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封印再度
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封印再度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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もともとワガママでヒステリーで自分勝手なヒロインの西之園萌絵の事が嫌いでしたが、犀川先生はじめ魅力的な他のキャラクターやストーリー、文体、森哲学と呼ばれる森博嗣先生特有の考え方や価値観などは好きなのでなんとか読んできました。 しかし今作で嫌いから大嫌いになりました。 というよりも、今まで読んだ小説の中で最も嫌いなヒロインになりました。 正直、大学生にもなってやって良い事と悪い事の分別もつかないのかなという感じ。 「ごめんなさい。先生、怒ってる?」とか犀川先生には泣き落としの上目遣いを使い、心の中では全く反省していない点も本当に頭にきます。 あんまり言うとネタバレになってしまう為言えませんが、一体人の人生や時間をなんだと思っているのでしょう? いくら恩師の娘とはいえ、犀川先生もこんな女のどこが良いのかさっぱり。少なくとも女性から見て「女から嫌われる女」です。 毎回毎回、性懲りも無く自分で勝手に事件に首を突っ込んでおいてピンチになるし、何度も何度も犯人から命を狙われるし、もう良い加減そのまま殺されちゃえば?と思ってしまうくらい鬱陶しい存在。 犀川先生もいい加減もうほっとけば良いのに。 男性読書が多いようで萌絵のファンもいるようですが、こんな女のどこが良いのか是非聞いてみたいです。 | ||||
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個人的にはシリーズの中で一番の駄作。 書いている人がいるけど、登場人物の萌絵が最低すぎる。周りの迷惑を考えず好奇心で荒らしまくり。 色んな男性を利用し、そのくせ犀川に女性の影が少しでもあるとキレまくる。しかも終盤、最低な嘘までつく。反省は一切無し。 このキャラが嫌いな女性多いと思う。4作目5作目はこのキャラに耐えられるかどうかを試されている。 | ||||
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口頭で超高速、超反応で理解力を試されるような試験のような会話を「なんの話がしたいんだろ?」と思いながら、聞いて答えていると、どんどん話題が拡大していき、「どこまで広がるんだこの会話…」みたいなのを聞き答えていると、さらに「結局なにの話がしたかったんだろう?」と思い、「狸に化かされるってこういうことをいうのかな…?」みたいな経験を隔週どころかときどき毎日。二年ぐらい。 やることになると、このセリフのような言葉をはきたくなる。 残念なことはこの発言者の女史のように電撃結婚もしてない。未婚者だ。 気持ちはよーくわかる。 まったく対処法は見つかっていない。 興味や関心のあるもの/ないものは知っている/知らないし、当然としている/していないものもある。あと何故だかわからないが知っている/知らないものもある。 完全防御の時はこーんな気分。 もしかしたら、電撃結婚してしばらくするとおだやかーになれるのかもしれない。 今我が家は避雷設備の保守点検予定ありだ。 雷には打たれたくはない。 もしかしたら、雷に打たれたなら結婚できるのかもしれない。 そういうことには無縁そうに思われてる。丁度良いタイミングかもしれない。 | ||||
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いい感じに頭を使えて読めました。とはいえ、これまでのシリーズの中で言うと中の中か中の下くらいかなと思います。シリーズは制覇したいです。 | ||||
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推理のネタバレはしてませんが、 男性主人公(教授)とヒロインの恋愛イベントに若干言及してますので、そっちの些細なネタバレもおいやな方々は御注意(基本読まれない気味でしょうけど)。 すべてがFになるがそこそこ面白かったので、これも読みました。 推理物としては、真の真相(「心情的な」方面で)がぼかされており、(私が察しが悪いのかも) その辺消化不良気味。 頭いい人に解説して欲しいくらい。 また、演出上は問題ないとはいえ、特定の場面で、性格のひねている私は、露骨なページ数稼ぎに思えて仕方ない場面が少々。 (こちらの邪推なら申し訳ない) 全体にただよう冗長さは、すべFから改善されてるどころか、むしろお約束気味に。 ただ、人間ドラマとしては、主人公とヒロインの関係が、中々ドラマティックで良かった。 当初はこれが完結巻だったらしい事も頷ける、切なく、哀愁があり、主人公も人間として人としてヒロインに覚悟をみせてくれ・・・・・・ついに主人公とヒロインが、伴侶同士に!?と思わせてくれましたが・・・・・・ 真相はぼかしますが、しかし、その、まあ、あかん、ネタバレしたいけど、これしたら衝撃が薄まってしまう。(本作において、主人公とヒロインの関係性部分は、推理部分以上にネタバレしたらあかん箇所やと思う。個人的に) まあ、アンチリア充カップルの私でさえ(例外あり)、本作の主人公とヒロインの初々しさは応援できます。 なんだかんだ真面目ですしね。 ヒロインには一言言ってやりたいですが、まあ主人公が読者の気持ちを代弁してくれ・・・・・・てましたし、恋愛イベントにおけるある種の方向性は、少し高橋留美子先生作品の微笑ましさにも、どこか似ていて。 あ、でも推理物としては、私は烏賊川市の鵜飼探偵シリーズの方が、情報の開示の方向性において、フェアだと思ってます、ちなみに。 こっちのシリーズは少し難解過ぎ。 | ||||
