(短編集)
星への旅
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やや気が滅入るが、とても考えさせられた。誰でも心の何処かにあること。 | ||||
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吉村氏の初期短編小説類は、自身のご経験から「死」に焦点を当てた暗い作品が多いように感じますが、何か元気を貰おうという気持ちで読み始めると後悔します。 | ||||
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人間の心の奥に潜むものを、冴えた観察眼によってあぶり出していく短篇群。 切れ味鋭い、乾いた文章も印象的。作品によっては、剥き出しの刃(やいば)のような切れの良さを感じました。 収録された六篇ならびに初出年月、掲載誌は、次のとおり。 ★ 鉄橋──1958年7月『文学者』 ★ 少女架刑──1959年10月『文学者』 ★ 透明標本──1961年9月『文学者』 ★ 石の微笑──1962年4月『文學界』 ★ 星への旅──1966年8月『展望』 ★ 白い道──1967年10月『季刊芸術』 なかでも印象に残ったのは、次の三篇。 ❇️ 少女架刑‥‥‥眼前の光景を見つめる〈私〉が、死者となった十六歳の少女というところに、まず、驚きました。そして、解剖され、切り刻まれてゆく自分の体をじっと見つめるしかない〈私〉の眼差し。カーンと響く、澄んだ音を思わせる佳品です。 ❇️ 透明標本‥‥‥人生への屈折した思い、ひたひたと胸に迫るもの哀しさ。松本清張の初期短篇の味わいに通じる趣を感じました。病院で死体を処理する「バラシ」という職業も、非常に印象に残ります。 ❇️ 星への旅‥‥‥自殺の旅に出る少年少女を描いた短篇。主人公・圭一の心に去来する虚無感、倦怠感や、漠然とした〈死〉への誘惑めいた気持ちなど、現代にも通じる作品だと思います。〈死〉のデッドラインが迫ってくるラストのスリリングな感触も、忘れがたいです。 | ||||
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ドキュメンタリーを得意とする吉村氏ですが、その片鱗がここでも現れており、丁寧な描写で非常に読みやすく理解し易いです。テーマとしては重いのですが、淡々とした描写がかえってスッと入ってくる気がします。 | ||||
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