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ババヤガの夜
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ババヤガの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 81~100 5/8ページ
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権威ある文学賞受賞とのことだが、事前期待を上げると裏目に出る。B級アクション映画のノベライズ中編だった。 | ||||
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①イギリスの文学賞を取った作品はゴリゴリのハードボイルドだ。女が主人公、ヤクザの娘のポディガードを務める。バイオレンス、暴力丸出しの内容、日本のヤクザ文化とそれに一人で抗う鋼の肉体を持つ女。 ②イギリスではなかなか知り得ない小説だ。人気が出たのも頷ける。でも、日本ではどうか?ハードボイルド小説は珍しくない。ミステリー系に暴力はつきものだ。受賞を売りにするのは悪くない。読みやすく、よく書けている。満足出来る内容だ。 | ||||
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なかなか売ってないので、Kindleにしました 冒頭で引き込まれなかったら…なんて思ったけど杞憂! 少し寓話めいていて、主人公の背景も少し不明だったりするけど 何より圧巻の筆力で読み進まされました 最後は、何か光景まで脳内に浮かんでしまって鳥肌立ちました 久しぶりに面白いものを読んだと思います (途中から、ああ残り少ないなと思って名残惜しくなったくらい) 映像化ありかな?なんて気もしますね 他の著作も読まして貰います! | ||||
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金のダガー賞受賞とのことで期待して読んだが、ビートたけしの映画と比較して褒めるほどの出来ではない。たけしの映画は人形浄瑠璃の換骨奪胎であって演者と人形ともに全裸という過激さがあり、下座音楽が聴こえてくるような哀切さが取り柄なのだ。この作品にはその太棹の音が聴こえない。どんな音楽も聴こえてこない。アタック・ドッグがやくざのドスに怯むわけもなく、その辺りから破綻している。ヤクザの日常が日本の学校に酷似しているのが愉快だった。ぼくは幼稚園からダメで、教育機関で満たされたのは中学のときの学習塾と駿台予備校の二年だけだった。作者には有吉佐和子『一の糸』を読むことを推奨したい。次作に期待しています。 | ||||
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推理小説に贈るダガー賞の関連部門を受賞したというので読んでみたが、都合がよくてありがちなストーリー(立場が違うもの同士に友情みたいなものが芽生えて逃避行する)で、登場人物がこれまた型にはまったような描かれかたをしてるせいでいたるところに矛盾が生じている。 キャラの深掘りも足りないし、暴力的な描写もたとえば花村萬月の作品なんかと比べると大人と子供みたいで物足りない。 そのくせ在日韓国人やトランスジェンダー的要素をトッピングしていているが、こちらもまた彼らの描き方が浅くて急に出てきた要素としては唐突にすぎるから違和感しかない(そもそも帰化もせず税金も払わずに日本のインフラ等にただ乗りしている人をかっこよく描くこと自体が今の時代にそぐわない) ものすごく不思議なのは、"親父"をころされたヤクザの追跡がこんなに甘くていいのかという点。 暴対法が厳しくなったいまならともかく、かつてなら組のメンツにかけて恐ろしいほどの追い込みをしていたはずで、見た目や体つきに特徴のある主人公ならあっという間にいくつもの組に情報が回って、田舎でも少しでも変わった人物が来たらすぐさま連絡がなされたはず。だからこそそこら辺の潜伏生活にもっとページを割いて精密でリアルに描いてほしかった。 ほかにも冒頭で一般人女性である主人公がヤクザに堂々と拉致られることも当然のように描かれているし、箱入り娘だった尚子がいともたやすく別人どころか別性別として振る舞うのも都合がよすぎて信じられなかった。せめて闇医者からホルモン注射をしてもらってるとかそういう設定くらいあってもよかったのでは。 受賞のレビューで審査員は「マンガのように日本のヤクザの世界を容赦ない暴力で描き」と語っているが、小説に凝り固まらずにマンガもよく読む人なら、とてもじゃないがこのレベルの内容では単行本2巻くらいで打ち切りになっても不思議に思わないだろう。 ただ受賞したのは翻訳部門だしあまりに翻訳が見事だったのかもしれないが。 | ||||
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世界最高峰のミステリー文学賞の英国推理作家協会賞(ダガー賞)の受賞したということで読了。バイオレンスの中に、ほっとさせる部分もあり、LGBT的なものも混じり、次の展開が気になり、どんどん読み進められます。ミスリードされた部分もあったが、最後で伏線回収されて面白かった。高校事変の主人公の優莉結衣とどっちが強いか考えながら読んでました。優莉結衣のほうが強いかな。 | ||||
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サスペンスだが、深い話。 | ||||
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別にありません。 | ||||
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とても時間が掛かりましたが、綺麗な状態の本が届きました。ありがとうございます。 | ||||
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なんかアニメの台本のような感じでした。 | ||||
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映画化希望します! キャスティングは難しそうだけれど、 王谷さんの想いを叶えるまずは新道と尚子の配役楽しみにお待ちします。 | ||||
