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越境者



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【この小説が収録されている参考書籍】
越境者 (創元推理文庫)

越境者の評価: 4.47/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

昔気質の男と家族の物語

いつも楽しみにしているので星5つにしましたが、他の方ではどうかな?

あらすじは省きますが、自ら望まざる状況に飛び込みクーン捜査官の「本当にあんたは時間を無駄にしないな」の言葉に代表されるように次から次へと事を荒立てるのか得意で読んでいて楽しいです。

ある意味、全ての作品に共通するパターンを今回も感じることで作者の意図する広大で豊かな自然の中で繰り広げられる人間たちの罪深さと人間心理の裏側や各業界の闇と課題をわかりやすくしてあると思う。

今回もピケットの葛藤と成長する姿に自分を重ねたくなり、作者と翻訳家の野口さんの技量に感謝致します。

そして、またもや次の作品が待ち遠しくなりました。
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No.14:
(4pt)

自分は西部劇が好きなんだと再認識

結局のところ、本作を気に入るか否かは西部劇が好きなのか否かなのだと思う。ワイオミング州の自然が描かれ、狩猟シーズンに集まるハンター達を見てどう思うのか? 西部開拓時代のシェリフ、しかも、徒手空拳で戦うタイプのような立ち振る舞いのジョーを好きなのか? 連邦と州と言う対立軸の中で自分の居場所を猟区管理官の仕事に求めて「正義」をなさずにいられないジョーを好きなのか? 彼の家族の物語を「大草原の小さな家」的な感覚で見守りたいのか? それらにイエスと言える人のための物語だ。
だから、「善行をなすべし」と言っていた男が、それをなさなくなった時への対応はネイトも同じだ。ジョーとは信じる「正義」は違うし方法も違うけど、主義を曲げないのは同じなのだ。
だから、"Country boy"なのだろう。
アメリカでは既に6冊が先行しているわけだけど、それらを追いかけていくだろう私は、もちろん、ジョーが好きだ。
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No.13:
(4pt)

分かる日本語訳で

いつもながらのワクワクする展開が大自然を背景に描かれ、面白さは文句なし。しかし、日本語訳はカタカナが多すぎ。ライズ、ライン、バンジーコード、チョーカー等、分からない読者もいるのでは。編集者の方針だろうが、好きになれない。
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No.12:
(4pt)

定番のシリーズ。期待を裏切らない完成度で、特に後半の展開は見事

ここまで来ると、ある程度シリーズを読んでいないと面白さは半減だろう。
今回はオールキャストで”事件”に巻き込まれていくのだが、話のスケールが大きいというか、ノンフィクション要素が強すぎるというか。
もちろん、ボックス作品だけに派手なガンアクションやカーアクションはないのだが、展開はなかなかにハード。特にある登場人物(!)が現れるあたりからテンポが良くなり怒涛のエンディングになる。
よくまとめたなぁ。
ただ、娘のエピソードは強引かな?

あくまでも美しい大自然になじみのある家族、そしてネイトと昔からの定番ドラマも過不足なく描かれているのでじっくり楽しめる。
どうか、シリーズの翻訳を終わらせないでほしい!
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No.11:
(5pt)

物語的には、、

長女の大学での事件は、余分。
大自然の中の事件だけで十分ハラハラドキドキだ。
それをあえて盛ったのは、次作への伏線かな?
なお、「越境者」は誰かと思ったが、主人公(ジョー)のことだった。
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No.10:
(4pt)

「ピケットシリーズ最初の一冊」ではない

ジョーとネイト、別行動が多いので★マイナス1ですが、相変わらずおもしろいです。ネイトが惚れっぽくなってきてるのもほほえましく気になります。
全巻とはいいませんが、既刊を何冊か読まないと、なんで「命をかけて信頼する」とか言うの?ってなっちゃうかもなので、最初の一冊にはおすすめしません。
あとやはりミッシー恐るべし。弟子にしてください、お義母さん!
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No.9:
(5pt)

カジが違う方向に

今までの作品も十分迫力ありましたが、今回のは一線を超えましたね。ホラーかも。それがいいのか悪いのかは、きっと次回作のミッシーにかかっていると感じました。ミッシーは、すでに「スーパーナチュラル」的な、悪魔降臨的な凄みが。
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No.8:
(5pt)

久しぶりの販売で

気に入りの作者で久しぶりに、のめりこんでいる
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No.7:
(5pt)