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S&Mシリーズを最初から読んできました。 「封印再度」はもうこのシリーズ読むのを止めようかと思うほどつまらなかったです。 これが一番の駄作であって欲しいです。 | ||||
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ストーリーとは全く関係ないところ、ほんの最初のエピソードで、やられてしまった。主人公の萌絵と友人の世津子との会話だ。 待ち合わせの時間に世津子が遅れる。理由は、出がけにコンタクトが見つからなかったからだという。そして、「なくしたら見つけるのが難しい物のベスト3があるとしたら、第1位はコンタクトだ」と愚痴る。そして、萌絵に残り二つは何だと思うかと尋ねるのだ。 ここまで読んで、自分だったらあと二つは何かを考えた。スマホ、家のカギ、面白そうなパズルが載っていたので後でやろうと思ってとっておいた新聞、スーパーで買う物のメモ…など、経験からいくつか答えを挙げて、当たりはあるかなと思いつつ読み進めたところ、全く思いつかない二つが書いてあった。 萌絵は、「自信と信仰かしら」と答えたのだ。読みながら、自分の回答のつたなさに赤面する私。いや、素晴らしい。私のどこをどう叩いても、この答えは出てこなかった。この質問と回答だけで、筆者は萌絵の性格を見事に描写している。友人に同じ質問をして、この答えが返ってきたら、「森信者だ!」と手を取り合うか、違う世界の住人だったかと、その後の付き合いを考え直すかのどちらかだろう。 それを聞いた世津子もなかなかの曲者で、「違うわよ。仕事と恋人よ」と言う。1位がコンタクトで2・3位がなぜそっちに行くのかと不思議だが、カメラマンという設定の彼女が答えそうな模範解答だとも思える。 二人の答えを読んだ後も、これを超える答えはないかと考え続けているのだが、秀逸な回答は思いつかない。思いつくのは、「親友(友人)」「夢・目標」「希望」など、二番煎じのようなものか、「とても居心地のいいお気に入りのカフェ」「ちょうどいい濃さのカクテルを作ってくれるイケメンバーテンダー」などという考え過ぎの回答ばかりだった。 ミステリーの入り口にも辿り着かないうちに、こんなに楽しめた本は最近ない。本筋の謎も、思いもつかない形で解けていく。ミステリーだけに、何度読んでも同じように楽しめるというものではないが、もう一度くらいゆっくり読みたくなる1冊だ。 | ||||
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中年医師です。鍵の謎解きで物語は始まりましたが何となく結果の分かる展開でやや期待はずれでした。唯一展開に花を添えたのは犀川と萌絵の揺れ動く気持ちを加えてくれたことですね。まあシリーズのなかでこういった作品もありかなという感じです。シリーズの次を期待して読み進めます。 | ||||
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白いバージョンの表紙が欲しかったのですが、それだけが残念です。 | ||||
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ミステリーの主要な要素であるはずの事件のトリックや伏線ももちろん楽しめたが、それとは別に、犀川先生が目の前に広がっている事象をどう捉えて、それをどう言語化するのかという点でも凄い楽しめた。 そしてそれらの言語化された犀川先生のユニークな物事の捉え方が、事件を解く上での重要な要素である点が凄いと思った。 恐らく著者の小説を書く手順は以下の通りだと思う 1普段の生活の中で得られた優れた普遍的な洞察をピックアップする 2それらの洞察から得られた普遍的な法則を適応しないと解けない謎を考える 3、1と2をバランスよく織り交ぜて小説を完成させる。 自分もちょっと真似してミステリーを書きたくなった。 | ||||
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叔母さん、痛快すぎます。 佐々木倫子(動物のお医者さん)あたりにコミック化して欲しい、と思いました。 | ||||
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理系なのでこれは好き。 犀川先生が説明し始める2行前で あっ! ってなれた。 良かったを | ||||
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TVドラマの時見ていて、1番のカラクリは知っているのですが、 封印再度⇔Who insideの言葉遊びが妙に気に入っていて、”いつか読むリスト”から外せなかったわけでありました。 が・・・。 子供の不確かな表現、自然現象で起こる密室、記憶の錯綜で図らずも作られたアリバイ・・・ こんなんで生成される「謎」が、この小説の骨子なわけですよ。 なんてつまらないんだ。 私は「有限と微小のパン」でかなりこき下ろしましたが、この頃からもう駄目なミステリー化は始まってたようですね。 てかやっぱり、このシリーズは創平と萌絵のやりとりを楽しむのがメインなのか。 今回は、妙に感情的に取り乱したりする(犀川)創平が見れて、面白いっちゃ面白いわkですが。 んでも、今作で婚姻届書いていながら、”有限と~”で萌絵のフィアンセがのこのこ出てくるとかなんなん? (まぁどうでもいいけど) でもねぇ、壺と鍵のカラクリは、文字で改めて触れてもよう出来てます。これは素敵。 | ||||