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ニュースで見て初めて知ったお名前 で、早速読んでみた、読むのが遅いわたしでも、不思議とサクサク読めた知らない世界を知れた感じ | ||||
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Kindleで、目の見えない友人とzoomを使って4日毎晩読みました。「正」「尚子」の読みのトリックが面白かったです。友人は、読み上げる私の表現が下手だったけれど、描かれる暴力と情を楽しんでくれました。女性二人の関係が勇気があって面白かった。二人が入る純喫茶が、1980年代に街角で普通に見かけていた店のようで、コーヒーの香りがする懐かしさがありました。血生臭さもえげつない言葉も、とても動きのある小説の一部だから、あまり躊躇わずにどんどん声にして読めて、それを聞いている友人は「依子と尚子と一緒に歩いているみたいで最後まで気持ちよかった」って言っていました。 | ||||
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海外で賞を取った作品と知り、購入しました。暴力表現がすごいけれど 海外で受け入れられて賞を取った作品はどんな物だろう?と。 一気に読んでしまいました。勝手な先入観ですが 暴力=女性が主人公とは思わなかったので 色々な点で引き込まれることが多く ストーリー展開にも 登場人物にも 興味深く感じました。その意味で 柳さんのその後もすごく気になりました。柳さんの視点で描くスピンオフ作品も読んでみたいです。 何度も えっ?っと思わせるストーリー展開は 物語の中にグッと引き込まれました。 いろんな生き方があって良いのだと 改めて思わされた作品でした。 他の方のレビューにもありましたが、私も尚子さんの読み方、ネックレスのN、後の呼び方の正さん、意味があって繋がりがあるのかなぁ、分かりませんでした。 | ||||
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ダガー賞を受賞したことで評価が上がり過ぎだと思う。 特に、「芳子と正」の仕掛け(?)というか流れが平気な人とそうじゃない人で割れるかな。 自分はああいう読者を騙すような仕掛けは嫌いなので、あまり評価できない。 暴力の描写が女性に書かれたものだろうと男性に書かれたものだろうと、作品世界全体にはあまり関係ない。 それ、気にしない方がいい、どのジャンルでも。 さらに言うなら、暴力が反社を舞台に繰り広げられてる時点で設定が凡庸。 | ||||
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ビックリしました。 こんな混沌を抱えた作家さんがいたんだ。 裏切りと復讐と謎解きだったかな、筒井康隆さんが昔言っていた面白い小説の条件。 面白いんだ、純文学だとかエンタメだとか関係無い。 面白いから時代を飛び越えるんです。 もっともっと書いてください。 | ||||
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初めて知る暴力表見 | ||||
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英国ダンガー賞(翻訳部門)受賞作品として新聞に大きく紹介されたのでダウンロードした。深町秋生氏の解説では「暴力と狂気の渦」と評されていたが、大藪晴彦作品のような、強烈な暴力とセックス、マニアックな車と銃の世界はなく、暴力もあるロマン小説であった。エンターテイメント小説としては設定も展開も物足りなかったが、一気に読み終わりました。赤、青を使った表紙デザインは目を引いた。読後、主人公の新道依子、尚子、柳を描いているものだとわかった。Wikipediaによれば、ババヤガはスラブ民謡に出てくるバーバ・ヤーガという魔女、鶏の脚の上に建つ小屋に住んでいるらしい。ムソルグスキー作曲展覧会の絵第五プロムナード鶏の脚の上に建つ小屋(バーバ・ヤーガの小屋)のようなテンポで読了した。著者は展覧会の絵を意識して執筆したのだろうか? | ||||
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ダガー賞受賞の報道を見てKindleで購入。 主人公の新藤依子は「守り人」シリーズ(上橋菜穂子著)のバルサを単細胞にしたような、 喧嘩が趣味で超腕力の愛すべき人物。 ひょんなことからヤクザの親分のひとり娘・短大生である尚子の用心棒として雇われる(用心棒職もバルサと一緒)。 尚子の母は十年以上前に若い衆と駆け落ちしていて…など尚子の環境も当然ワケあり。 拷問好きの変態ヤクザが出てきたり、ワクワクさせて読ませる設定が続くのですが、 まだ、起承転結の、起〜承ぐらいかな、と思ってふと、 Kindleを閉じたらびっくり、すでに70%近くまで読み進んでいたという驚き。 (Kindleなど電子書籍での読書はこの点が善し悪しです。) うーん…後半、あまりに失速して残念。 女性らしさを強要される理不尽さや、女性の被差別的立場という現実に 向き合い戦う女性たちというテーマを、気持ちよく暴力的にエンタメに昇華していて、 そういう点が特に海外でも評価されたのかもしれませんが、 (少し前の映画「マッドマックス怒りのデスロード」とか、最近では映画「サブスタンス」とか エドガー賞最終候補になった桐野夏生の「OUT」とか) あともう少ししつこく、依子と尚子の戦いを描いて欲しかった。 想像する余地と余韻を残したエンディングも悪くないのですが。 | ||||
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評価の高い暴力や性的な描写もはっきり言ってぬるい。緊張感で鼓動が速まることは無かった。 そして暴力団の組長の娘、そのボディガードっていう使い古された設定もはっきり言って臭い。 ミステリーと銘打たれた構造もまた、終盤の読解において「なるほど」と腑に落ちる瞬間よりも、「は?」という無言の疑念を呼び起こした。最初分からなくて読み返して分かったけど、はっきり言って「は?」であった。 | ||||
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