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元彼の遺言状
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【この小説が収録されている参考書籍】
元彼の遺言状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全284件 1~20 1/15ページ
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当然ではありますが登場する人物それぞれに役割があり、誰1人不要な人がいないというような印象でした。 とても面白いお話だったので気になっている方はぜひお読みいただければと思います! | ||||
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個人的に話の内容よりも印象に残った主人公の心境の変化について。 まず男の私としては最初は主人公をシンプルに嫌な奴だなと思いました(笑)。 冒頭の結婚指輪の値段で彼氏を振るシーンから始まり・・・。お金が手段では なく目的となっている人間の典型的な感じでなんだコイツという感じでした。 ただ話が進んでいくうちに主人公はお金に関連する挫折を味わいます。そこから 自分が今仕事をやっている理由を見つめなおして気持ちを新たに再始動します。 ここら辺の内容が非常に簡潔にわかりやすく描かれていて共感しやすくて良かった。 (私自身、自分が仕事をしている意味や理由だったりがブレたりしやすいので自分 自身を重ねやすかったというのもあるかもしれませんが笑) 本作の主人公の心境の変化を通して、どんな人間でも仕事をしていれば挫折を味わ よなということを改めて感じられて勇気づけられました。ありがとうございます。 | ||||
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有隣堂しか知らない世界の即興で考える超短編小説で著者を知り、読んでみました。主人公も好きになれず、読むのが苦痛でした。著者の経歴と設定で推されていると感じます。 | ||||
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【人の価値は金額ではかる】この主人公の人を見下す価値観が気に障る方は冒頭で生い立ちが語られるので それで読破するか否か決めても遅くありません。 どんなに努力して札束を積み上げても、暴食や漫画の大人買いで満たせるほど人生は甘くない。 心の空白は枯れた花瓶にそっと愛情をそそいでくれる理解者をこの世にひとりだけ得ることで満たされることもある。 願わくば安らぎを求める彼女に薔薇を。 | ||||
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展開ごとに、きちんと分けられていて、読みやすかった。 登場人物が多すぎて、えーっと、この人だれだっけ?となった。 主人公の高飛車ぶりは、解決後も変わらずでした…。 | ||||
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何回頼んでも中古品みたいな品質、諦めました。 | ||||
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このミスってあんまり信用してないんですけど、しばらくぶりに読んで しまいました。 物語の設定は当然あり得ない設定。 現在おつきあい中の彼氏から一月分の給料の婚約指輪でプロポーズを受けた 女性は、こんな安い指輪で私と結婚できると思うなよ。と言い放ってさようなら。 弁護士として働く彼女はボーナスが安いと怒って休業。かつて三ヶ月くらい 付き合ったイケメン元カレにメールして。そこで判明したのはその元カレ、 つい最近お亡くなりになっていて、遺言を残された。そう、彼は森川製薬の ご親族。遺言は「私を殺した犯人に遺産を相続する」「元カノにも分与する」 そこから始まるどこの国でも同じような茶番が、超高額所得者のご家族、 ご親族の間で繰り広げられ、彼女は見事に推理を重ねていく。 80点。 まあ、小説っていうのはあり得ないところから始めるので。 「私の孫を殺した犯人を殺害した奴に賞金を与える」っていうのと一緒で。 嫌なら読まなきゃいいんですが。 確かに頭にいい方ですね。霜村さんだったかな、レベル的には同じくらい? あり得ない設定とあり得ない設定のつなぎが上手で、オチも回収も綺麗でした。 模範解答みたい。かといって、あり得なさという点で、池井戸さんレベルでは ないよねえ。犯人もこの人かあって感じで。 いつぞやチームなんとかが流行った時も思ったんですけど、ちょっと、少し クリスティーっぽい香りがこの作品でもしたのは気のせいなんでしょうか。 マニアではないものですみません。 ノンマニ的には80点。頭がいい、頭がいいって言い続けると、私のようなアホには 愛想を尽かされます。法律関連のことは勉強になりました。 | ||||