敵地に乗り込むジョーと、家族たちの2点遠隔スリラーも楽しめます

前作『発火点』は、全編に渡るアクション、またアクション。大自然を舞台に、闘いの大盤振る舞いとでも言いたくなるようなページターナーぶりを見せてくれた。

 本作は、復活するシリーズ・キャラクターたちというサービスを見せながら(これだけでドキドキの期待度!)、家族物語の側面(娘二人+養女一人の青春ドラマ。そして彼女らに関わるミステリアスなキャラクターの出現などなど)周辺リスクも取り上げつつ、常に何かの、誰かの、ターニング・ポイントを予感させつつ、ジョー・ピケットとその家族を、一筋縄ではゆかない宿命に向かい合わせてゆくのである。

 本書は、ワイオミング州内全域で疑われる暗殺組織とその本拠地とされる農場を相手に、ジョーはサドルスプリングスの我が家を離れ、雪深いウィーデル、サンダンスといったワイオミング州の辺境に赴く。その地の猟区管理官や警察署長なども組織に抱き込まれている疑いの濃い灰色の地帯。あるいは、地獄の黙示録?

 ジョーを送り込んだのは彼をお気に入りの破天荒な州知事スペンサー・ルーロン。新局長のリーサ・グリーン・デンプシーは組織改革を掲げるが彼女の頭越しにジョーを使おうとする州知事とは馬が合わない。なぜか事件のど真ん中にいるというジョーの特技はそんな板挟みの中でまたも生かされることになる。

 さて本シリーズの副主人公である鷹匠のネイト・ロマノウスキーだが、本編では非常にデリケートな立ち位置でジョーを迎えることになる。闇の組織の側で本意ではないまでも、ジョーとの距離感が複雑極まりない。

 そしてもう一人、またも復活のあのへこたれない女性キャラが再登場。少しやり過ぎを疑うくらいサービス満点の人物配置と、雪深い敵地でのジョーの活躍を披露しつつ、次作へ持ち越される闘いの予感の中で、本編は一端、巻を閉じる。

 ジョーのメインストーリーに、娘たちのサブ・ストーリーが複数に絡んで読者の心を引っ掴む。潜入のスリルと、銃撃アクションと、娘に忍び寄る悪の種と、ジョー一家に影を落とす不可解な影。

 一作ずつは確かに独立した物語であれど、シリーズで順番に読んで頂くと楽しみは何倍にもなってゆく。地味ながら直球勝負しかやらない真面目キャラクター・ジョーと、彼を取り巻く悪の深さと複雑な人間関係のギャップが毎作のように楽しめ、なおかつ荒野の大自然ならではの巨大スケールな舞台設定。鉄板の本シリーズである。もっともっと追いかけてゆきます。
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No.6:
(4pt)

あまりにも偶然が過ぎる

2つの広大な州をまたいだ舞台設定なのに、因縁の3人が磁石で引き寄せられたように1か所に集まります。基本、勧善懲悪シリーズなのである程度のご都合主義はやむを得ないけど、クライマックスの敵の居場所など、作中人物すらいぶかしげに質問している。大学での事件を含め、ちょっと残念な出来でした。
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4488127142
No.5:
(4pt)

職務忠実希少公務員巻き込まれ系エンタメ小説

猟区管理官という馴染みののない公務員が受け持ち地区以外に「出張」し、しがらみにからめとられている因習の地で巨悪相手に大活躍する勧善懲悪活劇です。環境保護や狩猟許可などから離れた「危険業務」に自ら飛び込む主人公にはグイグイ引き込まれていきます。

アメリカ大陸独特の動物、植物、自然、紀行、地理、文化など正直想像もつかない記述も多いのですが、特に「全米ハイスクールロデオ決勝大会(ロデオ甲子園か?)」「銃所持は大学内で許されている」などは驚きでした。

このシリーズの秀逸なところは職務だけでなく、家庭の一員として家族の問題にも巻き込まれて苦悩する姿も描いていることで小説としての深みを増しているところかと思います。
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No.4:
(4pt)

