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元彼の遺言状
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【この小説が収録されている参考書籍】
元彼の遺言状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全284件 121~140 7/15ページ
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主人公の性格が兎に角好きになれない。「自分を殺した犯人に遺産を相続させる」という売り文句だったから、犯人でっち上げゲームのような逆ミステリーでも始まるのかと思ったら普通のお話でまず拍子抜け。まあでも話が面白ければ問題ないかと思いなおすも肝心の中身も平日昼間にやってる1時間サスペンスをうすーく伸ばしたようなあらすじで、引き込まれる所も盛り上がる所も特になく、脚本も尻すぼみ。このミステリーがすごい!と言われるには地味な話だなーって感じ。エンタメとしては整合性はとれているものの特段面白くはない、って感じで普通だったらただの「あんま面白くない小説」で終わってたんだけど主人公のキャラクターの好き嫌いというか、作者のジェンダー感がヘイト剥き出しで読んでて本当に苦痛だったので「大嫌いな本」としてカテゴライズすることになりました。久しぶりに、読み終わって嫌な気分になった本です。 | ||||
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『元彼の遺言状』と興味をそそられる題名であったし、話題にもなっている作品だったのでアマゾンで購入しました。 しかし、ストーリーがまったく面白くないし、何故、『元彼の遺言状』を作成しなければいけなかったのか?その意図がイマイチ理解できませんでした。ちょっと分かりにくいなぁ。それが、この作品の印象です。 今後は、この作者の作品はもう読もうとは思わない。 | ||||
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著者は、東京大学出身の弁護士。日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士。勝負強い感じの女性である。 本書の主人公剣持麗子はわがままで強気な性格の上にかなり自信家、稼ぐことにこだわる弁護士。外見は美しく近寄りがたい。年収2千万円だが、まったく満足していないどころか、まだまだ稼ぎたいし、稼げると思っている。 この金にこだわるという女性弁護士像が、ホンネをしっかり言っていることに、興味を引く。さすが東大出である。最初の場面から、剣持麗子は本領を発揮する。サラリーマン君は、東京ステーションホテルのフレンチレストランで、プロポーズする。その指輪は、平均相場の40万円で、ダイヤモンドが小さいのだ。剣持麗子は、「百万円以下の指輪なんて欲しくない」と激怒する。のっけから、その女性像にのけぞる。宮様家のお嬢様のように、2000万円を超えるティアラが向いているようだ。 元彼の森川は、森川薬品の御曹司で、金持ちだった。学生時代に付き合った時には、そのことを知らなかった。剣持麗子は、ちょっと天然なのである。 その森川が、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言を残す。「公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする」という民法九十条に抵触する可能性がある。剣持麗子は、その遺言については、多少理屈をこねれば、クリアーできるかもしれないとおもった。辞めた法律事務所の上司、津々井弁護士が「セロハンテープと理屈はなんでもつく」ということを、剣持麗子はつい口に出た。この民法九十条については、どうにでもなるということで、終わっているのが残念。まぁ。裁判所が判断することなのかな。 「文化人類学のポトラッチという、贈答慣行があった。人にプレゼントを贈ることは善いことに思えるけれど、もらいすぎると人は返さないといけない気になる。あげる側は相手を支配するためにプレゼントしている。遺言の内容で復讐を果たそうとする話」となった。 栄治が、過去の恋人たちにも遺言を残していると判明、麗子も当事者となって森川家と関わりを持つ。一族や栄治の他の元彼女など、多くの人物が登場するが、みな個性豊か。とにかく、女性たちが牽制し合う。雪乃という存在がなんとも言えない。 森川は、なぜそのような遺言を書いたのか?そして、その犯人とは。 ふーむ。謎解きよりも、剣持麗子の行動と発想が面白い。剣持麗子はいう「お金よりも大事なものがあるなんて綺麗事だ。偉そうな説教なんてされたくない」「お金がないけど幸せな暮らしなんて負け惜しみだ。お金はあったほうがいいに決まっている。なんで嘘をつくんだろう」「まったく、男の人ってどうして、自分の過去のアレコレを大袈裟に膨らませて、いかに自分が葛藤を抱えたのかとか、傷を負ったとか、そんな話を吹聴するのだろう」など、など。 剣持麗子弁護士は、面白いが、弁護を頼んだら、ぼられるのは覚悟しないといけない。 | ||||
