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ババヤガの夜
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ババヤガの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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映画「ベイビーわるきゅーれ」のような「女性2人組+アクション」的な本を探して読む。暴力が趣味になっている新道依子と、彼女がボディガードをすることになった暴力団組長の娘内樹尚子の物語。陰惨な暴力シーンもあるけれど読後感はさわやか。「オッ」と思わせるトリックもある。 | ||||
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途中の叙述トリック的なの、意味あるのかなと思ってたけど途中で気づかされた。やっぱ思い込まされてるなー | ||||
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ぐいぐいと、引っぱられるようにして頁をめくっていった一冊です。 パワフルかつスピーディーな展開の面白さ。主人公・新道依子(しんどう よりこ)と相方とを結ぶ絆の、揺るぎない強さにぞくぞくしたこと。百合作品としても、これは魅力的な小説ですね。堪能させられました。 『本の雑誌 2021年1月号』(本の雑誌社)の中、「新刊めったくたガイド」にて北上次郎氏が、《なんだか愉しくなってくる。どんどこ血が脈打ってくる。》と快哉(かいさい)の声を挙げ、おすすめしていたのを見て購入。しばらく積みっぱなしにしていたのを今回読みまして、「これ、買っといて良かったなあ。読んで良かったわ。」思いました。 | ||||
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意外性もあるし女性同士の関係性の描き方も素敵です。 | ||||
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面白い。スピード感が半端ないが、平易と見せかけた文章が実に端正で、細部まで気を使って書かれていることが伝わってくる。 とにかく主人公が魅力的。後半の急いだ感じが少し残念だったがスピード感を維持するには仕方なかったのだろうか。主要人物たちのことがもっと知りたい。倍ぐらいの分量で読みたかった。 | ||||
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非常に面白くて、久しぶりに一気読みしてしまった。 新道と尚子をもっと観ていたかった。 一貫してジェットコースターみたいな激しい展開なんだけど、最後のシーンがなんとも言えずしみじみとしていて… | ||||
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ハードバイオレンスな傑作百合小説です!! このような百合作品が読めて嬉しいです。 百合と言うかシスターフッド。 このような恋愛関係を超えた女性同士の深い絆をロマンシスと言うようですね。 格闘の達人の逞しい女性、清楚で可憐な美少女との物語です。 可憐な美少女はヤクザの組長の娘。 二人の女性の気持ちが重なった時… かなり際どい暴力描写がありますので、注意が必要です。暴力描写が苦手な方はご注意くださいませ。 本当に強い女性同士の絆が描かれているのでお薦めです。 伏線のトリックに読者として気がつくか…真相が理解出来ると素晴らしい感動があります。 ミステリー構想も素晴らしいですね。 不快な暴力描写があるので減点しましたが、男性へのカウンターパンチとしてのハードな百合作品としてお薦めです! 作家さんを応援しています。 次回作品楽しみにしていますよ! | ||||
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感動と、訳の分からない熱さ、そしてあまりにも露骨でリアルな暴力の描写、執念の醜悪さに対する少しばかりの嫌悪感、主人公たちに感情移入してその行く末を祈らずにはいられない、今まで読んだことのない衝撃的な本でした。 2度目に読むとまた少し別な視点で、また新しいものを見つけました。3度目にはどんな感動を与えてくれるか楽しみです。 | ||||
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女性が作者というだけでは、表題のような物語にはならないと思うがこの作家は違う。私が女として感じてきたことをリアルに描いている。 社会からはみ出した女の生き様も描いている。お勧め。 | ||||
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女性の強さ、生き方が良い。気持ちが前向きになる。文章もシンプルで、ハードボイルド純文学とでも呼びたいような物語性だった。 | ||||
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余計なディティールを省いたアップテンポなストーリー展開はもちろんのこと、作者の私情を挟まず、読み手を楽しませたいという情熱と工夫、美学こそがまさに爽快。創作とは、エンターテイメントとはかくあるべきと思わせてくれる作品でした。感情描写を最小限に留めることで逆説的に発生する情緒をよく理解されてらっしゃるのだと思います。ミニシアター的なノリで映像化してほしいですね。 | ||||
