日本医家伝
- 遊女 (56)
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日本医学の礎を築いた十二人の医家たちの評伝集。昭和40年代に医学雑誌で連載したものですが、これらの短編から幾つかの長編も誕生しているので著者にとって医療小説の原点にあたるものと言えるかもしれません。今まで知らなかった名前も何人かありましたが、皆それぞれ強い信念と行動力によって医療を切り開いていった姿に心を揺さぶられました。 杉田玄白と共に解体新書を翻訳したものの名前を記されなかった前野良沢、海軍の脚気病の原因を食事にあると訴え続けた高木兼寛、憧れの細菌学者エーリッヒのもとで梅毒治療薬を開発した秦佐八郎などが深く印象に残りました。 | ||||
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代表作ファンシーホルトの娘や種痘を日本に定着させた偉人の追加説明も加えた要約書かなと感じましたが、慶応はイギリス流、東大はドイツと、その時代背景が今も引き継がれているんだろうなと感じられました。 | ||||
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Good!! | ||||
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本書はすでに廃版となっており、古本屋で探していましたがなかなか見つけられませんでした。 本サイトで見つけ注文しました。 中古品ですが、比較的状態も良く楽しく読めました。 | ||||
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「医史学」のある医学部なら別でしょうが、実はほとんどの医学部では医学の歴史を教えていません。最新の医学には最新の知識が重要なので、わざわざ古いことなど学ぶ意味はないのでしょうか?そうではない、とこの本を読んだ方なら思うことでしょう。ここに登場する12人の先駆者達は誰もが江戸末期の混乱で先の見えない中、苦心の末自分の医学を打ち立てていますが、決して幸福な晩年を送っているわけではありません。孤独、忘却、隠遁・・・幕府の命により偉業を禁じられた人もいるかと思えば、中には医師らしからぬ栄華を手にした「成功者」まで紹介されています。単なる事実の記述に止まらぬそのスタンスは、伝記の新しい可能性も示唆するものでしょう。難しい医学用語などは出てきませんので、医学を専門にされていない方にもおすすめです。 | ||||
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