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弁護士さんが、専門知識と頭脳をフル活用して書いたんだと納得しました。構成はわかるようで、なるほどとも思えず、もう少し入り込める内容だとよかたっと思いました。 | ||||
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独特の文章力に圧倒された。 中身もミステリーとして見事に出来上がっていた。 どうして低い評価をつけたレヴューがたくさんあるのか理解できない。 最初は、低いレヴューを読んでやめようかと思ったが、ダメもとと思って読んで本当に良かった。 | ||||
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たぶん優秀な女性なんだろな、と、始まりのレストランでの騒動で、主人公の強さに引き込まれました。中盤から、弱気な面が出てきて、いい人キャラになってしまい残念でした。 最後まで嫌な強いキャラだった方が、より、楽しめたかも。 ミステリー?は今ひとつでしたが、総じて、軽く楽しみました。 | ||||
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ミステリーなので内容については控えますが、ともかく面白い。 着目点が豊かで「こう来たか」と思わされます。 | ||||
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あまりにも強引なところがあったけど小説の構成上ああ持っていかなければならなのかもね。 まあ面白かったです。次の作品も読む予定です。 | ||||
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受賞作品とのことで購入。 時折文章表現に稚拙さを感じるが、それでも最後まで引き込まれた作品。 読書の楽しさを思い出させてくれました。 | ||||
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書店で購入しました。 Amazonで評判みていたので、文庫になるまで待ってました。話全体の感想としては、土曜ワイド劇場って感じの内容。ミステリーっていうより、サスペンスに近いのかな。所々、海外ドラマのような演出も見えます。 初っ端から主人公の気が強すぎて、正直意識高い系でもこれはないwと思ってしまいました。終始、気の強い部分ばかりで、弱い部分(弱点的なところ、涙もろいとか隠れた優しさとか)があまり描かれていないため、共感しづらいです。ワトソンくん的なフォローする役割のキャラクターがいればもっと評価は違うのかもなぁと思いました。表現力に乏しい。 また、法律用語が多すぎるという点。 作家本人の得意分野を生かした結果と思いますが、もう少し簡潔にしてほしかったです。長い…。 ただ、現役弁護士と忙しいなかで、ここまで気合の入ったものを書いたのは素晴らしいと思います。今後の期待も込めて。。 | ||||
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表題に尽きる。 出版不況の出版社が新たな商業作家を発掘し、派手に宣伝してスターを育てる。 そのドキュメントとして読めて、というか、余りにそれが透けて見えて来るので、大変だなあと思いつつ、感慨深く読んだ。 受験秀才が、売れる小説の作話パターンをよく消化して、新しいキャラクターを作ろうという、努力の跡はよく伝わってきて、すがすがしく、今後を応援したい。 激賞のコメントを寄せている選者の皆さんも、大変だなあと苦笑を禁じ得ない。 ただ、大森望氏は、その見識と嗅覚に信頼を寄せていただけに、読後の満足感は決して高くなかった、むしろ失望の方が大きかったとだけは、書いておきたい。 結局、設定に凝りすぎて、展開がそれを支えきれず、クライマックスを高く築くこともできず、その結果、カタルシスを得ることは、少なくとも私には出来なかった。 キャラクター造形も散漫さが否めなかった。 でも、これからだと思います。 | ||||
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ずっと気にはなっていたが、数ヶ月活字離れしていたので躊躇してました。結局買ってしましましたが、1日で読んでしまいました。法律用語が難しいかと思っていたけど、全体のスピード感で気になりませんでした。読んだ後は爽快感がありました。 | ||||