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著者が職業弁護士としてのキャリアを持つだけあり、プロの法律家の仕事を垣間見せてくれるプロットは素人目には興味深い。企業案件を扱う花形の大手弁護士事務所、地元のヤクザ紛いの連中と渡り合うことも多い町の個人事務所など、どちらも学歴だけでは太刀打ちできない生臭い世界だ。 しかしミステリとして、小説としてはどうだろう。主人公の「学歴だけでない」部分の性格付けはよく言えば分かり易いが、今どきの記号化された漫画のキャラクター丸出しで深みがない。最後にはお約束のように正義感に目覚める所も含めて。 そしてドラマにしたときの画がコマ割りまで目に浮かぶような…文章自体が絵面だけを描写したような内容に留まっていて、わざわざ長編小説を読まずともドラマ1本でまとめれば十分に思える話だった。気軽なサスペンスもの(これ自体は嫌いではない)という印象で、読後感といったものもない。 #すでに全11話でシリーズドラマ化されていますね。でもそこまで時間かけて引っ張る話とは思えないのでスルーしました。 | ||||
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話題性あるしタイトル気になるしで 買ってみたが本当に時間の無駄としか言いようのない作品だった。 ミステリーと書かないで欲しいくらいの出来です。 主人公が本当に無理です。 確かに読んでくうちにそういう過去や家族との経緯があって~てのはあるけど それでも冒頭シーンでの印象が最悪すぎて 感情移入ができません。 また主人公以外のキャラクターに まったくと言っていいほど印象がない。 ただ数が多いだけで個性が無さすぎる。 誰が誰だか分からないし、人間描写や心理描写も下手すぎてペラペラ。 自分は綾辻行人や伊坂幸太郎の本を愛読していますが 彼らの小説では全てのキャラにしっかり印象があり途中でこれ誰だっけ?ってならないし全ての人に魅力を感じます。 しかし本当にこの作品は 構成も文章力もなにをとってもダメです。 最終局面もふーん。って感じで終わり。 全くワクワクするシーンもなく。 駄作のひと言。 | ||||
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帰国子女で東大医学部に落ちたので法学部に入り弁護士となった著者による、資産家が自分を殺した犯人にほぼ全財産を渡すという遺書を遺して死ぬ…その犯人を弁護士が炙り出すストーリー | ||||
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ドラマも見ていなかったけれど、遺言について書かれていた内容の解説も凄かった。最後の解説を読んで弁護士の作品だったことに驚きました。ミステリー作品が好きですが、読んでいて少し疲れた。 | ||||
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うたい文句のように面白い。コスパ良好。満足。 | ||||
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「このミス」に限らず、ミステリ系の新人作家賞でデビューした人は多い。 多いが、受賞作のみで消えていく人も、また、多い。 一方、この手の新人作家応募作品で、プロとして活躍できる傑作を書いた人は、ほんの一握りだ。 個人的には、いくつか未熟な点もあるが、将来性のある新人を見つけるのが、新人作家賞だと思っている。 にしても、数作「このミス」大賞作品を読んだが、将来性を期待できる作品に出会ったことは滅多にない。特に「このミス」は、該当作なしが一度もない。無理矢理、大賞を選んでいる気がしてならない。 と言うのも、○○賞受賞という言葉に読者は弱い。弱いから、面白さの保証を求めて、受賞作を優先的に購入してしまう(受賞作以外で、面白い作品を自力で見つけろよ)。 結局、「このミス」が、該当作なしにしないのは、多少の駄作でも、大賞受賞ならば、売れて、儲かるからだろうという理由か、と勘ぐりたくなる。実際、大賞受賞作のレビューは数が多い。もちろん、駄作も多いから、評価も低いけど、売った者勝ちということか。 と、ちょっとイヤミを書いたが、本作は、そんな中でも、大賞にふさわしいと思わせる傑作だ。 特に、気に入ったのは、主人公がかなり強欲で、金に対する執着心が人一倍という、女性弁護士であるところ。 