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元彼の遺言状
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【この小説が収録されている参考書籍】
元彼の遺言状の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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| 展開ごとに、きちんと分けられていて、読みやすかった。 登場人物が多すぎて、えーっと、この人だれだっけ?となった。 主人公の高飛車ぶりは、解決後も変わらずでした…。 | ||||
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| ドラマも見ていなかったけれど、遺言について書かれていた内容の解説も凄かった。最後の解説を読んで弁護士の作品だったことに驚きました。ミステリー作品が好きですが、読んでいて少し疲れた。 | ||||
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| 「このミス」に限らず、ミステリ系の新人作家賞でデビューした人は多い。 多いが、受賞作のみで消えていく人も、また、多い。 一方、この手の新人作家応募作品で、プロとして活躍できる傑作を書いた人は、ほんの一握りだ。 個人的には、いくつか未熟な点もあるが、将来性のある新人を見つけるのが、新人作家賞だと思っている。 にしても、数作「このミス」大賞作品を読んだが、将来性を期待できる作品に出会ったことは滅多にない。特に「このミス」は、該当作なしが一度もない。無理矢理、大賞を選んでいる気がしてならない。 と言うのも、○○賞受賞という言葉に読者は弱い。弱いから、面白さの保証を求めて、受賞作を優先的に購入してしまう(受賞作以外で、面白い作品を自力で見つけろよ)。 結局、「このミス」が、該当作なしにしないのは、多少の駄作でも、大賞受賞ならば、売れて、儲かるからだろうという理由か、と勘ぐりたくなる。実際、大賞受賞作のレビューは数が多い。もちろん、駄作も多いから、評価も低いけど、売った者勝ちということか。 と、ちょっとイヤミを書いたが、本作は、そんな中でも、大賞にふさわしいと思わせる傑作だ。 特に、気に入ったのは、主人公がかなり強欲で、金に対する執着心が人一倍という、女性弁護士であるところ。 タイトルになっている「元彼の遺言状」によれば、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」と書き記されていたため、主人公の剣持麗子は、弁護士という職業を生かして、犯人の可能性のある篠田の代理人となり、彼が犯人であるように策を巡らし、多額の成功報酬をもらおうと企むのだ。 つまり、事件の真相を暴こうと言うのではなく、成功報酬という金目当てに事件捜査をするという、なんとガメツイ主人公であることか。 が、そこが抜群にユニークで、最大の魅力になっている。 しかも、この奇妙な遺言状が書かれた動機と事件の真相も、うまいミスリードを織り交ぜながら、しっかりと構成されていて、ミステリとしてのアイデアもすばらしい。 正直、読んでいる時は、事件の顛末を知りたいという気持ちと、剣持麗子が大金を手にすることができるのか、という二重の期待感があって、ラストまで飽きさせない。 かくて、事件の結末は? 麗子は狙っていた成功報酬を得られたのか? という展開となるわけだ。 「このミス」さん、いや宝島社さんと言うべきか、こうした大いなる可能性を秘めた、新人のみに大賞を与えてくださいよ、お願いだから(←無理、無理! 昔に比べて、本を読む人が減っているし、加えて、読解力も衰え、イラストも写真もない、文字だけの本を手にする人が減っているからね。情けないけど)。 蛇足:これだけ誉めていながら、満点評価にしなかったのは、新川帆立氏が、これ1作のみで消えないで欲しいという期待を込めて、敢えて、この点数にしました。 | ||||
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| 人からもらった本なので、私の趣味ではないと分かりながら読み進めたが、やはり私の趣味の 内容ではなかった。資産家の元彼が残した遺言状に自分を殺した犯人に自分の財産を譲るという ありえない設定で話は始まる。知人からこの件を聞いた金に敏感な敏腕女弁護士麗子が活躍する というのが粗筋だが、要は劇画チックというか漫画チックというか。将来的には映画なり劇画で ビジュアルになることを前提に書かれた本であるのか、設定が上っ面。まあ、こういった本がいいと 思う人は読んだらいい。少なくとも私の守備範囲ではなかった。 | ||||
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| 主人公のキャラクタが感情移入できない強烈さなので冒頭は何度も読むのを止めようと思ったが、話が進んでくるうちにあまり気にならなくなってきた。 登場人物の書きわけが下手で誰が誰だったかわからなくなったり、それぞれに背負わせているものが詰め込みすぎな感じはしたが、一応伏線は回収しているし、「突拍子もない遺言状がなぜ書かれたのか」についても説明はつけられている。というか話としてはそこに尽きるのだけれど。 | ||||
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| 色んな意味で話題だったこのミス大賞作。作者がこのミスの傾向と対策を明かしていたように、確かにめちゃくちゃこのミス臭い 冒頭はクソ面白い。前代未聞の遺言ミステリーに、犯人選考会とか突き抜けたキャラとか、これは引き込まれざるを得ない しかし後半、結局面白い冒頭を作るための縛りが強すぎて、エンタメになってなかった印象。二度のどんでん返しがあり、怒涛の伏線回収もあるし、複雑な人物関係全てに綺麗にオチがつく。最後の一文もお見事 だがどうも興奮やカタルシスを感じないのはなぜか? それは、面白い話を作るために「読者の期待を裏切らずに予想を裏切る」という鉄則があるのだが、本作では、予想は裏切られても期待が満たされていないからだろう。冒頭のツカミの真相がこれなら……素直に犯人選考会で複数の犯人候補と頭脳バトルで真犯人を目指す方が読みたかったよ 驚いたのは篠田というキャラがあっさり退場したこと。ドラマのあらすじを読んでびっくりしたよ。どう考えてもこの一冊が1クールの連ドラにはならないだろうと思ってたが、こんなに別物だとは……篠田周りはこっちのが面白そうだ ただまぁ、作者の経歴と主人公との照らし合わせで、不当に叩かれすぎな感は否めない。本文中で、男とか女とかにこだわり過ぎな気はしたが…… | ||||
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| 再読したいかと言えば、個人的には、もういいかなって感じです。 最初は、惹き込まれる内容に感じなかった。犯人を作るってのは、今までに 無い?と思ったので、最後まで読んだ。ハッピーエンドでも無いし、スッキリ もしなかった。 | ||||