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宝島社さまへ このレベルで出版してはだめだと思います。しっかり校閲を行った方がよいと思います。私も仕事で査読・校閲を行いますが、この過程を踏むことで見違えるように文章がよくなることがあります。このレベルはほとんど校閲をしていないと思います。 (新人作家のため、荒削りのまま出版するという、趣旨かもしれませんが、そうだとすれば、大賞にはならない作品だと思います) 作者さまへ 何度も読み直しておかしな描写がないかを確認してほしいと思います。 たぶん、あまり考えずに文章を書いていると思われます。読者は思っている以上に、しっかり文章を読んでいると思うのですが、かなりひどいレベルだと感じました。 一文一文、ちゃんと的確に表現できているかを確認する必要があると思います。感覚的には全体の3割ぐらいは書き直しが必要だと思います。使っている言葉のチョイスがよくないですし、作者さま自身も本当に言いたいことが伝えられていないのではないかと思います。 また、品性がない文体に見受けられるのですが、作者様が十分な品性を備えたうえで、わざと書いているのではなく、作者様自身もまだまだ幼い考え方しかできないのかなと感じました。 論理的な心情の説明、話の展開もうまくできておらず、(余計なお世話だと思いますが、)弁護士資格を所有されておられるようですので、弁護士としての資質を考えると、もっと深く考えないのかな、正確なプロットができないのかなと疑問があるところが多数でした。 今後も頑張っていただきたいと思いますが、当分は作者様の本は読まないと思います。 | ||||
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このミスの大賞作品だから、読み応えがあるのは所与として、元カレからの遺言状に秘められた真の目的や、殺人のトリックが明らかになるにつれて、筆者の新川帆立さんの物語構成力の高さに感心してしまった。強いて難癖をつけるなら、読み手が期待していたトリックのネタ明かしがイマイチ描き切れていない感を感じたかな。でも、新川帆立氏の成長の伸びしろだと思うと、何だか次回作の布石にも感じてしまう。新川帆立さん、今後の作品が楽しみです。 | ||||
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頑張ってるな という感じ。軽快感は良いと思う 森川家ってのは健全だな。救世主ベビーを目的としたら、用が済んだら「用無し」にされてしまう方が常だと思ってたからその後も功をたたえてチヤホヤ育てるという発想自体がなかった …着物っちゃ通常は「その人の為に縫われ」てるモンだがな?それを言うなら「この人に着られるために織る」の方だろう。訪問着でウール? どうにも辻褄が合わないのが、新薬認可の根回し中にその薬剤を使って自殺っておかしかないか?露見して「事故」と判断されたらおりる認可もおりなくなる気がするんだが。敢えてそれを使う理由が見つからない 他にも色んな今ひとつ整合性が取れない部分はあるが、おそらく多分そこら辺はノリで振り切る系だろう 2作目どうなるかな。このタイプは続編で行くんだろうからとりあえず保留 って感触 | ||||
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読み終わった後スッキリしました! 題名に惹かれて購入! 文章もそこまで難しくなく、さらりと読めました。 | ||||
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世評が高いので手に採ってみたが、その内容にはガッカリした。エキセントリックで金が全てと思っている女弁護士の麗子をヒロインとしたミステリ風のドタバタ・コメディ。麗子の「元彼」の「奇妙な遺言状」に纏わる物語だが、こうも後から後から新しい登場人物や人間関係(特に親子関係)が出て来てはミステリとは呼べまい(解説者が伏線が張ってある公平なミステリと称しているが、お笑い草)。 本作の執筆当時、作者自身が弁護士と言う事もあって、法曹界や企業のM&A等については良く描かれてはいるものの、肝心のミステリとしての体を成していないので読んでいて退屈した。特に、ラスト近くで麗子が人間としての良心を取り戻すなんて噴飯物。 全てを男女の仲(ミステリの世界では<万能接着剤>と呼ばれている)に帰している点も最低だと思った。読むだけ時間がムダの駄作だと思った。 | ||||
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最初の出だしはまだしも、あまりにも、面白くないので、どこで、もうやめようかと… 悩みました。後半に何かワクワクドキドキすることがあるのかと、ずーと読み続け終わってしまった。 | ||||
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稚拙な文章 一文一行!(原稿料稼げるだろうなぁ) 幼稚なキャラ設定。 もう数十ページ読んで投げ出した。 この後にどんな高度な謎解きがあっても、これじゃごめんこうむりたい。 高収入で優秀な弁護士が、ある日突然仕事投げ出してって…抱えている案件どうするのよ。 こんなんで後の謎解きなんか読みたくないよ。 もう、テレビドラマにでも何でもしてください。 | ||||
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主人公のキャラクターに魅力を感じず、また設定に多少無理があるので、最初はあまりテンポよく進めなかった。しかし徐々に面白さが増していき、面白く読めた。結末も若干すっきりしないところはあるものの、トータルではよかったと思う。 先日発売の次作は、さらに面白く進化している。 | ||||
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