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元彼の遺言状
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【この小説が収録されている参考書籍】
元彼の遺言状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全284件 141~160 8/15ページ
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遺言状、大富豪家の複雑な内情と醜聞、莫大な遺産、殺人、弁護士、相続、新薬開発などこれだけ書くと横溝正史のおどろおどろしい猟奇的推理小説のようですが、文庫本で340ページほどの小説で、書いてある情報以上のものは浮かび上がってきません。トリックといえるほどでもなく、素人読者ながら途中である複数の描写から犯人が簡単に特定できました。 女性主人公の破天荒ながら天才の冒険譚的に捉えるとすれば、いまは枠自体がなくなってまった昔の「2時間ドラマ」の原作という気がします。主役がはまれば1クールぐらいの連ドラもありかもしれません。 けれども「ミステリー小説」のカテゴリーに置くことはかなり苦しいと思います・・・。 | ||||
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主人公は女性弁護士。 本作冒頭、真面目な技術者からのプロポーズで40万円相当の指輪を渡され、120万でないとあり得ない!カネがないのなら内臓でもなんでも売れ。それができないのなら自分の人生に割り込む資格なし。と言い放ち席を立つ。 物語後半では、自身が逮捕留置されるも、一日目から爆睡。留置場も二日連続で寝れば自分の家。なんのストレスもない! これはこれは、実に魅力的な主人公。続編(すでに刊行済)にも続々編にも期待。 東大法科卒、法曹資格を持ち元プロ雀士でもある著者は、シカゴ在住。これから小説に専業するとある(Wikipedida)。 本作、何故かアマゾンレビューでは貶す声が多いようだが、その理由がわからない。 欠点があろうとも面白いものは面白い。魅力的なものは魅力的なのだ。 | ||||
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良い意味でも悪い意味でもドラマの1話分みたいな感じの印象でした。 犯人に選ばれるために頑張るという設定も見出しとして面白いし、キャラクターや状況は想像しやすいから読みやすいし大団円的に伏線が回収されていくのも良いと思いました。 以下ネタバレ 一つだけ気になったんですが、結局元彼ってインフルエンザで「あーもうだめだ絶対死ぬ ・・・どうせなら遺書で色々やっちまおう!」ってなったんですかね? いくら病弱でもそんな数日のうちにインフルエンザで死ぬって思えるもんなのですかね お医者さんもついてるだろうに うつ病だったからなのかな? そこだけ少し気になりました。 読み飛ばしてしまっていたらすみません。 | ||||
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主人公をはじめ登場人物のキャラが良いのと、文化人類学の贈与論をミステリーに組み込んだところが非常に好みの小説でした。 | ||||
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まだ半分ほどですが、ちょっと思うことが。筆者と同じ女としての所感。 主人公の女性を、強くて逞しい感じにしたいのはわかるんですが、強くて逞しい女性であれば、がめつくて冷たくても魅力的ってことにはならないだろうと、ずっと思って読んでいる。特に冒頭、主人公が彼氏と別れた理由が結婚指輪が安かったからというところでドン引き。「私と結婚したいなら内臓売ってでも高級な指輪買って寄越せ」と言い放つ主人公に対しては、私も女だが共感できないし、素直にひどいこと言うなあと思う。 私も逞しくて強い女が好きだが、この主人公のキャラには全く好感は持てない。性別が逆だったら、絶対炎上するキャラだろう。女だから許されるというのは、それだけ逞しい女性がまだこの国ではレアだということだし、男尊女卑の根強さの裏返しだろうと思う。そして、作中で度々「どうして男の人って皆こうなんだろう」ってネガティブな面で男を括る部分があったり、魅力的な男性キャラがいないところを見ると、筆者は男に幻滅している、男嫌いなのかなと思う。そしてこのドン引きするほどのオラオラな主人公のキャラ設定は、男性読者をぎゃふんと言わせるための、男嫌いから生まれたものではないかと想像した。 | ||||
