別の少女の捜索を始めると、そのまわりは不可解な状況だらけ。探偵をとりまく状況は極めて流動的、そして謎は謎を呼び・・・という話の流れで最後まで突っ走るのである。 終盤で明らかになる謎の解決は、しかしかなりひどい暗鬱といえる展開。読み進めつつ、いくらなんでもそこまで変態的なことは現実には起きないんじゃないかなどと思いながら、全盛期の宮部みゆきならこの事件(?)をどう描くだろうなんて考えている自分がいる、そんな話の展開です。 読了してあらためて表紙絵を見るわけだが、このタイトルでこの表紙で、この展開はないんじゃない?と言いたくなった。 誰が読んだとしても、すくなくともエンタメ小説ではないですよね、これ。張り巡らされた伏線がおぉっとそうきたか!というような謎解き話でもない。勧善懲悪なスカッとする話でもない。たぶん最初からそのつもりで読むのが吉でありましょう。 | ||||
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前作の依頼人が死んだが面白かったので、読んでみました。前作と違って長編なので、より主人公である葉村晶の魅力を楽しむことができました。物語は面白いのですが、タイトルである悪いウサギの意味を知ったときはびっくりして少し怖くなってしまいました。怖いのはあまりとくいではないのですが、それをありあまって主人公が魅力的です。 | ||||
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「さよならの手口」があまりにも良すぎて 期待しすぎた分、評価が下がってしまいました。 でもテンポと展開の良さはなかなかです。 | ||||
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前作「依頼人は死んだ」は、連作短編集でしたが、本作では、長編作品になっています。 ついつい事件に巻き込まれてしまう葉村晶が、長編だけに次から次へと休むことなく傷だらけになっていく様子が読んでいて可哀想になってしまいました。 長編でじっくり描くのもいいですが、連作短編の方が歯切れがよくなるような気がします。 事件自体が後味が悪いので、読んで気分「すっきり!」といかないです。 最後、ぼろぼろだけど、なにがしかしてやったり、みたいなとこが欲しかったかなぁ。 | ||||
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「プレゼント」「依頼人は死んだ」に続いて若村晶が主役です。長編ということでいつものコージー・ミステリーだとかスパイス的な(いい意味での)後味の悪さはあんまりありません。その代わり思いっきり後味悪くしてくれてます。読後感は他の作品で感じる「やられた!」よりは「うーん?」って感じの気持ち悪さが多いです。個人的には若竹七海先生は連作短編的なもののほうがいいなぁ~と思うのですが…とりあえずファンの方は買ってみては? | ||||
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