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警告
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警告の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この作家のは初めてで結構、サクサクと面白く読めました。だが、ラストに近づいてきて さぁいよいよ犯人の全貌解明となるはずが、未解決? 残りペーズ数が薄くなってきてるのに、一向に話が展開しないのでチョット不安ではあったが。 上下と読ませて最後にきて何これ?だった。 | ||||
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久々のジャック・マカヴォイが主人公の物語。 もっとあると思ったら、3作目なんだそうです。 さて。ようやく読み終わりました。 正直申しましょう。読むのが苦痛でした。 上の半分くらいまでは、いつものコナリー節全開。 事件も今時っぽく、またアメリカの新しい社会の問題点を鋭くついた事件で、 止まらなくなります。 が、下巻に入ると急激にトーンダウン。 いつものレイチェルの「夢見る少女」と、ジャックの厨二的な(レイチェルへの)嫉妬で ギクシャクし始め、同時に事件の進展も停滞。 最後は何とか盛り上げようとしましたが、何だかジャック自身がその犯罪の被害者の 中心になるのは・・・これじゃない感が漂ってしまいます。 これまでコナリーの和訳された小説は全て読破しています。 発売後、ほぼ1-2週間のうちに読破してきましたが、本作は読破に 1.5ヶ月もかかってしまいました。もちろん、公私に忙しかった、という面はありますが それでも土日を潰して一気に読みたい、というモチベーションが保てなかった、という 面があります。 物語の最後は大円団になりますが、 結局、犯人は何がしたかったの?ものすごく大物犯罪者でこのまま逃げ果せて、 ジャックとレイチェルの永遠のライバルになるのか!?と思いきや、いきなり出て来て 最後は情けない?結末。 ジャックの厨二病的な嫉妬が原因で、これまた夢見る少女のレイチェルが三度!? 離れてしまうのも少々食傷気味。その原因もいまいちおっさんには理解できない。 (コナリーもおっさんのはずなんだけどなぁ) ジャック59歳、レイチェル5?歳なのに、高校生カップルかよっ、というツッコミしたくなる。 ボッシュには期待できそうに無いので、せめてこの二人には 最後は暖炉の前で仲良くティーでも飲んでいて欲しいんだけどなぁ。 訳者の後書きによると、2022年現在の設定で ハリー・ボッシュ:72歳 ミック・ハラー:(はっきりしないが、ハリーと異母兄弟ということで68歳前後?) ジャック・マカヴォイ:61歳(本作出版時は59歳) そしてコナリー御大も66歳という年齢。 ジャックは最後は、レイチェルとまたもや(未練たらたらで)コンビを組んで今後は 「未解決事件」に挑んむだそうです。 そう「未解決事件」といえばボッシュ。さらにミッキーも次回作で今度や自身が 牢屋に入れられて自身の裁判に挑むことで、何らかの心の変化がありそう。 そうすると・・・何となくですが、数年後、コナリーの渾身のラスト作品ではこれら三人+α(レネイもね)が 壮大な「未解決事件」の解決に挑む、的な構想をコナリー御大が練っているのでは・・・? などと素人ながらに邪推してしまいました。 いくらコナリーでも★5ばかりの小説ばかりを書くことはできないよね、というのが 本作の正直な感想です。 もちろん今後のコナリーワールドには期待120%です。 次回のミッキーハラー作品、楽しみです。 | ||||
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何度も読み返した『ザ・ポエット』。 多分あまり読み返さない『警告』。 小説は作り物なのだから、登場人物に同化したりするのはおかしいのだけれど、 それでも同化してしまうのが、 抵抗しても同化してしまうのが、 面白い小説の一つの条件だと思っています。 その点、『ザ・ポエット』は面白かった。 『警告』がそうならなかったのは、マカヴォイが50歳代になっているのに、 ちっとも落ち着きがないこと。 むしろ『ザ・ポエット』の時の方が 大人だった。作品の中の不気味な静けさも良かった。 マカヴォイのお兄さんなんて、 ほとんど登場しないのに、すごい存在感だったし。 それだけちゃんと、人物が描かれていたんですよね。 あの頃は。 それが今作ではまるでジェフリー・ディーヴァーのような展開になり、 (近年のボッシュシリーズにもその傾向あり) マカヴォイとウォリングなんて、まるで高校生カップルのようだ。 面白くないわけではないのだけれど、 私にとっては別格だったコナリー作品が 一般的な作品群の仲間入りになった。 面白くないわけではない。 うん。 次回作も買うし。 | ||||
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