ジョー・ピケットシリーズ第14作。創元推理文庫第二弾。

C・J・ボックスの猟区管理官ジョー・ピケットシリーズの第14作である。創元推理文庫への引っ越し後としては、『発火点』に次ぐ第二弾である。
一、始まり
〇『発火点』では、上司である新女性局長の新方針に納得が行かず、ピケットは辞職してしまうが、知事から仕事のオファーの電話があるところで終わっていた。
〇本書は、ネイト・ロマノウスキのアクション・バイオレンスから始まるので、ジョー・ピケットの登場は遅れるが、ジョーはすでに知事の計らいで猟区管理官に復職しており、女性局長とも薄氷状態で折り合いをつけていた。
〇まずは、雪原に沈んだピックアップを引きあげるというちょっとした冒険のあと、ジョーは知事に呼び出され、新たなミッションを授けられる。それはメディシンウィール郡という貧しい地域で、私有地のほとんどを買い占め、引きこもって暮らしているテンプルトンという人物について情報を集める仕事だった。テンプルトンには高額は暗殺ビジネスを運営している疑いがあるという。
〇ジョーがメディシンウィール郡に向かうと、住民の多くがテンプルトンから恩恵を受けていて、テンプルトンへの住民の信頼はあつく、役人役所もテンプルトンに浸蝕され、テンプルトンの部下の密猟は野放しになっていた。やがて、ジョーに危険が迫ってくる・・。
二、私的感想
〇今回もアクション一杯、リアルな自然描写一杯で、楽しく読めた。
〇テンプルトンの人物と事業については、初めのほうでネタをバラしており、メインストーリーには、隠された大きな謎はない。自然を背景にしたアクションとストーリーとキャラクターの面白さで読ませる本。
〇ただ、悪党がちょっと弱く、やられっぱなしの感はある。
〇今回はファミリーストーリーの比重がなかなか大きい。
☆謎はむしろ、ジョーの長女のシェリダンの住む大学の寄宿舎に引っ越してきた凶暴そうな学生の正体のほう。こちらの結末は・・ちょっときつい感はあるが、アメリカの学生の一部は寄宿舎でも銃を持っているようである。なお、この大学があるのはララミーである。
☆金持ちの男からさらに金持ちの男に乗り換えて、結婚を繰り返すことで富を築いてきたジョーの義母ミッシーが絶妙なタイミングで登場する。
☆ろくでなしのロデオスターとの交際を両親に受け入れてもらえなかった里子のエイプリルが取った作戦は→次作期待!
☆次女のルーシーがハイスクールのミュージカルで歌う歌の歌詞も興味深い。
「黒、黄、茶、白
多様性こそ世界を正しく見せるもの
多様性、たーよーせいいいい」
☆愛妻家のジョーが納屋で妻のメアリーベスと交わすラブも楽しい。
〇上述のように、登場人物のキャラクター設定の巧みさで読ませる。ネタバレ防止のため女性に限ると、反テンプルトン派でジョーに車を売るシングルマザーのファーヒー、テンプルトンの助手の黒人美女でネイトに惚れてしまうリヴ・ブラナン、メディシンウィール郡の猟区管理官ラッタの娘の筋ジストロフィー少女エミリー、ラッタの元愛人で元ロデオチャンピオンの女性バーテンダーのショーナ、前作に引き続き登場のジョーの宿敵女性上司リーサ。偽名のジョーをホテルに泊めてくれたものの足元を見てどんどん値上げするアリス・・。
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No.3:
(5pt)