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作者さん自身も語っていましたが、「ミステリー大賞を獲るために、どういう作品を書けばいいのか研究した」ということもあって、当然の受賞だったのかもしれません。 ストーリーの展開は、きっと審査員の好み。キャラクターのストーリー内でのたち方(キャラがたつ感じ)、それが全てハマっての受賞だったんだろうなと。作者の思惑通りというか、分析勝ち。 ただ買ってみたらあんまり面白くなく、また主人公に感情移入できないのが致命的過ぎました。 「待ってくれ、これほどに没入感ないのか…?」と。 カルティエの40万円の指輪を無下にするシーンとか、結構読んでいてしんどかったです。 金銭感覚が本当に合わない。250万円のボーナスも紙くずみたいな。 犯人の方は意外性を突いていましたが、もう少し切り込んでよかったんじゃないか?と。最後の方で数ページほどって… 322ページにわたって書かれている割に、ラストの疾走後が薄い…。疾走感が出て来て、犯人が意外な形で分かる、けど…ラストのシーンってそんなに静かで良いのかなと思いました。もっと、「この人が犯人だなんて」っていう驚きが欲しかった。ミステリー弱めです。 遺産を巡ってのドタバタコメディと思わせて、シリアスに事件が織り交ぜられ、弁護士としてのキャリアを同じ弁護士の人から問われる主人公。いろいろ混ぜ過ぎて、ミステリー感が薄かったです。 「このミステリーがすごい!」の方たちは満場一致で大賞に選んだようですが…それも「これだったら本にしても良い」と謎の上から目線な書評。 ちょっと失敗な買い物でした。 | ||||
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ミステリー小説としての起承転結のまとまり方や展開の面白さは勿論ですが、何より主人公の女弁護士の魅力にやられました。初めは同性として彼女のことを凄く嫌悪していたのに、読み進めるうちに彼女の良さと悪さを理解し、次第に応援している自分がいました。是非とも彼女の未来を読んでみたいと思うような素敵なミステリー小説でした。続編が出るようなのでとても楽しみです。 | ||||
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契約や医薬品について知ってると、その流れが非常に面白い。 | ||||
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初めての作家の作品を読了。このミステリーがすごい!大賞受賞ということでしたが、残念な作品。財産を殺した犯人に譲るという遺言状とか、主人公の女性弁護士のキャラクターとか、とってつけたような設定に、共感を持てず、エンディングにさえ興味がなくなったって感じでした。 | ||||
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地文がすべて主人公の感想で構成されて斬新に映ったが、視野が限定されて叙述が乏しくなっていて残念。 加えて文章が乱雑なので余計に状況がわかりにくい。 主人公がヒステリックなほど些細な物事に文句をつけ、全方向に攻撃する粗暴さに閉口したが 嫌悪すら感じて読むのをやめようとしたとき、ふと気付くのが、 主人公の自己評価がすべて独り言ちているだけなこと。 表紙のイラストや前評判に引っ張られて「慇懃無礼の美人弁護士 怪盗乱麻の大活躍」を想像しながら読み始めたが、もしや主人公だけが「私すごい」と思っているだけで、周りからの評価は至極平凡で (本文でもビジネスのお世辞ぐらいで、第三者からの直接な賛辞や具体例がない) 地の文も、いわゆる中二病を患った人物が妄想全開の日記を書いているだけなのではないか。 そんな視点になると、主人公の態度や文章の粗さも妙にしっくり収まって逆に微笑ましくなってくる。 実はそれも作者の計算にはまっているのかもしれない。 ただ、ミステリーではないですね。 | ||||
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元彼の遺言状 著者 新川帆立 うーん、最後の方はなんとも??? 元弁護士(現在は休職中?)としては、話が荒すぎると思う. 被害者は、1月30日に死んだ後に葬式も終わった。と言うことは、荼毘に出されたはず. 2月27日以降に被害者の所有する別荘で元カノ達と会合をした後に被害者の財産分与を請け負った村山弁護士と有ってその村山弁護士もその後、すぐに亡くなった。 その後、元カノの一人である朝陽が、村山弁護士の殺されたことによる警察の事情聴取の際に被害者の左腿の内側、付け根に注射痕があったと説明したと言うこと。 この時点で被害者は荼毘にら出されているし、被害者は司法解剖されていないとかも書かれている. しかし、最後の方で真犯人である獣医である堂上が多数所有していた動物用の注射針の針の太さと被害者の左腿に残された注射痕は、一致しているみたいと書かれているが、警察に言った時点で被害者は、荼毘に出されているし司法解剖すらされていないにも関わらず、どうして被害者の左腿の注射痕と犯人の獣医である堂上が所持する注射針が一致するとわかるのか? 推理小説を滅多に読まない俺ですらこんな簡単なことに気が付くのに、これが本当の裁判だったらと思うと???だらけ! 本当に弁護士資格持ってるの? 裁判で検事に負けるよ! | ||||
