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ふぉん・しいほるとの娘
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【この小説が収録されている参考書籍】
ふぉん・しいほるとの娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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未読の方はご注意ください
全61件 61~61 4/4ページ
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江戸時代末期、長崎に日本国情調査の使命を帯びてやってきたフォン・シーボルトと遊女其扇との間に生まれた「お稲」。混血であるが故の苦難をシーボルトの弟子たちの暖かい支援と強い情熱で生き抜き、お稲は日本で始めての女医となる。 父シーボルトは、密かに日本の地図や禁制品を海外に持ち出そうとして国外追放されてしまう。厳しい境遇の元で信念を持って、産婦人科への道を歩んでいたお稲は、修行のために訪れた岡山で父の弟子に無理やり犯され、子供を身ごもってしまう。類まれな美貌と混血であるが故の差別と戦いながら、子供を育て、自らも産婦人科医として、宇和島藩の伊達候のもとで徐々に名声を築いていくが、、、。 鎖国時代に一箇所だけ海外に開かれた長崎の情景が目に浮かぶような描写力と、次々に襲ってくる悲劇に立ち向かう力強いお滝、お稲、そして娘のタダ。3代の女たちの生き様が時代の流れとともに迫ってくる名作。 | ||||
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