ストイックな鈍感さ、カントリーを生きる「家族」

丁度1年前、2020/7/2に読んだ「発火点」に続く新しいC・J・ボックスの翻訳「越境者 猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ "Stone Cold"」(創元推理文庫)を読み終えました。
 ハンク・ウィリアムズ・Jr.が唄う"A Country Boy Can Survive"からの引用が献辞として捧げられていますね。「ガンと車さえあれば、カントリー・ボーイは生き抜いていける」、それを聞かされていれば、私もまた読む抜くことができる(笑)。
 のっけから「鷹匠」ネイトが登場しますが、彼は或る生業に手を染めています。世直しのような、そうではないような?
 今回、ジョー・ピケットは猟区管理官の枠を超えてワイオミング州知事、ルーロンによって新たな任務を与えられることになります。そして、彼は州北東部、メディシンウィールに潜入し、地元の猟区管理官、ジム・ラッタの下へと赴きます。リッチな「牧場主」と貧しかった町の癒着が疑われながら、この件にはFBIも密かに調査を進めており、その二週間前に知事は州犯罪捜査部による情報収集の網を被せていましたが、その捜査官が不慮の事故により命を落としていました。FBI・クーンと共闘の狼煙をあげ、愛犬・デイジーと共にメディシンウィールを訪れたジョーが垣間見た世界は、まさしくC・J・ボックスの「ポイズンヴィル」の如き、不正と暴力と毒に塗れた「狼たちの領域」でした。「牧場主」から多くの恩恵を受け、彼を守ろうとする住民たち。保安官。判事。果たして、ジョー・ピケットによるいつものように身体を張った(彼の妻・メアリーベスには、身体を張ることはないと嘯きながら(笑))調査と冒険が始まります。一方、ララミーにあるワイオミング大学に進学したジョーの娘・シェリダンは寄宿舎のアシスタントを任されながら、一人の孤立する生徒の存在に目を留め、その不穏な雰囲気をジョーに伝えます。その事件もまた、メイン・ストーリーの底流を流れる濁った水と共にこの物語のサスペンスを盛り立てています。
 メディシンウィール。暮らすには厳しい土地。しかしながら、ある種の男が求めるすべてがある土地。そして、それはなにもない土地。ハリー・ロンガボー、ブッチ・キャシディ、〈ワイルドバンチ〉の古い肖像写真が店のカウンターの上に飾られ、そこに写ったサンダンス・キッドはスーツを着てネクタイを締め。。。麗しい犯罪者たちに思いを馳せるジョー。
 瑕疵があるとすれば、その犯罪者たちの実力が思ったほど発揮されていなかったことがありますが、しかし、今更のようですが、忍耐と明晰さを兼ね備えたジョー・ピケットの<明>と「鷹匠」ネイトの<闇>をくぐり抜けるようにして綴られる冒険の大波は、クライマックスに達します。舞う雪煙。ショットガンを固定し、古いスノー・モービルを駆るジョー・ピケットの保持する姿は、隣に乗ったデイジーの持つラブラドール特有のストイックな鈍感さに相通じますね。こたえられない(笑)。
 ジョーの娘・シェリダンが聞くカントリー・チャンネル。クリス・ルドゥーが唄う"Look At Your Girl"が聴こえてきます。飾られた一枚の写真。ジョー、メアリーベス、ルーシー、エイプリル。そして、シェリダン。顔をのぞかせるネイト・ロマノウスキ。C・J・ボックスが描く酷薄な冒険スリラーの裏側には、カントリーを生きる「家族」の物語が息づいています。"Just look at you, Girl".

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4488127142
No.2:
(4pt)

とにかく足を突っ込まざるを得ない男ジョー

<ジョー・ピケット>シリーズ14弾。
州知事の計らいで狩猟区管理者に復帰したジョー。今回知事から「州内の別の猟区において、ある富豪が複数の殺人事件に関与している疑いがある。州犯罪捜査官が調査に行ったが不審死を遂げた。そこでジョーがさりげなく行き、FBI支局長クーンと協力して隠密に調査してほしい」と依頼される。
防犯カメラに映っていたのは、盟友であり鷹匠のネイト。
ジョーは愛犬デイジーを連れて単独その猟区へ越境し、実情を探り始める…。

単に「情報収集」と指示されたにも関わらず、またもや事件のど真ん中に足を突っ込んでしまうジョー。
中盤にはFBIのクーンに、「マッチの火をつけたかもな」「事を始動させる」と言うところはいかにも彼らしい。(妻のメアリーベスもよく認識していて、事後に「あなたは距離をとることができない」と言われてしまう)
事件に関しては、協力者も現れてチームワークのもと心強く、今回もおもしろい。
その町の衰退に、5年前に救世主のように現れたある人物。貧しい者や怠け者たちからは神のように崇められる一方、それに対して問題意識を抱いている住人もいる。富豪本人も含めて感慨深いものがあった。

本シリーズはジョーのホームドラマも、もうひとつのメインテーマとしている。
父親の存在感が強いピケット一家。よき理解者である妻と多感な年頃の3人の娘たち。反抗的な娘も置くことで、現実的側面も見せている。
今回は長女シェリダンの大学で起こった、もの悲しい事件も併記(個人的には必要なのかと思うのだが)。
義母ミッシーも登場させ、彼女をますますグレードアップさせている。
ピケット家に対して未だ恩を認識できていない里子エイプリル。余韻を残す終わり方で、次作のサブテーマは彼女か?

知事が終盤で吐く「愚かどもが銃規制を求めているよ」というセリフ。
ワイオミング州は共和党支持者が多いらしく、著者自身カウボーイでもあるのでその主義なのだろうと うかがい知れるが、日本人の立場では、公的人物によるこの断言には違和感を禁じ得ない…。
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4488127142
No.1:
(5pt)

一気に読まずにいられない!

今回のジョーの任務。ひと言で表すならジェットコースターです。それも巨大で壊れそうにガタガタいう。備品破壊魔王のジョーがどれだけ破壊するかも密かな楽しみ!。←この魔王が飛行機が苦手というのは意外でしたが。シリーズ始めての本からファンで読み続けてます。。今回ラスト、ジェットコースターの車体はゴールのはずのプラットホームを通りすぎ次の坂へ向かって行きます!。早く続きが読みたい!
越境者 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:越境者 (創元推理文庫)より
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