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とにかく読んでほしい!ストーリーの展開、遺言のいきさつ、最後の結末までおもしろくて一気に読めた! | ||||
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勢いがある。細々とした伏線のつながりに意外性があって面白い。 犯人の動機がよくわからないのでもやもやしたものが残る。 | ||||
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主人公の性格にイライラする。 殺害方法も期待させておいて物足りない気がする。 | ||||
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「全財産は、僕を殺した犯人に譲る」 三つ前の彼が死んだ。森川製薬の次男坊である、その彼が残した前代未聞の遺言。お金に目の暗んだ主人公:剣持麗子が謎解きに挑む。 28歳弁護士、年収2000万弱にして面食いの楽天家。お金に貪欲。官僚一家の父・兄と確執。プロポーズしてきたBFに、「百万以下の指輪はいらん。内蔵売ってでも金作れ」と言い放つ。強烈キャラの剣持さんで読ませます。 最初から最後まで、謎解きはとまれ剣持さんです。確執やらお金に貪欲な理由とか。少し成長して、でも相変わらずなお姿が素敵です。 | ||||
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ミステリーというジャンルとしては疑問が残りましたが、小説としては読みやすく、最後まで一気に読めたのでオススメします | ||||
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久々に苦痛以外の何物でもない駄作。 このミス大賞の歴代の作家って、このあとの作品が全然続いてないよね。 それだけの力量ってことなんですかねー。 この作品もキャラが魅力的じゃない、文体の構成も上手くない、ストーリー展開も面白くないのないないづくしでした。 いやー、読んだ時間が損したよ。 口直しに何度読んでもその度に感動できる本でも読みます。 | ||||
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新聞広告やラジオに著者が出演したりして絶賛されていたので読んでみました。 著者と同じ弁護士という主人公の設定は新鮮で、物おじしない性格と行動力が印象的でした。 テンポよく進む展開で読みやすかったです。 ただ読む前からかなりハードルが上がっていたせいか、思っていたほどの面白さを感じなかったです。 | ||||
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タイトルで見ると、元彼の死後のどろどろした人間関係・痴情のもつれ・・・が展開されるのでしょうか。でもそういう展開ではなく、からっとした関係性というか、主人公のキャラ設定に若干の嫌みな感じを含みつつも、ぱりっとした人物像で描かれているのでおもしろく読めました。いわゆるミステリーとしては物足ないのかもしれませんが、何人も簡単に死なせるだけがミステリーではないと思います。読後感がむしろさっぱりに思えましたので✩5つです。 | ||||
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物語そのものは面白かったです。 元彼の遺言状から始まる物語。 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」 導入部分はかなり興味を惹かれたのですが、主人公の性格がいかんせんダメです。 ・あまりにも自信過剰で人を人と思わない。 ・主人公の設定が『仕事が出来る』『優秀である』ですが、なんで仕事が出来るのか?なんで優秀なのか? このあたりの説明がまったくありません。 この不愉快にすら感じる主人公に共感を得られませんでしたので、物語そのものが面白くても主人公がダメなだけにチープな物語になってしまっている気がします。 個人的には主人公の性格が受け付けなかったので、総合的にあまり面白くありませんでした。 残念でした。 | ||||
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