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| 本のレビューっておかしな気がする | ||||
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| キャラの心情が深掘りされておらず、少し物足りなかった。 ただし、伏線回収はされていくので、ミステリ好きなら楽しいかも | ||||
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| テンポ早くて面白いけど、なんか心の動きとか微妙かも 小説といより、台本読んでる気分かも でも、面白いです | ||||
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| 賞をとるほどか、と言われると悩みますが、さらりと読めて普通に面白かったです。女性からすると不器用な剣持麗子が憎めず、麗子の一人称で語られる高飛車で金の亡者な自己像と、じっさいに麗子の言動に対して「優しい」と評価する周囲のギャップににやにやさせられます。ミステリーとしては少し浅いかもしれませんが、出てくるキャラクターたちが生き生きとしていて、特に道化た立ち回りの銀治とその家族がよいアクセントになっています。ミステリー大賞という称号はともかく、さらりと読める小説として面白かったです。 | ||||
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| 送られてきた本のカバーが綾瀬はるかバージョンになっていない。連続ドラマ化決定の帯が付いているだけだった。 | ||||
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| 緻密な推理を期待してはいけない。 逆張りの連続でユニークさを出しているが どれも逆手に取った面白さまでには達せず。 ・ありえない遺言状 ・ありえない数の元カノ ・吠えない犬の謎 ・贈り物応報理論 ・消えた手提げ金庫 と好材料を持ちながら ・密室ではない現場 ・有るようでないアリバイ ・後から出てくる新事実 ・検死の見落とし で推理マニアの興を削ぎ ストーリーは主人公以外の「気持ち」で 展開して途中から冒険活劇になる。 ただ文体はハードボイルド調で ズバズバ人を切る(浅いけど)のが 面白いといえば面白い。 企業のさまざまな駆け引きを推理としての 計算もいわゆる「企業小説」を超えるもの とも言えなかった。 印象的には「短編小説」 文章が上手ければ 川に落ちたものを見つける所から 始めても成り立ちそうだ。 | ||||
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| テンポ良く書き上げられているので読みやすいが、ちょっとつまらなくて…ごめんなさい。 | ||||
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| 厳しい意見もある様ですが、1日で楽しく読めました。読み終わってからバッカスを調べて、ああ!! と思いました。ドラマ化も楽しみにしています。 | ||||
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| 本の内容ではありませんが表紙から何ページかに折線が入っていました。 読むのには支障ありませんがリサイクルに影響が出ます。 明らかに分かる折れなので今後は厳しく検品してほしいです。 こんなことは初めてです。 | ||||
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| どうにも年寄りというか昔のミステリーとは違いすぎて登場人物と同じように若い子供達にはかなり面白かったとの事です。自分には一がつまらなくて投げだしそうになったけれど半分ぐらいからそこそこ訳が分かって読み終われました。結果として何がミステリーなんだろうと言う疑問がたくさん残っていますし、解決されない疑問ばかり多いような気がします。 | ||||
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| まず、他の方のレビューにもある日本語的にどうかという部分については、 ラノベで散々ならされている私としては苦にはならなかったです。 主人公の性格付けから、問題提起、そして流れから解決と、 結構楽しく読ませていただきました。 ただまぁ、どなたかも述べられていますが、法的なことは置いておくとして(小説なので) そういう意図としてこういう遺言を残すのにはなはだ違和感があるというか、 それを含めても故人のありように違和感があるというか、 そのへんだけ、(おそらく)作者様が思われている人物像が伝わっていないのかと 思います。 この遺言が主題だと思うので、やはりそれを残した故人についてはもう少し触れてくれた方が 読み手も入れたかなって気はします。 | ||||
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| 序盤の主人公のキャラがよかった。しかし、だんだんそのような場面が減ってきて、普通の女性みたいな感じになる。そこが不満だった。終盤のストーリーの疾走感は良かった。話の中でも走っている。 素人の段階でこれだけ書けるのは大したもの。 また著者のプロフィールが面白かった。東大法出身の弁護士なのだが、その前に、大学入学共通テストは東大の医学部、今年の試験ではいろいろと話題があった、に前期で落ちて、後期で同大学の法学部に入ったというのがすごい。医学部から法学部ってあり?あの名古屋の少年にも教えてあげたい。いろいろな道があるのだよと。さらに今は小説家。 ところで、私は久しぶりに、この文庫本を書店で購入した。自分のお金を使うと、途中で挫折してしまうことが減るように感じた。お金は大事だ。次は何の本を買おうかな?huluか! | ||||
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| 今最も売れている、話題の本の一冊だ。賞を受けたこともあるが、これまでにない主人公のキャラと「自分を殺した犯人に遺産を渡す」という謎のプロット、そして現役の東大卒弁護士が書いたという点が受けたのだろう。 確かに、主人公の弁護士のキャラは魅力的だ。嫌なやつなのだが、つい感情移入して応援してしまう。日本一の法律事務所のモデルとなった事務所も実際に知っているが、確かにこんな人はいそうだ。 けれどこのストーリー、そんなに面白いかなぁ、というのが正直な感想。そんなことで人を殺すかなあという疑問もあるし。単純なようでかなり入り組んでいる。みんなそんなに読んで面白かったのだろうか? | ||||
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