タイトルになっている「元彼の遺言状」によれば、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」と書き記されていたため、主人公の剣持麗子は、弁護士という職業を生かして、犯人の可能性のある篠田の代理人となり、彼が犯人であるように策を巡らし、多額の成功報酬をもらおうと企むのだ。 つまり、事件の真相を暴こうと言うのではなく、成功報酬という金目当てに事件捜査をするという、なんとガメツイ主人公であることか。 が、そこが抜群にユニークで、最大の魅力になっている。 しかも、この奇妙な遺言状が書かれた動機と事件の真相も、うまいミスリードを織り交ぜながら、しっかりと構成されていて、ミステリとしてのアイデアもすばらしい。 正直、読んでいる時は、事件の顛末を知りたいという気持ちと、剣持麗子が大金を手にすることができるのか、という二重の期待感があって、ラストまで飽きさせない。 かくて、事件の結末は? 麗子は狙っていた成功報酬を得られたのか? という展開となるわけだ。 「このミス」さん、いや宝島社さんと言うべきか、こうした大いなる可能性を秘めた、新人のみに大賞を与えてくださいよ、お願いだから(←無理、無理! 昔に比べて、本を読む人が減っているし、加えて、読解力も衰え、イラストも写真もない、文字だけの本を手にする人が減っているからね。情けないけど)。 蛇足:これだけ誉めていながら、満点評価にしなかったのは、新川帆立氏が、これ1作のみで消えないで欲しいという期待を込めて、敢えて、この点数にしました。 | ||||
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YouTubeの有隣堂しか知らない世界で紹介されていて、作者の方のヒストリーも含めて興味深いと思い久しぶりに小説を読みました。 近年、どうにも小説を読めなくなっていたのですが数年ぶりに夢中になって読み切りました。 多少血なまぐさい事件が起きても不快になるほどの描写もなく、どんな時でも主人公が頭を冴え渡らせて事件が解決に向かっていくのが爽快でした。 この作者の方の他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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人からもらった本なので、私の趣味ではないと分かりながら読み進めたが、やはり私の趣味の 内容ではなかった。資産家の元彼が残した遺言状に自分を殺した犯人に自分の財産を譲るという ありえない設定で話は始まる。知人からこの件を聞いた金に敏感な敏腕女弁護士麗子が活躍する というのが粗筋だが、要は劇画チックというか漫画チックというか。将来的には映画なり劇画で ビジュアルになることを前提に書かれた本であるのか、設定が上っ面。まあ、こういった本がいいと 思う人は読んだらいい。少なくとも私の守備範囲ではなかった。 | ||||
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著者の方の興味深い経歴を知り、それだけでなくおもしろトークに関心を持ち、読みました。小気味良い主人公の言葉と性格に驚きながらも爽快さを感じ、読後もすっきり。暑い夏休みの読書として、楽しく読めました。 | ||||
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どうやったら映像として面白くなるかを考え過ぎ。 本としては読み進めるのがツラい。 | ||||
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主人公が弁護士ということで、法律用語も多く、登場人物の柱となっている森川家の家系も複雑で、よく分からないまま読み進めるところもあったが、読みやすい文体ですいすい読めるし、終わってみればスッキリする内容だった。 頭の良い方が書いたことが分かる、良い小説。 | ||||
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ドラマ化されて読んでみることにしたが、脚本のように臨場感のある文章に引き込まれた。強い女性キャラも小気味良かった。思わぬ展開に唸った。さっぱりスッキリとしてわかりやすい人物描写も読みやすい。楽しい時間をありがとう。 | ||||
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弁護士が書く弁護士ものということで興味津々。忖度しない剣持麗子の暴れん坊ぶりが痛快です。(直接の関係はありませんが)マルセル・モースの『贈与論』も読んでみようと思いました。 | ||||
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