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純文学系の作家さんのようですが、ライトノベルのような息もつかせぬスピード感のある展開で、一気に読ませます。適確な描写力で、軽くはなく、リアリティがありながら、ぶっとんでいて、悲惨な描写まで娯楽性があります。何よりも読後の圧倒的な爽快感には、すごい快感を感じました。 わざとらしくない少しの仕掛けも見事に決まっていて、最後まで本当にどきどきしながら読めました。すごい作品です。 | ||||
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喧嘩が生き甲斐と言えるような女ファイターが、暴力団の娘のボディーガード兼運転手をやらされる。いきなり流れるように始まった物語はテンポ良く進み、すぐに主人公のキャラに惹きつけられた。 暴力しか知らない主人公と、窮屈に暮らす娘の心の解放のような話かと思ったら、少し予想と違う方向へ進んだ。 本編の合間に挿入されるサイドストーリー的なものが、どこで繋がるのかと思っていましたが、叙述的な仕掛けもあり、そうきたかと気持ちよく思わせてくれました。 | ||||
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血湧き肉躍る暴力が、軽快に描かれる。際どさと爽快さが同居して、たまらない面白さです。こうなると、それ以外の無駄なストーリーを描かないのは正解ですね。 | ||||
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王谷さんの描くカッコいい女の人たちが大好きです。 | ||||
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昨今、女性らしさとか、男性らしさとかそういった枠組みをひどく嫌い、多様性を大切になどという言葉が耳障りよくいわれる。しかし、いつまでも、男性優位の社会は変わらずあり、私自身もその世界の中で生きている。 この小説は、女性ゆえに男性に搾取されてきた女性、尚子と、女性だが男性の象徴である暴力性を持った女性、依子の解放が描かれている、と私は思った。 尚子は外見的に男性性を手に入れ、追われていた相手に復讐することで、 依子は自身の狂暴性を一時的に封じ普通の女として生活し、やはり最終的には追われていた相手を自身の力で倒していく。 そして、タイトルにもつながる、今まで自身に感じていた暴力を欲する異常性が、鬼婆(ババヤガ)になることを願うことで浄化されていく。 私自身、やはり男性優位の社会に対して、なんらかの反発心があるのは否定できないが、真っ向から男女平等を!と声高に叫ぶのはどうも性に合わない。ある程度、仕方のないこととわりきってしまっているところがある。 しかし、この作品を読んだ後、そういった無意識の男性優位の社会に対するモヤモヤが、スッとした。暴力描写や流血も躊躇なく描かれ、けして癒される作品ではないが、個人的な読後感は、真冬の朝のような清々しい気持ちにさせてくれるものであった。 | ||||
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新聞の書評欄で見て面白そうなので読んでみました。 そうじゃなかったらこの作品にはたどり着けませんでした。 作者も知らないし、「ババガヤ」って意味不明だし。。。 読んでからググったら、スラブ民話に出てくる妖婆で、日本では 山姥とか鬼婆にあたるものとのこと、そーか、納得しました。 テンポよく、展開も早く一気読みしました。 暴力の描写が喧嘩でも拷問でも本当に痛そう。 でも悪い奴は後でキッチリ酷い目に会うのでそこはスッキリ。 途中、あれっ?となって戻ることしきり。 自分の思い込みを利用され見事に騙されていました。 騙される快感ですね。もう一回最初から読みます。 でも、他のレビュワーさんもおっしゃってましたが、 映像化は難しいですね。 読者が騙される件については、いろいろ方がネタバレレビューを しています。 そのようなサイトをほっつき歩いて「そうそう」とか「やっぱり」とか 共感するのも楽しいですね。←あくまで『本篇を読んでから』 | ||||
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仕事の合間に読書ですが、この本は一気読みでした。良かったです。 | ||||
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シスターフッド、という狭い定義なんかにおさまらない、性を超越したバディ・エンタテイメント。 傑作韓国映画『お嬢さん』のソウルを胸に、小説『ゲルマニウムの夜』を現代版にリミックスしたような作品でした。 | ||||
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女性が執筆したとは思えないハードボイルド。次回作に期待。 | ||||
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