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5作目みたいですが 3作目までは文句なく面白かったのですが 前作はまったく駄目で今作も前作ほどではないけどやっぱり。 なんか完全にラブコメに終始してますよね。 ま、味付けとしてならかまわないのですが完全に主食として 扱ってますよね。 それでストーリ性をもたせているって感じですね。 ま、トリック考えるよりは楽だしね。 期待はずれですけど。 | ||||
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今作ではキャラクタの人間味がぐっと増したように思います。特に犀川と萌絵。 理系の人間、としてイメージされ易そうな、生活感が無く静謐で、随所に細かな拘りがある30代の男性。 知的で好奇心旺盛、育ちが良い故に他人からの好意を臆面なく受け取れるお嬢様。 そんな定規で引いたような綺麗なイメージが、萌絵のある行動をきっかけに崩れました。いやあ、あの部分はトリック云々よりどきどきしたなあ。 意外と単純でわかりやすく、悪く言えば身勝手、わがままな部分が露呈されます。その辺りがこれからの二人の関係性の発展とどう結びついていくのか。楽しみです。 | ||||
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内容については他の方のレビューにて。 こんなにも秀逸なタイトルを目にしたことがあるでしょうか。 「封印再度」「who inside」 ・語呂が合っていてスタイリッシュ! ・両題とも本書の核心を一言で表している こんなに素敵な言葉遊びに触れられるだけで幸せですね。 | ||||
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今回は旧家に伝わる謎の遺産の話。 遺産というか、その家で当時の当主が死んだ謎が壺と箱に隠されて、それが未解決なんですよ。 そして、次の当主も同じ様に謎の死に方をしたのです。 犀川先生の出番がやってきました! 今回は犀川先生ファンにはニヤニヤの展開ですよ。 いつものツンツンな先生が一瞬デレるのです。 一瞬ですよ。ほんとに。 という理由で★多めです。笑 事件はまたまた専門的なことで、でも普通の人はそんなこと考えないような発想。 いくつかの偶然が重なって難事件になったんですね。 娘の事故、孫の証言、犬の証吠え、落ちていた娘のタバコ、鍵のかかった扉、誰の何を信じるのか! いや、みんな嘘をついているわけではないんですけどね。 最終的な動機は人間の死とか死後の世界について達観した人達にしかわからない思想なんですね。 きっと、私はそんなこと真剣に考えないで人生を終えると思います。 ただ、誰かの死を受け容れるためにそういう考え方が必要なんだというのはわかる。 私は死を美化するのは嫌ですけどね。 | ||||
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ミステリーのシリーズ物が読みたくて「F」から順に読んで5作目ですが、 挫折しそうです。。。 ミステリー部分は非常に面白いのですが、 キャラクターが好きになれず日常会話部分は速読のように読み 事件のキーワードがないかだけ確認しつつ流してます(笑)。 どなたかも書かれてますが、萌絵が・・・↓↓↓ 最初は知的だけど活発なかっこいいお嬢様だったんだけど、 今や本当にわがままで嫌な女です。 色気使って無理矢理情報もらった刑事さんが上司に怒られても全く気にしない。 完全に「女に嫌われる女」です。 犀川先生は嫌いではなかったけどいよいよ2人のやり取りには 無意識に眉をひそめてました。 なんかコナン君みたいなんだよなぁ。 蘭ねえちゃんも毎度襲われるしね〜。 あぁ、恋愛カットバージョンで再編されないかな。。。 | ||||
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S&Mシリーズを読んで好きな人にはいいと思います。この作品はシリーズもので、主人公の人間関係が続いているので、はじめて読む人にはあまり向いてません。 この作品は、謎解きよりも主人公の気持ちに重点が置かれているように思います。 | ||||
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相変わらずタイトルにはっとさせられ、「なるほど!」と唸らずにはいられません。 最後の最後まで意味は分かりませんが、それを理解したとき、 やっぱり今回もファンなら読んでよかった、と思うに違いありません。 しかし、今回はメインのトリックが少々強引だったなぁ感じました。 物語全編を通して謎とされた「壷と箱」ですが、 犀川先生も仰るとおり、分かってしまうと「なぁんだ……」というようなもの。 勿論細部に至っては非常に練られたものではありますが……やっぱり強引。 そして殺人事件に関しても、幸(それとも不幸か?)な偶然が積み重なってのこと。 5巻の最大の魅力は、他の方も仰っている通り、萌絵ちゃんと犀川先生の、 とんでもない進展でしょう、いやそれはもうすごいです。 しかし、序盤クリスマス・イヴにあれだけで終わってしまうのは、 なんとも二人らしいというべきか、微笑ましいというべきか……(苦笑) 未読の方はそこら辺を楽しみに、是非ご一読下さい。 ところで巻末の解説ですが、あれ解説なんでしょうか。 完全な自己満足の電波文章というか、ある種気持ち悪さすら感じました。 あんな内容でOKでるならプロもたかがしれますね、女優さんだそうですが。 森ファンならあんなものよりよっぽど親しみやすく分かりやすい文章を書ける人が、 石投げれば一発で当たるくらいいそうなものですが……。 | ||||
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